【輝く青春】三重県立四日市高等学校【広がる未来】 [転載禁止]©2ch.net

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254: 実名攻撃大好きＫＩＴＴＹ [age] 2021/02/11(木) 16:08:15.99 ID:gt2ClhJD0

迷った時期も自分の糧に　伊吹有喜さんが後輩にエール

三重県四日市市を舞台にした小説「犬がいた季節」（双葉社刊）を10月に出版した作家の伊吹有喜さんが3日、同市諏訪町の四日市商工会議所で開かれた記念のトークイベントに出席した。
伊吹さんの母校で、小説のモデルにもなった県立四日市高校の在校生と語り合い、「実在の地名を使って書くことには勇気が要ったが、作品に臨場感を出せた」と話した。

伊吹さんは1969年、三重県尾鷲市生まれ。小学2年から高校卒業までを四日市市で過ごした。大学卒業後、出版社勤務を経て、2008年に作家デビューした。前作の「雲を紡ぐ」を含め、過去に3回、直木賞候補になっている。
　「犬がいた季節」は、伊吹さんが四日市高校に在籍していた当時、実際に飼われていた迷い犬に着想を得た青春小説。同校がモデルの八稜（はちりょう）高校で、「コーシロー」と名付けられた犬の世話に携わり、
1989年から2000年に卒業していった生徒たちの恋や友情、旅立ちを切ないタッチで切り取った。最終話では、時が一気に2019年に。高校の創立100周年記念式典の祝賀会で再会したかつての生徒たちは――。

伊吹さんが、四日市市を舞台に長編小説を書いたのは初めてという。取材に対し、「尾鷲市をモデルにした『風待ちのひと』でデビューして10年が過ぎ、
再び三重を舞台にした作品を書いたことは重要な体験でした。初心を忘れずに、新たな物語を書き続けていきます」と話した。
　トークイベントでは、伊吹さんが、四日市高校の在校生6人の質問に答えた。制作にかかった時間を聞かれ、「取材をしたり、プロットを練ったりで、4年くらいかかった。
新しい進路に向かう生徒たちを、学校にいた犬の視点で書くまでの下ごしらえに時間がかかった」と語った。
　後輩たちへのエールも送った。「小説家なんて雲をつかむようなことを考えていたらいけないと思い、大学卒業後は就職。小説を書き始めたのは30代で、新人賞を取ってデビューするまでに10年かかった。
若い皆さんは一度進路を選択したら、後戻りはできないと思うかもしれませんが、やり直しはききます。自分もそうでした。迷った時期は無駄ではなく、みんな自分の糧になっています」（黄?K）

https://www.asahi.com/articles/ASNC36S0MNC3ONFB001.html

http://mao.5ch.net/test/read.cgi/ojyuken/1437399198/254

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