夏の終わりの肉団子 - 巨大オオスズメバチ - (106レス)
夏の終わりの肉団子 - 巨大オオスズメバチ - http://mao.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1744094796/
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1: 創る名無しに見る名無し [sage] 2025/04/08(火) 15:46:36.45 ID:ccSU2HFM 舞台: のどかな初夏の午後、どこにでもあるような住宅街の一角。空き地には雑草が生い茂り、古びたタイヤや壊れた家電などが放置されている。そんな一見平和な場所に、異様な光景が繰り広げられていた。 登場人物(と被害者): 🐝 巨大オオスズメバチ: 体長はゆうに130センチを超え、黒曜石のような光沢を放つ巨大な体躯をしておりオレンジ色と焦げ茶色の縞模は、夏の終わりの夕焼けにも似て、どこかもの悲しい。鋭い大顎は、かつて子供たちの笑い声を切り裂いた凶器。その羽音は、静かに近づく夏の終焉を告げる調べのようにも聞こえる。 知能も高く、獲物を捕らえるための周到な罠を仕掛けることもある。 🐙 ヘッポコ: いつも間抜けでドジばかりしている小学生。この日も空き地で拾った変な形の石を自慢げに眺めていた。 🐔スネ夫: お金持ちのボンボンで、いつもえばっていて感じが悪い。今日は最新型のラジコンカーを自慢げに走らせていた。 🐷ハッケヨイ: 大食漢で力持ちだが、どこか抜けている小学生。空き地に生えている美味しそうな野草を見つけては、夢中でむしゃむしゃと食べていた。 🌿🌿🌿🌿🌿🌳🌿🌿🌳🌿🌿🪲🌿🌿 http://mao.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1744094796/1
26: 創る名無しに見る名無し [sage] 2025/04/08(火) 18:15:48.41 ID:ccSU2HFM ちなみに関係ないムカデの相手をしてるときまた、ヘッポコが一匹スズメバチにさらわれていった。 http://mao.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1744094796/26
27: 創る名無しに見る名無し [sage] 2025/04/08(火) 18:16:53.85 ID:ccSU2HFM 加工された肉団子は、巣の奥へと運ばれ、幼虫たちの餌となるのだろうか。 夕暮れが迫り、空き地には不気味な静けさが訪れる。先ほどまで子供たちの笑い声が響いていた場所は、今は巨大オオスズメバチの恐怖の支配下となっていた。 http://mao.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1744094796/27
28: 創る名無しに見る名無し [] 2025/04/08(火) 18:17:05.63 ID:3eVhX+Lc ヘッポコ ! ヘッポコ ! ヘッポコ ! ヘッポコ ! アナウンサー「おおぉーーーっと!ヘッポコ コールが巻き起こるーーーッ!!」 ヘッポコ 「あんま美味くないな…スズメバチ」 長州力子「これ食ってみなよ、飛ぶよ?」 そう言いながら長州が手渡したものは? http://mao.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1744094796/28
29: 創る名無しに見る名無し [sage] 2025/04/08(火) 18:17:32.86 ID:ccSU2HFM 残されたのは、スネ夫の壊れたラジコンカーと、ハッケヨイが食べ残した野草だけ。そして、巨大な巣の奥深くでは、新たな肉団子が今日もまた一つ、生産され続けているのかもしれない… スネ夫とヘッポコとハッケヨイは増えすぎたのだ。 今日も何も知らない新しいスネ夫とヘッポコとハッケヨイが野原にやって来たのであった。 http://mao.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1744094796/29
30: 創る名無しに見る名無し [sage] 2025/04/08(火) 18:18:01.01 ID:ccSU2HFM この異常な事態を引き起こしたのは、増えすぎたスネ夫、ヘッポコ、ハッケヨイの存在だった。いつからか、彼らはまるで湧き水のように、後から後からと現れるようになったのだ。その過剰なまでの増加は、生態系のバランスを崩し、新たな捕食者を呼び寄せた。それが、あの巨大なオオスズメバチだった。 http://mao.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1744094796/30
31: 創る名無しに見る名無し [sage] 2025/04/08(火) 18:18:13.39 ID:ccSU2HFM 今日もまたスネ夫2匹、ヘッポコ3匹、ハッケヨイ1匹が巨大オオスズメバチによって巣に運び込まれ肉団子にされる。 スネ夫「助けてーママーッぐわッ」 ヘッポコ「ルイーダ、俺はまたボッシュートしてしま…ぐわッ…」 ハッケヨイ「死ぬでごわしょう(´・ω・`)ぐわッ」 毒針でどんどん神経毒を体内に注ぎ込まれる。 そして巣の中に消えていったのであった。 http://mao.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1744094796/31
32: 創る名無しに見る名無し [sage] 2025/04/08(火) 18:19:16.52 ID:ccSU2HFM スネ夫とヘッポコとハッケヨイは増えすぎたのだ。 また今日も何も知らない新しいスネ夫とヘッポコとハッケヨイが野原にやって来たのであった。 http://mao.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1744094796/32
33: 創る名無しに見る名無し [] 2025/04/08(火) 18:19:43.12 ID:kRS08P9c 結論から言おう。 読む事で明るい想像を得たいのであろう。 まるで自分のことのように思えたり、他人を悪いと 見下すような考えではなく、それならむしろ自分自身を 攻撃すればよいのではないかと。 別に 読んでる人間の事はいってないし、 私には良くある事だが、 対象的に、また現実的に自分が選んだ人間が いいと思いたい、また相手に思わせるのなら それも本人にとってはいいのだろうが、 ある意味 幻視であるような気がする。 それが本当に勝ちだといえるのかは、 長い人生を経て自分で体験していけばいいであろう。 二度もいうと 強調的だし、 かりにこれが舌禍に耐えないものであったとすれば、 二度もいうのは傍から見ていても無粋である。 善悪は演技力によって決せられるところもあるし、 ありえない拍子は 受け入れがたいものである。 私があなたを攻撃するわけはないし、 私も希望的観測を述べ、 またある意味患者のような 人間を捨て そんな世界にいけるのならそれも等身大の自分 にはいいと思えるが、 ただもう一度いおう。 期待している世界観を手に入れたいなら、安価に手に入る。 保障の審査が厳しくなったように、そんな態度で 手に入れられるのは 馬鹿を見ていてそんな 子供じゃいたくない! なんて・・ http://mao.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1744094796/33
34: 創る名無しに見る名無し [sage] 2025/04/08(火) 18:20:01.40 ID:ccSU2HFM スズメバチはパーティからヘッポコだけさらうといずこかに消えていった。 もう助からないだろう。 仲間たちも街に帰っていった。 1週間後ヘッポコのしが確認され解散した。 http://mao.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1744094796/34
35: 創る名無しに見る名無し [] 2025/04/08(火) 18:20:32.97 ID:tnSC1zoV そのとき、空を裂くような雷鳴とともに、漆黒の影がスズメバチの巣に突如として現れた! 「フン…また我が分身たちがやられたでごわすか…。だが、今度の拙者はひと味違うでごわすよ…」 進化したそのハッケヨイ――その名も… 超闘力士ハッケヨイ・改!! 胸には「ボ」の紋章、背中には鎧の羽根が生えている。 毒針も効かない鋼鉄の肉体と、パワー系オーラ「ボッシュート・ドライブ」をまとい、目の前にいたスズメバチの兵士たちを一睨み。 「いざ、成敗するでごわす!!」 地面を踏みしめた瞬間、巣全体が揺れ、地響きが轟く。 必殺技――「ボッシュート無双 爆裂波」が炸裂! 巣の壁をぶち破って中に突入したハッケヨイ・改の目の前には、肉団子にされた仲間たちが…! スネ夫「……ま、まぶしい……ママ……」 ヘッポコ「ルイーダ……俺はもう、ボッシュートしねえ……」 ハッケヨイ(旧)「……ありがとでごわす……未来の拙者……」 進化したハッケヨイが叫ぶ! 「諦めるなでごわす!今すぐボッシュート・リバースで肉団子を元に戻すでごわす!!」 http://mao.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1744094796/35
