ミッションコンテストNo.3『生存限界 −LIVING END−』 (164レス)
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8(1): 将『ザ・ジェネラル』 2011/08/25(木) 00:18:33
>>77(1): → 2011/08/24(水) 23:59:34
>>6
『塚本』は独身で、結婚歴も無い。
その家族構成までは、聞いた覚えが無かった。
『西脇』という名には、どこか聞き覚えがあった・・・・・・・・・・・・・・・・・。
君は、他の弔問客同様に焼香を済ませる。
程無くして式は終わり、半分程の弔問客が通夜振舞いの席へと移動した。
事務用の長椅子が5つ程、並行に5列に並べられた席には、様々な料理や飲み物が並んでいる。
特に決められた席は無かったが、君は一番隅の席にポツリと座った。
「『花レ身』君・・・・・・・・・」
ふと、隣の席の中年女性が君の名を呼ぶ。
それは、『大谷』という看護士で、病院では見知った仲の看護士の1人だった。
恰幅の良い大柄な女性で、唐揚げを口に放り込みながら、君の方を見ている。
『西脇』については然るべき時になれば思い出すだろう。
「ああ、大谷さん……。この度はなんというか、突然の事で…………」
『大谷さん』に深々と礼をする。
「『塚本先生』は、俺なんかにも分け隔てなく接してくれた。
おいそれと恨まれるような人じゃあないと思うんですけど、なんであんな死に方を……」
そう言いながら『大谷さん』を眺める。『塚本先生』の殺された理由に心当たりがあるのなら、
何かしらの反応があるのではないだろうか。願わくば、中年女性特有のおしゃべり癖で、
知っている事を話してくれるならありがたいのだが。
9(1): → 2011/08/25(木) 00:48:20
>>8
「ええ、本当に・・・・・・・・・・」
『大谷』が、頭を下げ返す。
「私も、最初は『強盗』かと思ったんだけど、どうも違うみたいなのよ。
何も盗られて無いみたいで・・・・・・・・・・・・・・怨恨とも思えないんだけど、どうなのかしらねぇ?
『花レ身』君は、何か聞いてない?」
口早に言いながら、『大谷』は再び唐揚げを口に入れた。
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