【リレー小説】逆襲の殺人鬼スネ夫 Part135 (801レス)
【リレー小説】逆襲の殺人鬼スネ夫 Part135 http://mao.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1731350591/
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1: 創る名無しに見る名無し [] 2024/11/12(火) 03:43:11.41 ID:PQZlziZT 【規約】 ずんだもん、大土井、バビル2世、ハマの黒ヒョウ等の荒らしはスルーしましょう。 メインはあくまでドラえもんキャラですが、自分の考えたオリジナルキャラはOKです。 なるべく長文は控えてください。 リレー小説なので流れを読んで話を繋げましょう。 スネ夫「あの野郎、絶対許さねぇ!」 ハッケヨイ「いったい誰の事でゴワスか!?」 http://mao.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1731350591/1
721: 創る名無しに見る名無し [] 2025/04/02(水) 00:48:12.11 ID:7lhuCLs3 と>>673の短文を書いた馬鹿が申しておりますw http://mao.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1731350591/721
722: 創る名無しに見る名無し [] 2025/04/02(水) 00:54:47.82 ID:IFAnRKLl ふみえスレに粘着している ♭音符休符採り ことメイルダ・マチさんステキ💓 「私、♭音符休符採り のハンドルネームを使ってTikTokでカバー演奏と自作曲(一部)の演奏載せています。聴きに来ていただけたらと思います♪」 https://egg.5ch.net/test/read.cgi/owarai/1736091661/155 http://mao.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1731350591/722
723: 創る名無しに見る名無し [] 2025/04/02(水) 01:35:41.08 ID:j+IooWad >>721 誰も読まないのに長文が書ける私天才だわと勘違いしてるおまえは素晴らしいよ http://mao.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1731350591/723
724: 創る名無しに見る名無し [] 2025/04/02(水) 01:39:09.25 ID:7lhuCLs3 >>723 天才とも言ってないのにw そう感じたんだね http://mao.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1731350591/724
725: 創る名無しに見る名無し [] 2025/04/02(水) 02:30:28.34 ID:JrlgXVGJ スネ夫「ケケケケッ……いいぜ、出来杉。お前が”未来人の犬”なら、僕は”異世界の反逆者”になるだけさ。」 ドラえもん「……分かっているのかい? 未来人は”神”と同じ存在だ。彼らを敵に回せば――」 スネ夫「だから何だってんだよォ!? “神”だろうが何だろうが、“ぶっ潰せば”いいだけだろ!!」 魔王ジャイアン「おお……! テメェ、いいこと言うじゃねぇか、スネ夫!!」 ハッケヨイ「スネ夫、ツヨイ言葉!! ワタシ、燃エル!!」 出来杉「……そうか、ならば君には”審判”を与えよう。」 出来杉が手をかざす。 次の瞬間、空間が裂けた。 スネ夫「……!!」 裂けた空間の向こうから、黒い影がゆっくりと降り立つ。 ???「フフ……やっと会えたな、スネ夫。」 スネ夫「……誰だよ、テメェ?」 影から現れたのは、白いローブをまとった長身の男だった。 しかし、その顔にはスネ夫も見覚えがあった。 スネ夫「まさか……お前……」 ???「驚いたかい? 僕は”未来人の刺客”……いや、違うな。」 男はローブを脱ぎ捨てる。 その下に現れたのは――ジャイアンそっくりの顔をした”もう一人のジャイアン”だった。 スネ夫「はァ!? ジャイアンが二人……!?」 魔王ジャイアン「な……んだとォ!?」 未来ジャイアン「……フッ、俺は”未来のジャイアン”だ。」 出来杉「彼は未来人によって”創造された”存在……『完全なるジャイアン』だよ。」 魔王ジャイアン「はァ!? 俺より”完全”なジャイアンがいるってのか!?」 未来ジャイアン「そうさ。“過去のジャイアン”、つまりお前は不完全だった。だが俺は違う。」 未来ジャイアンは拳を握りしめる。 未来ジャイアン「俺は全てを兼ね備えた”究極のジャイアン”……“未来人の意志を継ぐ者”だ!!」 スネ夫「……ケケケケッ、おもしれぇ。」 ナマクラーを肩に担ぎながら、スネ夫はニヤリと笑った。 スネ夫「つまり、未来人はビビって”最強のジャイアン”を作ったってワケだろ?」 未来ジャイアン「そういうことだ。そしてお前を”消す”のが、俺の使命だ!!」 スネ夫「……へへっ、いいぜ……やってやろうじゃねぇか!!」 未来ジャイアンの猛攻!! スネ夫、追い詰められる!? 未来ジャイアン「“未来の力”を見せてやる……!」 未来ジャイアンは拳を握ると、それだけで大気が震えた。 スネ夫「……クソッ、何だコイツのプレッシャーは!?」 次の瞬間―― ズドォォォォン!!!! 未来ジャイアンが地面を蹴った瞬間、空間が歪み、スネ夫の前に現れた!! スネ夫「――はえぇ!!」 未来ジャイアン「“未来式剛拳”!!!」 