36: 創る名無しに見る名無し [sage] 2025/04/08(火) 18:21:19.71 ID:ccSU2HFM なんと!秒で肉団子になったではないか!!? http://mao.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1744094796/36
37: 創る名無しに見る名無し [sage] 2025/04/08(火) 18:22:00.32 ID:ccSU2HFM 舞台: のどかな初夏の午後、どこにでもあるような住宅街の一角。空き地には雑草が生い茂り、古びたタイヤや壊れた家電などが放置されている。そんな一見平和な場所に、異様な光景が繰り広げられていた。 登場人物(と被害者): 🐝 巨大オオスズメバチ: 体長はゆうに130センチを超え、黒曜石のような光沢を放つ巨大な体躯をしておりオレンジ色と焦げ茶色の縞模は、夏の終わりの夕焼けにも似て、どこかもの悲しい。鋭い大顎は、かつて子供たちの笑い声を切り裂いた凶器。その羽音は、静かに近づく夏の終焉を告げる調べのようにも聞こえる。 知能も高く、獲物を捕らえるための周到な罠を仕掛けることもある。 🐙 ヘッポコ: いつも間抜けでドジばかりしている小学生。この日も空き地で拾った変な形の石を自慢げに眺めていた。 🐔スネ夫: お金持ちのボンボンで、いつもえばっていて感じが悪い。今日は最新型のラジコンカーを自慢げに走らせていた。 🐷ハッケヨイ: 大食漢で力持ちだが、どこか抜けている小学生。空き地に生えている美味しそうな野草を見つけては、夢中でむしゃむしゃと食べていた。 🌿🌿🌿🌿🌿🌳🌿🌿🌳🌿🌿🪲🌿🌿 http://mao.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1744094796/37
38: 創る名無しに見る名無し [] 2025/04/08(火) 18:22:00.54 ID:M3wWRrXa 床屋 スネ夫「さあ床屋に着いたぞ」 床屋ババア「 いらっしゃい。どの娘を希望かしら」 ハッケヨイ「これはいったい.どういうことでごわすか?」 スネ夫「床屋に行くって言っただろ?」 ハッケヨイ「床屋って言ったら髪を切るところでごわしょ?」 スネ夫「何言ってんだ?床屋って言ったら床のサービスを受けるとこだろ?」 床屋ババア「そうよ、せっかく床屋に来たんだから床のサービスを受けていかない?」 ハッケヨイ「ゆ、床であんなことやこんなことをでごわすか!?ハアハア」 スネ夫「いいからいいから、さあ写真を見てどの娘にするか決めな」 http://mao.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1744094796/38
39: 創る名無しに見る名無し [sage] 2025/04/08(火) 18:23:03.07 ID:ccSU2HFM 巨大スズメバチがスネ夫とハッケヨイを捕まえていずこかに飛び去っていった。 http://mao.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1744094796/39
40: 創る名無しに見る名無し [] 2025/04/08(火) 18:23:36.33 ID:hnhKPl2D けれど、何かがおかしい。 クラス中の生徒たちが、机に正座し、スネ夫の写真を掲げながら祈っている。 「スネ夫様……スネ夫様……」 先生も、校長も、テレビの中の芸能人すらも。 全員がスネ夫を称え、崇拝し、涙を流していた。 のび太は叫んだ。 「やめろ!お前ら、正気か!?スネ夫は殺人鬼なんだぞ!!」 だが、次の瞬間―― 「異端者発見。処理開始」 クラスの扉が開き、無数のロボット教師がなだれ込む。 http://mao.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1744094796/40
41: 創る名無しに見る名無し [sage] 2025/04/08(火) 18:23:47.18 ID:ccSU2HFM スネ夫とヘッポコとハッケヨイは増えすぎたのだ。 また今日も何も知らない新しいスネ夫とヘッポコとハッケヨイが野原にやって来たのであった。 http://mao.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1744094796/41
42: 創る名無しに見る名無し [sage] 2025/04/08(火) 18:24:49.18 ID:ccSU2HFM 教室にロボット教師が流れ込んだ後、その周りを巨大スズメバチが巣で固めていった。 http://mao.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1744094796/42
43: 創る名無しに見る名無し [] 2025/04/08(火) 18:25:08.44 ID:paJwJ3h6 第四章:モンキー・マジックの逆襲と最終決戦! ハッケヨイ・ノ・コッタ、ロトの勇者ヘッポコの親父にして、伝説のギガボッシュート使い。 彼の登場により、戦況は大きく変わるかと思われた。 だが—— 破壊神ムドー「……またボッシュートか。」 ムドーは眉ひとつ動かさず、ゆっくりと拳を構える。 ヘッポコ「親父ィ! ムドー、ボッシュートできねぇぞ!?」 ハッケヨイ「ならば——」 「ギガボッシュートでゴワス!!」 重力が数百倍に跳ね上がり、空間そのものが歪む。 ムドーすら抗えぬ力。 ——はずだった。 ムドー「フン……効かぬ。」 次の瞬間、ムドーはギガボッシュートの重力圏をねじ伏せ、ハッケヨイを逆に吹き飛ばした! ヘッポコ「親父ィィィィ!!!」 ヌルスケ「マジかよ……ボッシュートが効かない相手なんて……」 ケン・リュックマン「こりゃ……どうすりゃいいんだ?」 そこに、どこからともなく聞こえてくる淫靡なBGM。 パズス「ふっふっふ……お待たせ♡」 ——元ソープランド『モンキー・マジック』のオーナー、パズスが現れた! http://mao.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1744094796/43
44: 創る名無しに見る名無し [] 2025/04/08(火) 18:25:40.36 ID:paJwJ3h6 モンキーマージック モンキーマージック♫ http://mao.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1744094796/44
45: 創る名無しに見る名無し [] 2025/04/08(火) 18:26:03.53 ID:paJwJ3h6 モンキーマージック モンキーマージック♫ http://mao.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1744094796/45
46: 創る名無しに見る名無し [sage] 2025/04/08(火) 18:26:19.89 ID:ccSU2HFM 今日、12匹目のヘッポコがまた巨大スズメバチにさらわれていく。巣に向かうのだ。 http://mao.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1744094796/46
47: 創る名無しに見る名無し [] 2025/04/08(火) 18:26:26.04 ID:paJwJ3h6 チャッチャッ! http://mao.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1744094796/47
48: 創る名無しに見る名無し [] 2025/04/08(火) 18:26:45.56 ID:paJwJ3h6 モンキーマージック モンキーマージック♫ http://mao.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1744094796/48
49: 創る名無しに見る名無し [] 2025/04/08(火) 18:27:04.38 ID:paJwJ3h6 モンキーマージック モンキーマージック♫ http://mao.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1744094796/49
