【ヘッポコ戦記 】異世界ボッシュート (201レス)
上下前次1-新
1: 04/03(木)03:54 ID:ctLU4a1v(1/59) AAS
第一章:魔王の宴と最強の勇者
時は魔暦XXXX年——。
魔界と人間界の均衡は、ひとりの少年によって大きく揺らごうとしていた。
ロトの勇者・ヘッポコ。
彼は生まれつき「異能遺伝子」を持ち、敵の攻撃を本能的に回避し、致命傷を負わぬ奇跡の肉体を持っていた。そして、彼の最大の武器は、あらゆるものを飲み込む重力魔法——
『ボッシュート』
ヘッポコは、数々の魔族や強敵をボッシュートしながら、世界を駆け巡っていた。そんな彼の元に、ある日一通の招待状が届いた。
省9
121: 04/05(土)04:59 ID:dgvGRkIu(21/25) AAS
第四章「赫き雨、黒き月」
地が砕け、空が割れる。
獣神グロームの黒炎が、天地を染める。
六本の足が雷のように大地を踏み砕き、
咆哮が、世界の輪郭を塗り替える。
だが、その中心に立つ者がいた。
血を流し、片膝をつき、それでも前を見ていた。
省42
122: 04/05(土)05:12 ID:dgvGRkIu(22/25) AAS
外伝「その名はヘッポコ」
小さな村があった。
山間にぽつんと取り残されたような、木と石の家が数軒だけの集落。
その真ん中にある川沿いで、一人の少年が水を蹴って遊んでいた。
「見ろよこれ、カエルだぞカエル!ぴょんぴょーん!」
名はヘッポコ。
幼いころから、どこか抜けていて、どこか元気で、どこか憎めない。
省42
123: 04/05(土)05:19 ID:dgvGRkIu(23/25) AAS
外伝「抗う者の剣」
夜の森。
焚き火が、ちらちらと影を揺らしていた。
「おまえ、本当に剣を握ったこともないのか?」
火の向こうで、ルイーダが剣を研ぎながら言った。
長い銀髪を背で束ね、鋭い目つきでヘッポコを見ている。
彼女の体には無数の古傷が刻まれていた。
省44
124: 04/05(土)05:25 ID:dgvGRkIu(24/25) AAS
外伝「剣に届く日まで」
それから数ヶ月。
ヘッポコは、ルイーダとともに旅をした。
剣を振るう日々。
山を越え、獣を倒し、村を助け、奈落兵の気配に怯えながら進む。
「おまえ、全然筋が良くない」
「わかってるよ!うるさいな!」
省43
125: 04/05(土)05:29 ID:dgvGRkIu(25/25) AAS
外伝「そして剣は置かれた」
空は灰色に沈み、冷たい風が草原を撫でていた。
ヘッポコとルイーダは、長い旅の末に“奈落の門”の手前まで辿り着いた。
ここを越えれば、ボッシュートの力の源――
“根源の渦”が眠る場所に辿り着けるはずだった。
「ここまで来たな、ヘッポコ」
「……ああ。あんたのおかげだよ、ルイーダ」
省34
126: 04/05(土)06:26 ID:nc85cOMn(7/15) AAS
第四章:モンキー・マジックの逆襲と最終決戦!
ハッケヨイ・ノ・コッタ、ロトの勇者ヘッポコの親父にして、伝説のギガボッシュート使い。
彼の登場により、戦況は大きく変わるかと思われた。
だが――
破壊神ムドー「……またボッシュートか。」
ムドーは眉ひとつ動かさず、ゆっくりと拳を構える。
省14
127: 04/05(土)06:26 ID:nc85cOMn(8/15) AAS
第三章:異能遺伝子の謎と最強の刺客
宴が終わり、ヘッポコたちが城を後にしようとした瞬間――
ズガァァァン!!
突如、魔王城の天井が崩れ落ち、轟音とともに一体の巨人が現れた!
