ここだけ男子高校ただしPCは男装少女PART47 (150レス)
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抽出解除 レス栞 あぼーん

5 ◆f7JK9RIN.g [] 2022/04/02(土) 11:53:19.53 ID:+kOTuST2o(1) AAS
>>4
4: ◆RYO/n8uupE [sage] 2022/03/31(木) 05:53:46.19 ID:Cn8LC4Q90(2/2) AAS
>>904

「勝手に撮るのはやめないか」
パシャパシャされてる間は顔を背けて抵抗。

「本部……? まあ、いい。それで何か糸口が見つかればいいのだけれど」
腕を組んだままというのもあり、考え込む仕草。
「ハッ……手が勝手に……先生、幻術でもかけました?」

驚いた様子を見せるがいい写真が撮れていたようでニッコリ

「どうもあのゴリラ女の技術は地下研だと途中で終わった研究みたいなんですよね……
ふむ、レイさんとライナー君も心配ですけど僕も僕でやれそうなことをするとしますか……」

寮の方へ歩きはじめた
7 ◆f7JK9RIN.g [] 2022/04/04(月) 10:06:45.85 ID:PJJlcEEHo(1) AAS
>>6
6: ◆RYO/n8uupE [sage] 2022/04/02(土) 16:19:57.27 ID:sU++j3kl0(1) AAS
>>5

「はあ……」
あきれ顔だ。

「では、またな。
 私はライナー君に一言報告を入れてから帰るとしようかな」
足を止めて、伊織の背中を見送り。

ほどなくして一言。
「感触は上々、だな」
ーーーーー保健室ーーーーー
「……」

少しの間だけ起きてから全く反応のなかった鈴。綾に握られていた手にかすかに力が入る。
9 霜月 鈴 ◆f7JK9RIN.g [] 2022/04/04(月) 20:34:40.55 ID:OjlDdeb+O携(1) AAS
>>8
8: ◆RYO/n8uupE [sage] 2022/04/04(月) 15:52:07.67 ID:Pk1bAtcCo(1) AAS
>>7

「zz……、ん……?」
気づけば眠ってしまっていた。
ずっと握り続けていた手に違和感を覚えて、目を開ける。
「んっ……」

綾が眠る前に見た時より明らかに顔色は良くなっていた。

「っ!」

次の瞬間、バネ仕掛けのように上半身を起こす鈴。様子を見ようと顔を近づけていたりしたなら危ない!
11 霜月 鈴 ◆f7JK9RIN.g [] 2022/04/05(火) 10:47:01.66 ID:EEoQxRvio(1) AAS
>>10
10: ◆RYO/n8uupE [sage] 2022/04/04(月) 21:54:17.91 ID:Pk1bAtcC0(1) AAS
>>9

「!」
寝ぼけ眼でも顔色が良くなってることは見て取れた。
身を乗り出して、より具合を探ろうとしたその瞬間だった。

「うっ……」
勢いよく起き上がった鈴と激突。
力は強いが頑丈な訳ではないので普通に痛い。額を抑えて蹲っている……。
「んぅー……!」

衝突。鼻を押さえて固まる鈴。
綾がぶつけたのは骨が厚くボクシングなんかでは拳を受け止めたりする額だったのに対し、鈴がぶつけたのは鼻だったらしい。

「うう……」

よろよろと洗面台へ歩いていき顔を洗い、ティッシュで鼻をかんだ。やはり鼻血が出たようだ。

「ふう……大丈夫?ごめんな……」
13 霜月 鈴 ◆f7JK9RIN.g [] 2022/04/06(水) 22:58:33.95 ID:3pPG4sUto(1) AAS
>>12
12: ◆RYO/n8uupE [sage] 2022/04/05(火) 16:46:04.04 ID:LxB4/MjY0(1) AAS
>>11

「だ、大丈夫……」
鈴が出ていってる間に痛みは引いていき。
返ってくる頃には元の様子を取り戻していたが、額はちょっと赤い。

「そっちこそ、どう……ぁ」
出血したのを気遣って鼻先に手を伸ばすが、辿り着く前に手を引いて。
純粋に鈴と会話できることが嬉しくて、笑みを見せた。
「れよりも……おはよう」
「おはよう!心配かけたな……あー……」

