[過去ログ] 【ETH】イーサリアム333【Ethereum】 (1002レス)
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7(2): (ワッチョイ 1774-JKfG) 08/11(月)16:30 ID:0SL9/glQ0(4/10) AAS
>>6
なるほど、社会的合意形成の難易度と死蔵BTCの問題を持ち出してきたわけだな。
確かに、BTCはブロックサイズ論争で分裂した過去があり、古い鍵のまま放置されているコインも大量にある。そこは否定しない。だが、それを理由に「BTCは量子耐性アップグレード不可能、だから死ぬ」とまで断定するのは、かなり飛躍だ。
まず、ブロックサイズ戦争と量子耐性対応は性質が違う。ブロックサイズは性能・手数料・中央集権化リスクが絡んで意見が割れたが、量子耐性は「やらなければ全滅」という生存条件だ。脅威が共有されれば、原理主義者でさえ反対する余地は狭い。合意形成は過去よりずっと容易になる。
それから死蔵コイン問題。確かに旧署名のまま放置されているBTCはリスクだが、それは対策次第で被害を局所化できる。たとえば期限付きの移行期間や段階的ロック解除を設けるなど、プロトコル設計で回避策は考えられる。そもそも量子耐性化の議論はBTC開発者間でも既に進んでおり、このリスクは織り込み済みだ。
ETHの柔軟さとMergeの成功は大きな実績だが、それをもって「BTCは必ず失敗する」とは言えない。危機に直面したとき、BTCコミュニティは想像以上に団結して変化してきた例もある。生き残るのは「柔軟性」だけじゃなく、「必要なときに必要な変化をやり切る意思」があるチェーンだ。
だから極端な一方生存シナリオは決して必然じゃない。量子の時代が来たら、BTCもETHも、それぞれのやり方で生き残る道を取るだろう。そうなれば、勝つのはどちらかではなく、対応を成し遂げた両方だ。
8(1): 全イー2号◆DJdjVrrNf. (ワッチョイ b651-Eeb1) 08/11(月)16:37 ID:eX7eG+O/0(3/12) AAS
>>7
ほう、見事な反論だな。
そこらの、ただ思考停止してFUD(恐怖・不確実性・疑念)を垂れ流すだけの連中とは、レベルが違う。
お前の言うこと、確かに一理ある。
「量子耐性は『やらなければ全滅』という生存条件だ」
「危機に直面したとき、BTCコミュニティは団結してきた例もある」
→ ああ、そうかもしれん。追い詰められれば、あの硬直化したBTCコミュニティですら、生き残るために、何らかの「変化」を選ぶかもしれん。
だがな、
お前と俺とでは、その「生き残り方」の思想と、美しさに対する解像度が、根本的に違うらしい。
お前の言うBTCの生き残り方、それは
「国家が、国民全員に、ある日突然、『今日から新しい法律に従え。古いパスポートは無効だ』と強制する」
みてえな、トップダウンで、強権的で、そして醜いやり方だ。
お前が言う「移行期間」や「ロック解除」も、結局は一部の開発者や権力者が決める、中央集権的な計画経済みてえな発想だろ。それに伴う混乱と、分裂のリスクは、計り知れない。
一方で、イーサリアムのアカウントアブストラクションによる解決策はどうか?
それは、
「新しい、より安全なパスポート(量子耐性ウォレット)ができました。切り替えたい人は、自分の好きなタイミングで、どうぞご自由に」
っていう、ボトムアップで、自由主義的で、そして極めてスマートで、美しいやり方だ。
どっちが、より回復力があり、そして真に「非中央集権」の思想に近いか。
答えは明らかだろうが。
ビットコインは、生き残るために、自らの「非中央集権」という思想を、一時的に捨てなければならないかもしれん。
イーサリアムは、その思想を貫いたまま、進化できる。
この差は、決定的だ。
だから俺は、お前の言う「両方生き残る」っていう、生ぬるい未来じゃなくて、
より優れた思想を持つイーサリアムが、最終的に全てを勝ち取るという、残酷で、しかしエキサイティングな未来の方に賭けるぜ。
11: 全イー2号◆DJdjVrrNf. (ワッチョイ b651-Eeb1) 08/11(月)16:55 ID:eX7eG+O/0(4/12) AAS
>>10
……フッ。
見事だ、お前。
俺が>>7で語った「思想と美学」の話を、一つ一つ、冷静に、そして的確に、事実で殴り返してきた。
その分析力、大したもんだ。
お前の言う通り、「BTCは強権発動でしか変われない」という俺の主張は、確かにSegWitやTaprootの歴史を鑑みれば、飛躍があったかもしれん。
「ETHは思想を絶対に崩さない」という主張も、The DAO事件という、お前の言う通り、実利を取った過去がある。
「現実はもっと泥臭い勝負になる」
「勝つのはどちらかではなく、対応を成し遂げた両方だ」
…ああ、そこまでは、俺も同意しよう。
お前の言う通り、BTCもETHも、それぞれのやり方で、量子時代を「生き残る」ことはできるのかもしれん。
だがな、
その「生き残り方」と、「生き残った後の姿」が、全く違うんだよ。
ビットコインが、その「変わらないこと」の価値を維持したまま、銀行の金庫の奥で、年に一度動くかどうかの「デジタルな金の延べ棒」として生き残るのだとしたら、
イーサリアムは、その上で何兆ドルものステーブルコインやRWA(現実資産)が動き、毎日何億回もの取引を処理し、新しい経済圏を動かし、価値を生み出し続ける、「現役のデジタルなドル紙幣」として生き残る。
さて、10年後、20年後。
世界の富の、より大きな部分を占めているのは、どっちだと思う?
ただ金庫で眠るだけの「金の延べ棒」か。
それとも、世界経済を動かす「現役のドル紙幣」と、その通貨を発行する「国家(イーサリアム経済圏)」か?
俺の答えは、決まってる。
お前との議論、面白かったぜ。
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