[過去ログ] 【NGT48】西潟茉莉奈ちゃん応援スレ★36 (1002レス)
1-

このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
次スレ検索 歴削→次スレ 栞削→次スレ 過去ログメニュー
580: 2020/07/27(月)12:22 ID:Jmuulq9R0(1) AAS
 前述したように、大多数の者にとっては、神的秘術や悪魔学が事物の単なる説明、衣裳、単な
る外殻にとどまるとしても、事物の内部を見ぬき、なんらかの魔術的影響下に作用するものは
まったくもって意志にほかならないことをじゅうぶんに認識した人びとがいないわけではない。
しかし、このように深い洞察を行なった者は、魔術とは無縁であるばかりか魔術に絶対的な態度
をとる人びとのあいだには、見うけられない。

しかもこうした縁なき衆生が、大部分の魔術にかんする書物の著者なのだ。彼らは魔術について、たんに
魔女裁判の記録や証人の喚問をつじて知っているだけであり、したがって、たんい外面的なことしか記述
せず、本来の訴訟手続きのなかで被告の自白をつじて明らかにされたことは、魔術使用による恐るべき犯
罪を普及することになるとして黙して語らない。ボディヌス、デルリオ、それにビンズフェルトあはこの
種の徒輩である。これに反し、われわれがこの問題の真の本質についての鍵を求めるべき人びとは、迷信
が勢いをふるったあの時代の哲学者や自然探究者である。しかし彼らの陳述には、魔術について
も、動物磁気についても、真の動因は意志にほかならないことがきわめて明瞭に示されている。
このことを敷衍するために、二、三の引用をしなくてはなるまい。ロジャー・ベーコンはすでに
十三世紀に次のように述べた。「だれか悪意をもつ人間が、はっきり他人を害そうと考えるとき、
しかもその人間がはげしくこれを願ったうえに、おのれの意図を明らかにこれにさしむけつつ相
手を真に害することができると確信するとき、自然がその人間の意志に服従するであろうことは
疑う余地がない」(『大著作』ロンドン、一七三三年、二五二頁)。しかし魔術の内的本質につい
て他のだれよりも多くのことを解明し、さらに裁判の訴訟手続きについて詳細に記述することを
恐れなかった人は、ほかならぬテオフラストゥス・パラケルススである(一六〇三年、シュトラ
ースブルクで刊行されたフォリオ版第二巻の著作集。とくに第一巻九一頁、三五三頁以下および七
八九頁、第二巻三六二頁および四九六頁)。彼はまず第一巻一九頁で次のように述べている。
1-
あと 422 レスあります
スレ情報 赤レス抽出 画像レス抽出 歴の未読スレ AAサムネイル

ぬこの手 ぬこTOP 0.009s