50: 創る名無しに見る名無し [] 2025/04/08(火) 18:27:33.69 ID:paJwJ3h6 「スタァーーーーップ」 モンキー… http://mao.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1744094796/50
51: 創る名無しに見る名無し [sage] 2025/04/08(火) 18:28:04.75 ID:ccSU2HFM ヘッポコ「ルイーダ、俺はまたボッシュートしてしま…ぐわッ…」 巣に引き込まれる時に軽く失禁するヘッポコ。 神経毒が回っているのだ。 パティメンバーはそれを確認した後街に帰り解散した。 今のレベルでは勝てない。 http://mao.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1744094796/51
52: 創る名無しに見る名無し [sage] 2025/04/08(火) 18:29:04.35 ID:ccSU2HFM 巨大スズメバチは今度はモンキーをさらってどこか遠くに運んでいく。 巣に持ち帰るのだろう。 http://mao.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1744094796/52
53: 創る名無しに見る名無し [] 2025/04/08(火) 18:30:15.31 ID:ue/DpZlL 「なあ、お前……何してんだ、こんなとこで」 「見りゃわかるだろ。座ってる」 「そりゃそうだが。座るにしても、選択肢あるだろ。もっと……まともなとこ」 「お前は、まともって言葉にどんな重さを込めてる?」 「……知らねえ。ただ言ってみただけだ。昨日誰かが使ってたのを聞いただけでな」 「他人の言葉は、服みたいなもんだな。似合ってないとバレバレだ」 「じゃあお前の言葉は?」 「俺のは……裸だ。寒いけど、よく動ける」 「ふうん……俺は、借り物のコートを着てるような感じだな。ダボダボで、ポケットに何が入ってるかわかんねえ」 「たまに、毒とか入ってる」 「……そうだな。昨日、噛まれた」 「おめでとう」 「ありがとう」 風が吹いて、黙る。 「……俺たち、名前もねえのにな。よく喋るよな」 「ああ。だから喋れるんだよ。何にも縛られてない」 「じゃあ、また喋るか?」 「たぶんな。飽きなければ」 それきり、風と沈黙だけが残った。 http://mao.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1744094796/53
54: 創る名無しに見る名無し [] 2025/04/08(火) 18:31:36.32 ID:ue/DpZlL 時間が経った。陽は傾き、路地の影が濃くなる。 「なあ」 沈黙の中、ひとりが口を開く。 「お前、昔は誰かだったんじゃないか?」 「……どういう意味だ」 「いや、ただの勘だ。座り方が、ちょっと偉そうだと思ってな」 「偉そうってのは、何か持ってる奴の特権か?」 「さあな。けど、何も持ってない奴は、もっと小さくなってる気がする。……俺みたいにな」 「そうか?」 「いや、わかんねえ。自分の形すら曖昧だ」 「なら、それでいいんじゃないか。形が決まってないなら、どこにでも流れていける」 「流れついた先が泥だったらどうする?」 「泥は柔らかい。眠れる」 「……そっちか」 もうひとつの影が、缶を転がす。からん、という音。 「音だけは、どんなに空でも響くんだな」 「中身が無い方が、よく響く。……俺たちみたいだな」 「じゃあ、中身が詰まったら……俺たちはもう喋らなくなるのか?」 「かもな」 しばしの間、どちらも喋らなかった。 その静けさに、遠くで犬が吠える声が混じった。 「名前、いらねえのかな、やっぱ」 「あると楽だ。呼ばれるし、呼び返せる」 「でも、名前って変わらないだろ。一度ついたら」 「変えちまえばいい。そいつが自分のもんだと証明すりゃ」 「……じゃあ、俺の名前は、今日だけ“ヒマ人”でいいや」 「俺は“もうすぐ立つ人”だ」 「どこ行くんだ?」 「知らん。でも、ここじゃない」 「じゃあ、また会ったら教えてくれ。“もうすぐ立つ人”がどこまで行ったか」 「……そうだな。“ヒマ人”がまだヒマだったら、話ぐらいしてやる」 http://mao.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1744094796/54
55: 創る名無しに見る名無し [sage] 2025/04/08(火) 18:31:58.55 ID:ccSU2HFM 名無しの2人を巨大スズメバチは襲いうまいこと相手の毒をかわし中空高く飛んで巣に持ち帰る。 http://mao.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1744094796/55
56: 創る名無しに見る名無し [] 2025/04/08(火) 18:32:29.43 ID:+cxY2yWw モンキーマージック 【開店中】 モンキーマージック http://mao.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1744094796/56
57: 創る名無しに見る名無し [] 2025/04/08(火) 18:33:06.95 ID:+cxY2yWw 時間が経った。陽は傾き、路地の影が濃くなる。 「なあ」 沈黙の中、ひとりが口を開く。 「お前、昔は誰かだったんじゃないか?」 「……どういう意味だ」 「いや、ただの勘だ。座り方が、ちょっと偉そうだと思ってな」 「偉そうってのは、何か持ってる奴の特権か?」 「さあな。けど、何も持ってない奴は、もっと小さくなってる気がする。……俺みたいにな」 「そうか?」 「いや、わかんねえ。自分の形すら曖昧だ」 「なら、それでいいんじゃないか。形が決まってないなら、どこにでも流れていける」 「流れついた先が泥だったらどうする?」 「泥は柔らかい。眠れる」 「……そっちか」 もうひとつの影が、缶を転がす。からん、という音。 「音だけは、どんなに空でも響くんだな」 「中身が無い方が、よく響く。……俺たちみたいだな」 「じゃあ、中身が詰まったら……俺たちはもう喋らなくなるのか?」 「かもな」 しばしの間、どちらも喋らなかった。 その静けさに、遠くで犬が吠える声が混じった。 「名前、いらねえのかな、やっぱ」 「あると楽だ。呼ばれるし、呼び返せる」 「でも、名前って変わらないだろ。一度ついたら」 「変えちまえばいい。そいつが自分のもんだと証明すりゃ」 「……じゃあ、俺の名前は、今日だけ“ヒマ人”でいいや」 「俺は“もうすぐ立つ人”だ」 「どこ行くんだ?」 「知らん。でも、ここじゃない」 「じゃあ、また会ったら教えてくれ。“もうすぐ立つ人”がどこまで行ったか」 「……そうだな。“ヒマ人”がまだヒマだったら、話ぐらいしてやる」 http://mao.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1744094796/57
58: 創る名無しに見る名無し [] 2025/04/08(火) 18:33:26.24 ID:1XyasiPE 時間が経った。陽は傾き、路地の影が濃くなる。 「なあ」 沈黙の中、ひとりが口を開く。 「お前、昔は誰かだったんじゃないか?」 「……どういう意味だ」 「いや、ただの勘だ。座り方が、ちょっと偉そうだと思ってな」 「偉そうってのは、何か持ってる奴の特権か?」 「さあな。けど、何も持ってない奴は、もっと小さくなってる気がする。……俺みたいにな」 「そうか?」 「いや、わかんねえ。自分の形すら曖昧だ」 「なら、それでいいんじゃないか。形が決まってないなら、どこにでも流れていける」 「流れついた先が泥だったらどうする?」 「泥は柔らかい。眠れる」 「……そっちか」 もうひとつの影が、缶を転がす。からん、という音。 「音だけは、どんなに空でも響くんだな」 「中身が無い方が、よく響く。……俺たちみたいだな」 「じゃあ、中身が詰まったら……俺たちはもう喋らなくなるのか?」 「かもな」 しばしの間、どちらも喋らなかった。 その静けさに、遠くで犬が吠える声が混じった。 「名前、いらねえのかな、やっぱ」 「あると楽だ。呼ばれるし、呼び返せる」 「でも、名前って変わらないだろ。一度ついたら」 「変えちまえばいい。そいつが自分のもんだと証明すりゃ」 「……じゃあ、俺の名前は、今日だけ“ヒマ人”でいいや」 「俺は“もうすぐ立つ人”だ」 「どこ行くんだ?」 「知らん。でも、ここじゃない」 「じゃあ、また会ったら教えてくれ。“もうすぐ立つ人”がどこまで行ったか」 「……そうだな。“ヒマ人”がまだヒマだったら、話ぐらいしてやる」 http://mao.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1744094796/58
