[過去ログ] 【あ、】雑魚 (530レス)
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90: 07/29(火)18:57 ID:t6bUjqoV(7/8) AAS
部屋の空気は、いつも奇妙に張り詰めている。薄暗く、湿り気を帯びたような重苦しさ。
その中に、四十歳の誕生日を迎えた弱男はいた。彼の目の前に立つのは、親父だった。歳は七十を既に越えているはずなのに、親父からは常に、乗り越えることのできない壁のような威圧感が放たれている。
弱男は、言われるがままに、ゆっくりと体の向きを変えた。そして、どこか諦めたような、あるいは慣れきったような仕草で、背中を向け、僅かに腰を折り、尻を持ち上げる。
その姿勢は、彼自身の意思というよりも、長年の習慣によって刷り込まれた、反射的な行動のようだった。波風を立てない。逆らわない。それが、この関係性の中で弱男が身につけた、唯一の処世術だった。
親父は何も言わない。ただ、手に握る何かを静かに上下させているだけだ。その物体が何であるか、弱男はよく知っていた。そして、それが自分の何処に触れるかも。
心臓が、どくりと鈍い音を立てる。原始的な、肉体と精神の境界線が曖昧になるような感覚。屈辱と、それに抗えない無力感。
ブスリと肉を貫く音が脳内でした。反射的に体が硬直する。そして、痛みと共に痺れるような快楽が弱男の全身を走った。
それは、激しい快楽というよりも、鋭い熱を伴う警告のようだ。間違えるな。逆らうな。お前は私の掌の上なのだと、突きつけられているような。
弱男は歯を食いしばる。声は出さない。出すことを許されていないし、自分自身も、ここで声を上げても何も変わらないことを知っている。むしろ、状況を悪化させるだけだ。
かつて、幼い頃にも感じた、理不尽な力に対する絶対的な無力感が、まざまざと蘇る。あの時も、私はただ耐えることしかできなかった。そして、三十年以上経つ今も。
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