[過去ログ] 【細田守】果てしなきスカーレット・肯定派専用2 (1002レス)
1-

このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
次スレ検索 歴削→次スレ 栞削→次スレ 過去ログメニュー
399: 12/15(月)16:30 ID:h3KnpoPv(5/5) AAS
確かに、スカーレットは間もなく聖(声:岡田将生)という現代の救急救命士に同行される。彼の仕事は明らかに人命救助であり、その任務に長け、心から使命を信じているため、敵の死のみを気にかける女性スカーレットとは対立する。クラウディウスの様々な同盟者——スカーレットの父を殺した処刑人たちや、より馴染み深い名前であるポローニアス(声:山路一弘)とその息子レアティーズ(声:柄本時生)、ローゼンクランツ(声:青木崇高)、ギルデンスターン(声:染谷将太)——に傷つけられた彼女を、彼は癒すことができる。

しかし聖は、スカーレットの葛藤に平和的な解決策を見出そうとも決意している。それが叶わぬ場合、戦いで傷ついた新たな友人の敵を助けることも厭わない。この映画の行動には深い哲学的関心が込められている。なぜならここに、人間性の異なる見解と、人類が長い戦争の歴史を乗り越えられるかどうかを体現する二つのキャラクターが存在しているからだ。

スカーレットと聖書の議論や論争が幾分反復的で主題に深く踏み込まない部分もあるが、それでも細田守の脚本が最も有名な復讐劇をこれほど独創的に活用する様は圧倒的だ。さらに重要なのは、本作のデザインとアニメーションが驚異的である点だ。細田監督とチームは、クラウディウスが支配する城を再び取り囲む巨大な群衆、雲間を静かに漂い神秘的な信仰に背く者へ不自然な雷を落とす大竜、そして暴力の虚しさを映す本作の世界観の空虚な延長のように感じられる、幽霊が徘徊する不気味な冥界を生き生きと描き出す。

『スカーレット』は複雑で印象的なアニメーションによって描かれた数々の驚異に満ちた作品である。同時に、提示される美学ほど複雑でも豊かでもないが、思慮深く賢明に提示された思想の映画でもある。
1-
あと 603 レスあります
スレ情報 赤レス抽出 画像レス抽出 歴の未読スレ AAサムネイル

ぬこの手 ぬこTOP 0.017s