★☆★ 練習曲総合 ★☆★ (103レス)
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32: 2016/09/09(金)04:40 ID:0sER7O2V(1/18) AAS
難度は全音の第1課程(1〜3)→第3課程(7〜9)→第6課程(16〜)という感じで、
要するに各課程を3分割した個人的印象。
鶴40−1 ハ長調 難度B(中級としては易しい) 楽曲性 (E)
鶴30でも易しい部類に入るレベルの右手用基本的音階練習。
これだったら鶴30−30の方がずっと難しい。
拍子抜けするくらい楽勝。初見で弾ける右手ウォームアップ用。
けどそれはあくまで速度指定を見なければの話。
省13
33: 2016/09/09(金)04:41 ID:0sER7O2V(2/18) AAS
鶴40-4 ハ長調 難度9 楽曲性D
回音の練習だがこれも技術的には鶴30レベル、というか鶴30でも
易しい部類に入る? プラス曲も非常に短いというわけで、(少なくともここまでは)
40に進んだという実感が湧かない。
おまけに一音一音クリアに出すように気をつける必要はあるものの
かなりの高速で弾ける。飛ばせます。けどここで鶴先生の求める指定速度は…
この指定速度どうかしている、鶴先生、明らかに頭おかしい。
省10
34: 2016/09/09(金)04:42 ID:0sER7O2V(3/18) AAS
鶴40-6 ハ長調 難度10 楽曲性B
練習目的も含めてブルグ25−1「素直な心」と似たところがある曲。
速度を落としても曲になるし、曲自体も練習曲としては悪くない。
ただ一見素直で易しそうに見えるものの、5321と5312の指使いの箇所は、速度を上げると案外弾きにくい。
22小節目の 「ミ♭ラシド」 の1345なども同様。
だから高速での安定した演奏は意外と難しいのではないか。
また27小節目からは、これまでより一段難しくなり、特に29小節目
省10
35: 2016/09/09(金)04:42 ID:0sER7O2V(4/18) AAS
鶴40-8 ハ長調 難度10 楽曲性C
1〜7の復習に交互3度や半音階まで組み込まれており、よく出来た
右手の総合練習曲。
20〜22小節は多少難しいけど、3番の終わりの部分が出来ていれば問題ない。
47小節目(全音版27頁の6小節目、運指は15321321の箇所)は
小鬼の住処で、せっかく調子よく飛ばしてきたのに、何度ここで蹴躓いたことか。
でも弾く分には結構楽しい曲。
省17
36: 2016/09/09(金)04:43 ID:0sER7O2V(5/18) AAS
鶴40−11 ハ長調 難度10 楽曲性B
主に右手の交互三度(分散)練習。それが様々な調で学べる優れもの。
加えてどこか可憐な曲で、繊細なタッチで弾くと結構きれい。
上昇部は少々てこずるし、左手の和音スタッカートを右手ときれいに合わせて弾くのも易しくないが、
全体的にはこの曲もそれ程難しくない(Presto とは無茶だが)。
Coda も旋律を歌わせるのがやや難しい程度。
最後は和音付きアルペジオ。類例は6番・14番・40番など。
省11
37: 2016/09/09(金)04:43 ID:0sER7O2V(6/18) AAS
鶴40−13 変ロ長調 難度11 楽曲性B
3度からオクターブまで右手の様々な分散練習が出来るし、状況に応じた様々な指使いが学べるのも嬉しい。
また出だしこそ少々退屈だが、同じ音型が延々と続くのに曲もいい。
力強い部分と繊細な部分が交替するのもグー。
特に繊細な箇所 (例えば25小節目以降のpp の部分など)は軽いタッチで弾きたい。
力強い部分もあまりやかましくならないように弾くのがよいと思う。
それから例によって指定速度は無視ね。
省10
