東方好きなら民俗とか神話とかまったり語りたいだろ【其の弐拾九】 (1000レス)
1-

1
(1): 2017/03/26(日)10:54 ID:dBr0EWR60(1/2) AAS
そこのインテリ気取りの諸兄(*1)も詳しくないけど興味のある諸兄(*2)も不比等(*3)もどうぞ
 (*1,*2)画像リンク[jpg]:wikiwiki.jp
 (*3)画像リンク[jpg]:i.imgur.com

古代史、考古学、古典文学、文化人類学、宗教学、郷土の昔話、
理科系分野の学問まで…何でもありの雑学スレと化してます
17: 2017/04/16(日)21:58 ID:u/iv5C4EO携(1) AAS
今まで神社仏閣に行かなかった層が来るようになったのはまあ功績かも
>聖地巡礼
18: 2017/04/22(土)22:46 ID:l0watKR.0(1) AAS
さて今年の新作タイトルが来たわけだが…
天空璋はどの辺りの神話伝承をモチーフにして来るのかな?
タイトル的には天界関連の新情報来るかもね
19: 2017/04/22(土)23:11 ID:fy8Zjmgs0(1) AAS
星とか星座って考察も聞くね
20: 2017/04/23(日)01:49 ID:FwoProl60(1/2) AAS
過去作の元ネタを乱暴にまとめた
紅:吸血鬼
妖:西行伝説
永:竹取物語(+日本神話)
風:諏訪大社
地:ヤタガラスなど
星:信貴山縁起絵巻
省4
21: 2017/04/23(日)11:34 ID:JrwcUKn60(1) AAS
璋:たま。圭(けい)を縦に半分に割ったもの。ひしゃく。
圭:古代中国で帝王が諸侯に与える先端の尖った玉の板。玉器の一種。

ってことで、緋想の剣みたいに四季を変えるほど強力な力を持った璋が出てくるのかも?
22
(2): 2017/04/23(日)15:59 ID:C4IqZqIM0(1) AAS
AA省
23: 2017/04/23(日)16:26 ID:FwoProl60(2/2) AAS
しかし、「璋」の字が訓読みで「ひしゃく」と読むらしいが
これってどこから来た読みなのか調べてるんだが今ひとつ合点がいかない。

「璋瓚」という「圭を半分にした璋」を柄に使ったひしゃくが「詩経」に出てくるのは確認したが
この場合、ひしゃくの意味があるのは「瓚」の字のほうで
「璋瓚」は「璋を使って作ったひしゃく」という意味の言葉らしい。
他にも「圭瓚」というのがあるらしくこっちは「圭を使って作ったひしゃく」のようだ。

中国語のサイトも見たが
省7
24: 2017/04/23(日)21:30 ID:4cVAYGVY0(1) AAS
>>22
俺は朱元璋だった…出て来られても困るんだけど
25: 2017/04/24(月)20:48 ID:uV4sjiwA0(1) AAS
柄杓で星って言ったら北斗七星じゃないの?
北斗七星は至る所で神格化されてそうだし
26: 2017/04/24(月)22:23 ID:KSSt2zsQ0(1/2) AAS
天の本スレ曰く北斗七星は季節が変わっても一年中見えるらしいね
27
(1): 2017/04/24(月)23:00 ID:.8Qkcfgs0(1/2) AAS
北極星がずっと同じ位置から動かない(実は動いてるらしいけど)星ということに最初に気付いたのは誰なのだろう
よほど星空を見るのが好きな人だったのか
28
(1): 2017/04/24(月)23:08 ID:KSSt2zsQ0(2/2) AAS
船乗りと占星術師だろうねぇ
哲学が天文学に発展するよりも、暇を持て余したギリシャ人とか目印を欲しがった航海者が
見つけ出した時代の方が早そう
29: 2017/04/24(月)23:13 ID:.8Qkcfgs0(2/2) AAS
確かに船に乗るのが仕事の人は方角を知るのは死活問題だしな
海の上では方向を知るための目印はかなり限られるし

灯台のない場所では北極星の他にはあとは高い山があるね
だから山の神様は航海安全の神様としての信仰もあるんだよね
30: 2017/04/26(水)02:16 ID:7gzz6QT20(1) AAS
活用法はともかくとして四大文明あたりから神官レベルとかは知っていたかも
まあ、歳差運動があるので北極星も時代と共に別の星に移っていったようだが