破壊神ムドー「……全てを支配する者、それが我だ。」
省18
128: 04/05(土)06:26 ID:nc85cOMn(9/15) AAS
第一章:魔王の宴と最強の勇者
時は魔暦XXXX年――。
魔界と人間界の均衡は、ひとりの少年によって大きく揺らごうとしていた。
ロトの勇者・ヘッポコ。
彼は生まれつき「異能遺伝子」を持ち、敵の攻撃を本能的に回避し、致命傷を負わぬ奇跡の肉体を持っていた。そして、彼の最大の武器は、あらゆるものを飲み込む重力魔法――
『ボッシュート』
ヘッポコは、数々の魔族や強敵をボッシュートしながら、世界を駆け巡っていた。そんな彼の元に、ある日一通の招待状が届いた。
省9
129: 04/05(土)08:38 ID:nc85cOMn(10/15) AAS
第六章:そして日常へ……
激闘から数日後。
ヘッポコたちは再び、日常へと戻っていた。
ヘッポコ「いやー、マジでヤバかったな。」
ケン・リュックマン「ああ。テラボッシュートとか、反則技すぎるだろ。」
ヌルスケ「でも、世界が平和になってよかったじゃん?」
スラウィム「本当に……これでよかったのかな?」
省7
130: 04/05(土)08:38 ID:nc85cOMn(11/15) AAS
第四章:モンキー・マジックの逆襲と最終決戦!
ハッケヨイ・ノ・コッタ、ロトの勇者ヘッポコの親父にして、伝説のギガボッシュート使い。
彼の登場により、戦況は大きく変わるかと思われた。
だが――
破壊神ムドー「……またボッシュートか。」
ムドーは眉ひとつ動かさず、ゆっくりと拳を構える。
省14
131: 04/05(土)14:31 ID:lg5MuQVg(1) AAS
へっぽこは木に縄でグルグル巻にされ吊るされていた。
身体も顔も紫色になっている。
そしてピクリとも動かないのであった。
132: 04/05(土)17:09 ID:nc85cOMn(12/15) AAS
第四章:モンキー・マジックの逆襲と最終決戦!
ハッケヨイ・ノ・コッタ、ロトの勇者ヘッポコの親父にして、伝説のギガボッシュート使い。
彼の登場により、戦況は大きく変わるかと思われた。
だが――
破壊神ムドー「……またボッシュートか。」
ムドーは眉ひとつ動かさず、ゆっくりと拳を構える。
ヘッポコ「親父ィ! ムドー、ボッシュートできねぇぞ!?」
省13
133: 04/05(土)19:33 ID:Ci/8chI9(9/10) AAS
第四章:モンキー・マジックの逆襲と最終決戦!
ハッケヨイ・ノ・コッタ、ロトの勇者ヘッポコの親父にして、伝説のギガボッシュート使い。
彼の登場により、戦況は大きく変わるかと思われた。
だが――
破壊神ムドー「……またボッシュートか。」
ムドーは眉ひとつ動かさず、ゆっくりと拳を構える。
省14
134: 04/05(土)19:33 ID:Ci/8chI9(10/10) AAS
第六章:そして日常へ……
激闘から数日後。
ヘッポコたちは再び、日常へと戻っていた。
ヘッポコ「いやー、マジでヤバかったな。」
ケン・リュックマン「ああ。テラボッシュートとか、反則技すぎるだろ。」
ヌルスケ「でも、世界が平和になってよかったじゃん?」
スラウィム「本当に……これでよかったのかな?」
省7
135: 04/05(土)19:44 ID:nc85cOMn(13/15) AAS
【人外メイルダ】
1.異形の果実
1915年(大正4年)12月9日。
北海道瓶阡郡苫寒別五線沢。
山深く、足を踏み外せば奈落の底へと落ちてしまう断崖絶壁に、メイルダ・マチは立っていた。村人から忌み嫌われる存在であったメイルダは、動物への異常な執着から疎まれていた。
「鶏姦と食糞」
それがメイルダ・マチの性癖であった。常軌を逸したその性癖に、村人は彼を避け、蔑んだ。彼の行為は社会的な規範から大きく逸脱し、周囲から激しい拒絶反応を引き起こした。その断絶は、彼を社会的に孤立させ、存在意義を喪失させるほどの絶望感を与えた。
省5
136: 04/05(土)20:03 ID:bIz2qW7i(1) AAS
才能アリ!あ、コピペのチミじゃないよ?ww
137: 04/05(土)20:41 ID:nc85cOMn(14/15) AAS
第四章:モンキー・マジックの逆襲と最終決戦!