ドゴォォォォン!!! スネ夫の身体が宙を舞い、数百メートル先の岩壁に叩きつけられる!! スネ夫「ぐっ……がっ……!!」 魔王ジャイアン「なっ……スネ夫が吹っ飛ばされただと!?」 ハッケヨイ「スネ夫!! ダイジョウブカ!?」 ドラえもん「……未来人の技術をなめてはいけないよ。」 未来ジャイアン「フッ……俺の拳は、“過去のジャイアン”の比じゃない。お前が勝てるはずがない。」 スネ夫「……ククククッ……!」 スネ夫は口元の血を拭いながら、ゆっくりと立ち上がった。 スネ夫「“勝てるはずがない”? そんなモン、やってみなきゃ分かんねぇだろ!!」 未来ジャイアン「……無駄だ。」 スネ夫「じゃあ見せてやるよ。“僕の本気”をなァ!!」 スネ夫はナマクラーを地面に突き刺す。 スネ夫「“禁断の力”、解放だ!!」 ナマクラーが黒い光を放ち、異世界全土が震えた!! http://mao.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1731350591/725
726: 創る名無しに見る名無し [] 2025/04/02(水) 03:16:42.57 ID:bw8nqO2G 一年後──。 スネ夫とハッケヨイは、異世界から現代に戻ったばかりで、まだ現実の空気に慣れきっていなかった。 そんな中、公園を歩いていると、奇妙な生き物を見つけた。 「おい、ハッケヨイ……あれ、なんだ?」スネ夫が指さす先には、小さな影が地面を這っていた。 「むむっ! これはただの犬でも猫でもないでゴワスぞ!」ハッケヨイが慎重に近づくと、その生物は彼らに気づき、小さく哭いた。 「ギャギャ!」 6本の足を小刻みに動かしながら、背中の皮膚がまるで裏返ったような異様な姿。 そして、どこか悲しげな雰囲気も漂わせている。 「うわっ……すごい形してるな……」スネ夫は後ずさりながらも興味津々だ。 「異世界で進化した生物なのかもしれないでゴワス。あるいは……」ハッケヨイは腕を組んで考え込む。「この世界に適応しきれず、歪んだ形になってしまった存在でごわしょうか」 「ギャギャ!」その醜い生物は嬉しそうなのか、悲しいのか分からない鳴き声をあげる。 スネ夫とハッケヨイは顔を見合わせた。 これはただの発見ではない。 この生き物の運命に二人は関わることになるかもしれなかった。 http://mao.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1731350591/726
727: 創る名無しに見る名無し [] 2025/04/02(水) 03:29:37.80 ID:bw8nqO2G スネ夫とハッケヨイは、6本足の生き物をじっと見つめた。 「どうする? これ、放っておくか?」スネ夫が小声で言う。 「いや……これはただの奇妙な生き物じゃない気がするでゴワス。 もしかしたら異世界の影響を受けているのかもしれないでゴワスよ」ハッケヨイは顎に手を当て、慎重に考えていた。 その時、6本足が再び哭いた。 「ギャギャ!」 スネ夫はギョッとして足を引いたが、よく見ると6本足は彼らの方へゆっくり近づいてきていた。まるで何かを伝えたそうに。 「な、なんか俺たちに懐いてるっぽいんだけど……?」スネ夫は6本足を見つめながらハッケヨイに言った。 ハッケヨイはしゃがみ込み、6本足の目をじっと覗き込んだ。「おぬし……言葉は分かるでゴワスか?」 6本足は小さく首をかしげたように見えたが、次の瞬間、地面に小さな文字のようなものが浮かび上がった。 まるで砂の上に見えない手がなぞったかのように。 『タスケテ』 スネ夫は息を呑んだ。「おい……マジかよ……!」 ハッケヨイの目が鋭く光る。「やはりただの生き物ではないでゴワスな。 何者かによってこんな姿にされ、助けを求めているのかもしれないでゴワス」 6本足は、真っ黒な眼球で彼らを見つめながら、もう一度哭いた。 「ギャ……ギャ……」 スネ夫は腕を組んで、困ったように唸る。「でも、どうやって助けりゃいいんだ? 俺たち、魔法とかもう使えないし……」 ハッケヨイは少し考えた後、静かに呟いた。「いや……まだ手はあるかもしれないでゴワスよ」 スネ夫が驚いて顔を上げる。「えっ?」 ハッケヨイは6本足を優しく撫でながら言った。「この世界に戻った時、おいどん達の体にも異世界の痕跡が少し残っていたでゴワス。もし、それを利用できるとすれば……」 「まさか……また異世界に戻るってのかよ!?」スネ夫は顔を青ざめさせた。 ハッケヨイはニヤリと笑う。「うむ…。ただ、こやつを助けるためには、真実を探らねばならんでゴワス。 そのためには……再び異世界の扉を開く必要があるかもしれんでごわしょう?」 6本足がじっと彼らを見つめる中、二人は冒険はまだ終わっていなかったと感じ、お互いに頷いた。 http://mao.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1731350591/727
728: 創る名無しに見る名無し [] 2025/04/02(水) 03:43:08.40 ID:bw8nqO2G 「でもさぁ、もう現代に戻ってきたんだぜ? そんな痕跡なんて残ってるのかよ?」 スネ夫は顔をしかめながら言った。 「……一つ、心当たりがあるでゴワス」 ハッケヨイがそう言った瞬間、6本足が急に興奮したように「ギャギャ!」と哭いた。 そして、再び地面に文字を浮かび上がらせる。 『アノ バショ』 スネ夫はゴクリと唾を飲んだ。「“あの場所”……? まさか……」 「そう。おいどん達が異世界へと飛ばされた、あの最初の場所でゴワスよ」 二人が異世界へと迷い込んだのは、とある廃工場の一角だった。 そこにあった朽ちた扉をくぐった瞬間、異世界への道が開けたのだ。 スネ夫は腕を組んで考え込んだ。「しかしなぁ、あれって偶然だったんじゃないのか? もう二度と開かないんじゃ……」 ハッケヨイはニヤリと笑った。「だからこそ、確かめる価値があるでごわしょう?」 6本足は二人の前を駆け出し、まるで「早く来て!」と言わんばかりに振り返った。 スネ夫はため息をついた。「はぁ……やれやれ。またとんでもないことになりそうだぜ……」 しかし、心の奥底で、彼はほんの少しワクワクしていた。 そして、夜の帳が降りる中、スネ夫、ハッケヨイ、6本足の三人(?)は、異世界への鍵を求めて廃工場へと向かうのだった——。 http://mao.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1731350591/728
