伏華おめでとう㊗🎉 (179レス)
1-

1: 2024/09/19(木)21:55 AAS
☆☆☆ひげひめ専用☆☆☆
☆☆☆ひらがな婆出禁☆☆☆
★★★スラダン婆出禁・スラダン話禁止★★★
★★★ステマ婆出禁・ステマ話禁止★★★
★★★ヒロアカ婆出禁・ヒロアカ話禁止★★★
★★★ブルロ婆出禁・ブルロ話禁止★★★
★★★このスレからの転載・持ち出し・スレ貼り禁止★★★
省16
99: 2024/09/20(金)08:18 AAS
最後の最後恋愛術式にしたのがやばい;;王道って;;
100
(1): 2024/09/20(金)08:18 AAS
まったくこのあと進展ないだろうけどノマ婆の餌にはされる;;でも華自体が16票の女だし大した人気にはならないよ;;
101
(1): 2024/09/20(金)08:18 AAS
伏華エターナルスレ同時進行やめて;;
102: 2024/09/20(金)08:18 AAS
>>97
逆張り;;
103: 2024/09/20(金)08:18 AAS
まぁ伏が覇権棒だったら否定してるって爆破扱いだっただろうし;;
104: 2024/09/20(金)08:19 AAS
伏天然無自覚垂らしだったの;;
105
(2): 2024/09/20(金)08:19 AAS
げげやっぱり連載中に結婚したの;;
106
(1): 2024/09/20(金)08:19 AAS
ごめーーーーん!って伏なの?五なの?;;
107
(1): 2024/09/20(金)08:20 AAS
伏は否定したから逆に虎が釘に恋愛感情ありましたってなりそう;;
108: 2024/09/20(金)08:20 AAS
>>105
今幸せの絶頂かも;;
109: 2024/09/20(金)08:20 AAS
でも一年最初の任務でも虎釘で子供助けたからげげちゃん子供には元々優しい;;性格終わってる婆とは違う;;
110: 2024/09/20(金)08:21 AAS
>>101
難民婆からのお祝いの気持ちだよ?;;
111
(1): 2024/09/20(金)08:21 AAS
>>100
残り1話で全く進展ないって安心はできないよ;;
112
(1): 2024/09/20(金)08:21 AAS
>>106
五から教わった伏;;
113: 2024/09/20(金)08:22 AAS
>>112
どっちも断るのに苦労してそう;;
114
(3): 2024/09/20(金)08:23 AAS
>>105
元ジャンプアシの大手がアシと結婚したって言ってたよ;;
115: 2024/09/20(金)08:23 AAS
>>107
願望がしゅごい;;
116: 2024/09/20(金)08:24 AAS
完全にくっつくことはないだろうけど急に生徒のノマフラグ立てるのちょっとキモい;;
117: 2024/09/20(金)08:25 AAS
>>114
げげちゃんおめでとう;;
118
(1): 2024/09/20(金)08:26 AAS
>>111
さすがにないよ;;まったく恋愛要素ゼロだったとこにいきなりの進展は急すぎる;;
119: 2024/09/20(金)08:26 AAS
>>114
漫画家にまで芸能人みたいなゴシップ付けるのやめな;;
120: 2024/09/20(金)08:27 AAS
>>114
良かったね;;おめでとうございます;;
121: 2024/09/20(金)08:27 AAS
伏華は割と前から匂わせてたから別に急じゃなくない;;
122: 2024/09/20(金)08:28 AAS
虎釘も伏華も急じゃないのに;;
123: 2024/09/20(金)08:28 AAS
お互いに性格とかよく知ってる仲だろうし素敵だね;;お幸せに;;
124: 2024/09/20(金)08:55 AAS
普通の一般ファンが意味わかんなくてドン引きするのも分かるけど今読み返すとピンチャン回結構面白い;;
125: 2024/09/20(金)09:36 AAS
>>118
10年後に飛んで子供生まれてるとかジャンプ最終回あるあるだよ;;鰤みたいに;;
126: 2024/09/20(金)09:37 AAS
イチルキモチーフめゆめで始まって最終的に虎釘伏華の娘息子で〆るって師匠すこなげげがやりそうじゃない;;
127: 2024/09/20(金)11:03 AAS
恵に右腕になると言われて1ヶ月が過ぎた;;
言葉通り任務以外のほとんどを一緒に過ごしている;;
恵はなんというか真面目な人で、食事や着替えまで手伝うと言ってきた;;
そんなところも好きなんだけど、恵からあーんされたり服を脱がされたり…なんて想像だけで倒れてしまいそうなので血が出るほど唇を噛み締めながら断った;;