そういや古代ギリシャ時代には南十字星が地中海でも見れたらしいね
Hidden starはこういう歳差運動で観測できなくなった星を指しているとかないかな。
31: 2017/04/26(水)02:49 ID:JmDBXC6g0(1) AAS
>>27
季節の運行を知ることに大きな意味を持つ文明だと
それが星の動きで分かるとなれば
星を観測する必然性が生まれる
エジプトの洪水なんかがそうだね

いったん必要が生じそれが専門知識として蓄積されるようになれば
関連したいろんなことに気付けるようになるんじゃないかな
省5
32: 2017/04/26(水)20:03 ID:9cOfqN060(1) AAS
天文学の始まりはそれこそ神話が語られるのと同時期だからね
哲学の創始をタレスと仮定しても
時代としてはかなり下った時期になる

ただ、アリストテレスあたりになると
仮説レベルの理論体型は自分の哲学から持ち込んでる節がある
アリストテレスの宇宙観、天動説のあたりがそれだね
33: 2017/04/27(木)01:26 ID:6ZIOTrdQ0(1) AAS
つか自然科学と哲学は現代ほど明確に分化してないのでは?
34: 2017/04/28(金)08:37 ID:hncw/X4U0(1) AAS
ニュートンなんかオカルトでも有名人だったみたい
自然科学で神の力に迫る! って野心家でもあった
35: 2017/04/28(金)20:09 ID:5kPl85L20(1) AAS
現代哲学の構造主義も
文化人類学や言語学と密接に結び付いてるからねえ
哲学はその時代の潮流に敏感なんだよね
36: 2017/05/31(水)18:54 ID:QwE8FPAk0(1) AAS
\YES!/
37
(1): 2017/06/14(水)01:00 ID:NciWIgNs0(1) AAS
ケルトにはいわゆるヨーロッパ大陸に残る「大陸のケルト」と
イギリスやアイルランドに残る「島のケルト」があり、
これまで両者は、住む場所は違えど同じケルトとして認識されていた
一般的には、大陸のケルト人がブリテン島やアイルランドに渡ってそこにケルト人は住み着いたよ、ということになっていた

でもよくよく調べてみると、どうやら両者の間で色々な差異が見られて
「あれ?これ共通の言葉使ってるだけで実は全然違う文化なんじゃね?」
と言い出す研究者が出てきた
省11
38: 2017/06/14(水)01:56 ID:m49NmVpA0(1) AAS
大陸のケルトの言語の再建も困難らしいな。もうケルトとは何ぞやって感じ?
言語の配置と人種の配置ってのも昔から大きくずれるようで、血が入れ替わらずに言語が入れ替わるのも何時ものことみたい
言語側と血縁側のどっちを先祖と見做すかとなると、人や社会集団や時代によって異なったり、両方としか言いようのない状態だったり
幻想塗れで面白いことよ。洒落にならない事態もよくあるんだけど
39: 2017/06/15(木)02:57 ID:wZxTmiEw0(1) AAS
大阪城とか完全に豊臣の城を埋めて徳川の城を作ったのに江戸自体の内にそのことが忘れられたっつうんだから忘れやすいものだなと思った

>>37の例え話から思ったが、中国も日本も滅んでて日本の末裔っぽい集団が古代中国文明の末裔と自他ともに認めてた所に
最新の研究では中国と日本、はっきり言って別物だわと言われてもピンとこねえだろうな
まして中国と日本が生き残ってる可能性世界では相互に対立しとると聞かされたってそんなこと言われてもという反応になりそう
40
(1): 2017/06/15(木)12:46 ID:ApSKNc2I0(1) AAS
逆に大陸のケルトってなんか有名な逸話とか伝承あったっけ?
アルミニウスとかのガリア、ゲルマン人はそっちの枠?
精霊とか妖精信仰する森の中のケルト信仰は大陸側だよねたぶん
41: 2017/06/16(金)01:00 ID:Nr3yRoiM0(1) AAS
ローマと壮絶に対決したガリア人がケルトだわな、ウェルキンゲトリクス(偉大な戦士王という名前)とか
ケルトとは何ぞや、誰が誰をケルトと呼んだのかって事柄でも項目立ってるな
外部リンク:en.wikipedia.org
ケルト、ガリア、ゴールってのも大体同じような一寸ずれてるようなって感じみたいやし
42: 2017/06/16(金)17:18 ID:.x5bKsK60(1) AAS
>>40
妖精は島のケルトの方でも存在してたし
ケルト以外のギリシャや北欧神話でも見られたから
ヨーロッパ全体に普遍的に見られた概念なんじゃないかな
43: 2017/09/04(月)18:37 ID:iQ/AkNik0(1) AAS
璋の字でまず浮かんだのが>>22にもある待賢門院さんだったのだが
天空璋6ボスに「後戸の神」意外に崇徳院要素を感じるのは自分だけだろうか

