仮想通貨インフルエンサー総合スレ★149 (688レス)
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290: 09/11(木)15:25 ID:VZ1NQaPn(1) AAS
SWIFT接続が決める仮想通貨の命運
大規模資金を扱う年金基金、ヘッジファンド、多国籍企業などは、必ず銀行を経由して資金を移動させます。そして銀行の国際送金基盤はSWIFTです。そのため、仮想通貨がこのネットワークに接続できなければ、実需に基づく大口資金はほとんど流入しません。また、マネーロンダリング防止やテロ資金供与対策などの国際規制もSWIFTに準拠しているため、接続できない仮想通貨は銀行や規制当局から信頼を得ることが非常に困難です。
加えて、SWIFTは毎日数兆ドル規模のメッセージを処理しており、その圧倒的なネットワーク効果は、どのブロックチェーンも簡単には代替できません。銀行は日々の業務をSWIFTに接続しながら運用しているため、他のネットワークに一斉に切り替えることは現実的に不可能です。この絶対的優位性が、仮想通貨の命運を左右する最大の要因となります。
もし仮想通貨がSWIFTに統合されれば、流動性と信用を一気に取り込むことが可能です。しかし、接続できなければ投機的な並行ネットワークにとどまり、限界が訪れるでしょう。例えば、ビットコインやイーサリアムの1日あたり取引高は数十億〜数百億ドル程度に過ぎず、SWIFTの日次処理額と比べると1桁〜2桁以上も小さい規模です。さらに、その多くは投機や個人間取引であり、企業決済や貿易決済での使用は非常に限られています。こうした状況を踏まえると、金融インフラの本流に参加するには、SWIFTや銀行ネットワークへの接続が不可欠です。
現実の例もあります。SWIFTの中枢IT戦略を掌握するCIOは、XRPを公然と「死んだチェーン」と断じました。これは単なる揶揄ではなく、戦略的に接続を断絶する意図があると見なせます。この立場を覆してXRPを接続することは、SWIFTにとっても体面上非常に難しく、結果としてXRPは本流の金融資金の流れに組み込まれる道を失い、限られた投機市場にとどまる可能性が高いのです。
他の主要通貨にも課題があります。
ビットコイン:価値保存手段として認知されているものの、ネイティブでスマートコントラクトを扱えず、SWIFTの条件付き決済や複雑な金融取引には適合できません。
XRP:メインネットではスマートコントラクト非対応であり、外付けのFlareやサイドチェーンが必要です。
Solana:高速処理は優れるものの、垂直統合型で分散性が不十分であり、ノード停止や障害も繰り返されています。国際金融インフラに必要な「耐障害性」と「検証の多様性」の観点から信頼を得にくい状況です。
一方、イーサリアムは異なる道を歩んでいます。オープンソースのイーサリアムクライアントであるHyperledger Besuは、国際標準メッセージ規格であるISO20022(銀行間で使われる国際標準規格)に準拠しており、すでにSWIFTとのCBDCおよびトークン化資産の実証実験(第2フェーズ)の最終段階に組み込まれています。今年にはライブトライアルも予定されており、既存金融システムと直結する基盤が着実に整備されています。ビットコインやXRPは、SWIFTの高度な業務要件をメインネット上で満たすことは困難です。
結果として、金融インフラの本流に入る可能性が最も高いのはイーサリアムです。SWIFTに接続できない仮想通貨は投機市場にとどまり、実需資金を取り込むことは難しいでしょう。一方、SWIFTや銀行との接続を進めるイーサリアムは、投機を超えた実需資金を吸収し、未来の国際金融インフラの中核となる可能性を高めています。SWIFTは揺るぎない絶対王であり、このネットワークに接続できるか否かが、仮想通貨の命運を決定するのです。
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