59: 創る名無しに見る名無し [sage] 2025/04/08(火) 18:35:18.07 ID:ccSU2HFM 形すら曖昧な2人を形すら曖昧な巨大スズメバチが襲うのだった。 http://mao.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1744094796/59
60: 創る名無しに見る名無し [sage] 2025/04/08(火) 18:36:17.29 ID:ccSU2HFM 形すら曖昧な肉団子にし、形すら曖昧な幼虫の餌にする。 全てが形すら曖昧な美しい生命のサイクルなのだった。 http://mao.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1744094796/60
61: 創る名無しに見る名無し [] 2025/04/08(火) 18:36:27.18 ID:X+qi2SOn 「この風、冷たいな」 「たぶん西から。山越えてくるやつだ」 「山なんて見えない」 「目を閉じれば見えることもある」 「嘘くさいな」 「信じるかどうかは自由だろ」 沈黙。しばらくして、空き缶が転がる音。 「どこかに行きたいか?」 「行きたいわけじゃない。ただ、ここが終わりに見えるだけだ」 「終わりって、何の?」 「わからない。でも、長く座ってると、地面の形が覚えられる。それが、終わりに見える」 「覚えた地面を捨てられるか?」 「捨てるんじゃない。置いていくだけだ」 「同じだろ」 「違うよ。捨てるのは無視すること。置くのは……忘れないまま、歩くこと」 沈黙。 「この会話、意味あるか?」 「意味があったら困る」 「なぜ」 「意味があったら、終わるから」 風が少し強くなる。どこかで誰かがシャッターを下ろす音。 「寒いな」 「ああ」 「行くか?」 「どっちへ」 「どっちでも」 「じゃあ、歩いて、途中で立ち止まろう。理由もなく」 「それでいい」 http://mao.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1744094796/61
62: 創る名無しに見る名無し [] 2025/04/08(火) 18:36:44.72 ID:+/ObChT4 ニヤニヤ http://mao.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1744094796/62
63: 創る名無しに見る名無し [sage] 2025/04/08(火) 18:37:01.77 ID:ccSU2HFM ヘッポコ「ルイーダ、俺はまたボッシュートしてしま…ぐわッ…」 巣に引き込まれる時に軽く失禁するヘッポコ。 神経毒が回っているのだ。 パーティメンバーはそれを確認した後街に帰り解散した。 今のレベルでは勝てない。 http://mao.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1744094796/63
64: 創る名無しに見る名無し [] 2025/04/08(火) 18:38:20.17 ID:Qze72w50 「この風、冷たいな」 「たぶん西から。山越えてくるやつだ」 「山なんて見えない」 「目を閉じれば見えることもある」 「嘘くさいな」 「信じるかどうかは自由だろ」 沈黙。しばらくして、空き缶が転がる音。 「どこかに行きたいか?」 「行きたいわけじゃない。ただ、ここが終わりに見えるだけだ」 「終わりって、何の?」 「わからない。でも、長く座ってると、地面の形が覚えられる。それが、終わりに見える」 「覚えた地面を捨てられるか?」 「捨てるんじゃない。置いていくだけだ」 「同じだろ」 「違うよ。捨てるのは無視すること。置くのは……忘れないまま、歩くこと」 沈黙。 「この会話、意味あるか?」 「意味があったら困る」 「なぜ」 「意味があったら、終わるから」 風が少し強くなる。どこかで誰かがシャッターを下ろす音。 「寒いな」 「ああ」 「行くか?」 「どっちへ」 「どっちでも」 「じゃあ、歩いて、途中で立ち止まろう。理由もなく」 「それでいい」 http://mao.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1744094796/64
65: 創る名無しに見る名無し [] 2025/04/08(火) 18:39:10.85 ID:TAcpCzSN 「この風、冷たいな」 「たぶん西から。山越えてくるやつだ」 「山なんて見えない」 「目を閉じれば見えることもある」 「嘘くさいな」 「信じるかどうかは自由だろ」 沈黙。しばらくして、空き缶が転がる音。 「どこかに行きたいか?」 「行きたいわけじゃない。ただ、ここが終わりに見えるだけだ」 「終わりって、何の?」 「わからない。でも、長く座ってると、地面の形が覚えられる。それが、終わりに見える」 「覚えた地面を捨てられるか?」 「捨てるんじゃない。置いていくだけだ」 「同じだろ」 「違うよ。捨てるのは無視すること。置くのは……忘れないまま、歩くこと」 沈黙。 「この会話、意味あるか?」 「意味があったら困る」 「なぜ」 「意味があったら、終わるから」 風が少し強くなる。どこかで誰かがシャッターを下ろす音。 「寒いな」 「ああ」 「行くか?」 「どっちへ」 「どっちでも」 「じゃあ、歩いて、途中で立ち止まろう。理由もなく」 「それでいい」 http://mao.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1744094796/65
66: 創る名無しに見る名無し [] 2025/04/08(火) 18:39:57.18 ID:NkCbtqjC 「この風、冷たいな」 「たぶん西から。山越えてくるやつだ」 「山なんて見えない」 「目を閉じれば見えることもある」 「嘘くさいな」 「信じるかどうかは自由だろ」 沈黙。しばらくして、空き缶が転がる音。 「どこかに行きたいか?」 「行きたいわけじゃない。ただ、ここが終わりに見えるだけだ」 「終わりって、何の?」 「わからない。でも、長く座ってると、地面の形が覚えられる。それが、終わりに見える」 「覚えた地面を捨てられるか?」 「捨てるんじゃない。置いていくだけだ」 「同じだろ」 「違うよ。捨てるのは無視すること。置くのは……忘れないまま、歩くこと」 沈黙。 「この会話、意味あるか?」 「意味があったら困る」 「なぜ」 「意味があったら、終わるから」 風が少し強くなる。どこかで誰かがシャッターを下ろす音。 「寒いな」 「ああ」 「行くか?」 「どっちへ」 「どっちでも」 「じゃあ、歩いて、途中で立ち止まろう。理由もなく」 「それでいい」 http://mao.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1744094796/66
67: 創る名無しに見る名無し [] 2025/04/08(火) 18:41:39.97 ID:NkCbtqjC 「……高ぇな」 「落ちたらどうなるかな」 「痛いぞ。少なくとも、最初は」 「最初だけか」 「ああ。次は何もない」 沈黙。誰かがタバコを取り出すが、火は点けない。口にくわえるだけ。 「この街、光だけは余ってるな」 「光があれば、影もできる」 「影ばっか見てたら、いつの間にか目が慣れてたよ」 「見えるようになったか?」 「逆。見えなくなった」 風が吹き、空き缶がひとつ転がる。 誰も拾わない。誰も気にしない。 「誰かさ、ここからどっか行ったやつ知ってるか?」 「聞いたことはある」 「帰ってきたか?」 「帰ったら、もう別の顔してた」 「じゃあ、行ったままか。そいつは」 遠くで犬が吠える。街のざわめきが、屋上までは届かない。 「名前、持ってた時期もあったんだろうな」 「かもな。でも、名乗る場所がなくなった」 「呼ばれる声が、どっかで途切れた」 「そういうの、いつだったか思い出せるか?」 「思い出せたら、たぶん泣く」 しばらく風の音だけが続いた。誰も立たない。誰も話し始めない。 「……ここ、また来るか?」 「覚えてたらな」 「忘れてても、足が勝手に来るかもな」 「それはもう、帰ってきてるってことじゃないか?」 「どうだろうな。帰る場所って、まだあるのかな」 http://mao.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1744094796/67