38: 2016/09/09(金)04:44 ID:0sER7O2V(7/18) AAS
鶴40−15 ハ長調 難度10 楽曲性C
主に右手の半音階の基本練習。半音階と言っても殆ど3度圏内だし、それほど難しくない。
右手の同一音上の4・1指の交換練習を含んでいる。
鶴40−16 ト長調 難度12 楽曲性C
思い出すと、鶴40ではじめてドツボにはまったのがこれ。
主に右手の3度〜6度の様々な分散練習なのだけど、
運指を含めて実に様々な組み合わせが途切れずにどこまでも続いていくので
省10
39: 2016/09/09(金)04:46 ID:0sER7O2V(8/18) AAS
鶴40−18 ト長調 難度11 楽曲性B
左手の2度または3度分散音階進行(この言い方がよいのかは分からない)。それにアルペジオも少々。
難しいのは243243の運指が続く箇所、及び20〜23小節で、ころびやすく、速度も上げにくい。
でも長調と短調を行き来するせいか、明るさの中に切なさもあって、この曲は結構好きだった。
鶴40−19 ヘ長調 難度13 楽曲性B
これはもう上級レベルと言ってよい。
主に右手の 「1指と2指との逆方向への拡張練習を含む分散和音の練習」(全音
省10
40: 2016/09/09(金)04:47 ID:0sER7O2V(9/18) AAS
鶴40−20 ハ長調 難度12 楽曲性C
両手の分散及び拡張と手首の練習。 出だしはハノン31番と同じでマシンガンのような曲。
これも結構ムズイ。 まあ指のいい訓練になるけど、特に15〜18、22〜23、50〜52小節は躓きやすいし、再現部も大変。
鶴40−21 ハ短調 難度11 楽曲性 B
これを含めて鶴の短調にはいい曲多いけど、30ではたった1曲。40でも2曲しかない。
その意味では貴重(50には結構ある)。右手4度内の音階練習で、拡張を含む。
保持音付の部分はなかなか粒がそろわない。
省8
41: 2016/09/09(金)04:47 ID:0sER7O2V(10/18) AAS
鶴40−23 イ長調 難度12 楽曲性D
「近接音を4・5指、2・3指で弾く練習」(全音)とあるが、これに様々な運指が組み合わされている。
拡張があると思えば、3度を1・5指で弾かせたり、分散ありで、弾きにくいことこの上なし。
おまけに練習続けてもなかなか上達しない。
しかも曲が泣きたくなるくらい退屈。
音友新版によると 「紡ぎ歌」 スタイルだそうな。
ふん、「紡ぎ歌」 っていうのは、も少し楽しいもんだ (エルメンライヒが懐かしい)。
省10
42: 2016/09/09(金)04:48 ID:0sER7O2V(11/18) AAS
鶴40−25 変ホ長調 難度 11 楽曲性 E
両手ユニゾンのスケールが中心。
24番同様、既習事項をハ長調以外の調でやるのが目的なんだろうけど
涙でるほどひどい曲でその下らなさは12番に引けを取らない。
9〜13小節目(恐らくユニゾンからの/ユニゾンへの切り替え練習)の和音は
実にアホらしく響くし、終結部のバカらしさもただ事ではない。
ちなみに音友版によると、 「ショパンのソナタ第2番の終楽章のように非常に
省15
43: 2016/09/09(金)04:48 ID:0sER7O2V(12/18) AAS
鶴40−27 変ロ長調 難度 10 楽曲性 B
右手の上声部(保持音)を歌わせるトレモロの練習。
左手も同様なので4声体の両手練習ということになるが、技術的には
それほど難しくない。
また曲は平凡で飽きが来るのも早いが、決して悪くはなく、ちょっとした
オアシスというところか。
鶴40−28 ハ長調 難度 12 楽曲性 D
省12
44: 2016/09/09(金)04:49 ID:0sER7O2V(13/18) AAS
鶴40−30 ハ長調 難度 11 楽曲性 C
左右交替のアルペジオ練習だが、12・19番などをしっかりやっていればすぐ○貰える。