・タイトルの璋―崇徳院の母 待賢門院「璋」子
・会話中の天狗と祖を同じくする云々―恨みのあまり天狗と化した逸話あり
・名前の「隠岐」奈―配流のイメージ 
             崇徳院は讃岐で隠岐は後鳥羽上皇や後醍醐天皇だけど

こじつけかもしれないし、とっくにどこかで既出かもしれないけれども
省1
44: 2017/09/18(月)04:41 ID:C6qLhih.O携(1) AAS
新作で神様関係の専門書が売れてるんだってW
45: 2017/09/28(木)23:16 ID:nEoMxJjgO携(1) AAS
上でケルトの話題が出てたけど「ブレンダンとケルズの秘密」というアイルランドのアニメ映画を観る機会がありなかなか面白かった
46: 2017/10/12(木)19:50 ID:PW6xZTK.0(1) AAS
NHKの日本人のおなまえ結構面白いな
苗字には歴史があるねぇ
47
(1): 2017/11/16(木)21:29 ID:rBUNqxvgO携(1) AAS
幻想郷は被差別民の集まり…て設定はやばくないか?
48: 2017/11/16(木)21:47 ID:M/XWI4PE0(1/3) AAS
射命丸がシュメールだとかヘブライ神族とヤマト神族の鬩ぎ合いとかすき
窮地に陥ったヘブライ神族の奥の手が仏教や神道の姿をとった唯一神たる摩多羅神だった・・・?
49: 2017/11/16(木)21:50 ID:C0UARP5k0(1) AAS
守矢→モレヤ→失われた10氏族
50: 2017/11/16(木)21:57 ID:M/XWI4PE0(2/3) AAS
ダグザとオメテオトルと摩多羅神
51: 2017/11/16(木)22:01 ID:M/XWI4PE0(3/3) AAS
マグダラから摩多羅になった線と
マハカーラ(マンダラ)マーラ摩多羅になった線と
もしかしたら両方組んでそうなきがするんだが
52: 2017/11/16(木)22:03 ID:gK7eVf.o0(1) AAS
>>47
朝廷勤めしてない田舎の陰陽師も差別されてたっちゃされてたしね
53: 2017/11/16(木)23:40 ID:rHK7C1wE0(1) AAS
被差別民の信仰ってのはそれだけで本一冊にはおさまらないぐらい民俗学の面白いテーマの1つだからね
54: 2017/11/17(金)00:07 ID:Paye.Vww0(1) AAS
俺は世間の主流派と思ってるような者が行き来不能に隔絶されたら耐えられんでしょうし
それ以前に妖怪がやたら多い事が特色の辺境に住みたいとは思わんでしょうね
被差別民かどうかはさておき変わった者の集まりにならざるを得ない
55: 2017/11/17(金)00:35 ID:Q4Njbj9.0(1) AAS
いわゆる芸能民も被差別民だったようだから
世阿弥とか観阿弥とかあのあたりも被差別民側なんだよな

現代でも芸者とか芸能人とか芸人とか花形にみえる仕事でも
どこかでその仕事を下に見る意識が残ってるんだよな
56
(2): 2017/11/17(金)01:07 ID:car/qOlU0(1) AAS
芸能は仏教や神道の儀式からできたものが多いから常人とは違う力を持っていたと思われて
それに対する恐れから特に西日本では「夙の民」として地理的な境界(スク)に住まわされ差別された
彼らが信仰したのが夙の神・スクの神すなわち「宿神」

また面を使う猿楽民には面に宿るとされた神「翁」への信仰があったことと
日本における芸能の祖として「秦河勝」への信仰があったことから
「宿神=翁=秦河勝」という図式ができあがった