今現在私は高専の寮に住んでおり編入の手続きをしている;;
部屋は恵の隣にしてもらった;;
このくらいのわがままならいいでしょ?;;
省23
128: 2024/09/20(金)11:06 AAS
家建てたら犬飼いたいなとか言いそう;;
華は自分に言われてると思ってないから恵は犬好きだもんねぇって返す;;
そしたらお前は?って聞かれる;;
好きだよって答えたらそうか、よかったって伏が言う;;
なんで?って華が聞いたら動物買う時はパートナーにも聞かなきゃダメだろって少し顔を赤らめながら言う;;
129: 2024/09/20(金)11:06 AAS
キャーキャー;;嬉しい;;どうしよう;;伏華うれしすぎてキモいニヤケ止まらん;;胸が苦しい;;はー;;私がずっとげげナイトしてたからご褒美なの?;;このスレで本気で伏華焚いてたの私くらいだよ真面目に;;んぎゃーーー嬉しい;;嬉しすぎて死にそう;;
130: 2024/09/20(金)11:06 AAS
伏華エターナル;;
131: 2024/09/20(金)11:48 AAS
光の庭
2chスレ:nanmin
132: 2024/09/20(金)13:18 AAS
これが伏とウチらのETERNALだから;;
133: 2024/09/20(金)13:18 AAS
伏華の愛の巣はここ?;;
134: 2024/09/20(金)13:19 AAS
伏やっぱり傷がない方が綺麗だよね;;げげお願い消して;;
135: 2024/09/20(金)21:58 AAS
5年後くらいに伏がまた思わせぶりなこと言って華があーまた恵の悪い癖出たって流すんだけど本当にプロポーズなんだよね;;

3年後くらいに思い詰めた華が「責任感で恵のこと縛っちゃってるよね。もう私は大丈夫だよ今までありがとう」って言ったら「そんなんじゃねぇよ」ってちょっと怒る伏が見たい;;

伏華が正式にくっつく時のセリフって「そういうつもりだ」だよね;;
136: 2024/09/21(土)06:32 AAS
任務終わった後の伏華の会話について妄想する;;

伏「さっきの話だが…」
華「めっ恵ごめんね私はやとちりしちゃって💦」
伏「いや、いい…」
伏「その…まあ式…とかは置いといて、来栖の今後の生活面等できる限りサポートしていきたいと思う」
伏「俺になんでも言ってくれ」
華「いいの?」
省4
137: 2024/09/21(土)06:32 AAS
まあ最初の一年はなんもないやろね;;
ただ華の方が片想いしてるし積極的だし伏もそのことは知ってるから案外早くくっつく可能性もある?;;
でも伏の性格ならまずは友達からって言うだろうね;;
そこからしばらくしてさりげなく伏から「今度デートでも行くか」
とか言ってくれる;;
結婚は伏が高専卒業して3年目くらい?;;
ただ伏は当主様だからね;;そこんとこどうなのかわからないけど;;
138: 2024/09/21(土)06:51 AAS
これがちょっとクスッと笑える初チューのシチュエーションだよ;;

~キスの雰囲気の二人~
華「…」
伏「…」
華「…」
伏「…」
華「…?(恵遅いな…)」
省8
139: 2024/09/21(土)06:51 AAS
交際後の会話だよこれが;;