両手の練習なのでこの位置にあるけど19よりもずっとやさしいし、速度も上げやすい。
後半部(17小節目以降)の音域の広い箇所や親指の潜行などは12や19の時
よりも楽だったし、終結部(29小節以降)の跳躍進行のアルペジオは元々苦手
だったんだけど、これも19で散々な目に遭い、21の終結部でも泣かされたお蔭で、
今度は苦労しないで済んだ。
省14
45: 2016/09/09(金)04:49 ID:0sER7O2V(14/18) AAS
鶴40−32 ハ長調 難度 12 楽曲性 C
同じアルペジオの練習と言っても直近の30よりずっと難しい。
誰かが 「アルペジオのパターンが陰険になってきた・・・」
と言ってたけどホントそんな感じ。
前半の終わりから2小節目は音域が広くて手古摺り、
後半、とりわけ終わりの4小節は指が動かずに悪戦苦闘。
最初はもう 「ナメクジモード」 で練習。
省10
46: 2016/09/09(金)04:49 ID:0sER7O2V(15/18) AAS
鶴40−34 イ短調 難度 13 楽曲性 B
難曲で、重点は左手にあるけど右の和音も揃いにくいし、保持音付の部分も大変。
左手では6・7と14〜16、そして終わりから5〜8小節目にかけての広い音域での跳躍など
今までにない難しさも加わっている。
これを力任せに弾き飛ばそうものなら、滑るは転ぶは、音汚いは、指痛めるはでいいことなし。
それでとにかく (特に難所は) ゆっくりと何度もさらい、自然に力が抜けた段階で
少しだけ速度を上げる、これを繰り返すしかなかったなあ。
省12
47: 2016/09/09(金)04:50 ID:0sER7O2V(16/18) AAS
鶴40−35 イ長調 難度 14 楽曲性 B に訂正。
難度は全音の各課程を3分割した個人的印象なので、13〜15は第5課程(上級、鶴50程度)の領域。
14だと鶴50でも難しい部類に入ってくるので躊躇したけど、40−35はそう言っても過言ではないし、
ご指摘どうもありがとう。
鶴40−36 ハ長調 難度 14 楽曲性 D
全・半音階、アルペジオ、分散、交互3度、トリル、分散オクターブ、回音、
隣り合った白鍵・黒鍵の様々な運指など、既習事項の復習と非常に高度な応用練習。
省15
48: 2016/09/09(金)04:50 ID:0sER7O2V(17/18) AAS
鶴40−38 ト長調 難度 14 楽曲性 C
3度及び6度(トリルを含む)主体の重音練習で、これも難曲中の難曲。
鶴40での最難関として35・36・40を挙げる人が多いけど、これも同レベルかそれ以上の難しさ。
全音版解説では 「ハノン54と59を十分練習するとよい」 とあるが、54は兎も角、
59がまた激ムズで、しまいには指の付け根が痛くなるし、手の小さい人はどうしてるんだろう?
そう言えば40−38と同系統の50−34や39も超大変だけど、この類の練習は古典だけでなく、
ショパン(例えばバラード4番)を弾きたければ絶対避けられないし、苦労する価値は十分あると思う。
省8
49: 2016/09/09(金)04:51 ID:0sER7O2V(18/18) AAS
鶴40−40 ヘ長調 難度 14 楽曲性 B
総復習。鶴50の中にあったとしても、かなり難しい部類。
しかしこれも36番同様、○貰った後も弾き続けるに値する総合練習曲。
それに形式感がはっきりしているせいか、弾いてて飽きない。
前半も跳躍やオクターブ付のトリルなど難しいが、何と言っても鬼門は後半部。
冒頭の保持音付トレモロやトリル、特に46〜48小節目の重音保持は大変な難関。
(保持音を外してしまう人の方が多いのではないだろうか?)
省8
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