さらに多武峰の猿楽者は「後戸で行う猿楽」が「後戸の神=摩多羅神」へ祈る儀式であるという天台密教の考えを取り入れた考え方をして
省3
57
(2): 2017/11/17(金)01:14 ID:O7/BJPMg0(1) AAS
未だに根強く残ってる部落と宿の民、河原者に委ねられた胞衣の儀式を包めた処理の信仰を
一手に担う神ってのも凄いよね。宇賀神としての潔と厄神としての穢の二面性に未詳の妻と河勝の融合した両性含有とかさ、もう大元のアルダーナーリーみたいだね

チャームンダー或いはパールヴァティーとシヴァ或いはマハカーラっていうね、考えてるだけでも楽しいね摩多羅神の由来って
58: 2017/11/17(金)01:45 ID:SXpWOOOY0(1) AAS
丁禮多・爾子多の由来ってなんだろうね
59: 2017/11/17(金)08:45 ID:hSMkXspE0(1/3) AAS
>>56
面白いな、勉強になった
60: 2017/11/17(金)08:57 ID:hSMkXspE0(2/3) AAS
芸能の神と言われたら、個人的にはそれこそインド神話好きの>>57が好きそうな七福神の弁天様のイメージだな

弁財天がザイの音から財産系の信仰を得るまでは弁才天、つまり音楽や詩作なんかの芸術、あと学問における才能の神としての性格が強かったそうだ

元々サラスバティー時代にも流れる川の化身→流れる音や知識や言葉の神としての性格を獲得して言葉の神ヴァーチを習合しかけたりと色んな神性を獲得して増やしていく性質が強かった
日本に入ってからは吉祥天や前述の財産なんかの信仰も取り込んでほぼ万象の神として流れる水の周りで祭られるようになった
サラスバティーはゾロアスターのアナーヒターとも同源のかなり古い神だそうだ

結構摩多羅神と似てるところがあるんじゃないか、とも思う
61: 2017/11/17(金)09:06 ID:hSMkXspE0(3/3) AAS
>>56
これあれだな、宿神は単一の神っていうか、習合されすぎてもはや神のジャンルの一つみたいになってるんだな
あるいはミシャグジや塞の神にも繋がる、一種の全体郡系的などこまでがどの神なのかが曖昧な、「繋がった神様」?

どっちにしても面白い
62: 2017/11/17(金)13:40 ID:1dtwqtkc0(1) AAS
つーか、差別がないと妖怪は恐れてもらえなくなるぞ
63
(2): 2017/11/17(金)22:12 ID:gRYYZ5rQO携(1) AAS
正直神主の本棚が見たいW
毎度おもうけどどこで知識を仕入れてくるんだろう
ブレーンでも居たりして
64: 2017/11/18(土)01:42 ID:djwCMUwg0(1) AAS
>>63
ブレーンが居て補えるのは知識量くらいだろう

知識量そのものより
知識欲や、同じ資料を目にしてもそこから何を汲み取るかという知的好奇心などの差じゃないかな
65: 2017/11/18(土)09:22 ID:WljB67Rs0(1) AAS
>>63
一冊の本から得られる知識量って信じられないほど多いからな、小説じゃなく資料としての書籍だと本当に多い