68: 創る名無しに見る名無し [sage] 2025/04/08(火) 18:42:01.14 ID:ccSU2HFM 「そんなことはどうでもいい」 「ああ、確かにどうでもよかった」 「それでいい」 「見ろはちだ」 今日もまたスネ夫2匹、ヘッポコ3匹、ハッケヨイ1匹が巨大オオスズメバチによって巣に運び込まれ肉団子にされる。 スネ夫「助けてーママーッぐわッ」 ヘッポコ「ルイーダ、俺はまたボッシュートしてしま…ぐわッ…」 ハッケヨイ「死ぬでごわしょう(´・ω・`)ぐわッ」 毒針でどんどん神経毒を体内に注ぎ込まれる。 そして巣の中に消えていったのであった。 http://mao.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1744094796/68
69: 創る名無しに見る名無し [sage] 2025/04/08(火) 18:43:07.30 ID:ccSU2HFM 「この街、蜂だけは余ってるな」 「蜂がいれば、巣もできる」 http://mao.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1744094796/69
70: 創る名無しに見る名無し [] 2025/04/08(火) 18:44:43.70 ID:L0126zNf 「風、止んだな」 「ああ。静かすぎて、耳が鳴ってる」 「静かなのは好きか?」 「どうでもいい。ただ、うるさくないのは助かる」 「さっき、誰か泣いてたな。階段の下で」 「気づいてたのか」 「気づかないほうが難しい」 沈黙。足をぶらつかせる音だけ。 「何か、捨てたことあるか?」 「あるようで、ないようで」 「それは、まだ持ってるってことだな」 「かもな。持ってても使い道がなければ、石と同じだ」 「石も殴れば武器になる」 「お前、喧嘩したいのか?」 「いや、ただの例え話」 誰かが立ち上がったかと思えば、また座る。 「このまま、朝までいたらどうなると思う?」 「眠くなる。寒くなる。たぶん、黙る」 「じゃあ、それまで話すか」 「何を」 「何でもないこと。意味のない話。 ……それだけが、今のところ唯一の自由だから」 誰も頷かない。誰も否定しない。 言葉が、音のない夜にぽつぽつと落ちていく。 「たまに思うんだ。誰かの夢の中に、こうしてる俺たちがいるんじゃないかって」 「だったら、その夢から覚めないように祈るよ。 現実の方が、よほど輪郭が濁ってる」 「夢なら、寒くないといいな」 「夢でも、風は吹くだろ。俺は、風の音が好きだ」 「じゃあ、今はわりといい時間ってことか」 しばらく、誰も言葉を発さなかった。 風がまた吹いて、ひとりの髪を揺らした。 http://mao.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1744094796/70
71: 創る名無しに見る名無し [sage] 2025/04/08(火) 18:47:10.33 ID:ccSU2HFM 「……高ぇな」 ブーン…… 「落ちたらどうなるかな」 ブーン、ブーン……羽音が近くで煩わしい。 「痛いぞ。少なくとも、最初は」 ブンブン!顔の近くを執拗に飛び回る。 「最初だけか」 ブンブンブン!威嚇するように激しさを増す羽音。 「ああ。次は何もない」 思わず身を縮める。どこかに巣があるのか? 沈黙。誰かがタバコを取り出すが、火は点けない。口にくわえるだけ。 「この街、光だけは余ってるな」 ブーン……低い羽音が耳元で響く。 「光があれば、影もできる」 影を探すように、ゆっくりと周囲を見回す。あの羽音は一体どこから? 「影ばっか見てたら、いつの間にか目が慣れてたよ」 チクッ! 「痛っ!」 「どうした?」 手の甲を見ると、赤く腫れている。 「蜂だ!」 「見えるようになったか?」 「逆だ。見えなくなった」 ブンブンブン!数匹の蜂が警戒するように周りを飛び交う。 風が吹き、空き缶がひとつ転がる。 誰も拾わない。誰も気にしない。それどころじゃない。 「誰かさ、ここからどっか行ったやつ知ってるか?」 「聞いたことはある」 ブンブン……あの羽音はまだ近くにいる。落ち着かない。 「帰ってきたか?」 「帰ったら、もう別の顔してた」 一体どこに巣があるんだ?この高さで? 「じゃあ、行ったままか。そいつは」 遠くで犬が吠える。街のざわめきが、屋上までは届かない。それよりも、蜂の羽音の方が気になる。 ブンブンブン!急に数匹の蜂がこちらに向かってくる。「危ない!」 http://mao.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1744094796/71
72: 創る名無しに見る名無し [sage] 2025/04/08(火) 18:49:10.75 ID:ccSU2HFM 「この街、蜂だけは余ってるな」 「蜂がいれば、巣もできる」 http://mao.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1744094796/72
73: 創る名無しに見る名無し [sage] 2025/04/08(火) 18:50:56.39 ID:ccSU2HFM 夏の終わりの肉団子 - 巨大オオスズメバチ - 第一章 ~刺された痛い~ http://mao.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1744094796/73
74: 創る名無しに見る名無し [] 2025/04/08(火) 19:09:29.04 ID:xAT974ht 四足歩行の「未来の乗り物」展示 重心を移動させ進行方向など操作 燃料は水素 川崎重工開発 大阪・関西万博で、川崎重工が展示する四足歩行の「未来の乗り物」がお披露目されました。 公開されたのは、川崎重工が開発した未来の乗り物、「CORLEO」です。 この乗り物は四足歩行が特徴で、運転者が重心を移動させることで進行方向などを操作し、険しい山や川などで安全な移動を目指しています。燃料には水素が使われていて、環境にも優しくなっているということです。 川崎重工 万博出展総責任者・鳥居 敬さん 「未来の私たちの移動がどうなっていくのかをイメージしていただいて、その未来を一緒に作り上げていきたい」 この乗り物は、万博の「未来の都市」パビリオンで展示されますが、来場者が実際に乗ることはできず、実用化も未定だということです。 http://mao.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1744094796/74
75: 創る名無しに見る名無し [] 2025/04/08(火) 19:10:50.78 ID:iXh2jKe0 >>73 駄文垂れ流しの変態ショタババア http://mao.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1744094796/75
76: 創る名無しに見る名無し [] 2025/04/08(火) 19:50:16.38 ID:Swr1nQJq 静岡県島田市の病院で看護師を蹴るなどしてけがを負わせたとして、静岡県警掛川署に傷害の疑いで現行犯逮捕された俳優広末涼子容疑者(44)の所属事務所「R.H」が8日、公式ホームページを更新。 状況を説明するとともに、謝罪を行った。 逮捕容疑は8日深夜、島田市の病院で看護師の女性を蹴ったり腕を引っかいたりするなど暴行し、けがを負わせた疑い。看護師は軽傷とみられる。 公式サイトは「広末涼子の逮捕について このたび、弊社代表取締役の広末涼子が逮捕されました。 4月8日静岡県内にて本人が運転する車による交通事故を起こし、搬送先の病院において一時的にパニック状態に陥った結果、医療関係者の方に怪我を負わせてしまいました」と説明 (略) 引用元ソース https://news.yahoo.co.jp/articles/711e8ced03a26cb0be1f4d49e84b1bdc4f688fcd 自称広末涼子容疑者を逮捕 静岡県警、傷害容疑 https://news.yahoo.co.jp/articles/8e01361c6f5941de21de5cced8471cd37beb2faa http://mao.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1744094796/76
77: 創る名無しに見る名無し [sage] 2025/04/08(火) 21:50:18.87 ID:ZPJ80hzh 巨大スズメバチは「ババアの幻覚が見える男」を今は運んでいる。 http://mao.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1744094796/77
