ひびき高等学園(元戸畑中央高校) (573レス)
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361: 2019/09/01(日)12:09 ID:w2jBics90(1/3) AAS
欧米諸国のエコノミストらは以前から、中国経済が持続的に成長するためには
米国のような消費スタイルを持つ人々が必要だと指摘してきた。
そして今、そうした消費者層が中国にも現れた。若者たちだ。
上の世代の人たちは、社会のセーフティーネットが弱い環境下で経済的混乱期を生きてきたため、質素な倹約家だった。
しかし、1990〜2009年に生まれた3億3000万人以上の中国人の生活様式は、ずっと米国人に近い。
電子機器の購入や娯楽、旅行にお金をつぎこむ。
こうした自由気ままな消費は、経済状況が厳しい今、同国経済を多様化させる一助となっている。
中国政府は過去何十年にもわたり、輸出とインフラ建設に依存する形で成長を促進してきた。
しかし、米トランプ政権の対中関税攻勢を受けて、最近は景気減速の兆候が出始めている。
新たな消費パターンは、電子商取引大手 アリババグループ 、
ネットサービス大手 テンセントホールディングス などのハイテク企業に利益をもたらしている。
これらの企業の急速な成長が、中国経済の活性化に寄与している。
しかし、こうした消費にはすべてマイナス面がある。
若い世代の消費のための借金を背景に、過去数年間で家計の債務は急増した。
高水準の企業債務と政府債務は以前から中国政府にとって懸念材料だった。
一部のエコノミストは、家計債務の増加を受けて社会全体の債務負担が管理不能となり、
中国の成長を阻害することを不安視している。
エコノミストの中からは、将来の問題を回避するためには、
家計債務の伸びが、より持続可能な水準に抑制される必要があるとの声も聞かれる。
これは中国経済への新たな逆風になるかもしれない。
彼らが描く最悪のシナリオは、高水準の政府、企業、家計の債務が景気減速を悪化させ、
中国国内でより広範な信認の喪失を招く可能性があるというものだ。
上海でマーケティングの仕事をしているリュー・バイティンさん(25)は、
月1万元(約14万9000円)の給与をすべて使い切るという。
全体の約3分の1は家賃に消え、残りは食事、趣味の裁縫、外出、音楽、その他の物品購入に費やされる。
今のところ、借金を抱えてはいない。
362: 2019/09/01(日)12:09 ID:w2jBics90(2/3) AAS
上海でショッピングを楽しむリュー・バイティンさん
リューさんは最近まで、衣料品レンタルサービスの会費として、毎月70ドル相当を支出していた。
「たくさんの風変わりな服を試すことができる」との理由で、このサービスを気に入っていたという。
リューさんは、メッセージアプリ「微信(ウィーチャット)」の様々な製品を推奨するアカウントをフォローしており、
このアカウントで幾つかの化粧品ブランドを見つけた。
その多くは中国のブランドだった。
「私の親の世代は、そこそこの仕事、安定した仕事に就ければ、それで十分という考え方だった。
彼らにとってやるべき事は、お金を貯め、家を買い、子供を育てることだった」。リューさんはそう話す。
「私たちは、お金は使うものだと考えている」
リューさんの両親は、3年間働いていくら貯金したのかと繰り返し聞いてくるという。
それに対する返事は
「ごめんなさい。たぶん貯金はゼロ。私の友達はみんなこんな感じ。私たちは貯金していないし、それを気にしてもいない」
というものだ。
アリババの張勇(ダニエル・チャン)最高経営責任者(CEO)は昨年11月に記者団に対し、
中国では若者が「消費の中心的な原動力になった」と述べていた。
同社は毎年「独身の日」と呼ばれる大型のセールを行っているが、
直近の独身の日の24時間にアリババが販売した商品の総額はおよそ308億ドルに上った。
この時の顧客の半分近くは、1990年以降に生まれた世代だった。
363: 2019/09/01(日)12:10 ID:w2jBics90(3/3) AAS
6枚のクレジットカードにまたがる総計1万1000ドルの負債を抱える若者も
フォルクスワーゲン (VW)グループ・チャイナの市場調査・顧客インテリジェンス担当責任者を務めるシュウ・ヤ氏によると、
中国の自動車購入者の4分の1近くは30歳未満で、その比率は2025年までに約60%にまで増えるとみられている。
同氏は30歳未満の顧客が中国でのVWの未来にとって極めて重要だとみていると話す。
同社は今夏、中国のあまり開発が進んでいない都市で、若者を狙った3つのエントリーレベルのモデルを投入する計画だ。
若者の消費力は、高級ティーサロンの「喜茶(ヘイティー)」や
スターバックス のライバルである「瑞幸珈琲(ラッキンコーヒー)」といった地元ブランドが力を付ける手助けにもなっている。瑞幸珈琲は今年に入り新規株式公開(IPO)を実施、およそ5億7100万ドルを調達した。
中国の若者はとりわけ、旅行にお金を出したがる。
中国最大のオンライン旅行サイト「 携程旅行網 (シートリップ)」が昨年マスターカードと共同で出したリポートによると、
シートリップで旅行を予約した中国のアウトバウンド旅行者の約3分の1は1990年以降に生まれた世代で、
この世代は1980年代生まれの世代より1回の旅行にかける金額が大きいことが分かった。
螞蟻金融服務集団(アント・フィナンシャル)などのオンライン融資会社が扱う短期ローンは、消費促進に一役買っている。
同社は、利用者の信用情報に応じ、年率で最高16%近くの金利を課している。
ローン検索サービスの「融360(Rong360)」が2018年に発表した調査によると、
消費者ローンを借りていると回答した人の半数近くは1990年以降に生まれた人だった。
その調査によると、大半は複数の融資会社から借りており、
その3分の1近くは他での借金を返済するために短期ローンを借りていた。
またその半数近くは返済が滞っていた。
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