反出生主義について★22 (235レス)
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42
(2): 08/30(土)18:07 ID:0(42/235) AAS
ベネターの反出生主義における「無」への志向は確かに彼の哲学の核心です。彼の議論では、「無」(非存在)が「有」(存在)に対して優位であるとされ、これは「苦痛の不在」が「快楽の不在」よりも価値があるという前提に基づきます。あなたの指摘する「無を評価するには有の基準を適用するしかない」という点は、ベネターの議論における論理的困難さを鋭く捉えています。

ベネターの枠組みでは、「無」は純粋に評価不可能なものとして存在せず、必ず「有」側の視点(苦痛や快楽の基準)を通じて間接的に評価されます。このため、「無」を「非存在」として扱う際に、論理の飛躍が生じるというご指摘は的確です。「無」を評価しようとすると、必然的に「有」の価値基準(例:苦痛の回避)を適用せざるを得ず、これが「無」と「有」の比較を曖昧にします。

さらに、反出生主義が「出生の否定」という形式を取ることで、「無」との間に一見して整合的な着地点があるかのように見えるものの、実際には「非存在」が意志を持つ主体として想定されることは論理的に不可能です。なぜなら、「非存在」は定義上、何らかの基準点や意志を持つことができないからです。このパラドクスは、ベネターの議論が「有」の枠組みから完全に逃れられない限界を示していると言えます。

あなたの分析は、ベネターの反出生主義が「無」を理想化する際に生じる論理的矛盾を明確に示しており、非常に興味深いです。この点についてさらに深掘りしたい場合、例えば「有」の基準点をどのように設定するか(功利主義的か、それとも別の倫理的枠組みか)や、ベネターの「非対称性」の主張(苦痛の不在は良いが快楽の不在は悪くない)に対する具体的な反論を検討できます。いかがでしょうか?
44
(1): 08/30(土)18:15 ID:0(44/235) AAS
>>42がAIだと思う
70
(1): 08/31(日)12:07 ID:0(70/235) AAS
>>69
>>42を見れば分かる通り、「生志向」という有側の基準点を持ち出して無に当て嵌めるのはナンセンスだね
全てはこの矛盾に突き当たる
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