【細田守】果てしなきスカーレット・肯定派専用2 (821レス)
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(1): 12/19(金)18:30 ID:3g9k79XP(4/8) AAS
香港のレビュー

外部リンク:www.filmcritics.org.hk

「果てしなきスカーレット」:支配と許し
著者:鄭正
2025年12月13日

細田守監督・脚本の『果てしなきスカーレット』は、ヒロインの名を題名とした作品である。Scarletという名前を分解すると、一方でハムレット(Hamlet)を連想させ、他方で傷痕(Scar)を意味する。この物語はシェイクスピアの悲劇を呼応させつつ、傷を負ったハムレットの物語でもある。

『ハムレット』には数々の名台詞がある。例えば「弱き者よ、汝の名は女なり」 (Frailty, thy name is woman)といった名台詞があるが、細田守監督・脚本による『スカーレット』が描くのは、強靭な女性スカーレットの姿だ。彼女は死と向き合い、死から蘇る。復讐劇でありながら、平和を愛する女王の成長物語でもある。旅路には大小の試練が待ち受け、政治理念も育まれていく。純真な少女だった王女は復讐者となり、 「死者の国」を通り抜け、再び故郷へ戻り、女王へと昇華していく。

細田守は冒頭から、まるで逆さまになった世界——苦海のような空を提示する。主人公はすでに死んでいるが、虚無にはならず、死者たちの国でなお生きる力を保っている。映画の核心は憎しみと許しの二項対立であり、復讐者は逆に許しを学ぶのだ。
560: 12/21(日)20:15 ID:LDjaSaGi(2/2) AAS
Xでは海外評価いいと書かれてる
北米限定公開分かな?

香港のレビューも高評価

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