タオルを取って冷たい水で絞ると綾のおでこについていた返り血を拭った。

「なんかよくわかんないけどこの揺れ?のたびに保健の先生の言うマナとかエーギル的なやつ?がどんどん戻ってきてる気がする」

地下での戦いの効果が出てきているようだ
16 霜月 鈴 ◆f7JK9RIN.g [] 2022/04/07(木) 12:03:10.76 ID:xjOyrWuno(1) AAS
>>14
14: ◆RYO/n8uupE [sage] 2022/04/06(水) 23:55:48.77 ID:z46n0B6U0(1) AAS
>>13

「……起きてくれれば、それで」
普段から鈴に頼りっぱなしの綾が、
鈴がいないことで多数のアクシデントを起こしたのはまた別の話。

「?」
休み時間や放課後はほぼずっと鈴の様子を伺っていたので周りの動向には疎い。
ライナーや伊織はもちろん、他の人達も含めて地下で戦っていることを知らないでいる。
「ありがとうな」

周りも元気になるようないつもの笑顔。アクシデントなんてしらない

「うーっ……身体のあっちこっちが固まってる感じがする……」

着せられた入院用の浴衣のような服のまま準備運動から柔軟体操、ぴょんぴょんと軽く跳ねるとI字バランス。すらりと伸びた脚が美しい。

「……やっぱ動きにくいな」
18 霜月 鈴 ◆f7JK9RIN.g [] 2022/04/09(土) 22:36:25.98 ID:Weg4w+DkO携(1) AAS
>>17
17: ◆RYO/n8uupE [sage] 2022/04/07(木) 16:06:21.52 ID:vtnFly7N0(1) AAS
>>16

「うん」
笑顔を投げかけられるとまた微笑みを浮かべ、頷きで返す。

軽快な動きを見せる鈴の姿に拍手で応える。
その姿を見ている内に、ふと、綾の頬を涙が伝う。
「よかった……このまま、起きなかったらどうしようって、思ってた、から……」
「着替え着替え……っておいおいおいちょっと泣くなよ……」

着替えを探しかけたところで綾の様子にうろたえる鈴。
運び込まれた時に着ていた学ランは魔法で直って綾の後ろの紙袋の中だが……?
21 霜月 鈴 ◆f7JK9RIN.g [] 2022/04/11(月) 18:52:24.90 ID:FddqYRvMo(1/2) AAS
>>19
19: ◆RYO/n8uupE [sage] 2022/04/10(日) 03:58:11.81 ID:C2wNyn9t0(1) AAS
>>18

「ん……」
指先で涙を拭って鈴の言葉に頷いた。
ずっと保健室に居たからか紙袋の存在には気付いていたようで差し出す。
「さんきゅー」

バサッとやると一瞬で終わっているお色気要素の欠片もない瞬間着替えだ!

「直してくれたの、保健の先生かな?魔翌力おびてる感する……明らかに軽いsきゃうっ!?」

突き上げるような大きな揺れとともに保健室のすぐ横の中庭が爆ぜた。

「っ、大丈夫?」
省2
23 霜月 鈴 ◆f7JK9RIN.g [] 2022/04/11(月) 23:23:05.82 ID:FddqYRvMo(2/2) AAS
>>22
22: ◆RYO/n8uupE [sage] 2022/04/11(月) 19:50:16.56 ID:qgrISiuT0(1) AAS
>>21

「ッ!?」
爆心地はすぐ隣。かなり大きい揺れに身体がぐらつく。
鈴に護られると大人しく後ろで見守り。揺れが収まると横に並んで。

「行ってみる?」
「ああ、ちょっとつきあってくれると助かるぜ。どう考えても俺関係なんだよなアレ……」

砂煙の立ち込める中庭に続くガラス戸を開く鈴。魔法で遮断されていた音が一気に開放された。

『はああああっ!てえりゃあっ!』

破壊音に負けない気合いが響く。どっかで聞いたような声だ。
25 ◆f7JK9RIN.g [] 2022/04/14(木) 09:11:03.95 ID:2tSsJ8AHo(1) AAS
>>24
24: ◆RYO/n8uupE [sage] 2022/04/12(火) 03:26:29.39 ID:hOkbJQkU0(1) AAS
>>23