華「恵…片腕なくて大変だからちゅーして」
伏「お前それもはや腕関係ないだろ」
~といいながらもちゅーしてくれる~
華「へへー」
伏「ったく(満更でもない)」
140: 2024/09/21(土)07:07 AAS
伏華に出会いの機会を与えた五;;
伏華に再会の機会を与えたケンケン;;
伏華に関係を紡ぐ未来を与えたヌオ;;
141: 2024/09/21(土)07:40 AAS
伏華エターナル;;
142
(1): 2024/09/21(土)07:44 AAS
ここ?;;
143: 2024/09/21(土)07:47 AAS
伏はこれから生きる意味を見つけたんだよ;;伏の意思を邪魔するのよくないよ伏婆;;
144: 2024/09/21(土)07:51 AAS
>>142
そうだよ;;
145: 2024/09/22(日)03:09 AAS
夜だからえっちな話するね;;
セックス中に華が片腕で必死に伏に抱きついてるんだけど伏が華の顔ちゅっちゅってキスしながらぎゅって華抱きしめてくれたらかっこいい;;
146: 2024/09/22(日)09:31 AAS
自分に片想いしてると分かってて責任取る右腕になると決めたんだから今後もそういう関係にならなければあまりにも不誠実;;
伏クズ焚きできる婆は華の件無視してホモ焚き続行できるかもしれないけど伏のキャラを大事にしたいならもうできない;;
147: 2024/09/22(日)18:32 AAS
仕事中ずっと伏華のこと考えてきた;;
嬉しくて嬉しくて仕方がない;;
待ち望んだ推しノマの成立;;
148: 2024/09/23(月)06:22 AAS
伏と今後一番深く関わる女性は華だからね;;右腕として生きていく;;そんな相手がいる時点で他のやつと恋愛はない;;仮に伏が何年経とうが華のことを好きになれなかったとしても結局一生一緒な支え合う二人として終わるんだから;;

華は仮に伏と結ばれなくても伏の隣にいるだけで幸せだと思う;;
これからもあなたの隣に立つために人を助けるって宣言したのが華だから;;
でも伏は優しいからそんな華の好意を受け入れないまま終わるとは思えないんだよね;;
149: 2024/09/23(月)09:19 AAS
伏ホモカプ爆破おめ;;
150: 2024/09/24(火)04:16 AAS
伏華連載;;
2chスレ:nanmin
151: 2024/10/13(日)01:01 AAS
おめでとう㊗🎊
152: 2024/10/29(火)10:02 AAS
🔥おちんぽフラペチーノショートで
153: 2024/11/03(日)14:14 AAS
週欄;;

五悠 29 (最高2位)🥈✨
夏五 3 (最高53位)☠
五伏 3 (最高60位)👈❓❗
夏虎 2 (最高52位)
虎中心 2 (最高90位)
夏中心 1 (最高24位)
省15
154: 2024/11/14(木)22:41 AAS
原作の伏華三銃士を連れてきたよ;;

伏華に出会いの機会を与えた五;;
伏華に再会の機会を与えたケンケン;;
伏華に関係を紡ぐ未来を与えたヌオ;;
155: 05/08(木)07:17 AAS
私はあのシーンは伏側へ未来に進むための存在として描かれたと思ってる;;
ヌオとの対話でもう一度誰かのために生きようと思うって言ってからの「これから右腕になるよ」だったから;;
156: 05/08(木)07:17 AAS
自分の為に生きるじゃなくてもう一度誰かのために生きるなのが伏らしいなと思ったけど;;姉貴の為に術師の道を選んだ伏だからこそ誰かのために生きてるのが性に合ってるのかもね;;
157: 05/08(木)07:17 AAS
伏が右腕になるよって決断をした存在ってことは華はちゃんと善人だと思うし;;伏は善人じゃない奴にそんなこと言わないから;;
これは華が伏の隣に立ち続ける為に人を助けるってあの時決断したその思いこそが善人なんだと思う;;
158: 05/08(木)07:18 AAS
今まで姉貴や五や高専のみんなからどちらかというと世話されてきた側の伏だからこそ今度は自分が渾身的に世話をしなければならない側を選ぶというのがまた成長らしくていいなと思う;;
159: 05/22(木)17:41 AAS
一見伏が華に一方的に献身的になるように見えて伏は華のことを自分の生きる理由として使ってるから相互依存なんだよね;;
160: 05/22(木)17:42 AAS
誰かのためじゃないと生きられない伏が来栖の右腕になるよって華に言ったんだから実は使われてるのって華の方なんだよ;;
161: 06/12(木)19:57 AAS
そばにいます宣言なわけだしすぐ結婚とかじゃなくゆっくりと惹かれていく方が責任感とかじゃなくちゃんと愛を育むって感じですこ;;
162: 06/12(木)20:00 AAS
〜5年後〜;;