78: 創る名無しに見る名無し [] 2025/04/08(火) 22:46:47.27 ID:eo8zlah2 近未来、火星にはボッシュート鉱石をめぐる利権争いが続いていた。 エネルギー採掘企業「コーヘイゲン商会」と、ミュータントによる反乱勢力との衝突は日に日に激しさを増しており、火星の住人たちは重たい空気(物理)と暴力に苦しんでいた。 地球で暮らすハッケヨイ(職業:鉄骨鳶)は、日々の生活に虚しさを感じていた。 立派なマワシを締め、ボッシュート解体現場で働く毎日。 「拙者…火星に行きたいでゴワス…」 そう妻のローリーに話しても、 「ハッケヨイ、あんたまた寝ぼけてんじゃないわよ」と、どすの効いた声で一蹴される。 そんなある日、通勤路で「記憶の旅をお届けする」REKALL社の広告を目にしたハッケヨイ。 「記憶で火星を旅するでゴワスか…それ、夢の中でも四股踏めるでゴワスか?」 彼は誘惑に負けて、REKALL社へ足を運んだ。 そして選んだコースは―― 『火星での潜入捜査任務!隠密力士として陰謀を叩き潰せ!』 モンタージュで夢の中の恋人を選ぶ際、なぜか彼の脳裏に浮かぶ黒髪の美しい女力士、メリーナ。 「この顔にするでゴワス」と指差したその瞬間、ハッケヨイは突然暴れだした! 「なんで力士が投げを決めてるんだ!?」 「記憶注射する前なのに、こいつ記憶が…!」 REKALL社の社員たちは青ざめ、ハッケヨイを強引に麻酔で眠らせ、記憶を消して家に送り返した。 http://mao.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1744094796/78
79: 創る名無しに見る名無し [] 2025/04/08(火) 22:47:09.53 ID:eo8zlah2 帰宅途中、ハッケヨイは突然、作業着仲間のハリー率いる謎の集団に襲われる。 しかしハッケヨイ、見覚えのない鮮やかなブレーンバスターで全員を粉砕! 「こ…これは拙者の技でゴワスか…!?」 自宅に逃げ込んだハッケヨイにローリーが迫る。 「あなたはハッケヨイなんかじゃない!ただの記憶のマワシよ!」 そして彼女はスリッパで襲いかかってくる。 「いざ、組み止めでゴワス!」 間一髪でローリーを取り押さえるハッケヨイ。 逃げ出した彼の前に現れたのは、謎の男から託されたカバン。 中の映像装置には、己と同じ顔をした謎の力士ハウザーが現れ、 「お主の正体は、拙者ハウザーでゴワス。コーヘイゲンのスパイとしてミュータントの情報を探るために記憶を消したのでゴワス…」と衝撃の告白。 「……やはり、火星に行くしかないでゴワスな。」 http://mao.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1744094796/79
80: 創る名無しに見る名無し [] 2025/04/08(火) 22:47:31.33 ID:eo8zlah2 火星に到着したハッケヨイは、変装して関取型ロボットとして入国。 入境審査でセリフの反応がワンテンポ遅れ、 「そのロボ、なんかおかしいぞ!」と騒ぎになるも、そこは土俵際の粘り腰で逃げ切った! 逃げ込んだ酒場「最後の土俵」で出会ったのは、夢の中で見たあの黒髪のメリーナ。 しかし彼女はかつての裏切りを許しておらず、ハッケヨイをビンタ三発で追い出した。 ホテルに戻ると、ローリーと自称・医者が現れ、 「お主はまだ夢の中でゴワス。これはREKALLの幻影でゴワス」と説得。 「この薬を飲めば目が覚めるでゴワスよ?」 だがその医者の額に流れる汗を見て、 「その汗、取り組み前の汗でゴワスな?」 ――ズドン! 再び襲いかかる刺客たち。そこへ再登場するメリーナ! 「ハッケヨイッ!張り手で応戦でゴワス!」 二人は再び逃亡、そしてミュータントの首領クアトー横綱と邂逅する。 クアトーは語る。 「火星には、エイリアンが残した巨大土俵リアクターが眠っておる。その力で酸素を生成できるでゴワスが、コーヘイゲンがそれを隠しているでゴワス。」 http://mao.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1744094796/80
81: 創る名無しに見る名無し [] 2025/04/08(火) 22:47:51.21 ID:eo8zlah2 ベニーの裏切りで反乱軍は壊滅。 拘束されたハッケヨイは、再びハウザーに戻されそうになるも、 「拙者はハッケヨイ!記憶がどうあろうと、己の信じた取組を貫くでゴワス!」 そう言って機械をぶち壊し、再び逃走。 坑道の奥、リアクターの起動装置の前で待ち受けるリクター。 「お前の取組、ここで終わりだハッケヨイ!」 「いや、土俵際の勝負はここからでゴワス!」 ついにスイッチが押され、リアクターが稼働。 火星の氷河から酸素が放出され、大気が満たされる――! 「夢であろうと、現実であろうと…メリーナ、拙者、お主のことが好きでゴワス…」 そう言って青空の下でキスを交わすハッケヨイ。 画面がホワイトアウトし―― 火星に、新たな取組の夜が明けるのであった。 http://mao.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1744094796/81
82: 創る名無しに見る名無し [] 2025/04/08(火) 22:50:10.71 ID:lLrhFki2 ある夏の夕暮れ。 山奥の小さな集落に、その“影”は現れた。 「見ろッ…空が…割れてる…!」 雲を引き裂いて舞い降りたのは、全長3メートルを超える、異様に肥大化した巨大スズメバチだった。 黄金色の腹部が脈打つたび、あたりに甘く腐敗した臭気が満ちる。 「やべえぞ…ヤツは…『排泄の儀式』を始める気だ…!」 そう、かつてから語り継がれていた―― “山の神”の正体は、巨大スズメバチであり、その糞こそが災厄を呼ぶという、忌まわしい伝説。 「逃げろォォォ!」 しかし、間に合わなかった。 尾を持ち上げたその瞬間、辺りに響く震えるような羽音、 そして―― ブヂュルッッッッ!!!! 轟音と共に放たれたのは、黒く粘性のある生物濃縮された毒糞。 地面を腐食させ、木々を溶かし、川を黒く染めていく。 「ぐあああああ!目があああああ!」 「皮膚が、皮膚が剥けるううう!」 叫び声と共に村が崩壊していく中、 一人の老婆が呟いた。 「……これで3度目じゃ。もう、人間の土地ではない」 そしてスズメバチは空高く舞い上がり、山の向こうへと消えていった。 残されたのは、焦げた大地と、異臭と、どこか寂しげな一筋の糞の痕跡だった。 http://mao.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1744094796/82
83: 創る名無しに見る名無し [] 2025/04/08(火) 23:29:40.06 ID:QLLFrYXJ >>82 荒らしの>>1と違ってセンスある http://mao.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1744094796/83
84: 創る名無しに見る名無し [] 2025/04/08(火) 23:36:40.90 ID:ZyX/NsSm ある夏の夕暮れ。 山奥の小さな集落に、その“影”は現れた。 「見ろッ…空が…割れてる…!」 雲を引き裂いて舞い降りたのは、全長3メートルを超える、異様に肥大化した巨大スズメバチだった。 黄金色の腹部が脈打つたび、あたりに甘く腐敗した臭気が満ちる。 「やべえぞ…ヤツは…『排泄の儀式』を始める気だ…!」 そう、かつてから語り継がれていた―― “山の神”の正体は、巨大スズメバチであり、その糞こそが災厄を呼ぶという、忌まわしい伝説。 「逃げろォォォ!」 しかし、間に合わなかった。 尾を持ち上げたその瞬間、辺りに響く震えるような羽音、 そして―― ブヂュルッッッッ!!!! 轟音と共に放たれたのは、黒く粘性のある生物濃縮された毒糞。 地面を腐食させ、木々を溶かし、川を黒く染めていく。 「ぐあああああ!目があああああ!」 「皮膚が、皮膚が剥けるううう!」 叫び声と共に村が崩壊していく中、 一人の老婆が呟いた。 「……これで3度目じゃ。もう、人間の土地ではない」 そしてスズメバチは空高く舞い上がり、山の向こうへと消えていった。 残されたのは、焦げた大地と、異臭と、どこか寂しげな一筋の糞の痕跡だった。 http://mao.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1744094796/84
85: 創る名無しに見る名無し [sage] 2025/04/09(水) 01:45:23.23 ID:SJO0aC7R 無駄に長えし火星とかいいから。 センスねえ長文だな http://mao.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1744094796/85
86: 創る名無しに見る名無し [sage] 2025/04/09(水) 01:46:41.14 ID:SJO0aC7R 今日もまたスネ夫2匹、ヘッポコ3匹、ハッケヨイ1匹が巨大オオスズメバチによって巣に運び込まれ肉団子にされる。 スネ夫「助けてーママーッぐわッ」 ヘッポコ「ルイーダ、俺はまたボッシュートしてしま…ぐわッ…」 ハッケヨイ「死ぬでごわしょう(´・ω・`)ぐわッ」 毒針でどんどん神経毒を体内に注ぎ込まれる。 そして巣の中に消えていったのであった。 http://mao.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1744094796/86