ハッケヨイ・ノ・コッタ、ロトの勇者ヘッポコの親父にして、伝説のギガボッシュート使い。
彼の登場により、戦況は大きく変わるかと思われた。
だが――
破壊神ムドー「……またボッシュートか。」
ムドーは眉ひとつ動かさず、ゆっくりと拳を構える。
省14
138: 04/05(土)20:41 ID:nc85cOMn(15/15) AAS
第六章:そして日常へ……
激闘から数日後。
ヘッポコたちは再び、日常へと戻っていた。
ヘッポコ「いやー、マジでヤバかったな。」
ケン・リュックマン「ああ。テラボッシュートとか、反則技すぎるだろ。」
ヌルスケ「でも、世界が平和になってよかったじゃん?」
スラウィム「本当に……これでよかったのかな?」
省7
139: 04/05(土)21:41 ID:5zBGqu28(1) AAS
〜現実逃避の思考停止オジサンが、神文章をコピペするスレです〜
140: 04/06(日)00:30 ID:n48RO6E6(1) AAS
荒らさないで欲しいでごわすよ…。
141(1): 04/06(日)01:02 ID:bbAhMWFS(1) AAS
神文章だから荒らしじゃあないぜよ
142: 04/06(日)05:01 ID:Z3yVztte(1/3) AAS
へっぽこは木に縄でグルグル巻にされ吊るされていた。
身体も顔も紫色になっている。
そしてピクリとも動かないのであった。
143: 04/06(日)05:05 ID:fGlenrxr(1) AAS
しかし、縄の隙間からはみ出したポコチンはピクピクと上下に動いていた。
144: 04/06(日)05:09 ID:Z3yVztte(2/3) AAS
スズメバチがポコチンを刺すとポコチンも紫色になって動かなくなった
145: 04/06(日)12:26 ID:0S3tHfpZ(1/2) AAS
>>141
大爆笑www
146: 04/06(日)22:13 ID:I7A7c88P(1/4) AAS
人里離れたアリアハン北の山奥に、"存在してはならぬ村”があった。
地図には記されず、旅人の話にも上がらず、王国の記録にも一切載っていない。
だが、その村は確かに――存在していた。
ある晩。
勇者ヘッポコは、異常なほどに重い空気をまとった手紙を受け取る。
「たすけてください。
村が…呪われてしまいました。
省6
147: 04/06(日)22:14 ID:I7A7c88P(2/4) AAS
村に辿り着いたヘッポコを迎えたのは、人の形をしていながら、人でない何かだった。
顔は笑っている。
けれどその目は、無限に広がる闇を湛えていた。
「ゆうしゃさま、ようこそ…“呪村”へ…ボッシュートは、もう始まっていますよ…ふふふ…」
ヘッポコの背筋を、冷たいものが這う。
空気が凍り、音が死ぬ――
“この村の中では、何かが違う”。
省4
148: 04/06(日)22:15 ID:I7A7c88P(3/4) AAS
赤黒くにじむルイーダの紋章の前に立つヘッポコ。
そこから漏れる空気は、死の臭いさえ感じさせるほど重かった。
「この感じ…ボッシュートの気配だけじゃない。何か、もっと…別の“呪い”が混じってる…」
ヘッポコが手をかざすと、封印はまるで意思を持ったかのように脈打ち、低いうなりをあげる。
開けるべきか、否か――
だがそのとき、背後から足音。
「開けてはいけないぞ…勇者殿」
省7
149: 04/06(日)22:15 ID:I7A7c88P(4/4) AAS
「その術が使われたときからじゃ。
村人の目は笑い、心は失われ、魂は深き闇へ沈んでいった。
お前の知るルイーダという女も…その封印の奥にいるかもしれん」
「ルイーダが、ここに…?」
封印を見つめるヘッポコの瞳が、かすかに揺れる。
だが、彼は一歩踏み出す。
剣に手をかけ、重々しい声で呟いた。
省7
150: 04/06(日)22:19 ID:Ufio5b4h(1) AAS
【おわび】作者休止のため
この物語はここで終了です。
151: 04/06(日)22:23 ID:CQSuFvRB(1) AAS
急死?
