【板対抗バトロワ】おーぷん世界史軍【人類進化】 (162レス)
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1: ラスト歴オタ ◆h7Z0V9QwEg 2024/03/16(土)22:09 ID:0(1/162) AAS
■板対抗バトロワとは?
5chなどの板同士で戦争しあい、最強の板を決めるゲーム
【会場】外部リンク[cgi]:br2ch.pgw.jp
【wiki】外部リンク:seesaawiki.jp
■ゲームの目的
診療所(E8西)を占領したりNPCを倒して得られるポイントを貯めてポイントレースに勝つこと
■参加手順
省5
2: ラスト歴オタ ◆h7Z0V9QwEg 2024/03/16(土)22:10 ID:0(2/162) AAS
■アイテム説明
【首輪】捨てると自殺、自殺すると45分間再登録できない
【デイパック】使うとアイテムが出る
【注射器】診療所(E8西)で拾え、体力が軽傷以下で使うと体力を0〜9回復
【おにぎり】食料庫(E5北、D9東、H3南)で拾え、使うと体力を1回復
【武器】相手を選び攻撃するとダメージを与える
【防具】所持しているとダメージが減る
省8
3: 2024/03/16(土)22:25 ID:0(3/162) AAS
「世界史」とは一体なんなのか?
4: 2024/03/16(土)22:30 ID:0(4/162) AAS
世界史とは
「世界全体を統一的に連関させて書かれた人類の歴史。また、それを記述したもの。」
精選版 日本国語大辞典より
5: 2024/03/16(土)22:37 ID:0(5/162) AAS
つまり、「世界史」には、人類の進化も含まれるのではないのだろうか?
6: 2024/03/16(土)22:37 ID:0(6/162) AAS
今から、人類の進化の過程についてお話しよう。
7: 2024/03/16(土)22:39 ID:0(7/162) AAS
なお、これは私の解説欲を満たすオナニーであるため、停止要求は無視する。
8: 2024/03/16(土)22:40 ID:0(8/162) AAS
あと、「考古学板でやってろ」と思ったそこのお前、あとで職員室に来なさい。
9: 2024/03/16(土)22:44 ID:0(9/162) AAS
そもそも「最古の人類」の定義とはどのようなものなのだろうか?
10: 2024/03/16(土)22:46 ID:0(10/162) AAS
私達人類の祖先はサルであった。このことは皆知っているだろう。
11: 2024/03/16(土)22:47 ID:0(11/162) AAS
だが、その人類の祖先は同時にチンパンジーの祖先でもあるし、ゴリラの祖先でもあるのだ。
12(1): 2024/03/16(土)22:50 ID:0(12/162) AAS
しかし、今から約660万年前に、チンパンジーと人類の共通祖先の種が、ゴリラとわかれた。
13: 2024/03/16(土)22:52 ID:0(13/162) AAS
>>12の出来事から予想するに、次に人類とチンパンジーの共通祖先の種から、人類とチンパンジーの祖先の種が枝分かれするだろう。
14: 2024/03/16(土)22:54 ID:0(14/162) AAS
そして、人類の祖先となる種と、チンパンジーの祖先となる種が分かれた時、人類の祖先となる種の方、コイツが最古の人類といえるだろう。
15: 2024/03/16(土)22:56 ID:0(15/162) AAS
では、その最古の人類はなんという種なのか?
