ミッションコンテストNo.3『生存限界 −LIVING END−』 (164レス)
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15(1): → 2011/08/25(木) 10:57:47
>>1414(1): 将『ザ・ジェネラル』 2011/08/25(木) 08:01:02
>>13
「ああ、もしかしてニュースで言ってた『行方が分からない看護士』ですか」
もはや俺も、唐揚げを箸で摘みながら言った。
もし将来この行為が自分に不利益をもたらすとしても、後悔はない。
そして記憶を辿り、自分がその看護士、『西脇君』に会ってないか、何か知ってないか思い返す。
「『亡くなった』なんて小耳に挟みましたけど、行方が分かったって事なのかな。
あと、先生は『夜勤中』に亡くなったって話だったと思うんですけど、
『西脇さん』以外のスタッフは皆居たんです?
夜勤中にそれだけスタッフが残っているというのは、何か理由があったんですかね」
あるいは『クリニック』という事だし、スタッフ総数自体が少なかったのだろうか。
自身の記憶を思い返す。
「そうそう。」
『大谷』が頷く中、君は大皿に盛られた唐揚げを1つ摘んだ。
『西脇』という名に合致した人物は、思い出せない。
『グジュッ』
口に放り込んだ唐揚げを噛むと、まだ熱の残った肉汁が口の中に溢れ出す。
ニンニク醤油で味付けされた衣は、サクサクと心地良い食感で、鶏肉の豊かな
弾力とのコントラストが、噛み締める毎に調和されて行くのを感じた。
『大谷』も再び唐揚げを摘み、口に入れる。
「『西脇』君は、少し前に見つかったらしいわ。
病院の近くの・・・・・・・・・・ホラ、新しく建ったマンション。
あそこから飛び降りたんだって。
そういえば、昨日の夜勤は先生と『西脇』君だけだったわ・・・・・・・・・。」
病院は、3階建てで大きめのアパートと言った規模だった。
入院患者も数人いるらしかったが、勤務する看護士達は決して多く無かった。
医師は、『塚本』を含めて2名。
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