152: 04/06(日)22:24 ID:Z3yVztte(3/3) AAS
へっぽこ「作者『休止』ってなんだよ?」
153: 04/06(日)22:29 ID:6uyt42yU(1/9) AAS
アリアハンの朝は、いつもより少しだけやさしい光に包まれていた。
ヘッポコは旅支度を終え、城の庭でお姫様を待っていた。
彼が待つその人こそ――王国の宝石とも讃えられる、可憐なお姫様。
「おまたせ、ヘッポコ…ふふ、そんなにじっと見つめないでよ…照れるじゃない」
ふわりと笑って、お姫様が彼の腕にそっと手を添える。
その仕草に、ヘッポコはちょっとだけ耳が赤くなった。
「だって、今日から二人きりの冒険だからな。
省12
154: 04/06(日)22:33 ID:6uyt42yU(2/9) AAS
その日の夕暮れ、ふたりは街道沿いのちいさな宿屋に泊まることになった。
屋根の低い、木造りの可愛い宿。
受付で一泊を頼むと、女将さんがにっこり笑った。
「お部屋は……あら、お二人は恋人さんかしら? じゃあ、仲良し向けの“いちゃ部屋”をご用意するわね」
「い、いちゃ部屋って…!?」
ヘッポコが動揺すると、お姫様はにこっと笑って彼の袖を引いた。
「ね、ヘッポコ。せっかくだから…使ってみよ?
省18
155: 04/06(日)22:36 ID:6uyt42yU(3/9) AAS
部屋の灯りはすっかり落ち、カーテン越しに月の光だけがさし込んでいる。
その下で、お姫様はヘッポコのシャツの袖をぎゅっと掴んでいた。
「ねぇ、もっと近く来て…」
ベッドの上、ふたりきり。
鼓動がうるさいほどに響くなか、お姫様がそっと身体を預けてくる。
「…どうしたんだ、そんなに…」
「我慢してたの。ずっとずっと、あなたとこうしてみたかったの。
省15
156: 04/06(日)22:43 ID:6uyt42yU(4/9) AAS
しかし、朝になってもふたりは止まらなかった。
彼女の首筋に吸いつき、背中をなぞり、太ももを抱きしめ、
何度も名を呼びながら、ふたりは愛し合った。
「ヘッポコ…好き…もっと、もっと奥まで…きて…」
甘い声が、吐息が、肌と肌がぶつかる音が、部屋にこだました。
理性も、常識も、役割も、すべて投げ捨てたふたり。
その先にあったのは、愛の果てで、また始まる“新しいふたり”だった。
157: 04/06(日)22:45 ID:6uyt42yU(5/9) AAS
翌日ーー
朝日がそっと差し込む部屋。
いつものように、お姫様の髪がふわりと広がり、
ヘッポコの腕の中に、その小さな身体が静かに眠っていた。
……けれど――
「なぁ、起きろよ。そろそろ支度しないと……」
ヘッポコは肩を揺らした。
省18
158: 04/06(日)22:48 ID:6uyt42yU(6/9) AAS
「……これは、呪印だ」
遺体を包もうと、お姫様の肩にかけた毛布がずり落ちたとき。
その白い肌に、かすかに浮かぶ黒い印が現れた。
それは、見覚えのある文様だった。
「……ボッシュートの紋…」
かつて、封印された古代の呪具。
存在を完全に失ったはずの“あの力”の痕跡が、姫の身体に刻まれている。
省17
159: 04/06(日)22:52 ID:6uyt42yU(7/9) AAS
昨夜と同じ扉を開けると、まるで何事もなかったかのように、
女将はカウンターに腰かけ、薄紅の唇で微笑んでいた。
「まぁまぁ、また来てくれたのね、坊や。
もしかして、私のことが恋しくなっちゃったの?」
女将の服装は、昨日よりもさらに際どい。
薄布一枚で形を留める浴衣からは、豊かな胸元がはだけ、
脚もとまでつづく深いスリットが、肌を惜しげもなくさらしていた。
省26
160: 04/06(日)22:58 ID:6uyt42yU(8/9) AAS
女将の唇が首筋に落ちたとき、
ヘッポコの背中に走ったのは――快感だった。
媚薬はすでに、身体の奥まで染み込んでいた。
視界は霞み、身体は火照り、
ただ女将の甘く淫らな肌に触れたいという本能が、支配する。
「ほら……気持ちいいでしょ?