ネットを参考文献や引用元の参照に使えばどんどん見つかるし、過去に得た知識の断片と新しい知識を繋ぎ合わせてるんだろう
66
(1): 2017/11/18(土)09:54 ID:fWFAl4DA0(1) AAS
一般人が仕事に充てる時間を学習に回せるとしたらそれだけでも相当な物だしなー
67
(1): 2017/11/18(土)13:42 ID:qSj/jzbk0(1) AAS
何だかんだドレミーとセットで初期から暖めてたネタにも感じるんだよねぇ
68: 2017/11/18(土)19:48 ID:we2bFFGY0(1) AAS
>>67 そんなに褒めると神主がドレ口で笑うぞw
69: 2017/11/18(土)19:53 ID:Tx1NsD5Y0(1) AAS
まあ、実際二軒目ラジオで
(天空璋で)「ずっとやりたかったことがやっと」と発言してたから
実際、摩多羅神を出すことは前々から暖めていたんじゃないかね
70: 2017/11/20(月)03:06 ID:pCSrAxUc0(1) AAS
>>66
そこらは職業小説家や漫画家にだって取材や学習の時間はあるわけで
つまるところ神主のセンスや
ひとつの情報源からいろんなものを受け取ったり他のものに有機的につなげる知性ゆえだろな
71: 2017/11/21(火)13:08 ID:5I7WALFoO携(1) AAS
将来民俗学や宗教学の先生で「きっかけは東方でした」なんて人が出てきたりしてW
72: 2017/11/21(火)14:08 ID:rxnNeIw.0(1) AAS
年齢的に学部生レベルならもういるだろうね
教授になってまで言いふらすのはそれはそれでダサいからやらないと思うけど
73: 2017/11/22(水)00:07 ID:tABt4yxA0(1) AAS
ジブリ(もののけなど)や大塚英志(MADARA)がきっかけの1つって人は
実際いくらか居るだろうしな
74
(1): 2017/11/22(水)01:16 ID:h54fBXRg0(1) AAS
この調子で誰か魅魔様の元ネタ掘り下げてよ
ほんとにあれ悪霊なの サタン様っぽくね
75: 2017/11/22(水)06:33 ID:cdx1UCg.0(1) AAS
格好はウィッチ
76: 2017/11/23(木)12:46 ID:plk/YFmEO携(1) AAS
サタンじゃなくてサンタだったりして
77: 2017/11/29(水)23:32 ID:CnNj2TEYO携(1) AAS
東中野で上映中の映画「ある精肉店の話」
なかなか面白かった。
関西の、食肉関連の作品だけに被差別の話は避けられない…
魔多羅様は出て来ないけど牛馬を処理してきた集団が太鼓の作製に深く関わっていたのは興味深い(同じ被差別の遊芸民との関わりもあるのだろう)。
あと太鼓の革張りが大変な重労働とは知らなかった。
78: 2017/12/04(月)16:54 ID:pCt/CWv60(1) AAS
「えんがちょの向こう側」って表現は良いよね
79
(1): 2017/12/30(土)21:22 ID:kE8zXqpY0(1) AAS
昨日今日と入場待ちの時間に「闇の摩多羅神」読んでるけど思った以上につかみ所がないというか
「『摩多羅神』(この表記だけでも数パターンある)と呼ばれることもあるよく分からない神格」を手探りで
追跡してる感じだな
あと新規のあとがき読んでなんか気恥ずかしいというか申し訳ない気持ちに…
80: 2017/12/31(日)05:08 ID:w8iB17no0(1) AAS
魍魎戦記OKINA
81: 2017/12/31(日)17:41 ID:6SLIrpUQ0(1) AAS
>>74
夢時空だと襟に十字が描いてある
82: 2018/01/02(火)09:02 ID:ZbrMGsF20(1) AAS
今回の新キャラはこのスレ的な視点だとどうなのか
姉は一般的なイメージを持ってると思うけど
妹の方は何か明確な元がないとあんな風にはならない気がした
83
(1): 2018/01/05(金)18:48 ID:cG2OqTiQ0(1/2) AAS
>>79
俺は元ネタそのものが存在しないと思ってる派
事実として真言宗では玄旨帰命壇における摩多羅神の機能を
既存密教尊格の聖天(≒荒神)とダキニが担ったわけなので
つまり外付けモジュールよろしく後付けで機能をどんどん追加したんじゃないかと
新潮流をブチ上げる上でビッグネームを使うには憚りがあったから
手ごろな無名選手をプロデュースして大スターに押し上げた
省12
84: 2018/01/05(金)19:11 ID:cG2OqTiQ0(2/2) AAS
連レスだけどスマン
どうせ人来ないしいいよね・・・?

>>57
荒神を追いかけてくと捗るぞ
ほぼほぼインドにおけるアウトカーストの信仰史に似通った
辺境とタブーの恐るべき力とゆるふわホラーがゴアを隠されて公に受容されるまでの歴史だ
ヒンドゥー好きなら「日本にもインドがあったんだ!」って喜んでもらえると思う
省1
85
(1): 2018/01/06(土)00:47 ID:ZhT585wU0(1) AAS
引用されてる中世の史料の記述みたいな信仰があったのかどうかも正直怪しく思えるよね
その当時既に正体不明だった(というより>>83も言ってるように実体がなかった)のをいいことに
都合よく名前が使われて後代誤解というか拡大解釈が定着していったような…
ただ神主さんホントに面白い神様に目を付けたなとは感心する
86: 2018/01/06(土)01:19 ID:V5TEZivc0(1) AAS
邪教だからと言って資料まで全部燃やしたのが悪いわ
87
(1): 2018/01/06(土)01:27 ID:TURjzI8Q0(1) AAS
邪推されようとも曖昧にしたほうがマシという判断なのか、完璧に消せる俺ならやれる(無根拠な自信)なのか、テンパって闇雲に消したのか
88: 2018/01/06(土)07:12 ID:lOazoTMw0(1) AAS
中世だしなぁ・・・
ご近所の鞍馬の僧正様なんかも唐突にポンと表れてるんだろ?
「これからの天狗は鼻高だよ(確信)」みたいな感じで
だから俺の中で妖怪の山の僧正坊は白髪天才ギーク少女