729: 創る名無しに見る名無し [] 2025/04/02(水) 09:07:19.35 ID:JrlgXVGJ ――ズズズズズ……!!! スネ夫の身体から、異常な魔力が噴き出す。 魔王ジャイアン「な、なんだァ!? こ、こんなヤベェ魔力、今まで見たことねぇぞ!!?」 出来杉「ま、まさか……スネ夫が”あの禁断の魔法”を……!!?」 ドラえもん「い、いけない!! それを使ったら”宇宙が崩壊”する!!!」 神ノビタ・オメガ「クスクス……それで僕を倒すつもり? でも無駄だよ。」 神ノビタ・オメガ「“宇宙そのもの”を消したら、スネ夫くん自身も消えるんじゃない?」 スネ夫「ケケケケッ!! そんなことァ、“やってみなきゃ分かんねぇ”だろォがァ!!!!」 ――“芸術的爆発魔法”、発動!! スネ夫「“ウロタトモカーオ”!!!!!」 ――ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!!! ――ズバァァァァァァァァァァァン!!!!!! 宇宙が、“爆発”した。 魔王ジャイアン「な、なんだァァァァァァァァ!!!!」 ハッケヨイ「爆発、スベテヲ飲ミ込ム……!!!!」 出来杉「……バカな……“空間”が……“再構築”されていく……!?」 ドラえもん「う、宇宙が”芸術的に再編成”されている……!!!」 ――“スネ夫の意思”に基づき、宇宙が”再創造”される。**** スネ夫「ケケケケッ……!!“爆破”しても、“僕が創り直せば”いいんだよォ!!!!」 神ノビタ・オメガ「なっ……!? ば、馬鹿な……!!」 ――神ノビタ・オメガ、“爆発の余波”により消滅。 スネ夫「ケケケケッ……!!“僕の勝ち”だァ!!!!」 魔王ジャイアン「お、おい……まじで”スネ夫が宇宙そのもの”になっちまったぞ……!!」 出来杉「……スネ夫、君は本当に”神を超えた存在”になってしまった……! ――“スネ夫・ユニバース”、完全に確立される。 スネ夫「ケケケケッ!! これで本当に”僕の宇宙”だァ!!!!」 http://mao.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1731350591/729
730: 創る名無しに見る名無し [] 2025/04/02(水) 09:07:33.96 ID:JrlgXVGJ 『やんごとなき駄目ドラゴン』#1 「……と、言うわけで一部の気の荒い個体や血気盛んな若い者を除いて、基本的にテリトリーやタブーを侵されない限り他者を襲わない。 「冒険の時には、刺激せずに通り過ぎる事をお勧めする。しかし多くの竜が財宝武具を保持している為に、それを目当てに戦いを挑む冒険者も多くいる。心当たりがあるだろう?」 会場に笑いが漏れる 「先程竜族は無闇に戦わないと言ったが、覚悟して挑んでくる挑戦者は大歓迎だと言っても良い。 これらのものは身も蓋も無い言い方をすれば餌なんだが、竜族側の真意は自らを退治する勇者には最大限の 寿ぎを持って応えたい。その褒賞がショボかったら 自らの沽券に関わる、ぶっちゃけると見得だな。」 竜視点の戦いの論理。他ならぬ竜人からの言葉に説得力はいや増す。 「よって、竜族相手には十分に備えて、容赦無く、精一杯戦って貰いたい。そして勝ったなら、その事を大いに誇って諸君らの今後の新たな竜退治伝説に期待す」 大きな拍手が沸き起こる。名高い竜人による講義であった。 その後は参加者各人に軽食や飲み物が配られ、質疑応答タイムとなった。 「竜と竜人はどう違うんですか?」 「王国に来る前までJKだった」 「竜人族は意外と種の歴史が浅い。発生条件に天然タイプと合成タイプとが人語を解する温厚な竜が人間と懇ろになってイタしたり、神として崇められた古竜が人身御供で 捧げられた娘と、折角だからとヨロシクやってしまった結果生まれた者だ。」 「……壊れてしまわないのでしょうか。竜とイタして……妄想が捗ります」 誰かが小声で呟いていたが。 生命の創造。普段は様々な雑務に勤しむ神々も、偶には神ならではの仕事をこなすようだ。 余談だがハムスターも、ごく最近、とある森に番が目撃されたのを皮切りに、以後世界に広がっていったと言う。 「竜人族の家格はどのようにして定まっております??」 ヴォルケッタ子爵(笑)が質問する。 マリーは、「はいはい、貴女はどっちもありまね……」といった様子で溜息をつく。 リューコはやや苦笑しつつ、 「強い先祖を持つ家の竜人は地力がそもそも高い。よって、ほう、ほう…… 続く http://mao.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1731350591/730
731: 創る名無しに見る名無し [] 2025/04/02(水) 12:55:39.87 ID:j+IooWad ショタババア「長文が書ける私天才だわぁ♡」 http://mao.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1731350591/731