いいの、忘れて。あの子のことも、使命も……
省36
161: 04/06(日)23:01 ID:6uyt42yU(9/9) AAS
女将を斬り伏せた夜の翌日。
宿は消えていた。跡形もなく。
まるで最初から、そこに“存在していなかった”かのように。
だが――ヘッポコの首筋には、残っていた。
黒い口づけの痕。
淫魔の“呪胎の刻印”。
「クソが……あいつ、死ぬ間際に仕込みやがったのか……!」
省28
162: 04/06(日)23:14 ID:4POQs+FV(1/2) AAS
地獄の胎――黒い羽に導かれ、
闇の神殿の奥、呪いの根源にたどり着いたヘッポコ。
「これが……お前の運命を喰った闇の核……!」
剣を振り上げる。
姫を、愛を、奪われたすべてを取り戻すため。
――ズバッ!
裂ける闇。
省33
163: 04/06(日)23:17 ID:4POQs+FV(2/2) AAS
〜缶〜
164: 04/06(日)23:54 ID:0S3tHfpZ(2/2) AAS
長文より朝マックを食べたいわね
165: 04/07(月)00:20 ID:paqoDOa6(1/6) AAS
つまらん(´・ω・`)
166: 04/07(月)01:00 ID:Ck9WXWl2(1/4) AAS
つまらんのでこのスレは終了します。
~ 糸冬 了 ~
167: 04/07(月)01:44 ID:HU7+7uTU(1/8) AAS
地獄の胎――黒い羽に導かれ、
闇の神殿の奥、呪いの根源にたどり着いたヘッポコ。
「これが……お前の運命を喰った闇の核……!」
剣を振り上げる。
姫を、愛を、奪われたすべてを取り戻すため。
――ズバッ!
裂ける闇。
省33
168: 04/07(月)01:45 ID:HU7+7uTU(2/8) AAS
女将を斬り伏せた夜の翌日。
宿は消えていた。跡形もなく。
まるで最初から、そこに“存在していなかった”かのように。
だが――ヘッポコの首筋には、残っていた。
黒い口づけの痕。
淫魔の“呪胎の刻印”。
「クソが……あいつ、死ぬ間際に仕込みやがったのか……!」
省28
169: 04/07(月)01:45 ID:HU7+7uTU(3/8) AAS
昨夜と同じ扉を開けると、まるで何事もなかったかのように、
女将はカウンターに腰かけ、薄紅の唇で微笑んでいた。
「まぁまぁ、また来てくれたのね、坊や。
もしかして、私のことが恋しくなっちゃったの?」
女将の服装は、昨日よりもさらに際どい。
薄布一枚で形を留める浴衣からは、豊かな胸元がはだけ、
脚もとまでつづく深いスリットが、肌を惜しげもなくさらしていた。
省26
170: 04/07(月)01:47 ID:HU7+7uTU(4/8) AAS
「その術が使われたときからじゃ。
村人の目は笑い、心は失われ、魂は深き闇へ沈んでいった。
お前の知るルイーダという女も…その封印の奥にいるかもしれん」
「ルイーダが、ここに…?」
封印を見つめるヘッポコの瞳が、かすかに揺れる。
だが、彼は一歩踏み出す。
剣に手をかけ、重々しい声で呟いた。
省7
171: 04/07(月)01:48 ID:41V6L/LD(1/5) AAS
『ヘッポコ戦記 〜黒き因果の旅路〜』
焼け爛れた大地に、一人の男が立っていた。
漆黒の甲冑を纏い、背には巨大な鉄塊――“ボッシュートの刃”と呼ばれる異形の大剣。
それは剣というには余りにも重く、太く、そして禍々しかった。
触れた者を“異界”へと弾き飛ばすその一撃は、破壊と喪失の象徴だった。
