【悲報】さいたま市の雨水管から高濃度のPFOSとPFOA（いずれも有機フッ素化合物PFASの一種）を検出。2021年までに規制されるも残留か [566475398]

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なぜか損保会社敷地から高濃度PFAS…さいたま市に39年前まで立地していた研究所でPFOS開発、DIC「美術品」売却決定と同時並行で起きたこと

7月11日のさいたま市は、前日夜の大雨で暑さが和らいでいた。浦和区上木崎にある損害保険会社敷地の片隅で、
市の職員2人がマンホールをあけると、敷地の雨水槽から公共の雨水管へと流れる水を汲み出し、ボトルに詰めた。

この水から検出されたPFOSとPFOA（いずれも有機フッ素化合物PFASの一種）の合算値は1リットルあたり1万ng（ナノグラム）だった。
今年1月以降の水質調査で毎月、国の指針値である50ng/Lを少なくとも13倍、超え続けており、最大2万6000ng/L（指針値の520倍）だった。

今は住宅街となった一帯にはかつて工場が立ち並んでいた。損害保険会社の敷地には39年前まで研究所が立地し、PFOS関連物質の開発研究を行っていた。

過去に登記されていた所有者
合成化学物質である有機フッ素化合物（PFAS）は1万種類以上存在するとされ、20世紀半ばから工業原料となる界面活性剤や泡消火剤などとして用いられてきた。
そのうち多く使われ水溶性であるPFOSとPFOAについては健康への影響が懸念され、2000年代以降、国際的に規制が広がった。日本でも2021年までに輸入や製造が禁止された。

PFASは自然界で分解されにくく、「永遠の化学物質」とも呼ばれる。これまでPFOS・PFOA合算値が指針値を超えた地点では、
工場や米軍施設など、現存するモノが過去あるいは現在の発生源として取り沙汰されているが、さいたま市のケースは、
39年の時を超え、研究所跡地で発覚したという異例の事態だ。

事の発端は2024年8月、損害保険会社から約5キロ離れた河川で150ng/Lと指針値の3倍のPFOS・PFOAが検出されたことだ。
発生源を突き止めるべく、さいたま市が雨水管を遡って水質調査を行うと、最上流に位置するこの地点でPFOS・PFOAの濃度が1万8000ng/Lだった。

現在の敷地の所有者であり立地するビルに入っているのは、日新火災海上保険のさいたま本社。およそ化学物質とは縁がない。

しかし、登記簿から判明した過去の土地所有者が、1986年までこの地にあった「財団法人大日本インキ理化学研究所」
（途中で財団法人川村理化学研究所と改名）と大日本インキ化学工業（現DIC）だった。
https://toyokeizai.net/articles/-/896089

http://greta.5ch.net/test/read.cgi/poverty/1755085952/1

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