お題でマイナーカプを語るスレ (306レス)
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284: 名前が無い程度の能力 [] 妹紅とルーミア とか http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/computer/41116/1223914653/284
289: 1/2 [sage] >>258>>275>>276>>284 迷いの竹林の中にひっそりと建つ質素な掘立小屋。軒先には干し柿が吊るしてある。 そんな小屋に独り住むのは、輪廻から外れ俗世から離れ暮らす蓬莱人・藤原妹紅…の筈だが 「なんで今日はこんな大勢来るんだよ…」 板張りの床に置かれたちゃぶ台に頬杖を突いて、家主の妹紅はうんざりとした表情で溜め息をついた。 対面には四人の少女と、それに応じた四つの小さな湯呑。熱い番茶が香ばしい湯気を立てている。 「えぇ〜、ウチはもこたんと遊びたいだけだし」 そう言いながら敷かれた座布団に胡坐を掻いてけらけら笑うのは、妖怪の封獣ぬえ。 数ヶ月前、妹紅が妖怪退治を生業にしていた事を聞き付けたぬえが弾幕勝負を挑んできた。 源頼政・博麗霊夢と二度も退治される苦杯を舐めたぬえが、三度目の正直と仕掛けた勝負を妹紅はあっさり退けた。 それ以降、何故か懐かれてしまいぬえは度々妹紅の家へ遊びに来るようになった。 「わたくしは蔵から初代に纏わる書籍が出てきたので妹紅さんに見てもらいたくて」 きちんと正座して背筋を伸ばし、凛然とした笑みを浮かべているのは、人間の稗田阿求。 阿求が『幻想縁起』を執筆する際に取材したのが縁で、今ではお茶を嗜みながら会話を楽しむ仲だ。 特に『阿礼の子』の初代・稗田阿礼と妹紅は同時代を生きただけあって、昔話で何時間も費やす事もあった。 「わ、私は迷子になった所を助けてもらって…」 「あたしは干し柿をつまみ食いしたら怒られちゃったけど」 恐る恐る言うのが大妖精、のほほんとお茶請けの干し柿を食べているのが妖怪のルーミアだ。 両者とも子供っぽい容姿でいつもは他の仲間の妖精や妖怪と遊んでいる。今日は偶々迷い込んだらしい。 尤も、二人はこれが初めての迷子ではない。竹林に誘蛾灯のような魔力があるのか、何度か妹紅の世話になっていた。 その度に妹紅は「やれやれ」と言った表情を浮かべながらも一晩泊めてやる。冷淡なようで案外世話焼きなのだ。 ルーミアは妹紅が食事の支度をしていると匂いに誘われやって来る。妹紅もそれを見越して最近では多めに作っている。 http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/computer/41116/1223914653/289
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