「また……ボッシュートの声がする……誰かが……堕ちる音だ……」
喉の奥から漏れる呻き。
省5
172: 04/07(月)01:51 ID:41V6L/LD(2/5) AAS
焼け落ちた村の中、崩れかけた聖堂の隅で、女が膝を抱えて座っていた。
彼女の名はルイーダ。かつて聖剣教団に仕えた剣士であり、今はただ、呪われし勇者と共に生きる女。
「……遅いよ、ヘッポコ。あんた、また迷ったんでしょ……あの刃の声に」
血に塗れた男が、重い足音を響かせて現れる。
鉄塊のような剣を地面に引きずりながら、男は女の前に膝をつく。
「……ルイーダ。俺は、また……ボッシュートしてしまった」
「……そう。じゃあ、また一つ、償っていこう。二人でね」
省2
173: 04/07(月)01:54 ID:41V6L/LD(3/5) AAS
『ヘッポコ戦記 〜黒き因果の旅路〜』第二章:腐蝕の接吻
焔の残り香が立ちこめる廃都――
崩れた石柱の陰、ルイーダは、血に濡れた手で鉄塊の刃を拭っていた。
その指先は既に焼けただれ、神経の感覚などとうに失っている。
「ヘッポコ……今夜もまた、ボッシュートしたのね」
彼女の視線の先には、無数の肉片と、異形に変じた兵士たちの骸。
それらは元は人間だった。
省15
174: 04/07(月)01:56 ID:41V6L/LD(4/5) AAS
『ヘッポコ戦記 〜黒き因果の旅路〜』第三章:深淵を孕む女
ルイーダは、泣きながら笑っていた。
それはもう、人間の顔じゃなかった。
その腹部――そこに“異界の胎”が宿っていた。
「ねえ、見て……これ、あんたの“ボッシュート”が孕ませたのよ……この世界の“因果”そのものを……」
狂気に囁く声は、もはや神のそれに近かった。
彼女の体内には、“ボッシュートの核”と呼ばれる呪いの胎動が蠢いていた。
省18
175: 04/07(月)07:44 ID:HU7+7uTU(5/8) AAS
『ヘッポコ戦記 〜黒き因果の旅路〜』第三章:深淵を孕む女
ルイーダは、泣きながら笑っていた。
それはもう、人間の顔じゃなかった。
その腹部――そこに“異界の胎”が宿っていた。
「ねえ、見て……これ、あんたの“ボッシュート”が孕ませたのよ……この世界の“因果”そのものを……」
狂気に囁く声は、もはや神のそれに近かった。
彼女の体内には、“ボッシュートの核”と呼ばれる呪いの胎動が蠢いていた。
省18
176: 04/07(月)07:44 ID:HU7+7uTU(6/8) AAS
『ヘッポコ戦記 〜黒き因果の旅路〜』第二章:腐蝕の接吻
焔の残り香が立ちこめる廃都――
崩れた石柱の陰、ルイーダは、血に濡れた手で鉄塊の刃を拭っていた。
その指先は既に焼けただれ、神経の感覚などとうに失っている。
「ヘッポコ……今夜もまた、ボッシュートしたのね」
彼女の視線の先には、無数の肉片と、異形に変じた兵士たちの骸。
それらは元は人間だった。
省15
177: 04/07(月)07:44 ID:HU7+7uTU(7/8) AAS
焼け落ちた村の中、崩れかけた聖堂の隅で、女が膝を抱えて座っていた。
彼女の名はルイーダ。かつて聖剣教団に仕えた剣士であり、今はただ、呪われし勇者と共に生きる女。
「……遅いよ、ヘッポコ。あんた、また迷ったんでしょ……あの刃の声に」
血に塗れた男が、重い足音を響かせて現れる。
鉄塊のような剣を地面に引きずりながら、男は女の前に膝をつく。
「……ルイーダ。俺は、また……ボッシュートしてしまった」
