「深夜特急」のようなもの 第2便 (282レス)
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124: 2020/08/07(金)22:54 ID:XQrbPTrT(1/4) AAS
外部リンク:news.yahoo.co.jp
初めての一人旅は高校1年生の春休み、国鉄の切符を手に周遊した東北地方だったという作家・沢木耕太郎。
それから半世紀以上、さまざまな国々を旅して回ってきた彼は、新型コロナウイルスで世界への門扉が
閉ざされる今、何を思うのか。沢木が語る「コロナ禍」「東京五輪2020」、そして「旅と人生」。
想像し得ないことが起こるのは当たり前
80年代・90年代のバックパッカーブームを後押しし、日本中の若者を旅へと駆り立てた沢木耕太郎の『深夜特急』(新潮文庫・全6巻)。
主人公「私」の一人語りで綴られる、アジア、中東、ヨーロッパの旅は、いつ読み返しても新鮮なときめきを与えてくれる。
省2
125: 2020/08/07(金)22:57 ID:XQrbPTrT(2/4) AAS
「とても規則正しい生活ですよ。朝は6時に起床したら、顔を洗って、白湯を一杯飲みながら原稿を書き始め、
9時に朝食。そこから10時に仕事場へ行き、14時くらいには自分でクッキングをして昼食をとる。
食べながら欧米のニュースダイジェストを見て、15時から18時までまた仕事。帰宅したら、19時に夕食。
21時くらいから音楽を聴いたりしながら、少し調べものなんかをする。この3月以前から、
ずっと同じ作業を繰り返していました。そこに、『旅』がなかったというだけ。日常は、何も変わらなかったですね」
変わらない日常を過ごしながら、世界中に広がるコロナ禍のニュースを眺めていたという沢木。
20代の頃から世界を股にかけたハードな旅を経験してきた彼に、新型コロナウイルスはどう映ったのだろうか。
省11
126: 2020/08/07(金)22:59 ID:XQrbPTrT(3/4) AAS
熱心な『深夜特急』ファンなら、お気づきだろう。この流行り病についての考え方は、
すでに『深夜特急』で表明されている。当時、天然痘が流行していたインドから、
パキスタン国境の街へとバスで移動するシーン。
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インドを歩いているうちに、ある種の諦観のようなものができていた。
たとえば、その天然痘にしたところで、いくらインド全土で何十万、何百万の人が罹っているといっても、
残りの五億人は罹っていないのだ。そうであるなら、インドをただ歩いているにすぎない私が感染したとすれば、
省8
127(1): 2020/08/07(金)23:01 ID:XQrbPTrT(4/4) AAS
ニューノーマル。新しい生活様式。ポストコロナ社会。もはや世界は、これまで通りではない。
……毎日そんな論調が世に溢れるが、沢木には少しのブレもない。
「若いうちにやっておいたほうがいいことに、『旅』と『スポーツ』があると思っています。
それはどちらも、『思いがけないことが起きる』から。例えばサッカーならば、90分間の中で、
瞬間瞬間にどう対応するかということを常に問われるわけです。そうすると、それに対応する能力が身についてくる。
旅もそう。思いがけないようなことが起こるんだけど、『思いがけないことが起きる』ことを予想することは可能なわけです。
大事なことは、それにどう対応するか、ですよね」
省5
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