732: 創る名無しに見る名無し [] 2025/04/02(水) 14:18:08.14 ID:JrlgXVGJ ――ズズズズズ……!!! スネ夫の身体から、異常な魔力が噴き出す。 魔王ジャイアン「な、なんだァ!? こ、こんなヤベェ魔力、今まで見たことねぇぞ!!?」 出来杉「ま、まさか……スネ夫が”あの禁断の魔法”を……!!?」 ドラえもん「い、いけない!! それを使ったら”宇宙が崩壊”する!!!」 神ノビタ・オメガ「クスクス……それで僕を倒すつもり? でも無駄だよ。」 神ノビタ・オメガ「“宇宙そのもの”を消したら、スネ夫くん自身も消えるんじゃない?」 スネ夫「ケケケケッ!! そんなことァ、“やってみなきゃ分かんねぇ”だろォがァ!!!!」 ――“芸術的爆発魔法”、発動!! スネ夫「“ウロタトモカーオ”!!!!!」 ――ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!!! ――ズバァァァァァァァァァァァン!!!!!! 宇宙が、“爆発”した。 魔王ジャイアン「な、なんだァァァァァァァァ!!!!」 ハッケヨイ「爆発、スベテヲ飲ミ込ム……!!!!」 出来杉「……バカな……“空間”が……“再構築”されていく……!?」 ドラえもん「う、宇宙が”芸術的に再編成”されている……!!!」 ――“スネ夫の意思”に基づき、宇宙が”再創造”される。**** スネ夫「ケケケケッ……!!“爆破”しても、“僕が創り直せば”いいんだよォ!!!!」 神ノビタ・オメガ「なっ……!? ば、馬鹿な……!!」 ――神ノビタ・オメガ、“爆発の余波”により消滅。 スネ夫「ケケケケッ……!!“僕の勝ち”だァ!!!!」 魔王ジャイアン「お、おい……まじで”スネ夫が宇宙そのもの”になっちまったぞ……!!」 出来杉「……スネ夫、君は本当に”神を超えた存在”になってしまった……! ――“スネ夫・ユニバース”、完全に確立される。 スネ夫「ケケケケッ!! これで本当に”僕の宇宙”だァ!!!!」 http://mao.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1731350591/732
733: 創る名無しに見る名無し [] 2025/04/02(水) 14:18:28.99 ID:JrlgXVGJ ――ズズズズズ……!!! スネ夫の身体から、異常な魔力が噴き出す。 魔王ジャイアン「な、なんだァ!? こ、こんなヤベェ魔力、今まで見たことねぇぞ!!?」 出来杉「ま、まさか……スネ夫が”あの禁断の魔法”を……!!?」 ドラえもん「い、いけない!! それを使ったら”宇宙が崩壊”する!!!」 神ノビタ・オメガ「クスクス……それで僕を倒すつもり? でも無駄だよ。」 神ノビタ・オメガ「“宇宙そのもの”を消したら、スネ夫くん自身も消えるんじゃない?」 スネ夫「ケケケケッ!! そんなことァ、“やってみなきゃ分かんねぇ”だろォがァ!!!!」 ――“芸術的爆発魔法”、発動!! スネ夫「“ウロタトモカーオ”!!!!!」 ――ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!!! ――ズバァァァァァァァァァァァン!!!!!! 宇宙が、“爆発”した。 魔王ジャイアン「な、なんだァァァァァァァァ!!!!」 ハッケヨイ「爆発、スベテヲ飲ミ込ム……!!!!」 出来杉「……バカな……“空間”が……“再構築”されていく……!?」 ドラえもん「う、宇宙が”芸術的に再編成”されている……!!!」 ――“スネ夫の意思”に基づき、宇宙が”再創造”される。**** スネ夫「ケケケケッ……!!“爆破”しても、“僕が創り直せば”いいんだよォ!!!!」 神ノビタ・オメガ「なっ……!? ば、馬鹿な……!!」 ――神ノビタ・オメガ、“爆発の余波”により消滅。 スネ夫「ケケケケッ……!!“僕の勝ち”だァ!!!!」 魔王ジャイアン「お、おい……まじで”スネ夫が宇宙そのもの”になっちまったぞ……!!」 出来杉「……スネ夫、君は本当に”神を超えた存在”になってしまった……! ――“スネ夫・ユニバース”、完全に確立される。 スネ夫「ケケケケッ!! これで本当に”僕の宇宙”だァ!!!!」 http://mao.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1731350591/733
734: 創る名無しに見る名無し [] 2025/04/02(水) 16:01:55.96 ID:j+IooWad >>724 自分を天才だと感じてるショタババアw http://mao.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1731350591/734
735: 創る名無しに見る名無し [] 2025/04/02(水) 17:06:59.65 ID:JrlgXVGJ ――ズズズズズ……!!! スネ夫の身体から、異常な魔力が噴き出す。 魔王ジャイアン「な、なんだァ!? こ、こんなヤベェ魔力、今まで見たことねぇぞ!!?」 出来杉「ま、まさか……スネ夫が”あの禁断の魔法”を……!!?」 ドラえもん「い、いけない!! それを使ったら”宇宙が崩壊”する!!!」 神ノビタ・オメガ「クスクス……それで僕を倒すつもり? でも無駄だよ。」 神ノビタ・オメガ「“宇宙そのもの”を消したら、スネ夫くん自身も消えるんじゃない?」 スネ夫「ケケケケッ!! そんなことァ、“やってみなきゃ分かんねぇ”だろォがァ!!!!」 ――“芸術的爆発魔法”、発動!! スネ夫「“ウロタトモカーオ”!!!!!」 ――ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!!! ――ズバァァァァァァァァァァァン!!!!!! 