★NHK連続テレビ小説★1008本目 (576レス)
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528: 09/29(月)18:52 ID:Q65ecyAJ0(1/4) AAS
>>462
残念だったな、カムカムは途方もない伏線が活用されたことはたしかだが、言うところ「伏線回収に汲々とした」朝ドラなんかじゃないから

櫻井:藤本さんは目的に向かってまい進するみたいな描き方をせず、いろいろな等身大の人生に寄り添う物語を書ける人だと思います。
安達:そうですね。藤本さんは物語のために人を動かすということをしない。いろいろな人が交錯するからこそ
物語が生まれていくという作りに、ずっと徹しています。
そこにちょっと俯瞰(ふかん)の目線があるので、登場人物が本当に愛おしく、面白おかしくも見えるんですよね。
これぞ上質の喜劇だと感じさせてくれる、なかなかいない作家さん。人間を描き切る力は本当に圧倒的で尊敬しています。
省2
529: 09/29(月)18:53 ID:Q65ecyAJ0(2/4) AAS
AA省
531: 09/29(月)18:57 ID:Q65ecyAJ0(3/4) AAS
(1)緻密な構成と作劇──「伏線回収」というより、人物が「生きた」先にあるもの
 本作の脚本をつとめる藤本有紀氏は、朝ドラ「ちりとてちん」(2007年後期)、大河ドラマ「平清盛」(2012年)、
「ちかえもん」(2016年)などの脚本を歴任した手練の脚本家だ。
精緻な筆力と、フィクションとしてのダイナミズム、そして「物語愛」にあふれた作劇で知られる。

 藤本氏は「ちりとてちん」のときも「カムカム」のときも、企画が動き出して間もなく初回から最終回までの全プロットを書いてきたという。
書き手の中にブレない「核」と、堅牢な骨組みがある。それにスタッフ・キャストが一丸となって肉付けを施し、高めていった朝ドラは、
やはり「名作となるべくしてなった」ということだろう言わずもがな「ちりとてちん」も未見の方にはぜひご覧いただきたい一作である。
省5
532: 09/29(月)18:57 ID:Q65ecyAJ0(4/4) AAS
 たとえば第4回で、安子の恋の相手・稔(松村北斗)が喫茶店「ディッパーマウス・ブルース」でルイ・アームストロングの
「On the Sunny Side of the Street」を聴きながら歌詞を見る。
そして、「Sunny Side」を「日なたの道」と訳す。この「日なたの道」というキーワードが、この物語を支える礎(いしずえ)となっていく。

 「カムカム」はよく「伏線回収が見事」などと称賛される。しかし、全話観終えてからあらためて第1週を観返してみると、
これはもう、小手先のギミックやテクニックを飛び超えたところにある──言い換えれば、神業すぎて「技術」と感じさせない、
「人の営みと生き様による因果」と思えてくるのだ。
おそらく作り手の中に、全登場人物の性質と、その性質ゆえに彼らが互いに影響し合い、形づくる各々の人生がしっかりと「存在している」のだろう。
省4
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