>>87
ぶっちゃけ思想自体は形を変えて現代まで残ったらしいのがなんとも
さすがに直接的な言及してる論文は知らないが
省1
89: 2018/01/07(日)18:23 ID:W0jp20jI0(1) AAS
>>85
マイノリティ、あるいは伝統的だけどマイナーな信仰が
(当時としては)現代のメジャーなものに仮託されるってのは
本地垂迹の畑では当たり前のことだけども
それでも(地名)権現とか(地名)菩薩みたいに
限界まで個性を希釈されても個性を失うってことは無いんだよな

摩多羅神の場合は「これどう見ても梵語じゃん・・・」ってのが先にあって
省7
90: 2018/01/10(水)23:29 ID:bwrkUfTY0(1) AAS
普通は他のメジャーな神様と混ざるにしても御利益なり名前なり
何かしら共通点がある…のでは?と思っちゃうんだけど…
91: 2018/01/11(木)00:29 ID:wdCaGH1I0(1) AAS
共通点はむしろ無いことのが多くない?
「輸入された神が既存の神の別名として扱われる、またはその逆」ってパターンと、神性そのものが新たに足される場合はまた違ってくるし

後者の場合は共通項があるから、というよりむしろ共通項がないから、足りない要素を補うように、その場において必要とされた神性を獲得する(or吸収する)ってパターンかと
92
(1): 2018/01/12(金)14:57 ID:pbxbob/M0(1) AAS
共通点探す方が、説得力もあるし面白いしね。
蛮神はそういう無い故の付与的な考えも有りと思うけど
それだったら語るべきは、どうしてそこまでして受け入れたのかだね。
摩多羅神はあまり調べてないから安直に天台宗で円仁の権力を示したかったのか
新派でも作ろうとしたのかな?位にしか考えが及ばない
93: 2018/01/14(日)19:11 ID:bGqdFbKE0(1) AAS
>>92
まず前提として確認しときたいのが
・比叡山の最高の信仰対象は伝教大師(最澄)
・実務上のトップは慈覚大師(円仁、山門派の台密の祖)
・円仁と並び立つ地位として寺門派の智証大師(円珍)が居る
・葛川の相応という野良行者からトップに上り詰めた凄まじい野良高僧の影響がある

うん、最後のは置いとくとしても
省9
94
(1): 2018/01/14(日)19:58 ID:yjlRxIdc0(1) AAS
闇の摩多心読み終わったが「園城寺の新羅明神と延暦寺の赤山明神は元々同じ神様では?」って話に混乱
確かに同じ宗派だからそれはそれで説得力ある気がする一方なんかそれじゃ右手と左手が喧嘩してるような
95: 2018/01/14(日)21:22 ID:2h6X/rrM0(1) AAS
経典を持って帰ったんじゃなくて学んできて伝えただけだから
同じ神だと気づいてなかったのかもしれないし
気づいてたとしても解釈の違いみたいなものがあったんじゃないの
96: 2018/01/15(月)18:15 ID:yvQvcLPU0(1/2) AAS
>>94
あー、でもありえるかも
上でもレスした通り、聖護院のほうと教義上の相似性というか
どうも周縁部分で密接な交流があったらしいから・・・
本覚思想と陰陽を性差/生命力に仮託した思想っていうと
どうしてもこの時代にまで帰ってきちゃうので資料は残ってないらしいけど
まったくの無関係を主張するのは無理じゃないかなぁと細々思う
省1
97: 2018/01/15(月)18:19 ID:yvQvcLPU0(2/2) AAS
ごめんつい

ちなみに闇の摩多神読んでないので
自分の知識だけの見解だったりする
1-
あと 903 レスあります
スレ情報 赤レス抽出 画像レス抽出 歴の未読スレ AAサムネイル

ぬこの手 ぬこTOP 0.086s*