宇宙が、“爆発”した。 魔王ジャイアン「な、なんだァァァァァァァァ!!!!」 ハッケヨイ「爆発、スベテヲ飲ミ込ム……!!!!」 出来杉「……バカな……“空間”が……“再構築”されていく……!?」 ドラえもん「う、宇宙が”芸術的に再編成”されている……!!!」 ――“スネ夫の意思”に基づき、宇宙が”再創造”される。**** スネ夫「ケケケケッ……!!“爆破”しても、“僕が創り直せば”いいんだよォ!!!!」 神ノビタ・オメガ「なっ……!? ば、馬鹿な……!!」 ――神ノビタ・オメガ、“爆発の余波”により消滅。 スネ夫「ケケケケッ……!!“僕の勝ち”だァ!!!!」 魔王ジャイアン「お、おい……まじで”スネ夫が宇宙そのもの”になっちまったぞ……!!」 出来杉「……スネ夫、君は本当に”神を超えた存在”になってしまった……! ――“スネ夫・ユニバース”、完全に確立される。 スネ夫「ケケケケッ!! これで本当に”僕の宇宙”だァ!!!!」 http://mao.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1731350591/735
736: 創る名無しに見る名無し [] 2025/04/02(水) 17:21:46.40 ID:cyIhgyt3 ↑こういうのが書けないのねw http://mao.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1731350591/736
737: 創る名無しに見る名無し [] 2025/04/02(水) 17:25:27.38 ID:JrlgXVGJ スネ夫とハッケヨイは、6本足の生き物をじっと見つめた。 「どうする? これ、放っておくか?」スネ夫が小声で言う。 「いや……これはただの奇妙な生き物じゃない気がするでゴワス。 もしかしたら異世界の影響を受けているのかもしれないでゴワスよ」ハッケヨイは顎に手を当て、慎重に考えていた。 その時、6本足が再び哭いた。 「ギャギャ!」 スネ夫はギョッとして足を引いたが、よく見ると6本足は彼らの方へゆっくり近づいてきていた。まるで何かを伝えたそうに。 「な、なんか俺たちに懐いてるっぽいんだけど……?」スネ夫は6本足を見つめながらハッケヨイに言った。 ハッケヨイはしゃがみ込み、6本足の目をじっと覗き込んだ。「おぬし……言葉は分かるでゴワスか?」 6本足は小さく首をかしげたように見えたが、次の瞬間、地面に小さな文字のようなものが浮かび上がった。 まるで砂の上に見えない手がなぞったかのように。 『タスケテ』 スネ夫は息を呑んだ。「おい……マジかよ……!」 ハッケヨイの目が鋭く光る。「やはりただの生き物ではないでゴワスな。 何者かによってこんな姿にされ、助けを求めているのかもしれないでゴワス」 6本足は、真っ黒な眼球で彼らを見つめながら、もう一度哭いた。 「ギャ……ギャ……」 スネ夫は腕を組んで、困ったように唸る。「でも、どうやって助けりゃいいんだ? 俺たち、魔法とかもう使えないし……」 ハッケヨイは少し考えた後、静かに呟いた。「いや……まだ手はあるかもしれないでゴワスよ」 スネ夫が驚いて顔を上げる。「えっ?」 ハッケヨイは6本足を優しく撫でながら言った。「この世界に戻った時、おいどん達の体にも異世界の痕跡が少し残っていたでゴワス。もし、それを利用できるとすれば……」 「まさか……また異世界に戻るってのかよ!?」スネ夫は顔を青ざめさせた。 ハッケヨイはニヤリと笑う。「うむ…。ただ、こやつを助けるためには、真実を探らねばならんでゴワス。 そのためには……再び異世界の扉を開く必要があるかもしれんでごわしょう?」 6本足がじっと彼らを見つめる中、二人は冒険はまだ終わっていなかったと感じ、お互いに頷いた。 http://mao.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1731350591/737
738: 創る名無しに見る名無し [] 2025/04/02(水) 17:31:27.88 ID:yZxJ3jLu 『やんごとなき駄目ドラゴン』#2 「強い先祖を持つ家の竜人は地力がそもそも高い。よって、法と伝統に従い、貴族的な家格が形成されることになる。もちろん、これはあくまで基盤の話であって、現代では個人の功績や実力によっても地位は上下する」 リューコの説明に、会場の参加者は興味深そうに頷く。ヴォルケッタ子爵(笑)も、ふむふむと頷いているが、その横でマリーはやれやれと言わんばかりの表情をしていた。 「もちろん、竜の血を引くからといって、全員が強者というわけではない。だが、先祖が強大な竜であればあるほど、その末裔も相応の力を持つ傾向があるのは確かだ」 「ふむ、それならば――」 ヴォルケッタ子爵(笑)は得意げな顔で言葉を続けようとしたが、その時、会場の扉が大きく開いた。 「失礼するでゴワス!」 低く響く声とともに、現れたのはハッケヨイであった。 彼の大柄な体格が会場の注目を一気に集める。白銀の鱗を持ち、筋骨隆々としたその姿は、まさに竜人の中でも屈指の戦士の風格を感じさせた。 「おお、ハッケヨイ殿ではないか!」 リューコが笑顔で迎え入れると、ハッケヨイは大きく頷きながら前へ進む。 「ふむ、竜人の家格の話が出たと聞いてやってきたでゴワス。拙者も少しばかり意見を述べさせてもらうでごわしょう!」 会場が再びざわめく。名の知れた竜人がこうして意見を述べる機会は滅多にない。 「竜人族は、強者であることを誇りとする一方、弱き者を軽んじることはないでゴワス。むしろ、強者は弱者を導き、共に生きることが大切でごわしょう」 「ほう、すると、竜人の社会では弱者もそれなりの地位を得られるということか?」 ヴォルケッタ子爵(笑)が皮肉めいた口調で問いかける。 「当然でゴワス! 力だけが全てではない。知恵も、技も、誇りも、そして……友情も、大切でゴワス!」 力強く語るハッケヨイに、会場の空気が一変する。彼の言葉には揺るぎない信念があった。 リューコは微笑みながら頷いた。 「つまり、竜人とは単なる血統ではなく、生き様そのものが評価される種族ということだな」 「その通りでゴワス!」 ハッケヨイの一声に、会場からは再び大きな拍手が巻き起こった――。 続く http://mao.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1731350591/738
