[過去ログ] 【BKK】バンコク(曼谷)旅行スレッド213【タイ】 (1002レス)
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964: 08/04(月)21:40 ID:/s1Elk/b(1/5) AAS
中国の若年層に深刻な失業危機が広がっている。面子を重視する中国社会では、失業状態を家族に知られたくない事情があるようだ。苦しい若者たちの拠り所となっているのが、オフィススペースを提供し「出勤しているふり」ができるサービス。料金を払ってまで“会社”へと足を運ぶ実態を、香港メディアなどが伝えている――。

【写真】中国北京のスーパーマーケットで、マッサージチェアに寝ている人々

■オックスフォード大学院卒のフード配達員が話題に

 いまや中国では、いかに高学歴であろうと職に就けるとは限らない。ソーシャルメディアで話題を呼んでいるのが、一人のエリート男性の奮闘だ。

 香港英字紙のサウスチャイナ・モーニング・ポストによると、福建省出身の39歳、ディン・ユエンジャオさんは、「最高学歴のフードデリバリー配達員」と呼ばれている。清華大学、北京大学、シンガポールの南洋理工大学、英オックスフォード大学を渡り歩き、4つの学位を手中に収めた。
省1
965: 08/04(月)21:41 ID:/s1Elk/b(2/5) AAS
 「安定した仕事です。この収入で家族を養えますから。一生懸命働けば、まともな生活ができる。悪い仕事ではありません」とディンさんはソーシャルメディアで語っている。その後、故郷の中国に戻った彼は、北京版ウーバーイーツとも言うべき大手フード配送プラットフォーム「美団(メイトゥアン)」の配達員として働いている。

■中国SNSで問われる「教育の意味」

 ディンさんの境遇に共感する人々は多い。最近、大学入試を終えたばかりの学生たちを励ます動画を投稿すると、瞬時に話題となった。「(入試で)良い結果が出なくても、悲観的になったり、落胆したりしないでください。もし良い成績だったとしても、ほとんどの仕事では大きな違いはないということを心に留めておいてください」

 ポジティブなメッセージを発信するディンさんだが、彼の境遇は中国のソーシャルメディアで議論の的となっている。「教育の意味とは、一体何なのだろう?」とあるネットユーザーは書き込んだ。世界トップクラスの大学を出て、望まなかった配達員の仕事をこなす。この現実が、今まさに大学で学び職を探している中国の若者たちの心理をかき乱している。
966: 08/04(月)21:42 ID:/s1Elk/b(3/5) AAS
■重慶にある「偽装旅行会社」の一日

 統計が雇用危機を包み隠しているのと同じく、若者たちは自らの失業状態を覆い隠そうとしている。その需要に応える奇妙なビジネスが、家族や友人に出勤したふりをして体面を保てる「偽装出勤サービス」だ。

 中国・重慶のビジネス街の中心部にある、一見すると普通のオフィス。しかしよく見ると異様な光景だ。受付に人はおらず、パソコンの電源は入っていない。それでも約15人が毎日ここに「出勤」している。

 現場を取材したフランス公共放送のフランス24によると、利用者たちは1日約1030円を支払い、8時間までここで過ごせる。この場所は元々旅行代理店だった。その背景を活かし、今でも架空の旅行代理店がここで営業しているという設定だ。

 壁には架空の「マカオツアー企画」というポスターまで貼り出されているが、これは利用者に「オフィスで働いている感覚」を実感してもらうための演出だ。料金を払ってオフィスへ赴いた利用者たちは、業務をこなしているフリをすることができる。
省1
967: 08/04(月)21:43 ID:/s1Elk/b(4/5) AAS
■1日600円で「社員のふり」…各地で広がる偽装出勤ビジネス

 重慶の事例は氷山の一角だ。中国全土で、失業者の体面を守るビジネスが急速に広がっている。

 サウスチャイナ・モーニング・ポストによると、河北省のある企業はかなり安価なサービスを提供している。「1日29.9元(約600円)で午前10時から午後5時まで『勤務』でき、昼食付き」という内容だ。一方、別の匿名のネットユーザーは、50元(約1000円)で「社長」として革張りの椅子に座り、写真撮影ができるオプションサービスを提供している。ネットの募集要項では「多くの大企業がリストラを進めている」とあり、失業者に居場所を提供したいと説明した。

 スペイン有力日刊紙のエル・パイスは、北京の施設を訪問。法律事務所の看板が掛かっているが、中に足を踏み入れると、そこはコワーキングスペースになっている。施設の責任者は同紙に対し、「オンラインで話題になっているコンセプトをコピーした」と認め、弁護士たちがめったに使わないオフィスを賃貸することにしたと説明した。弁護士事務所への勤務を装った方が、フリーランスで仕事をするよりも体面が良いということだろうか。
968: 08/04(月)21:43 ID:/s1Elk/b(5/5) AAS
■農村部でフード配達員になることを躊躇する理由

 お金を払ってまで偽装出勤サービスを利用する若者たち。中国社会特有の「面子」の大切さが、彼らをこうしたサービスへ駆り立てる。

 都市部では恋人や家族に対する体面を保つ必要がある。サウスチャイナ・モーニング・ポストが取材した杭州市出身のジャー・ウェイさんは、勤めていた電子商取引会社が倒産した後、カフェに毎日のように通って時間をつぶしている。

 「失業はストレスが大きいが、その暗い気持ちを家族に伝えたくなかった」と語るジャーさん。普段退社していた時刻になるとコーヒーショップを出るが、時には「残業」を装うため、遅くまで遠くをぶらついているという。

 ことに農村部では、地域社会での評判が死活問題となる。ANI通信が伝えたところによると、広東省の農村出身のある若い男性は、地元の若者たちの多くが親に頼って生活していると証言している。多くはフードデリバリーの配達員として働いたりしているが、何より辛いのは、同じ町の人に会うことへの恐怖だ。「私の町のテイクアウト配達は、すべて他の町の若者がやっています。知り合いに会って笑われるのが怖いからです」と男性は語った。
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