[過去ログ] 【細田守】果てしなきスカーレット・肯定派専用2 (1002レス)
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101: 12/10(水)10:37 ID:MQTUb2Xq(4/8) AAS
やがてスカーレットは、現代から来た看護師・聖(岡田将生)と出会う。聖は「間違いだ」と主張する――自分が死んでいるはずがないと。血に飢えたスカーレットがクラウディウスを追う旅に聖が同行するうちに、二人の間に絆が生まれ始める。その旅路では、クラウディウスの大部隊との戦いが待ち受けていた。アムレットと同様、ヒジリは平和と愛を信じる。本作の大半は、彼とスカーレットが異なる世界観を議論する場面で占められる。細田監督は平和主義のメッセージを特に巧妙に描いているわけではないが、復讐は何も解決しないと主張する一方で、脚本兼監督は極めて効果的なアクションシーンの数々を次々と繰り出していく。

キャラクターのアニメーションは比較的シンプルで、スカーレットと聖の体の動きはやや硬い。しかし、2021年カンヌ出品作『ベル』で示したように、細田守は印象的な世界を創り出し、強烈な感情を呼び起こす場面を演出する天才だ。時折、異世界は燃え盛る砂漠や不気味な月面風景を思わせる。スカーレットが死後の世界の不気味なルールを理解し始めるにつれて。(異世界で殺された者は死よりも悲惨な運命を辿り、塵と化し「無」という恐ろしい領域へ堕ちる)スカーレットは『ハムレット』から大胆に逸脱しつつも、死と権力への陰鬱な執着を継承。それは王女と殺戮を企む叔父の衝撃的な対決で頂点に達する。

悲嘆に暮れる主人公が復讐を求める物語は決して初めてではない——予想通り、スカーレットは暴力の限界について厳しい教訓を学ぶことになる。しかし本作はこうした定型を超え、クローディウスを含む後悔に満ちた死者の群れが彷徨う鮮烈な冥界を描き出す。さらに細田監督はスカーレットと聖の心温まる友情を巧みに織り込み、予期せぬ喜びに満ちたダンスシーンでその絆を輝かせる。時代も価値観も異なる二人が、やがて互いのリズムを見出していく姿が胸に迫る。
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