16: 2024/03/16(土)22:57 ID:0(16/162) AAS
ズバリ、「わからない!」
17: 2024/03/16(土)23:00 ID:0(17/162) AAS
「ふざけんな!こんな長くためやがってわからないだと!ドキドキを返せ!」と思った方もいるかもしれませんが、どうか落ち着いてほしい。
現在の状況は、最古の人類について、いろいろ諸説があってどれが真の最古の人類なのか断定できない状況なのです。
18: 2024/03/16(土)23:02 ID:0(18/162) AAS
でも、「多分コイツが最古の人類かな?」とはわかっているので安心してください。
19: 2024/03/16(土)23:03 ID:0(19/162) AAS
では、最古の人類について、諸説も交えながら解説していきます。
20: 2024/03/16(土)23:10 ID:0(20/162) AAS
まず、数ある最古の人類仮説の中で最も古い種は、「グレコピテクス」です。
21: 2024/03/16(土)23:14 ID:0(21/162) AAS
グレコピテクスは、今から720万年前に生息していたとされます。
もしグレコピテクスが最古の人類だとしたら、人類はヨーロッパで誕生したことになります。
22: 2024/03/16(土)23:17 ID:0(22/162) AAS
しかし、グレコピテクスの化石は顎と歯しか見つかっておらず、グレコピテクスを最古の人類とするには証拠が不十分であるため、この説はあまり指示されていません。
23: 2024/03/16(土)23:18 ID:0(23/162) AAS
でも、「人類はアフリカで誕生した」という今までの常識を覆す可能性を秘めた非常に面白い仮説であることには違いありません。
今後の研究に期待しましょう。
24: 2024/03/16(土)23:24 ID:0(24/162) AAS
さて、次の仮説にいきましょう。次の最古の人類仮説は、現在一番有力視されている説です。
25: 2024/03/16(土)23:28 ID:0(25/162) AAS
一番有力視されている最古の人類種は、「サヘラントロプス・チャデンシス」です。
26: 2024/03/16(土)23:32 ID:0(26/162) AAS
サヘラントロプス・チャデンシスは、今から約690万年前に生息していました。
日本では「トゥーマイ猿人」とも呼ばれていたりします。
27: 2024/03/16(土)23:35 ID:0(27/162) AAS
サヘラントロプス・チャデンシスは、アフリカ大陸北中部、今で言うチャド共和国北部に生息していました。
学名は「チャドに由来するサヘルの人」という意味があるそうです。
28: 2024/03/16(土)23:37 ID:0(28/162) AAS
最初に発見された化石標本は「トゥーマイ」という名前がつけられました。
名前の意味は、「生命の希望」だそうです。まさに人類の祖先にふさわしい名前と言えるでしょう。
日本でよく呼ばれる「トゥーマイ猿人」はこの化石標本の名前から来ています。
29: 2024/03/16(土)23:46 ID:0(29/162) AAS
サヘラントロプス・チャデンシスは、時代的には、ヒトの祖先がチンパンジーの祖先と分岐したころ、あるいはその直前に当たります。
もしサヘラントロプス・チャデンシスが、この分岐の後に誕生したのだったら、サヘラントロプス・チャデンシスが最古の人類といえるでしょう。
しかし、もし分岐の直前に誕生したとしたら、サヘラントロプス・チャデンシスは最古の人類とは言えないのです。
30: 2024/03/16(土)23:48 ID:0(30/162) AAS
なので、サヘラントロプス・チャデンシスは最古の人類ではないという学説もあります。
でも大抵の場合、サヘラントロプス・チャデンシスを最古の人類とみなすことが多いです。
31: 2024/03/16(土)23:54 ID:0(31/162) AAS
サヘラントロプス・チャデンシスを最古の人類たらしめる理由は生息年代の他にもう一つあります。
それは、頭蓋骨の形状を見る限り、足と脊椎を垂直にたてて二足歩行する、いわゆる「直立二足歩行」をしていたと考えられるのです。
直立二足歩行は人類のみが有する特別な形質です。
その直立二足歩行を行っていた可能性が高いサヘラントロプス・チャデンシスはつまり、人類である可能性が高いのです。
32: 2024/03/17(日)00:03 ID:0(32/162) AAS
しかし、サヘラントロプス・チャデンシスの脚や足跡の化石は見つかっていません。
なので、サヘラントロプス・チャデンシスが直立二足歩行をしていたというのはあくまで仮説にとどまります。
直立二足歩行をしていたという確実な証拠が無い限り、サヘラントロプス・チャデンシスは人類とチンパンジーの共通祖先、つまり、最古の人類ではないという可能性もあるのです。
33: 2024/03/17(日)00:15 ID:0(33/162) AAS
では、次はサヘラントロプス・チャデンシスが暮らしていた環境や生態を見ていきましょう。
34: 2024/03/17(日)00:23 ID:0(34/162) AAS
サヘラントロプス・チャデンシスは、チャド湖の湖畔で暮らしていたと考えられます。
現在のチャド湖はかなり縮小してしまいましたが、当時のチャド湖はかなり大きく、サヘラントロプス・チャデンシスの生息域は水が豊富な森林だったと考えられます。
35: 2024/03/17(日)00:27 ID:0(35/162) AAS
サヘラントロプス・チャデンシスは湿潤地の森林で、今の人間のように地面に降りず、サルのように木の上で、果物や虫などを食べて暮らしていたと考えられています。
もし直立二足歩行ができたとしても、まだまだ下手で、地面の上を歩くのはとても遅く、危険が多いかったため、もっぱら木の上で過ごしていたことでしょう。
36: 2024/03/17(日)00:28 ID:0(36/162) AAS
サヘラントロプス・チャデンシスの化石標本であるトゥーマイのスペックもみていきましょう。
37: 2024/03/17(日)00:32 ID:0(37/162) AAS
トゥーマイの性別は男性で、身長は約120〜130cm、推定体重は 35kg前後、脳容量はチンパンジーとほぼ同じです。
猿人や原人に見られる、目の上の骨の出っ張りが大きく、犬歯はチンパンジーと比べると小さめです。
38: 2024/03/17(日)00:34 ID:0(38/162) AAS
ここからわかるサヘラントロプス・チャデンシスは、ズバリ下手な直立二足歩行をする犬歯が小さめのチンパンジーといったところでしょうか。
39: 2024/03/17(日)00:35 ID:0(39/162) AAS
では今日はこのぐらいで。
40: 2024/03/17(日)00:36 ID:0(40/162) AAS
スレが残っていたらまた明日続きを投稿します。
別に楽しみに待たなくても、見なくてもいいです。
あくまでこれは解説欲を満たすためのオナニーなのですから。
41(1): 2024/03/17(日)05:21 ID:0(41/162) AAS
なんやこのスレ
42: 2024/03/17(日)22:51 ID:0(42/162) AAS
さあ誰も待ち望んでいない続きを話していきましょう。
今回は閑話です。
43: 2024/03/17(日)23:50 ID:0(43/162) AAS
まず生物の分類方法から
44: 2024/03/18(月)00:30 ID:0(44/162) AAS
私達はよく「クモ目」とか「イネ科」とか言いますけど、この目とか科はなんのことを指しているのでしょうか?