「わかった」
ハッキリとした気合の籠った返事。
鈴に続きガラス戸を超え、中庭に踏み入れる。
『ああああああああああああ!!!』
『おおおおおおおおおおおお!!!』

白い鎧のレイ・ノーヴェンバー、黒い衣の白髪の鈴が激しく打ち合う。
既にノーヴェンバーは機械鎧が所々欠けた状態でいたるところにヒビが入っており、白髪の鈴もコートを失い所々が破れた黒いタンクトップとズボンになっている。

『もらったあ!』
『っ!』

打ち合いの中で反射的に防御態勢を取った白髪の鈴にノーヴェンバーが突きを放つ。
引き手から目標まで最短で真っ直ぐに最速で放たれた突き、それは緑がかった黄金色に輝く軌跡を描きながら、白髪の鈴が持つ巨大な鉄塊の鉈のような剣に打ち込まれ、その剣にヒビを刻み……

『そいつも……終わりだっ!!!』
省7
28 ◆f7JK9RIN.g [] 2022/04/18(月) 10:03:12.06 ID:pJydpTTOo(1) AAS
>>27
27: ◆RYO/n8uupE [sage] 2022/04/15(金) 20:44:23.28 ID:OaUYk0vE0(1) AAS
>>25

「おいで」
ドアから外に出ると、双頭の機械馬が迎えに来る。
胴から下がる、二本の刀の掛けられた刀掛けを手に取ると背を撫でて。
「ありがとう。いってくる」

「僕も行くよ」
鈴に続き飛び出す。
右回りで素早く回り込み、さらに追撃を重ねる形で刀掛けから一本を手に取り振り抜く。
『……』

逆胴に打ち込まれた一閃。
綾の人間離れした膂力をもって振り抜かれたその得物は普通の人間であればひとたまりもなく上半身と下半身を分断していただろう。
しかし手応えは刃のついていない模造刀で丸太を殴ったかのように浅く、固い。

『まだっ!』
『……!』
『しまっ……うわああああああ!?あぐっ!』

ノーヴェンバーも更なる追撃で飛び蹴りを放つも白髪の鈴はその足を両手で掴んで振り回すと保健室の壁に叩きつけた。
保健の先生により絶対的な守りを誇っていた保健室の壁はとんでもない凶器となった。
省6
32 ◆f7JK9RIN.g [] 2022/04/30(土) 22:58:37.51 ID:Rz5LWAaOo(1) AAS
>>31
31: ◆RYO/n8uupE [sage] 2022/04/30(土) 01:45:05.63 ID:GJrOJtD60(1) AAS
>>28

(硬い……!)
側面に滑り込みながら居合の要領で一振り。
一瞬にも満たない間で振り抜かれたそれが、届かないことに気付くのはさらに短く。

「僕が護る」
すぐさま飛び退き、距離を取って駆けこむのは鈴の元。
稲光をバチバチと嘶かせる双頭の馬を呼び寄せ、じっと白髪の敵を見据える。
「あんな力でつかまれたらトマトみたいにつぶされるかそのまま壁に叩きつけられてぺしゃんこだ。とにかく残心には注意、あとさっきみたいにはさみうちだな……」

ゆっくりと息を吐き、吸い込む。

「いくぞぉっ!!!」

よく通る大きな声で気合を入れながら駆け出した。
34 ◆f7JK9RIN.g [] 2022/05/06(金) 09:14:05.17 ID:vvSY86BOo(1) AAS
>>33
33: ◆RYO/n8uupE [sage] 2022/05/04(水) 18:30:22.19 ID:Man8K49f0(1) AAS
>>32

「わかった」
同じように息を整え、返答と共に一度頷き。
背後の双頭の機械馬に手を翳すと、意図を察してか頭部の12の光が瞬く。
綾の身長よりも大きな一対の剣に形を変化した内の一本を手に取り。もう一つは地面に突きさす。