739: 創る名無しに見る名無し [] 2025/04/02(水) 17:45:28.08 ID:yZxJ3jLu 『やんごとなき駄目ドラゴン』#4 「誇りを失えば、竜も竜人もただの獣に成り下がるでゴワス!」 ハッケヨイが力強く断言した瞬間、会場にはしん……とした空気が流れた。 「…………」 「…………」 「…………で、ごわす?」 拍手がくると思っていたハッケヨイが、ちらりと周囲を見渡す。しかし、観客の皆は「へぇ〜」と感心しつつも、どこか遠い目をしている。 ――その時、会場の後ろの方で、ひそひそ声が聞こえた。 「……いや、なんか、すっごくいいこと言ってるんだけどさ……」 「わかる、めっちゃ熱い話なんだけど……」 「この人の語尾が“でゴワス”だから全部相撲部屋の話に聞こえるんだよね……」 「それな」 「ちょっと、皆さん聞こえてるでゴワスよ!」 ハッケヨイの抗議にも関わらず、会場の空気はすっかり和んでしまった。 リューコは苦笑しつつ、「まあまあ」と宥めながら、フォローを入れる。 「ともあれ、誇りを持つことは大事だという話だ。皆も、何かしら自分の誇れるものを見つけるといいだろう」 その言葉に、観客たちも頷く。 だが――。 「じゃあさ、竜人さんたちの誇りって、具体的にどんなことなの?」 突如、会場の隅からそんな質問が飛んできた。 「例えば、ハッケヨイさんの誇りって何?」 「ふむ、拙者の誇りでゴワスか……」 ハッケヨイは腕を組み、少し考える。そして、力強く拳を握りしめた。 「それは、己の鍛え上げた肉体でゴワス!」 ドンッ!と自分の胸を叩く。 「見よ、この分厚い胸板! 叩けば響く鋼の筋肉! そして、この力強き腕……!」 ハッケヨイはポージングを取りながら、ピクピクと筋肉を動かし始めた。 「おぉ〜〜」 観客の中から、驚きと感心の声が上がる。 「そして! 何よりも誇るべきは、この美しき白銀の鱗でゴワス!」 ハッケヨイは誇らしげに腕を広げる。白銀に輝く鱗は、まるで宝石のように美しく光っていた。 「うわぁ〜、綺麗……」 「あれ、意外と美意識高い……?」 「ということは、毎日磨いてるんですか?」 「もちろんでゴワス!」 ハッケヨイは胸を張った。 「拙者は毎晩、特製の鱗クリームを使い、ピカピカに磨き上げているでごわしょう!」 「えぇ〜!?」 思わぬこだわりに、会場がざわめく。 「ちなみに、そのクリームってどこで買えるんです?」 「通販で買えるでゴワス!」 「ほうほう、ほへっ!?」 「通販かい!」 会場から総ツッコミが入り、場の空気はすっかり和んだのだった。 続く http://mao.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1731350591/739
740: 創る名無しに見る名無し [] 2025/04/02(水) 18:12:11.57 ID:WybClJZ0 『やんごとなき駄目ドラゴン』#9 ヴォルケッタ子爵(笑)は、砕けた地面の中からゆっくりと身を起こした。骨がきしみ、体のあちこちから血が滲んでいる。「ぐっ……まだ……終わっちゃいねぇ……!」 ハッケヨイは変わらず仁王立ちしていた。その巨体には**一筋の傷もない。**まるで戦いという概念すら受け付けない鉄壁の壁。 「ふむ……しぶといでゴワスな」 「……お前……トロールだろうがなんだろうが……ここで倒す……」ヴォルケッタ子爵(笑)は歯を食いしばり、血の混じった唾を地面に吐き捨てた。そして、限界を超えて魔力を練り上げる。 ――もう、後がない。 彼の全魔力を燃やし尽くしての一撃。これで決まらなければ、死ぬ。それは、ヴォルケッタ自身が一番理解していた。 「いくぞおおおおおおおお!!!!」 彼の拳が、猛烈な勢いで突き出される。魔力が集中し、拳が紫電を帯び、地面が抉れ、空間がひしゃげる。 「秘奥義――竜殺し(ドラゴンスレイヤー)!!!」 観客たちの悲鳴が上がる。 その一撃が、ハッケヨイの腹部に突き込まれた――かに見えた。 しかし。 バギャッ!!! ヴォルケッタ子爵(笑)の拳が粉々に砕けた。 「……ッ!? ぐ、ああああああああああああああ!!!!!」 骨が砕け、肉が裂け、腕全体が**赤黒い肉片となって飛び散る。**観客の何人かが吐き、何人かはその場に崩れ落ちた。「うっ……」「気持ち悪い……」「ま、魔法拳なのに、こんな……!」 ハッケヨイは、ただ黙ってそれを見下ろしていた。彼の腹には、ほんのわずかな凹みすらない。 「……その程度でゴワスか。」 冷酷な言葉だった。 ヴォルケッタ子爵(笑)は、折れた腕の断面から血を噴き出しながら、なおも立ち上がろうとした。「ま、まだ……俺は……!!」 ハッケヨイは無言で、巨大な腕を持ち上げた。 ドゴォッ!!!! ヴォルケッタ子爵(笑)の胸を張り手が貫いた。 「っ……が……!?」 観客たちは、一瞬何が起こったのか理解できなかった。しかし次の瞬間、ヴォルケッタの背中が爆ぜ、血と肉が弧を描いた。 「ぉ……ぁ……」 口から血泡を吹きながら、ヴォルケッタ子爵(笑)はその場に崩れ落ちる。 ――心臓が砕けていた。 