45: 2024/03/18(月)00:32 ID:0(45/162) AAS
まず、生物には様々な種があります。
しかし、いくつかの生物は同じような特徴を持っており、特徴別に生物をいくらかのグループに分類することができます。
46: 2024/03/18(月)00:34 ID:0(46/162) AAS
また、分類されたグループを、さらに細かく分類することができます。
47: 2024/03/18(月)00:35 ID:0(47/162) AAS
そして、特定のグループが今までに何回分類されてきたのかを示す値のようなものが「科」や「目」、「属」などの階級なのです。
48: 2024/03/18(月)00:40 ID:0(48/162) AAS
階級は大きい順に
生物→ドメイン→界(かい)→門(もん)→綱(こう)→目(もく)→科(か)→属(ぞく)→種(しゅ)
とあります。
49: 2024/03/18(月)00:43 ID:0(49/162) AAS
例えばヒトを分類してみると、
生物、真核生物ドメイン、動物界、脊索動物門、哺乳網、サル目、ヒト科、ホモ属、ホモ・サピエンス(ヒト)
と分類できます。
50: 2024/03/18(月)00:46 ID:0(50/162) AAS
また、科と属の間に「亜科」、属と種の間に「亜属」が入ったりします。
生物分類は人間が勝手に決めたルールなので、結構例外や新しい階級が出てきたりします。
51: 2024/03/18(月)00:48 ID:0(51/162) AAS
例えばホモ・サピエンスでは、
ヒト亜属やヒト亜科が存在し、亜属と亜科の間に「ヒト族」という特殊な階級があったりします。
52: 2024/03/18(月)00:52 ID:0(52/162) AAS
次は、昨日紹介したサヘラントロプス・チャデンシスを分類してみましょう。
なお、ごちゃごちゃして混乱するので、亜属や族などの特殊な階級は省略します。
生物、真核生物ドメイン、動物界、脊索動物門、哺乳網、サル目、ヒト科、サヘラントロプス属、サヘラントロプス・チャデンシス
と分類できます。
53: 2024/03/18(月)00:54 ID:0(53/162) AAS
この分類からわかるように、サヘラントロプス・チャデンシスは私達ホモ・サピエンスとは属が異なるのです。
ここから、サヘラントロプス・チャデンシスは人類に含まれるが、私達ホモ・サピエンスとはまだまだ遠い種であることがわかります。
54: 2024/03/18(月)00:55 ID:0(54/162) AAS
では次にいきましょう。
55: 2024/03/18(月)00:57 ID:0(55/162) AAS
さきほど生物の分類方法を説明しました。
ここから、生物の最小分類階級は「種」であることがわかります。
では、この「種」の違いはなんなのでしょうか?
