厭世観が表情に出てしまう反出生主義 ★6 (77レス)
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3: 09/13(土)15:47 ID:0(3/77) AAS
しかし、ベネターが用いた論法は苦痛だけではなく快楽にも適用させる必要がある。
苦痛と快楽を同じ条件で比較した上で非対称性を導く必要があり、苦痛だけに反実仮想を適用させてしまうと論理的な不均衡が生じる。
苦痛と同様に、快楽にも反実仮想を適用すると、「仮に主体が存在した場合、その主体に快楽が不在なのは悪いのだから、悪いのである」となる。
ここでの留意事項は、主観的であっても「快楽の不在は悪い」という価値判断が成立すれば反論として有効になる点である。
(e.g. 功利主義者の主観)

ここまでの議論を踏まえ、ベネター自身が用いた論法で非対称性を評価すると、以下のようになる。

【主体が存在する場合】
快楽の存在:善い
苦痛の存在:悪い

【主体が存在しない場合】
省3
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