87: 創る名無しに見る名無し [sage] 2025/04/09(水) 01:46:53.50 ID:SJO0aC7R 🌿🌿🌿🌿🌿🌳🌿🌿🌳🌿🌿🪲🌿🌿 http://mao.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1744094796/87
88: 創る名無しに見る名無し [sage] 2025/04/09(水) 02:19:55.20 ID:SJO0aC7R 巨大スズメバチが消え去った後、静寂が訪れたわけではなかった。 焦げ付いた大地からは、絶えず微かな煙が立ち上り、鼻腔を刺す異臭が風に乗って遠くまで運ばれる。かつて人々の営みがあった場所は、黒と灰色に塗りつぶされ、生命の息吹は完全に途絶えていた。 川は、粘りつくような黒い液体となって淀み、時折、溶解した魚の残骸が不気味な光を反射させる。木々は根元から炭化し、無残な姿を晒していた。 生き残った者は、ほとんどいなかった。 わずかに息のある者たちも、全身の皮膚がただれ、焼け付くような痛みに悶え苦しんでいた。目は潰れ、声帯は毒に侵され、呻き声すらまともに上げられない。 老婆は、焼け残った家の壁にもたれ、虚ろな瞳で変わり果てた村を見つめていた。その顔には、恐怖や絶望の色はなく、ただ諦念と、遠い記憶を辿るような静けさがあった。 やがて、遠くの山々から、夜の帳がゆっくりと降りてくる。焦土と化した集落は、闇に包まれ、昼間の異様な光景をさらに陰惨なものに変えていく。 虫の声一つしない、完全な静寂。 それは、生命が消え去った後の、虚無の静けさだった。 しかし、その静寂の中に、老婆だけが聞き取った微かな音があった。 それは、遠くの空で小さく響く、 聞き覚えのある羽音―― 黄金色の残光をまとい、再び姿を現したのは、あの巨大スズメバチだった。 今度は、一匹ではない。 無数の、同じように肥大化した異形の影が、山の向こうからゆっくりと姿を現し始めたのだ。 老婆の乾いた唇が、かすかに震えた。 「……終わらない」 そして、新たな絶望が、焦土の集落を静かに、しかし確実に覆い始めるのだった。 🌿🌿🌿🌿🌿🌳🌿🌿🌳🌿🌿🪲🌿🌿 蜂たちはスネ夫を運んでいた。 http://mao.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1744094796/88
89: ベジータ [] 2025/04/09(水) 03:37:04.28 ID:SHtEWXFr >>85 こ…こいつまだレベルのちがいに気づいていないのか……バ バカの世界チャンピオンだ……! http://mao.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1744094796/89
90: 創る名無しに見る名無し [sage] 2025/04/09(水) 05:31:36.39 ID:SJO0aC7R >>89 駄文垂れ流しの前頭葉萎縮爺さん http://mao.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1744094796/90
91: 創る名無しに見る名無し [sage] 2025/04/09(水) 05:36:09.98 ID:SJO0aC7R 巨大スズメバチはのび太を何処かから捕らえてきて巣穴に引き込んでいた。のび太は毒が回っているようで瀕死であった。 http://mao.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1744094796/91
92: 創る名無しに見る名無し [sage] 2025/04/09(水) 06:45:27.34 ID:tV0iSH20 ある夏の夕暮れ。 山奥の小さな集落に、その“影”は現れた。 「見ろッ…空が…割れてる…!」 雲を引き裂いて舞い降りたのは、全長3メートルを超える、異様に肥大化した巨大スズメバチだった。 黄金色の腹部が脈打つたび、あたりに甘く腐敗した臭気が満ちる。 「やべえぞ…ヤツは…『排泄の儀式』を始める気だ…!」 そう、かつてから語り継がれていた―― “山の神”の正体は、巨大スズメバチであり、その糞こそが災厄を呼ぶという、忌まわしい伝説。 「逃げろォォォ!」 しかし、間に合わなかった。 尾を持ち上げたその瞬間、辺りに響く震えるような羽音、 そして―― ブヂュルッッッッ!!!! 轟音と共に放たれたのは、黒く粘性のある生物濃縮された毒糞。 地面を腐食させ、木々を溶かし、川を黒く染めていく。 「ぐあああああ!目があああああ!」 「皮膚が、皮膚が剥けるううう!」 叫び声と共に村が崩壊していく中、 一人の老婆が呟いた。 「……これで3度目じゃ。もう、人間の土地ではない」 そしてスズメバチは空高く舞い上がり、山の向こうへと消えていった。 残されたのは、焦げた大地と、異臭と、どこか寂しげな一筋の糞の痕跡だった。 http://mao.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1744094796/92
93: 創る名無しに見る名無し [sage] 2025/04/09(水) 19:58:51.85 ID:tV0iSH20 巨大スズメバチが消え去った後、静寂が訪れたわけではなかった。 焦げ付いた大地からは、絶えず微かな煙が立ち上り、鼻腔を刺す異臭が風に乗って遠くまで運ばれる。かつて人々の営みがあった場所は、黒と灰色に塗りつぶされ、生命の息吹は完全に途絶えていた。 川は、粘りつくような黒い液体となって淀み、時折、溶解した魚の残骸が不気味な光を反射させる。木々は根元から炭化し、無残な姿を晒していた。 生き残った者は、ほとんどいなかった。 わずかに息のある者たちも、全身の皮膚がただれ、焼け付くような痛みに悶え苦しんでいた。目は潰れ、声帯は毒に侵され、呻き声すらまともに上げられない。 老婆は、焼け残った家の壁にもたれ、虚ろな瞳で変わり果てた村を見つめていた。その顔には、恐怖や絶望の色はなく、ただ諦念と、遠い記憶を辿るような静けさがあった。 やがて、遠くの山々から、夜の帳がゆっくりと降りてくる。焦土と化した集落は、闇に包まれ、昼間の異様な光景をさらに陰惨なものに変えていく。 虫の声一つしない、完全な静寂。 それは、生命が消え去った後の、虚無の静けさだった。 しかし、その静寂の中に、老婆だけが聞き取った微かな音があった。 それは、遠くの空で小さく響く、 聞き覚えのある羽音―― 黄金色の残光をまとい、再び姿を現したのは、あの巨大スズメバチだった。 今度は、一匹ではない。 無数の、同じように肥大化した異形の影が、山の向こうからゆっくりと姿を現し始めたのだ。 老婆の乾いた唇が、かすかに震えた。 「……終わらない」 そして、新たな絶望が、焦土の集落を静かに、しかし確実に覆い始めるのだった。 🌿🌿🌿🌿🌿🌳🌿🌿🌳🌿🌿🪲🌿🌿 蜂たちはスネ夫を運んでいた。 http://mao.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1744094796/93
94: 創る名無しに見る名無し [] 2025/04/09(水) 20:54:54.28 ID:cxK4u3f6 >>92 なんか凄いセンス >>93 ただのAI http://mao.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1744094796/94
95: 創る名無しに見る名無し [sage] 2025/04/10(木) 01:23:45.99 ID:H2BkQwXa ある夏の夕暮れ。 山奥の小さな集落に、その“影”は現れた。 「見ろッ…空が…割れてる…!」 雲を引き裂いて舞い降りたのは、全長3メートルを超える、異様に肥大化した巨大スズメバチだった。 黄金色の腹部が脈打つたび、あたりに甘く腐敗した臭気が満ちる。 「やべえぞ…ヤツは…『排泄の儀式』を始める気だ…!」 そう、かつてから語り継がれていた―― “山の神”の正体は、巨大スズメバチであり、その糞こそが災厄を呼ぶという、忌まわしい伝説。 「逃げろォォォ!」 しかし、間に合わなかった。 尾を持ち上げたその瞬間、辺りに響く震えるような羽音、 そして―― ブヂュルッッッッ!!!! 轟音と共に放たれたのは、黒く粘性のある生物濃縮された毒糞。 地面を腐食させ、木々を溶かし、川を黒く染めていく。 「ぐあああああ!目があああああ!」 「皮膚が、皮膚が剥けるううう!」 叫び声と共に村が崩壊していく中、 一人の老婆が呟いた。 「……これで3度目じゃ。もう、人間の土地ではない」 そしてスズメバチは空高く舞い上がり、山の向こうへと消えていった。 残されたのは、焦げた大地と、異臭と、どこか寂しげな一筋の糞の痕跡だった。 http://mao.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1744094796/95