56: 2024/03/18(月)00:59 ID:0(56/162) AAS
ズバリ、「種」の違いは
1、別種同士が交尾しても子どもはできない。
2、ある種が発病する感染症は、別種には罹らない。
57: 2024/03/18(月)01:00 ID:0(57/162) AAS
という違いがあります。
まず2の「ある種が発病する感染症は、別種には罹らない。」から説明していきましょう。
58: 2024/03/18(月)01:01 ID:0(58/162) AAS
私達ホモ・サピエンスが感染する新型コロナウイルスは、イヌには感染しません。
反対に、イヌに感染するCDVは、私達ホモ・サピエンスには感染しません。
それはなぜか。
59: 2024/03/18(月)01:04 ID:0(59/162) AAS
理由は、イヌとホモ・サピエンスは別種だからです。
各細胞には、脳からの司令を伝達する物質と結合する突起があるのです。
そして、感染症の表面にも突起が存在します。
その細胞と感染症の突起同士が結合することで、その感染症が発病します。
60: 2024/03/18(月)01:08 ID:0(60/162) AAS
しかし、その細胞についている突起は、種が違うと突起の形も変わります。
細胞と病原菌の突起が噛み合わないと、病気は発病しません。
なので、別種には感染症が発病しないのです。
なお、ウイルスは突然変異によって、別種に対応した突起になることがあります。
なので、鳥インフルエンザは突然変異してホモ・サピエンスが発病すおそれがあるので、鳥インフルエンザ対策は厳しいのです。
61: 2024/03/18(月)01:09 ID:0(61/162) AAS
1の「別種同士が交尾しても子どもはできない。」も、2と同じような理由です。
別種の精子と卵子は噛み合わず、受精できないからです。
62: 2024/03/18(月)01:15 ID:0(62/162) AAS
しかし、トラとライオンの混合種である「タイゴン」というものもあります。
なぜこどもができるのかというと、トラとライオンは種は同じで「亜種」が違うので、子どもができるのです。
ウマとロバの混合種ラバも同じ理屈です。亜種が違うだけで種は同じなのです。
また、ハスキーとシェパードの混合種が存在するのは、ハスキーとシェパードは「品種」が違うだけで、種が同じだからです。
63: 2024/03/18(月)01:19 ID:0(63/162) AAS
なので、属から違うホモ・サピエンスとサヘラントロプス・チャデンシスは、同じ人類なのに種が違うので、もし交尾しても子どもはできません。
しかし、後ほど紹介するホモ・ネアンデルターレンシスとホモ・サピエンスは亜種が違うだけで種は同じなので、交尾したら子どもが生まれます。
なので、現生人類の遺伝子には、3〜5%ほどホモ・ネアンデルターレンシス由来のものがあるらしいです。
64: 2024/03/18(月)01:20 ID:0(64/162) AAS
最後に、猿人、原人、旧人、新人の違いについて説明します。
65: 2024/03/18(月)01:24 ID:0(65/162) AAS
中学の歴史の教科書の一番最初に載っているであろう「猿人、原人、旧人、新人」ですが、これらは何なんでしょうか?
これらは、人類種の大まかな分類です。
と、いってもこれらは日本独自の分類方法なので、結構曖昧だったりします。
66: 2024/03/18(月)01:31 ID:0(66/162) AAS
まず猿人から説明していきましょう。
猿人は、その名の通りサルに近い人類です。基本木の上で暮らしていたようです。
直立二足歩行はできますが、脳容量はチンパンジーとほぼ同じです。石器は基本使いませんが、後期の猿人は打製石器を使っていたようです。
代表種は、アウストラロピテクス・アフリカヌスなどです。サヘラントロプス・チャデンシスも猿人に含まれます。
猿人は私達ホモ・サピエンスも含まれるホモ属には含まれません。別の属に含まれます。
ここから猿人とホモ・サピエンスは同じ人類だが、まだまだ遠いことがわかります。
67: 2024/03/18(月)01:41 ID:0(67/162) AAS
次に原人です。
原人は猿人と違って私達と同じホモ属に含まれます。また、ホモ属の人類のほとんどが原人に含まれます。
猿人は木の上で暮らしていましたが、原人は草原などの地表を歩いて暮らすようになりました。
猿人とは違って完全に体毛は薄くなり、そのため長時間走ることができるようになり、獲物を見つけたらずっと獲物を追いかけ続けて、獲物がつかれたところを狩るという持久戦の狩りをしていたようです。
また、原人のころから「火」が発明され、カロリーが高い肉を焼いて消化がたやすくなったため、脳の巨大化に繋がります。
そのためどんどん脳が大きい原人の種がでてくるようになります。
代表種は、ホモ・ハビリスやホモ・エレクトゥスなどです。
68: 2024/03/18(月)01:51 ID:0(68/162) AAS
次は旧人です。
旧人の頃は氷河期に差し掛かっており、毛皮を加工した原始的な服を着用していたようです。