伏(21)「これ、ここに置けばいいか?」
華(21)「はい!…あの、恵」
伏「なんだ?他にまだ移動させるもん…」
華「もう、やめましょう」
伏「…?」
華「この関係、です」
省1
163: 06/12(木)20:00 AAS
;;
華「片腕で生活するのも慣れましたし、恵がいなくても平気です」
伏「それでもまだ片腕じゃできねぇことも多いだろ。それに俺はお前の右腕になるって決めた」
華「ダメですっ…!」
伏「は?」
華「ダメなんです…私がずっと恵に甘えていたら、恵を縛ってしまうことになる」
伏「何言って…」
省1
164: 06/12(木)20:02 AAS
;;
華「恵もご存じの通り、私は恵が好きです」
伏「…」
華「でも恵はそうじゃない、でしょう?」
華「恵は優しいから、責任感で私のサポートをしてくれてるんですよね…」
華「とてもありがたいけど、叶わない片想いの相手とずっとそばに居るのも、辛いんです…」
伏「…」
省3
165: 06/12(木)20:08 AAS
;;
伏「はあ〜〜〜……」
華「め、恵どうしたんですか?へたり込んで…」
伏「お前、ずっとそんなこと考えてたんだな」
華「え、えっと…はい」
伏「そうか、気付かなくて悪かった」
華「いえ、私個人の問題ですから恵は気にする必要ないです!」
省3
166: 06/12(木)20:08 AAS
;;
伏「まず言っておくが、確かに俺が来栖の右腕になるって決めたのは責任感からだ」
華「はい…」
伏「最初は高専に編入してきたお前の身の回りのもん手伝ったりしたよな」
華「その節は本当に助かりました」
伏「そのうちお前の買い物に付き合ったり、俺が必要だったのか分からないが動物園や水族館に二人で行ったりもした」
華「う…恵と一緒に行きたくて。迷惑でしたらすみませんでした」
省2
167: 06/12(木)20:09 AAS
;;
伏「俺は来栖が思ってるほど優しい人間じゃない。俺の手が必要ないと思ったら断ることだってできた」
華「…?」
伏「なんで俺がお前の要望に全部付き合ってたかわかるか?」
華「それはやっぱり、責任感で…」
伏「だからちげぇっつったろ」
華「うう、でも…」
省2
168: 06/12(木)20:12 AAS
;;
伏「俺が近づくだけで真っ赤になるところとか、ギクシャクしてたくせに少し慣れたらわがまま言ってきたりするところとか、いつも機嫌良さそうに鼻歌歌ってるところとか、その鼻歌がやけに綺麗で心が惹き込まれるところとか、成人して酒飲むようになってから酒強いくせに酔ったフリして迎えを毎回頼んでくるところとか、俺を見る目から愛情を感じるところとか…全部」
華「…バレてたんですね、ははっ恥ずかしいや」
伏「俺はその関係が心地良くて、それに甘えてた。俺がそのままにすることで生じるお前の気持ちまで考えが至らなかった」
伏「いや…もしかしたら伝わってるかもしれないと思ってた。でも、ちゃんと言葉にしないとだめだよな」
169: 06/12(木)20:13 AAS
;;
伏「俺はお前とのこの関係を解消するつもりはないし、お前の可愛いワガママもたくさんきいてあげたい、責任感とかじゃなく今後もお前のそばにいたいってことだ」
華「そ、それはつまり…」
伏「…俺、今まで恋愛っつーもんをしたことなくて、まあそんなことしてる暇なかったってのもあるが…、知り合いのそういう話を聞くのは嫌いじゃないが自分自身についてはからっきしなんだ」
華「…」
伏「だから今俺が抱えるこの感情の正体も正直測り兼ねてるところはある。…ただ、さっきお前に伝えたことは嘘じゃない。信じてほしい」
伏「それでまたちゃんと自分の気持ちが固まったら、そん時はもう一度俺の気持ちを伝えさせてくれ」
省4
170: 06/12(木)20:20 AAS
;;
華「じゃあ私も、一個だけワガママ言ってもいいですか?」
伏「お前のワガママ聞くのは慣れてる」
華「もう!…恵がよければ、一回だけ、ギュッてしてほしいです」
伏「…フッ」
華「な、なんで笑うんですかぁ!酷いです恵!」
伏「いや、悪い、可愛くて」
省6
171: 06/12(木)20:20 AAS
;;
「ぐぅ〜」
華「〜!!!!」
伏「ぷふ」
華「こ、これは、朝から何も食べてなくてっ」
伏「くくっ…ははっ」
華「もぉ、恵!笑いすぎです!」
省8
172: 06/12(木)20:27 AAS
雪降る街で;;

