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ガロア第一論文と乗数イデアル他関連資料スレ13
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>>160 > つづき > > https://www.ms.u-tokyo.ac.jp/~yasuyuki/ > 河東泰之(かわひがしやすゆき) (Google Scholar Page) > https://www.ms.u-tokyo.ac.jp/~yasuyuki/surikagaku.htm > 河東泰之の「数理科学」古い記事リスト > https://www.ms.u-tokyo.ac.jp/~yasuyuki/suri0806.pdf > 6.河東泰之, 線形代数と関数解析学,「数理科学」 Vol.46-6, pp.39-43, サイエンス社,2008 > > 1. はじめに > 線形代数は線形空間とその上の線形作用素を取り扱う. > ごく基礎的な部分は線形空間が有限次元でも無限次元でも違いはないが,線形代数の中心的な話題,すなわち対角化,ジョルダン標準形,ランクの話などは,線形空間が有限次元でないと話がうまく進まない. > そもそも行列を具体的に書く話が線形代数の中心であり,無限サイズの行列は最初から話に入っていない. > この意味で通常の線形代数は有限次元の理論であると言ってもさしつかえない. > これを無限次元で考察するのが関数解析学である. > しかし,単に無限次元の線形空間やその上の線形作用素を考えたのでは,手がかりが少なすぎて,意味のある一般論はほとんど何も展開できない. > そこで新たな手法が必要になる.それが収束の概念である. > これを導入し,位相的な考察を加えた無限次元の線形代数が関数解析学である. > そもそもなぜ「関数」解析というのだろうか.それはさまざまな関数のなす無限次元空間が基本的な対象だからである. > 関数解析学成立の重要な動機を与えたのは,微分(あるいは積分)方程式と量子力学である. > これら二つについては本号の特集でそれぞれ別に記事があるのでここでは詳しいことは書かないが, > 前者については関数が出てくるのは当然であり,後者についてもさまざまな関数が物理的状態を表すものとして現れることに注意しておこう. > 以下,線形代数が無限次元でどのような形を取るのか見ていくことにする. > > 2. ヒルベルト空間とバナッハ空間 > まず線形作用素の前に線形空間がなければ話が始まらない.通常の線形代数では,基底の話は重要であるが,それ以外にはあまり中身のある話はない.たとえば線形空間の公理自体にたいして中身があるわけではない.通常の微分積分学では,数列の収束が基本的な概念である. > 略 > 線形空間としての基底,すなわち任意のベクトルを有限個の基底ベクトルの線形結合で表せるものはいつでも存在するが,無限次元線形空間でそのようなものを考えてもほとんど役に立たない. > かわりに有用なのは,任意のベクトルを無限個のベクトルの線形結合で表すことである.ヒルベルト空間では,これを実現する正規直交基底を取ることがいつでもでき,有限次元空間とよく似た話が無限次元でも展開できる.フーリエ級数はその具体例として大変重要なものである. > これに対し,一般のバナッハ空間の設定では基底の一般論はやっかいであり,あまりはっきりした結果は得られない. > ノルムがうまく定められないが自然に位相の入る線形空間もあり,さまざまなクラスが研究されているが簡単のためここでは省略する. > 以下略 > (引用終り) > 以上
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