96: 創る名無しに見る名無し [] 2025/04/10(木) 04:04:00.61 ID:L0hdze60 今日もまたスネ夫2匹、ヘッポコ3匹、ハッケヨイ1匹が巨大オオスズメバチによって巣に運び込まれ肉団子にされる。 スネ夫「助けてーママーッぐわッ」 ヘッポコ「ルイーダ、俺はまたボッシュートしてしま…ぐわッ…」 ハッケヨイ「死ぬでごわしょう(´・ω・`)ぐわッ」 毒針でどんどん神経毒を体内に注ぎ込まれる。 そして巣の中に消えていったのであった。 http://mao.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1744094796/96
97: 創る名無しに見る名無し [] 2025/04/10(木) 04:07:06.12 ID:bjCaO/wI >>95 褒めるところも無い 駄文垂れ流し >>96 非常に分かりやすい http://mao.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1744094796/97
98: 創る名無しに見る名無し [] 2025/04/10(木) 04:07:11.83 ID:bjCaO/wI >>95 褒めるところも無い 駄文垂れ流し >>96 非常に分かりやすい http://mao.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1744094796/98
99: 創る名無しに見る名無し [] 2025/04/10(木) 04:18:31.13 ID:q7XhWwMe >>98 バカめw 両方私でしたーっw http://mao.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1744094796/99
100: 創る名無しに見る名無し [sage] 2025/04/10(木) 04:49:20.09 ID:H2BkQwXa ある夏の夕暮れ。 山奥の小さな集落に、その“影”は現れた。 「見ろッ…空が…割れてる…!」 雲を引き裂いて舞い降りたのは、全長3メートルを超える、異様に肥大化した巨大スズメバチだった。 黄金色の腹部が脈打つたび、あたりに甘く腐敗した臭気が満ちる。 「やべえぞ…ヤツは…『排泄の儀式』を始める気だ…!」 そう、かつてから語り継がれていた―― “山の神”の正体は、巨大スズメバチであり、その糞こそが災厄を呼ぶという、忌まわしい伝説。 「逃げろォォォ!」 しかし、間に合わなかった。 尾を持ち上げたその瞬間、辺りに響く震えるような羽音、 そして―― ブヂュルッッッッ!!!! 轟音と共に放たれたのは、黒く粘性のある生物濃縮された毒糞。 地面を腐食させ、木々を溶かし、川を黒く染めていく。 「ぐあああああ!目があああああ!」 「皮膚が、皮膚が剥けるううう!」 叫び声と共に村が崩壊していく中、 一人の老婆が呟いた。 「……これで3度目じゃ。もう、人間の土地ではない」 そしてスズメバチは空高く舞い上がり、山の向こうへと消えていった。 残されたのは、焦げた大地と、異臭と、どこか寂しげな一筋の糞の痕跡だった。 http://mao.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1744094796/100
101: 創る名無しに見る名無し [sage] 2025/04/10(木) 04:50:05.94 ID:H2BkQwXa 巨大スズメバチが消え去った後、静寂が訪れたわけではなかった。 焦げ付いた大地からは、絶えず微かな煙が立ち上り、鼻腔を刺す異臭が風に乗って遠くまで運ばれる。かつて人々の営みがあった場所は、黒と灰色に塗りつぶされ、生命の息吹は完全に途絶えていた。 川は、粘りつくような黒い液体となって淀み、時折、溶解した魚の残骸が不気味な光を反射させる。木々は根元から炭化し、無残な姿を晒していた。 生き残った者は、ほとんどいなかった。 わずかに息のある者たちも、全身の皮膚がただれ、焼け付くような痛みに悶え苦しんでいた。目は潰れ、声帯は毒に侵され、呻き声すらまともに上げられない。 老婆は、焼け残った家の壁にもたれ、虚ろな瞳で変わり果てた村を見つめていた。その顔には、恐怖や絶望の色はなく、ただ諦念と、遠い記憶を辿るような静けさがあった。 やがて、遠くの山々から、夜の帳がゆっくりと降りてくる。焦土と化した集落は、闇に包まれ、昼間の異様な光景をさらに陰惨なものに変えていく。 虫の声一つしない、完全な静寂。 それは、生命が消え去った後の、虚無の静けさだった。 しかし、その静寂の中に、老婆だけが聞き取った微かな音があった。 それは、遠くの空で小さく響く、 聞き覚えのある羽音―― 黄金色の残光をまとい、再び姿を現したのは、あの巨大スズメバチだった。 今度は、一匹ではない。 無数の、同じように肥大化した異形の影が、山の向こうからゆっくりと姿を現し始めたのだ。 老婆の乾いた唇が、かすかに震えた。 「……終わらない」 そして、新たな絶望が、焦土の集落を静かに、しかし確実に覆い始めるのだった。 🌿🌿🌿🌿🌿🌳🌿🌿🌳🌿🌿🪲🌿🌿 蜂たちはスネ夫を運んでいた。 http://mao.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1744094796/101
102: 創る名無しに見る名無し [] 2025/04/10(木) 13:48:15.07 ID:L0hdze60 ふみえスレに粘着している ♭音符休符採り ことショタババアさんステキ💓 「私、♭音符休符採り のハンドルネームを使ってTikTokでカバー演奏と自作曲(一部)の演奏載せています。聴きに来ていただけたらと思います♪」 https://egg.5ch.net/test/read.cgi/owarai/1736091661/155 https://i.imgur.com/1A9J9iU.jpeg http://mao.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1744094796/102
103: 創る名無しに見る名無し [] 2025/04/11(金) 00:57:12.22 ID:7NuD2ZOR ふみえスレに粘着している ♭音符休符採り ことSeirios・A ◆RbpAJOf656 さん ステキ💓 「私、♭音符休符採り のハンドルネームを使ってTikTokでカバー演奏と自作曲(一部)の演奏載せています。聴きに来ていただけたらと思います♪」 https://egg.5ch.net/test/read.cgi/owarai/1741521224/1 http://mao.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1744094796/103
104: 創る名無しに見る名無し [] 2025/04/11(金) 23:37:18.48 ID:7NuD2ZOR ふみえスレに粘着している ♭音符休符採り ことショタババアさんステキ💓 「私、♭音符休符採り のハンドルネームを使ってTikTokでカバー演奏と自作曲(一部)の演奏載せています。聴きに来ていただけたらと思います♪」 https://egg.5ch.net/test/read.cgi/owarai/1736091661/155 https://i.imgur.com/1A9J9iU.jpeg http://mao.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1744094796/104
105: 創る名無しに見る名無し [sage] 2025/04/18(金) 20:14:49.69 ID:tLVCNRxd ハチ出せよ百姓w サボってんじゃねぇぞカスが http://mao.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1744094796/105
106: 創る名無しに見る名無し [sage] 2025/04/21(月) 11:44:30.46 ID:Rg7LSSbA >>105 とうとう放置プレイに根を上げたか 根性のねえドM野郎だぜ http://mao.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1744094796/106
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