「ふむ……粘り強いとは思ったでゴワスが……」ハッケヨイは、つまらなそうに手についた血を払った。 誰もが、言葉を失っていた。 「さ、さすがに……死んだ……?」誰かが小声で呟く。 リューコは唇を噛みしめた。戦いを見守っていたが、ここまでの圧倒的な力の差を見せつけられると、もはや何も言えなかった。 「……いや」 血溜まりの中で、ヴォルケッタ子爵(笑)が、わずかに指を動かした。 「お、おお……!?」「まだ、生きてる……!?」「うそ……こんなの、人間じゃ……」 ヴォルケッタ子爵(笑)は、震える手で地面を掴み、ズルズルと体を引きずりながら立ち上がろうとしていた。 「……はは……は……やっぱり……俺が、倒れるわけには……いかねぇ……!」 ボロボロになった体を引きずり、ヴォルケッタ子爵(笑)は再び立ち上がる。 「俺は……! まだ……戦える……!!!」 しかし、その瞬間ーー。 ハッケヨイは、静かにその巨大な足を振り上げた。 「……終わりでゴワス。」 ドグシャッ!!!! ヴォルケッタ子爵(笑)の頭が潰れた。 脳漿と血が飛び散り、骨の砕ける鈍い音が響く。 体がビクリと痙攣し、そのまま力なく倒れ込む。 ――もう、二度と立ち上がることはなかった。 「お、おおおおおおおおおおおおおお!!!!」 観客が絶叫する。誰もが顔を青ざめ、悲鳴を上げ、逃げ出した。「化け物だ……!」「こんなの……!」「竜人なんて次元じゃない……!」 ハッケヨイは、それらの声を気にすることもなく、ただ淡々と呟いた。 「……やはり、トロール相撲に人間は勝てぬでゴワスな。」 こうして、ヴォルケッタ子爵(笑)は完全にこの世から消え去った。 そして、それは恐怖の始まりでもあった。 続く http://mao.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1731350591/740
741: 創る名無しに見る名無し [] 2025/04/02(水) 18:22:02.52 ID:WybClJZ0 『やんごとなき駄目ドラゴン』#10 ヴォルケッタ子爵(笑)の死に、場の空気は張り詰めていた。誰もが恐怖し、逃げ惑い、絶望し、地獄を目の当たりにしたような顔をしていた。しかし、ハッケヨイはまるで何事もなかったかのようにその巨体を動かし、ゆっくりと辺りを見回した。 「ふむ……次なる力士はおらぬでゴワスか?」 その問いに、誰も応じなかった。誰もが心の底から理解していた。 だが、その時だった。 ズルッ……バリバリッ…… 何かが、肉を引き裂く音がした。 「な、なんだ……?」 誰かが呟いた瞬間―― ヴォルケッタ子爵(笑)の死体が、動いた。 「……は?」 誰もが目を疑った。確かに、彼の頭はハッケヨイによって粉砕され、脳漿と血があたりに飛び散っていた。それでも、彼の体は痙攣しながら、ゆっくりと立ち上がったのだ。 ズルンッ!!! ヴォルケッタ子爵(笑)の背中の皮膚が、突如として内側から裏返った。まるでシャツを脱ぐように、肉と筋肉ごと剥がれ、裏返しになっていく。 「う、うわあああああああああ!!!!!」 誰かが悲鳴を上げる。 しかし、それはほんの始まりに過ぎなかった。 ミチミチミチミチミチミチ!!!!!! ヴォルケッタ子爵(笑)の両足の付け根、そして肩、さらに背中の中心部から―― 新たな四本の足が生えた。 ぐにゃりとした奇怪な関節が蠢き、皮膚の下から生え出た骨がねじれ、肉を突き破って形を成していく。 そして、気づけばそこにいたのは―― 6本足の、異形の怪物だった。 「な、なんだよこれ……」「嘘だろ……こんなの、人間じゃねえ……!」 かつてヴォルケッタ子爵(笑)だったそれは、ガクガクと奇妙な動きで立ち上がった。口は裂け、歯茎が剥き出しになり、どこにあるはずのない関節がボキボキと音を立てながら軋んでいる。 「ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛!!!!!!」 地獄の底から響くような叫び声を上げた。 観客の何人かはショックで腰を抜かし、何人かはその場で失禁し、何人かは泣き叫びながら逃げ出した。 「ふむ……面妖な」 ハッケヨイは動じることなく、6本足の怪物を見つめていた。 「ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛!!!!!!」 6本足のヴォルケッタ子爵(笑)は、その身を震わせながら、次の瞬間―― 地を這うような異様な速さでハッケヨイへと襲いかかった。 その速度は尋常ではなかった。6本の足が不規則に動きながらも、まるで虫のように器用に地面を蹴り、あっという間にハッケヨイの懐へと潜り込む。 「ほう……」 ハッケヨイは冷静に身構える。しかし―― 「ギャリィィィィッ!!!!!!」 6本足が、ハッケヨイの肩に食らいついた。 「……!?」 刹那、ハッケヨイの肩の肉が削がれた。 「ふむ……なかなかの噛みつきでゴワスな」 しかし、ハッケヨイは表情一つ変えない。 「……でゴワスが」 ズブッ!!! 彼は、怪物となったヴォルケッタ子爵(笑)の首元を鷲掴みにし、そのまま地面に叩きつけた。 ドゴォォォォォォォォォン!!!!!! 地面が陥没し、無数の瓦礫が宙に舞う。 6本足は一瞬痙攣したが―― 「ア゛ア゛ア゛ア゛!!!!!」 再び跳ね起きる。 「……フム」 ハッケヨイは、自身の肩から流れる血を舐め取った。 「久しぶりに、相撲以外の技を使うでゴワスか」 次の瞬間、彼の背中の肉が盛り上がった。 ズルンッ!!!! ハッケヨイの背中から、新たな2本の腕が生えた。 「――フン。ならば、四本腕相撲といこうでゴワス。」 続く http://mao.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1731350591/741
