FreeBSD使ってて「こりゃ普及する訳ない」と思った時4 (181レス)
上下前次1-新
1(1): 2012/01/14(土)18:14 AAS
秀丸とBecky!が動かないと知った時
2: 2012/01/14(土)18:14 AAS
過去スレ
FreeBSD使ってて「こりゃ普及する訳ない」と思った時3
2chスレ:unix
FreeBSD使ってて「こりゃ普及する訳ない」と思った時2
2chスレ:unix
FreeBSD使ってて「こりゃ普及する訳ない」と思った時
2chスレ:unix
3(1): 2012/01/14(土)21:34 AAS
とある勉強会に参加した。
昔BSD界隈で有名だったAさんを見かける。
BSD時代の『過去』を知る僕を見かけてAさんは少し嫌な顔をする
BSDの話はご法度だ。
「最近のFedora あれですね」
Aさんはホッとした表情で
「ああいうのもありなんだけど(笑)」
ディストリの話で少し盛り上がる。
もう一人BSD界隈で有名だったSさんもいる。BSD時代の事は触れちゃいけない。
「こないだお客さん先で久しぶりにsubversion 使いましたよ?」
「俺もsubversionとか使い方忘れたな?。最近はgitだけだよ」
誰にだって忘れたい思い出。触れて欲しくない過去がある。
そんな過去を振り返らずに、前に向かっている歩いている
技術者の人たちを見ると、頑張って欲しいと思う。
4(1): 2012/01/14(土)21:35 AAS
お茶の水の大手書店のコンピュータ書籍のコーナーで本を探していたら
Tさんとバッタリ会った。
「お久しぶりです」
「ああ」ちょっと照れくさそうにTさんは笑う。
Tさんもここ数年めっきり人前に出ることが無くなった人だ。
「最近は研究会とか来られないんですか?」
「うん、、僕がBSDやってた事、みんな知ってるからね、ちょっとね、、」
そうだった。Tさんは昔BSD界隈では名前の知れた人だった。
ちょうど眼をやった書架にS誌のバックナンバーがあった。BSD特集だ。
「BSDの記事を載せるのって今じゃこの雑誌位ですよねー」
と僕が話を振ると、
「恩靴の彼が今でも新機能を大げさに書き立ててるんだろ」
Tさんは少し声を震わせる。
「BSDの新機能って結局あれなんだよ、実際には、、」
「まあそうですね」
「彼は確信犯なんだろうけど、若い人には僕みたいになって欲しく無い」
「・・・・」
そう言って、Tさんは去って行った。
Tさんの無念を思う時、新しい犠牲者を無くしていきたいと強く思う。
5(1): 2012/01/14(土)21:36 AAS
「時代っていうか、そういう時代だったんだよ」
Fさんはコーヒーをスプーンでかき混ぜながら、低い声で話す。
今は実家のコンビニを手伝っているというFさんと喫茶店で待ち合わせた。
「雑誌やムックとかが出てこれからはBSDだって、そんな時に俺達はど真ん中に
いたんだよ」
そうだ、かつてFさんはBSDの開発の中心付近で活躍していた人だ。
投稿したパッチの数は当時一番だったかもしれない。
「純真だった、じゃ済まないよね。大人の社会だし、、」
「誰かが責任を取らないとね。だから僕が責任を取るんだ。
今じゃコンビニのPOSぐらいかな。コンピュータを触るのは」
「でも、BSDに関わってたAさんはSさんは少しづつ復帰しているし、、」
と僕。
「彼らの罪は軽いんだよ。僕は張本人だしね。
BSDはね。本当はあれだったんだ、、 だから僕だけは許されないだろ」
Fさんの言葉は重い。
"BSDは本当はあれだった " 、、そうだ、その事に当時みんな気が付かなかった。
気が付いていた人達は決してBSDに近づかなかった。
気が付いた時は手遅れで、多くの仲間がBSDを去って行った。
去っていくだけなら良いが、陽のあたる所に出られなくなった人も多い。
中心にいたFさんは今も苦しんでいる。
責任感の強いFさんは全てを引き受けて、 今は地方都市で、プログラミングと離れ、
ひっそりと暮らしている。
Fさんに全てを押し付けて知らん顔をしている人が、
今でもいる事を忘れてはならないと思う
上下前次1-新書関写板覧索設栞歴
あと 176 レスあります
スレ情報 赤レス抽出 画像レス抽出 歴の未読スレ AAサムネイル
ぬこの手 ぬこTOP 0.527s*