薄曇りの空から、静かに雪が降り積もる午後だった。伏黒恵は、来栖華と並んで歩いていた。冷たい風が二人の間を吹き抜け、白い息が空に溶けていく。

「寒くないか?」
伏黒が視線を横に向けると、華は首を軽く振った。

「大丈夫です。冬は好きですから」
彼女の左手には、伏黒が渡した温かい缶コーヒーが握られている。右腕がない彼女にはそれが日常の光景だったが、伏黒にとっては未だに胸に刺さるものがある。

華の右腕を失わせた戦い。その責任を誰よりも重く感じている伏黒は、心に誓った。
省8
173: 06/12(木)20:28 AAS
その言葉に伏黒は少しだけ表情を緩めると、華の左手から缶コーヒーを受け取った。

「……飲み終わるまで待ってろ」
「え?」

彼は雪の中にしゃがみ込み、右手を伸ばして雪玉を作り始めた。それに気付いた華は、思わずくすりと笑った。

「子どもみたいですね」
「うるさい。ほら、片手じゃ作れないだろ。俺が作ってやるから、投げてみろ」

出来上がった小さな雪玉を華に渡すと、彼女は少し戸惑いながらそれを受け取った。
省14
174: 06/12(木)20:31 AAS
夏の午後;;

じりじりと太陽が照りつける夏の午後。伏黒恵は、日陰に腰を下ろしている来栖華を見つけ、近づいていった。

「暑くないのか?」
「大丈夫です。日陰は涼しいですから」
華は膝の上で握った左手をじっと見つめていた。今日も彼女は薄手の長袖を着ていた。

伏黒はそんな彼女をしばらく見てから、不意に言った。
「その服、暑苦しいだろ」
省13
175: 06/12(木)20:31 AAS
静かな夜道;;

夏の夜、帰り道はひっそりと静まり返っていた。来栖華は伏黒恵の少し後ろを歩きながら、月明かりに照らされる自分の影を見つめていた。片腕のない影は、彼女の中でいつも消えない違和感として残っている。

「おい、そんなに離れるなよ」
伏黒が振り返って声をかける。

「……すみません。考え事をしていました」
華が小さく微笑むと、伏黒はため息をついて彼女の隣に戻った。

「何を考えてたんだ?」
省8
176: 06/12(木)20:33 AAS
頼れる人;;

静かな昼下がり、来栖華は部屋の隅で小さく息を吐いていた。右腕を失った彼女にとって、服を着ることすら以前より困難になっていた。特に、下着をつけるとき。片手ではどうしても上手くいかず、何度も試みては挫折していた。

今日は伏黒恵が訪れる日だった。彼に頼るべきか迷っていたが、恥ずかしさが勝って声をかけられない。

「……自分で、どうにかしないと」

小さく呟きながら再び挑戦するも、背中のホックを止めることができず、肩を落としたそのとき――
省8
177: 06/12(木)20:34 AAS
「何を――」
伏黒は状況を一瞬で察し、視線を横にそらしながら頬を赤く染めた。

「その……後ろのホックが止められなくて……」
華は小さな声で説明したが、顔は耳まで赤くなっていた。

伏黒は頭をかきながら、不器用に近づいた。
「わかった、手を貸す。……けど、変に緊張させるなよ」

彼は華の背中に手を伸ばし、慎重にホックを止める。触れる手は少し震えていたが、伏黒は真剣だった。
省6
178: 06/12(木)20:35 AAS
交際後のある日;;

静かな夜、二人は並んでソファに座り、テレビの音だけが部屋に響いていた。来栖華は膝の上に右腕を置き、少し疲れた様子で伏黒恵の隣に寄りかかる。

「恵…」
華はちらりと伏黒を見上げ、少しだけ顔を赤らめながら言った。
「片腕なくて大変だから、ちゅーしてくれない?」

伏黒はテレビを見ながら、無表情のままで答える。
「お前、それもはや腕関係ないだろ。」
省15
179: 06/12(木)20:36 AAS
5年後

夜、高専の一室で伏黒と来栖は並んで座っていた。静かな時間が流れる中、伏黒がふと口を開いた。

「なぁ、来栖。」

来栖は少し驚き、目を伏せながら返答した。
「はい?」

伏黒は無表情で続けた。
「そろそろ、一緒に住むか?」
省20
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