河出書房の奇想/国書刊行会の冒険/晶文社の追悼 7 (781レス)
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600
(2): 2024/03/23(土)11:26 ID:c8Gm5vQl(1) AAS
新訳って、結局は翻訳の著作権切れを回避するため、出版社側の都合でやってることだと思う。
また古い翻訳でも、チョコチョコ訳文を現代風にいじったら新たな校閲者や監修者の著作権が生じるため、その作品を著作権切れの作品として自由に公開することができなくなる。

自分の読書体験でいえば、古い本を読んで古いことばや古い言いまわしを色々と覚えることができたわけだから、なんでもかんでも新しくすれば良いというふうには思わないんだよね。
601
(1): 2024/03/23(土)11:43 ID:22ZMM3Ia(1/2) AAS
>>600
新訳しても翻訳権切れになんてならないぞ
契約年数切れたらまた金払って更新するかどうかだけ
603
(1): 2024/03/24(日)00:07 ID:NGiziiG9(1/3) AAS
>>600
> 新訳って、結局は翻訳の著作権切れを回避するため、出版社側の都合でやってることだと思う。

具体的な例を挙げて話をすると、日本は環太平洋パートナーシップ協定(TTP)の締結により、2018年に著作権の有効期限を(著者の死後)50年から70年へと延長した。

もしも著作権が延長されなかったら、村岡花子訳のアンシリーズは2018年に著作権が切れていたし、阿部知二訳のホームズ・シリーズも今年から青空文庫で自由に読めていたかも知れない。

そのため、出版業界では(著作権50年を前提に)20年前くらい前から改訳や新訳をどんどん出すようになった。

新潮文庫のアン・シリーズは、村岡花子訳となっていても訳文にかなり手を加えられているし、阿部知二訳のホームズ・シリーズは深町眞理子訳に置き換えられた。
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