「……そう。じゃあ、また一つ、償っていこう。二人でね」
省2
178: 04/07(月)07:44 ID:HU7+7uTU(8/8) AAS
『ヘッポコ戦記 〜黒き因果の旅路〜』
焼け爛れた大地に、一人の男が立っていた。
漆黒の甲冑を纏い、背には巨大な鉄塊――“ボッシュートの刃”と呼ばれる異形の大剣。
それは剣というには余りにも重く、太く、そして禍々しかった。
触れた者を“異界”へと弾き飛ばすその一撃は、破壊と喪失の象徴だった。
「また……ボッシュートの声がする……誰かが……堕ちる音だ……」
喉の奥から漏れる呻き。
省5
179: 04/07(月)13:01 ID:Ck9WXWl2(2/4) AAS
つまらんのでこのスレは終了します。
~ 糸冬 了 ~
180: 04/07(月)13:33 ID:paqoDOa6(2/6) AAS
「ボッシュート」と言ってみたいだけではないのか?
181: 04/07(月)14:21 ID:dcEtlRD9(1/3) AAS
焼け落ちた村の中、崩れかけた聖堂の隅で、女が膝を抱えて座っていた。
彼女の名はルイーダ。かつて聖剣教団に仕えた剣士であり、今はただ、呪われし勇者と共に生きる女。
「……遅いよ、ヘッポコ。あんた、また迷ったんでしょ……あの刃の声に」
血に塗れた男が、重い足音を響かせて現れる。
鉄塊のような剣を地面に引きずりながら、男は女の前に膝をつく。
「……ルイーダ。俺は、また……ボッシュートしてしまった」
「……そう。じゃあ、また一つ、償っていこう。二人でね」
省2
182: 04/07(月)14:21 ID:dcEtlRD9(2/3) AAS
第一章:魔王の宴と最強の勇者
時は魔暦XXXX年――。
魔界と人間界の均衡は、ひとりの少年によって大きく揺らごうとしていた。
ロトの勇者・ヘッポコ。
彼は生まれつき「異能遺伝子」を持ち、敵の攻撃を本能的に回避し、致命傷を負わぬ奇跡の肉体を持っていた。そして、彼の最大の武器は、あらゆるものを飲み込む重力魔法――
『ボッシュート』
ヘッポコは、数々の魔族や強敵をボッシュートしながら、世界を駆け巡っていた。そんな彼の元に、ある日一通の招待状が届いた。
省9
183(1): 04/07(月)15:51 ID:Ck9WXWl2(3/4) AAS
ババア「こんなつまらない長文を面白いと勘違いしてる私天才だわぁ♡」
184(1): 04/07(月)16:24 ID:paqoDOa6(3/6) AAS
AA省
185(1): 04/07(月)16:35 ID:Ck9WXWl2(4/4) AAS
>>184
いつもつまらんシラケる自演リレーしか書けないのに自分には一定レベルのセンスがあると勘違いしてるショタババア
554 創る名無しに見る名無し sage 2025/02/14(金) 02:40:12.09 ID:XbA9uu6z
一定レベルのセンスが無いヤツは余所に行って欲しいかな(^.^;
186: 04/07(月)16:38 ID:paqoDOa6(4/6) AAS
AA省
187: 04/07(月)16:39 ID:paqoDOa6(5/6) AAS
AA省
188: 04/07(月)16:40 ID:paqoDOa6(6/6) AAS
AA省
189: 04/07(月)18:30 ID:dcEtlRD9(3/3) AAS
サイヤ人――それは宇宙を滅ぼす戦闘種族。
彼らが魔王ダーブラの手先となり、この世界を侵略しに来たのだ!