「……行くぞッ!」
鈴と同じタイミングで大兼を携えて飛び出す。
「はあっ!」

走りながら蒼白い炎を身にまとい身体能力を向上。

「こっちだっ!」

一気に加速し綾の反対側から大きく回り込み、綾が攻撃しやすいように先に仕掛ける鈴。

『むんっ!……はあっ!』
「うわあ!?っ、いけぇ!」
省2
38 ◆f7JK9RIN.g [] 2022/05/20(金) 09:18:14.80 ID:bXJF0718O携(1) AAS
>>37
37: ◆RYO/n8uupE [sage] 2022/05/19(木) 15:27:45.03 ID:YSQKRCTk0(1) AAS
>>34

「任せて……ッ!」
先に飛び出した鈴の声を聞き走り込む。
迅雷を纏い加速すると大剣を両手で握り飛び出す。

「ッ、はぁぁッ!!」
白髪の背中に稲妻を纏った一撃を思い切り叩きつける!
『終わりだ』

背後には目もくれず、白髪の鈴はトスバッティングの要領で打ち上げた鈴の頭目掛け瓦礫でできた得物を振り抜く。

「なんのおっ!」

しかし鈴も命を捨てるつもりで綾に行けと言った訳ではない。気功で足場を作りさらに上へ。

『っ!』
省5
41 ◆f7JK9RIN.g [] 2022/06/20(月) 11:10:05.09 ID:kvrxGeako(1) AAS
>>40
40: ◆RYO/n8uupE [sage] 2022/06/18(土) 01:53:19.95 ID:ptUF6DWG0(1) AAS
>>38

空中でバランスを失い、地面を滑っていく姿から目を離さない。

「……わかってる」
独り言のように、小さく呟いて返事の言葉を口にする。
勢いよく叩きつけた余りに地面に突き刺さった大剣を引き抜き、砂埃の奥に目を凝らす。
「ぶわっ!?」

二人が体勢を立て直し、砂煙の奥へと意識を集中した瞬間、視線の先で起こる爆発。
突風と砂塵が二人を襲う。

「くそっ……てえい!」

気功による衝撃波で即座に振り払う鈴、しかし既に前方に気配はない。

「っ!跳べリョウ!」
省3
44 ◆f7JK9RIN.g [] 2022/07/24(日) 22:03:47.18 ID:nxYeCeFao(1) AAS
>>43
43: ◆RYO/n8uupE [sage] 2022/07/23(土) 02:15:54.18 ID:x9QAKs+i0(1) AAS
>>41

「……ふんっ!」
撒きあがる砂煙を前に、構えた大剣を一振り。
目の前の一体を振り払い、砂煙を晴らす。
視界を澄ました先には……何もいない。

「(下からです!)」
「……ッ!」
内側からの声に導かれ、下を向く。
同時に届く鈴からの声に、反射的に飛び上がる。
大剣を盾に、二人の間を遮るように構えて。
『甘い……!』
「リョオオオオ!」

放たれた左腕の一撃は当初の目標の綾の喉元を捉えることはできなかったものの、綾の得物をかち上げることでガードを崩す。
叫ぶ鈴。
そのまま追撃に入る白髪の鈴と綾の視線が至近距離で交わる。
綾の命運も尽きたかに思われた。

『……ウ……』

が、ほんの一瞬動きが鈍る、かち上げられた剣をそのまま振り下ろせば間に合うかもしれない。
46 ◆f7JK9RIN.g [] 2022/07/28(木) 12:01:27.37 ID:2fIiG/+xo(1) AAS
>>45
45: ◆RYO/n8uupE [sage] 2022/07/28(木) 05:11:33.06 ID:zUJ2pTp+0(1) AAS
>>44

「ッ!!」
弾かれた武器の重さが枷となり、綾の自由を奪う。
執念の籠る眼差しを前に、声すら上げることもできずに、一瞬は覚悟を決めた。
だが、不意に緩んだ動きを見逃さず、打ち上げられた大剣を持前の腕力で引き戻し、叩きつけようと―――した瞬間。

上空から巨大な鋼鉄が二人を分断するように落下し、地面に突き刺さる。
それと同時にもう一つ―――人間よりも大きな鋼鉄の塊、人間の手を模したそれ―――が、鈴の目の前にも落下し、視界の全てを黒く覆った。

