SCP-114514-JP (6レス)
SCP-114514-JP http://mevius.5ch.net/test/read.cgi/sf/1762620316/
上
下
前次
1-
新
通常表示
512バイト分割
レス栞
抽出解除
必死チェッカー(本家)
(べ)
自ID
レス栞
あぼーん
1: 名無しは無慈悲な夜の女王 [age] 2025/11/09(日) 01:45:16.06 ID:8QOPY2cF 特別収容プロトコル: SCP-114514-JPは、主にインターネットを介して拡散する情報災害的ミームです。 財団のウェブクローラー「YJSNPI」は、主要な動画共有サイト、ソーシャル・ネットワーキング・サービス、およびフォーラムを24時間体制で監視し、SCP-114514-JPの兆候(後述する特定の文字列、画像、音声データ)を検出します。検出されたデータは自動的に隔離・削除され、発信元のIPアドレスは追跡リストに追加されます。 SCP-114514-JPに曝露した可能性のある一般市民は、標準的な身元調査の後、必要に応じてクラスB記憶処理が施されます。 曝露の兆候が進行している(ステージ2以降)と判断された対象者は、サイト-81██の低危険度ヒト型実体収容ウィングへ隔離し、経過観察下に置きます。 SCP-114514-JPの原典とされる映像媒体(SCP-114514-JP-1と指定)の物理的コピーは、全て発見次第焼却処分されます。 現在、財団はデジタルコピーを1つ、暗号化された隔離サーバー内に保管しています。このデータへのアクセスは、クリアランスレベル4以上の職員2名の許可がなければいけません。 説明: SCP-114514-JPは、2001年に日本の映像制作会社「COATコーポレーション」によって制作された成人向け同性愛ビデオ(以下、SCP-114514-JP-1)を起源とする、複雑なミーム的情報災害です。SCP-114514-JP-1自体に異常性は確認されていませんが、その断片的な情報(映像、音声、登場人物の発言の書き起こし等)に曝露した人間は、段階的な精神汚染と認識改変を受けます。 http://mevius.5ch.net/test/read.cgi/sf/1762620316/1
2: 名無しは無慈悲な夜の女王 [] 2025/11/09(日) 01:46:13.22 ID:8QOPY2cF 曝露の進行は以下のステージに分類されます。 ステージ1: 曝露から24時間以内に発症。被験者は特定の語句(例:「そうだよ」「まずうちさぁ」「いいよこいよ」)を無意識に、かつ不適切な文脈で使用し始めます。数字の「24」や「810」、特定の清涼飲料水(特に紅茶)に対して不合理な執着を見せるようになります。この段階での自覚症状はほとんどありません。 ステージ2: 曝露から約3日後に移行。幻聴および幻覚が断続的に発生します。被験者はSCP-114514-JP-1に登場する人物(SCP-114514-JP-A、-B、-C、-Dと指定)の姿や、作中の音声(「ああ゛〜いいっすねぇ…」など)を報告します。特にSCP-114514-JP-A(通称「野獣先輩」として知られる中心人物)の幻覚は、被験者に対して無感情な視線を向けていると多くの証言で一致しています。 ステージ3: 曝露から1〜2週間後に移行。被験者の周囲で、限定的な現実改変事象が発生し始めます。報告されている事象には以下のようなものがあります。 あらゆる液体が、被験者の意思に関わらず紅茶に変化する。 被験者の自宅の一部が、SCP-114514-JP-1の舞台となったアパートの一室や屋上に酷似した内装へ変貌する。 被験者が発する声や周囲の環境音が、SCP-114514-JP-1内で使用されている稚拙な音響効果に置換される。 周囲の人物(特に男性)の顔が、一時的にSCP-114514-JP登場人物のいずれかに見える認識災害を引き起こす。 ステージ4: 最終段階。被験者は自己同一性を完全に喪失し、SCP-114514-JPの登場人物の一人として振る舞い始めます。彼らはSCP-114514-JP-1内の行動と発言を延々と繰り返し、外部からのコミュニケーションはほぼ不可能となります。この状態に陥った被験者を元に戻す方法は現在発見されていません。 果は陰性であったが、「あの幻聴はかなり精神的に来る。弱くて助かったが、これ以上の直接接触は危険かもしれない」との所見を提出した。 http://mevius.5ch.net/test/read.cgi/sf/1762620316/2
3: 名無しは無慈悲な夜の女王 [] 2025/11/09(日) 01:46:59.13 ID:8QOPY2cF 補遺114514-JP.1: インシデントログ インシデント記録 114514-A 日付: 201█/08/10 場所: 東京都██区 ██ビル 概要: ██ビル3階のオフィスにて、局地的なステージ3事象が発生。午後1時14分から午後5時14分までの4時間、オフィスの内装がSCP-114514-JP-1の舞台に酷似した和室へ変貌。室内にいた全従業員(24名)はステージ4に酷似した症状を示し、業務内容とは無関係な不可解な問答(「(今日の仕事は)もう終わり!」「ビール!ビール!」等)を繰り返した。4時間後、事象は自然収束し、従業員は全員強い倦怠感を訴えたものの、異常についての記憶は保持していなかった。関係者全員にクラスA記憶処理が実施された。 補遺114514-JP.2: インタビューログ 対象: D-810931(ステージ2の症状を呈するDクラス職員) インタビュアー: ██博士 日付: 202█/04/05 <ログ開始> ██博士: D-810931、調子はどうだね。何か変わったことは? D-810931: ああ、博士。まあ、普通だ。ただ…最近、変なものが見える。 ██博士: ほう。詳しく聞かせてもらおうか。 D-810931: 独房の隅に、男が座ってるんだ。いつもじゃない、フッと現れる。こっちをジッと見てるだけで、何も言わねえ。目が…なんていうか、死んだ魚みたいな目なんだ。 ██博士: それはSCP-114514-JP-Aの幻覚だと思われる。他に何か聞こえたりは? D-810931: ああ、聞こえる。時々、氷がカランって鳴る音とか、誰かが「悔い改めて」とか呟く声が…。一番気味が悪いのは、突然、すごく下手くそな金管楽器の音が大音量で鳴り響くことだ。あれは心臓に悪い。 ██博士: わかった。ありがとう。記録しておく。 **D-810931:**なあ、博士。ひとつ聞いてもいいか? ██博士: 何かね。 D-810931: 俺は…正気だよな? ██博士: ……そうだよ。(肯定) <ログ終了> 付記: インタビュー後、██博士は精神汚染の兆候がないか検査を受けた。結 http://mevius.5ch.net/test/read.cgi/sf/1762620316/3
メモ帳
(0/65535文字)
上
下
前次
1-
新
書
関
写
板
覧
索
設
栞
歴
スレ情報
赤レス抽出
画像レス抽出
歴の未読スレ
AAサムネイル
Google検索
Wikipedia
ぬこの手
ぬこTOP
0.298s*