マオ「ちょっと待ってよ! 魔界の王はパパでしょ? なんでダーブラが支配してるの!?」
バルカス「フン……貴様の父、旧魔王はもはやダーブラ様に敗れ、魔界の王座は我らが主がいただいた。」
魔王「……くっ、まさかあのダーブラがここまでの力を持っていたとは。」
魔王すらも圧倒する力を持つダーブラ……
そしてその配下であるサイヤ人部隊の強さは未知数だ。
省2
190: 04/07(月)18:48 ID:41V6L/LD(5/5) AAS
>>72〜>>73
191: 04/08(火)16:07 ID:ccSU2HFM(1) AAS
ヘッポコは巨大なオオスズメさらわれいずこかに連れて行かれた。
192: 04/09(水)01:31 ID:tV0iSH20(1/2) AAS
第一章:魔王の宴と最強の勇者
時は魔暦XXXX年――。
魔界と人間界の均衡は、ひとりの少年によって大きく揺らごうとしていた。
ロトの勇者・ヘッポコ。
彼は生まれつき「異能遺伝子」を持ち、敵の攻撃を本能的に回避し、致命傷を負わぬ奇跡の肉体を持っていた。そして、彼の最大の武器は、あらゆるものを飲み込む重力魔法――
『ボッシュート』
ヘッポコは、数々の魔族や強敵をボッシュートしながら、世界を駆け巡っていた。そんな彼の元に、ある日一通の招待状が届いた。
省9
193: 04/09(水)01:33 ID:tV0iSH20(2/2) AAS
のび太は壁を背にバスタブの中に力なく崩れ込んだ。
のび太は何かを掴もうと右腕を持ち上げ少しずつ伸ばした。
指を開く。上手く開かない。少し腕を伸ばす。
何も見えなかった。もう何かが擦れ合うような不快な音も聞こえていなかった。
右手の子指が何かに触れた。それを掴む。力を込めて掴む。力を込める。力を込める。
柔らかいシャワーカーテンはフックから引きちぎられ、のび太はバスタブから這い出そうともがくようにのめった。
バスタブから上半身をはみ出させ、横顔をバスルームの床に打ちつけるようにしてのび太は動かなくなった。
省3
194: 04/09(水)01:48 ID:SJO0aC7R(1/3) AAS
巨大スズメバチはのび太を3匹で連れて行った。
195(1): 04/09(水)03:32 ID:0MjU657F(1) AAS
ん?スズメバチとか昨日でオワコンですよ。
196: 04/09(水)05:34 ID:SJO0aC7R(2/3) AAS
そう思っていたが、のび太はさらわれていずこに連れて行かれた。
197: 04/09(水)05:37 ID:SJO0aC7R(3/3) AAS
AA省
198: 04/11(金)00:57 ID:7NuD2ZOR(1/2) AAS
ふみえスレに粘着している
♭音符休符採り
ことSeirios・A ◆RbpAJOf656 さん
ステキ💓
「私、♭音符休符採り のハンドルネームを使ってTikTokでカバー演奏と自作曲(一部)の演奏載せています。聴きに来ていただけたらと思います♪」
省1
199: 04/11(金)03:31 ID:wCUfqhok(1) AAS
NGワード
♭音符休符採り
200: 04/11(金)20:22 ID:RWFHSAFE(1) AAS
ふみえスレに粘着している
♭音符休符採り
ことSeirios・A ◆RbpAJOf656 さん
ステキ💓
「私、♭音符休符 採り のハンドルネームを使ってTikTokでカバー演奏と自作曲(一部)の演奏載せています。聴きに来ていただけたらと思います♪」
省1
201: 04/11(金)23:37 ID:7NuD2ZOR(2/2) AAS
ふみえスレに粘着している
♭音符休符採り
ことショタババアさんステキ💓
「私、♭音符休符採り のハンドルネームを使ってTikTokでカバー演奏と自作曲(一部)の演奏載せています。聴きに来ていただけたらと思います♪」
2chスレ:owarai
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