[過去ログ] 【三姉妹】平沢鬱【末っ子】 (84レス)
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(1): 池沼唯のクリスマス [池沼唯] 2009/12/23(水) 11:28:41 0 AAS
唯「あ゛ーあ゛ー、う゛ーう゛ー」
憂「あら、お姉ちゃん、ご機嫌ね。何かいいことあったの?」
唯「じぐるべーる♪じぐるべーる♪」
憂「ああ、クリスマスの飾り付けしているのね?」
唯「あう (^p^) 」
 「さんたたん♪さんたたん♪」
憂「サンタさんね?お姉ちゃん良くサンタさんのこと知っていたね?」
唯「あう!ぷれぜんと♪ぷれぜんと♪ (^p^)」
憂「えっ!?お姉ちゃんサンタさんにプレゼント貰う気で居るの?」
唯「あーう (^p^)」

憂(サンタさんにプレゼントなんて、お姉ちゃん可愛い〜)ポワ〜
 (よし、ちょっとからかってやろう…フフフ)

憂「でも、お姉ちゃん!プレゼントは良い子だけしか貰えないのよ!悪い子は貰えないのよ?」
 「お姉ちゃんは大丈夫かな〜?」
唯「ゆいよいこ!よいこ! ("p")」
憂「どうかな?今日もうんち漏らしたよね?」
唯「あう……」
憂「それに、お姉ちゃんお勉強全然していなよね?まだ字が書けないもんね?」
 「あれ?お姉ちゃん、悪い子かな?」
唯「う゛う゛−!!ゆい、よいこ!よいこ!("p")」
憂「じゃあ、サンタさんへのプレゼントの手紙書いて見て」
 「字が書ける子はサンタさんにお手紙書けるわよね?」
唯「あう!!」
 「ゆい、さんたたんにてがみかく (^p^)」

そう言って、唯はクレヨンを持って紙にサンタさんへの手紙を書く。
と言っても、憂の言うように、唯はまだ平仮名全部は書けないし、字も汚い。
はっきり言って、何を書いているのか全然分からない。
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(1): 池沼唯のクリスマス [池沼唯] 2009/12/23(水) 11:34:10 0 AAS
しかし、唯はそれでも真剣に書いている。

唯「さんたたん〜♪ぷれぜんと〜♪ (^p^)」

憂(しかし、相変わらず酷い字だなぁ……お姉ちゃん、全然進歩ないじゃんw)

唯「できたー (^p^)」
憂「どれ?見せて?」
唯「これはさんたたんへのてがみ。うーい、さんたたんじゃない!」
憂「でも、サンタさん、お姉ちゃんの字が読めるかな?」
唯「あぅー」

憂(あれ…お姉ちゃん、本気で落ち込んじゃったよw 困ったなあ…)

憂「じゃあ、私がお姉ちゃん代わりに手紙を書いてあげるよ!」
 「そうすれば、サンタさんもちゃんと読んでくれるよ!」
唯「うーい!うーい!(^p^)」

憂(ぽわ〜、この単純なところが可愛いなあ〜)

憂「じゃあ手紙書くから、お姉ちゃんの欲しい物言ってみて?」
唯「あいす」
憂「えっ!?」
唯「あいす!!」
憂「アイスなら、いつも食べているじゃない?そんなのでいいの?」
唯「あう。あいすいっぱい(^p^)」
憂「一杯って……何個ぐらい?」

唯は自分の知っている限りの大きな数を、必死に考えた。

唯「うん〜、こんだけ!!」

と言って、唯は両手を広げた。 

憂「えっ10個?」
唯「あう!!いっぱい (^p^)」

どうやら唯は「いっぱい」というのを、とても大きい数だと思っているようだ。
実際、唯は3までの数しか認識できないから、5個も10個も唯にとっては「いっぱい」である。

憂「(一杯って、お姉ちゃん数が分からないのか…。まあ、ここはそのまま10個ということにすればいいや)」

憂「さあ、お姉ちゃん!手紙が書けたよ!」
 「アイスいっぱいね?」
唯「あうー♪あうー♪ キャッキャッキャ!(^p^)」

憂「さあ手紙も出来たし、もう寝ようね?」
唯「ゆい寝ない!さんたたん見る!(^p^)」
憂「でも、夜に寝ない悪い子にはサンタさんは来ないわよ。お姉ちゃんはそれでもいいのかな?」
唯「あーう!ゆいねるー♪ゆいよいこー(^p^)」

憂はそうやって唯を早めに寝かしつけた。
最初は「寝ない」とか言っておきながら、10分も立たずに唯は眠った。
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(1): 池沼唯のクリスマス [池沼唯] 2009/12/23(水) 11:36:50 0 AAS
憂「お姉ちゃんはホント、単純ねぇ…。でも、単純なお姉ちゃんって可愛いなぁ〜」

憂は唯が寝たのを確認して、唯の部屋を出る。

憂「しかし、アイス10個をどうしよう?今枕元に置いても朝になったら解けちゃうし…」 「まあ、どうせお姉ちゃんは朝寝坊だから、朝起こしに行く時にアイスを持っていけばいいや」

そう言って、憂は一人でテレビを見ていたら、いつの間にか眠ってしまった…

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翌朝

憂「はっ!テレビ見たまま眠っちゃった…。もう朝か…」
 「まあ、今からお姉ちゃんの枕元にアイスを置きに行けば大丈夫っと…」

そう言って憂は買い置きのアイスを取り出そうと冷凍庫を開けた。

憂「しまった!アイスの買い置きが1個しか無い!」
 「ん〜、1個だけじゃあ流石のお姉ちゃんでも誤魔化せないよなぁ…」
 「これから外へ買いに行くのは、寒くて面倒臭いし…どうしよう?」

ふとその時、憂に名案が浮かんだ!

憂「そうだ!この手で行こう!」
 「ウフフ…」

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唯「うぇーーーーーーん!!」

唯の部屋から、いつもの間抜けな泣き声が聞こえてきた。
憂は「やれやれ」という感じで唯の部屋に行く。

唯「うぇーーーん!!」

憂「お姉ちゃん、どうしたの?」
唯「あいすー!さんたたん!あいす、ない!!」
 「うぇーーーん!!」

憂「あれ?お姉ちゃん、ここにプレゼントの箱があるじゃい!」

と言って、憂は今自分で持ってきた箱を唯の前に差し出す。

唯「あー!さんたたーん♪(^p^)」

唯は直ぐに泣き止み、興奮して憂の持ってきた箱を開ける。
余りにも現金な唯の態度に、憂は呆れ返ったがまあ楽しみに唯を見ている。

唯は箱を開け、中身を見た!が、中は空っぽで、紙切れが一枚入っているだけだった。
その紙切れには次のような文字が書かれてた。
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ゆいちゃんへ

じぶんでてがみがかけないわるい子には、プレゼントはあげません。
らいねんはじぶんでてがみがかけるように、おべんきょうしましょう!

サンタより
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唯はこの手紙を憂に読んでもらったあと、その日一日中泣いていた。
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