初めてアフリカの外に出て、ヨーロッパや小アジアに住み着くようになったのも旧人の頃です。
また、旧人は骨や角を加工した装飾品を身につけたり、死者のために墓を作って弔ったりと、社会制が構成されていたと推測されます。
旧人の脳の容量は私達新人よりも大きく、全人類の中で一番大きな脳を持っています。
また、体はホモ・サピエンスより大きく頑丈で、狩りの方法も仲間と協力して獲物に突っ込むという荒々しいものであり、そのため旧人の化石からは骨折跡がよくあります。
そして、旧人はどうやら私達新人と共存し、交尾もしていたらしく、現生人類の遺伝子の5%ほどは旧人由来です。
省1
69: 2024/03/18(月)01:58 ID:0(69/162) AAS
最後に新人です。
新人は私達ホモ・サピエンスのことで、新人に含まれる人類種もホモ・サピエンスだけです。
新人の頃に人類は南極以外のすべての大陸に住み着くようになります。また、ヨーロッパの新人は旧人とも共存していたようです。
新人の脳容量は旧人よりも小さいですが、これは脳がコンパクトかつ高性能になるように進化したためです。
また、今までの人類の住居は洞窟でしたが、新人の頃から次第に原始的な家を作るようになっていきます。
また、新人の頃から氷河期は終焉をむかえ、農業をするようになります。
農業をするようになると、その地に定住するようになり、そのうちに文明が誕生し、高度な社会制度が誕生していくのです。
70: 2024/03/18(月)02:01 ID:0(70/162) AAS
最後に一つ注意してほしいことがあります。
それは、人類は猿人→原人→旧人→新人と進化したわけではないということです。
猿人から原人が進化して、原人から旧人が進化し、その少し後に原人から新人が進化したのです。
なので、語弊がある猿人、原人、旧人、新人は少しずつ使われなくなっていくと予想されています。
71(1): 2024/03/18(月)02:03 ID:0(71/162) AAS
また、猿人、原人、旧人、新人のどの人類も、単体ではなく小規模な集団をつくって暮らしていたようです。
そのため、狩りをよりしやすくするために、後期の原人から「言語」を使うようになったと考えられています。
72: 2024/03/18(月)02:05 ID:0(72/162) AAS
では今日はこれで終わります。
明日は閑話休題として、昨日の猿人の話の続きをしていきましょう。
73: 2024/03/19(火)00:04 ID:0(73/162) AAS
今から約600万年前、人類は、サヘラントロプス・チャデンシスから、オロリン・トゥゲネンシスに進化しました。
74: 2024/03/19(火)00:09 ID:0(74/162) AAS
属も、サヘラントロプス・チャデンシスが含まれるサヘラントロプス属からオロリン・トゥゲネンシスが含まれるオロリン属に進化しました。
オロリン属は、オロリン・トゥゲネンシス一種だけが属します。
同じように、サヘラントロプス属も、サヘラントロプス・チャデンシス一種だけが属します。
75: 2024/03/19(火)00:13 ID:0(75/162) AAS
オロリン・トゥゲネンシスの名前は、化石発見場所であるケニアのトゥゲンヒルズに由来します。
76: 2024/03/19(火)00:16 ID:0(76/162) AAS
オロリン・トゥゲネンシスは、化石発見場所から、現在のケニアに当たる地の森林で暮らしていたと考えられています。
77: 2024/03/19(火)00:19 ID:0(77/162) AAS
臼歯が大きく犬歯が小さいという化石の歯の形状から考えるに、オロリン・トゥゲネンシスは主に果物や野菜を食べ、時々昆虫などの肉も食べていたと思われます。
78: 2024/03/19(火)00:24 ID:0(78/162) AAS
また、化石の骨の形状から考えるに、オロリン・トゥゲネンシスは木登りは得意だが、現代のサルがよく行う、親指以外の指で枝を掴んで移動する腕渡りはできないということ、
直立二足歩行をすることが可能だったと思われます。
79: 2024/03/19(火)00:26 ID:0(79/162) AAS
つまり、オロリン・トゥゲネンシスは木の上で暮らしており、枝の上を直立二足歩行して移動し、木の果実や地面に生えている草や野菜、虫などを食べていたと推測されます。
80: 2024/03/19(火)00:29 ID:0(80/162) AAS
また、サヘラントロプス・チャデンシスのように、頭蓋骨の形状から直立二足歩行をしていたと予想されたのではなく、
オロリン・トゥゲネンシスは、大腿骨の化石が見つかっているので、ほぼ確実に直立二足歩行をしていたと考えられています。
そのため、オロリン・トゥゲネンシスこそが最古の人類だとする学説も存在します。
81: 2024/03/19(火)00:32 ID:0(81/162) AAS
なお、オロリン・トゥゲネンシスの身長はチンパンジーとほぼ同じで、脳容量もチンパンジー並だと考えられています。
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