同じくして、上空から迫る水の塊が、落下の最中に人の姿へと形を変える。
空中で投げ出された刀を手に取ると、綾を狙う敵へと目がけて振り抜いた。

「……すまない。
省1
『……』

行く手を阻む鋼鉄の降ってきた空を見上げる。

『あ……』

すべてを呪うかのようなその紅い瞳が見開かれる。

『……(ああ……そうか……あたしは……)』
省8
49 ◆f7JK9RIN.g [] 2022/08/05(金) 04:21:29.32 ID:HMqxzR2Mo(1) AAS
>>48
48: ◆RYO/n8uupE [sage] 2022/08/03(水) 01:24:15.78 ID:js3FF73u0(1) AAS
>>46

声が、聞こえた。
聞き間違えるはずのない。紛れもない彼女の声が。
『どういたしまして』
塵と消えてしまうまでのわずかな間、身体を抱きしめて、その瞳を見詰めていた。

「なんとか、大丈夫」
着地のことなど考える間もなく空中に飛び出した綾は地面を転がっていた。
立ち上がると頬についた土を拭いながら言葉を返す。
『……これでよし』
白いキツネのお面を被ってから顔を出し。
省2

「そっか、そいつは何よりだ。
はー、終わったと思ったらどっと疲れが……んん……?疲れは……きてるけど……
なんかさっきまでの力が入らなかったのと逆で力が戻ってくる通りこして流れこんでくるような……なんかヘンな感じ……
…………ふう、終わったんだな……」

綾の横に大の字に転がり空を見上げる。ゆっくりと夕日が沈み、空は夜を迎えようとしていた。

『それじゃあその埋めあわせは晩ごはんと寝床の面倒で手を打とうか。
ああ、今のあたしは謎のお姉さん、レイ・ノーヴェンバーさ。シラナリ』

冗談ぽく言いながら白鳴のところまで来たレイ・ノーヴェンバーはそれなりに軽くないダメージを負っていたのでそのまま白鳴にもたれかかった。
53 霜月 鈴 ◆f7JK9RIN.g [] 2022/09/10(土) 21:07:51.81 ID:k9hhOat6o(1) AAS
>>51
51: ◆RYO/n8uupE [sage] 2022/08/28(日) 03:02:43.32 ID:cqZyd0KO0(1) AAS
>>49

「そっか」
同じように視線を空に投げかけ、何処に定める訳でもなくぼんやりと、暗くなり始めた空を見つめる。
「よかった」

『ああ……うん。わかったよ。レイ』
顔を狐のお面が覆い隠していたせいで表情は読み取れなかったが、思案の間を読み取れる吐息。
けれども、その後には快く頷きと共に返した。凭れかかる相棒を受け止めながら。
「えいっさ、えいさー」

道衣に鉄下駄でランニングをする鈴。昨日の今日でえらく元気である。
57 霜月 鈴 ◆f7JK9RIN.g [] 2022/09/18(日) 17:09:53.81 ID:E68CcsJso(1) AAS
>>56
56: 緑間 纏 ◆RYO/n8uupE [sage] 2022/09/18(日) 02:26:13.84 ID:/18NjbB30(1) AAS
>>53

「一先ず後にした方がいいね……つい早起きしてしまった」
口元に手を当て小さな欠伸を死ながら校舎の方へ戻ろうとする。

元気に早朝ランニングをする鈴の前に見慣れない人間が現れる。
スーツ姿に白衣を重ねた眠たげな表情の女性。年齢はレイや白鳴と同じくらいだろう。
その人物が鈴に気付くと脚を止め「どうしたものかな」という顔で見ている……。
「……おはようございます!」

白衣とその雰囲気から地下の研究員かと少し身構えたが、そんなやつがわざわざこんな朝っぱらから外に出てこないかと思い直し元気に挨拶をする鈴。

「実験の準備かなんかですか?」

理科系教科の教師かと判断したようだ。

初対面の二人。昨日のセクハラ忍者によく似ているが雰囲気はまるで逆だ。
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