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278: 2020/12/03(木)04:34:25.41 ID:U9IYwh900(1/4) AAS
>>1

従軍記者として直に取材したスターリングラード戦を基軸に据えつつも
ナチズムとスターリニズムは鏡像関係を喝破した名著

外部リンク:jp.rbth.com
外出自粛中に読めるロシアの五大大河小説

ロシアの作家は冗長で文が長いことで有名だ。だが、その作品の多くはまさに傑作である。今こそ読む時だ。

5. ヴァシリー・グロスマン『人生と運命』
みすず書房
(ロシア語版で880ページ)

この大河小説も「20世紀の戦争と平和」と呼ばれており、第二次世界大戦中の複数の家庭の運命を描いている。
グロスマンは従軍記者としてスターリングラードの戦いを取材したため、小説の時間軸は1942年から43年に設定されている。

戦時中に人々が克服した最も恐ろしい苦しみの数々がこの作品には反映されている。
グロスマンは疎開、家族の離散、ホロコーストについて書いている(著者は実際にウクライナでナチスに母親を殺害された)。
グロスマンはソ連における反ユダヤ主義とスターリンの大粛清にも触れ、
家族の誰かが逮捕されれば友人からも隣人からも見放されるという事実を描き出している。

『人生と運命』はスターリン体制に非常に批判的だったため、作品はまるで推理小説のような運命をたどった。
原稿はKGBに押収されたが、写しが幸い西側に送られ、そこで出版されたのだ。

外部リンク:jisyameguri.jugem.jp
ガーディアン必読書1000 を読む

419 『人生と運命』 ワシリー・グロスマン

>ソビエトにおいて、人は自分の判断で物事を行ってはならない、
>命令にただ忠実な機械となれ、とするスターリンのやり方は、
>人に個性、知性を持つな、判断をするなという「人間の自由」を剥奪するものでしかない。
>その末席にいる官吏たちの仕事ぶりは、どこまでもずさんで横柄だ。

>そして、ヒトラーがユダヤ人殲滅を行ったとき、スターリンはそのやり方をソヴィエトに持ちこみ、
>国内のユダヤ人や少数民族に猛威を振るったのだ。

>だからこそ、作者は何度も繰り返し言う。
>ドイツのナチズムとソヴィエトのスターリン主義は同じ全体主義だ、と。

邦訳も3分冊の大著ですが著者が創作の際に影響を与えたという
トルストイの「戦争と平和」を読破できた方なら大丈夫でしょう
読み終えた時・・・・トルストイの名著に負けないくらいの充実感が得られるはずです
省1
338: 2021/01/23(土)14:56:29.41 ID:0t9I/kw40(6/6) AAS
フェリクス・ダダエフ(左)とヨシフ・スターリン(右)
画像リンク[jpg]:cdni.rbth.com
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車から降りるヨシフ・スターリン、1940年代
画像リンク[jpg]:cdni.rbth.com
情報総局の一員に守られているスターリン
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フェリクス・ダダエフ
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