742: 創る名無しに見る名無し [] 2025/04/02(水) 18:28:07.10 ID:yZxJ3jLu 『やんごとなき駄目ドラゴン』#11 四本腕のハッケヨイと、六本足のヴォルケッタ子爵(笑)。 異形と異形が対峙した瞬間、空気が張り詰める。 「フム……ならば、四本腕寄り切りでゴワス」 ハッケヨイが一歩踏み出した。地面が揺れた。 次の瞬間、四本の腕が一斉に伸びる。 「ゴワァァァッ!!!!!!」 圧倒的な力。 六本足のヴォルケッタ子爵(笑)は、それを避ける間もなく―― ブチブチブチィッ!!!!!! 四本の腕に絡め取られ、六本の足がねじ切られた。 「ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛!!!!!!」 地面に叩きつけられ、血と肉片が飛び散る。 それでもヴォルケッタ子爵(笑)は叫びながらもがいた。 「無駄でゴワス」 ハッケヨイは無慈悲に、さらに力を込め―― グシャァァァ!!!!!! ヴォルケッタ子爵(笑)の胴体が真っ二つに裂けた。 腸が飛び出し、血の海が広がる。 最後の断末魔が響き渡る中、ハッケヨイはゆっくりと手を払った。 「……これにて、相撲終焉(どすこいフィナーレ)でゴワス。」 完全なる沈黙。 六本足の怪物は、二度と動かなかった。 (続く) http://mao.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1731350591/742
743: 創る名無しに見る名無し [] 2025/04/02(水) 18:34:51.36 ID:OXkFjHFL スネ夫とハッケヨイは空き地で忙しそうに動いている。 スネ夫は汗をかきながらハッケヨイに指示を出していた。 スネ夫「いいか、ハッケヨイ!この角度で穴を掘るんだよ!完璧な秘密基地を作るんだからな!」 ハッケヨイ「フム…力士たるもの、土俵だけでなく穴掘りも極めるべきでゴワスな…どすこいッ!!」 ハッケヨイは巨大な手でスコップを握りしめ、ズボッ!ズボッ!と勢いよく地面を掘り返していく。 そのスピードはもはやブルドーザー級だった。 スネ夫「うおおっ!すっげえ!これならジャイアンたちに見つかっても、すぐ地下に逃げられるぞ!」 スネ夫は歓喜の声を上げたが、その瞬間… ズドン!!! 地面が崩れ、ハッケヨイもろともスネ夫は地下へと落下した。 スネ夫「う、うわあああああ!!!」 ハッケヨイ「ゴワァァァァ!!?」 そして気づけば、そこには太古のウンコの化石が転がっていた。 http://mao.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1731350591/743
744: 創る名無しに見る名無し [] 2025/04/02(水) 18:40:22.29 ID:WybClJZ0 『やんごとなき駄目ドラゴン』#12 六本足の怪物を倒し、ハッケヨイは静かに立ち上がった。 「……フム。なかなかの相手でゴワスな」 四本の腕からべっとりと付着した血と肉片を払い、悠然と鼻を鳴らす。観客たちはようやく動揺を抑え、ホッと胸を撫で下ろした。 しかし、その安堵は長くは続かなかった。 ガコンッ……ギュイイイイイイイイイイン!!!! 突如、空き地のような決闘場に巨大な影が差し込んだ。 「ハッ……ハッケヨイ……!!!」 観客の一人が、震える指で上空を指差した。 そこには―― 巨大な鋼鉄の怪物が降り立っていた。 「待っていたぞ、ハッケヨイ!!!」 メカジャイ子、推参!!! 高さ5メートルはあろうかという金属のボディ。鋼鉄の腕には油が滴り、目は赤く鋭く光る。背中にはロケットブースターを搭載し、右腕には超電磁カタパルトが装備されていた。 「お、おいおい……なんだよアレ……」「王国はいつからロボを量産するようになったんだよ……」 群衆がざわつく中、ハッケヨイは目を細め、わずかに首を傾げた。 「……フム。見慣れぬ相手でゴワスな」 「フン!そんな呑気なことを言っていられるのも今のうちよ、ハッケヨイ!!!」 メカジャイ子の目がギラリと輝く。 「このメカジャイ子、貴様を倒すために生まれたのだ!!!」 「ほう……?」 「聞いて驚け!私のボディは超高密度オリハルコン合金で作られている!!普通の剣や槍では傷一つつかない!!」 「フム……」 「さらに、この右腕の超電磁カタパルトの出力はマッハ3!!その拳に耐えられるものなど存在しない!!」 「フムフム……」 「そして極めつけは、この背中のブースター!!!超音速で飛行し、急降下からの必殺——」 「フム」 バキィィィィィィン!!!! 次の瞬間、ハッケヨイは己の拳を振り上げ、メカジャイ子の顔面に正拳突きを叩き込んだ。 「ゴワァァァァッ!!!!!」 鋼鉄の顔面がへこんだ。 「……あれ?」 メカジャイ子は自分の顔を触った。ボコボコに凹んでいる。 「ちょ、ちょっと!?私、オリハルコン合金……なのに……?」 「フム、ワシの拳は万象にして最強の土俵拳(どひょうけん)でゴワス」 「そ、そんなバカなあああああああああ!!!!!!」 メカジャイ子の叫びが空に響いた。 続く http://mao.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1731350591/744
745: 創る名無しに見る名無し [] 2025/04/02(水) 19:50:37.44 ID:JrlgXVGJ 『やんごとなき駄目ドラゴン』#12 六本足の怪物を倒し、ハッケヨイは静かに立ち上がった。 「……フム。なかなかの相手でゴワスな」 四本の腕からべっとりと付着した血と肉片を払い、悠然と鼻を鳴らす。観客たちはようやく動揺を抑え、ホッと胸を撫で下ろした。 しかし、その安堵は長くは続かなかった。 ガコンッ……ギュイイイイイイイイイイン!!!! 突如、空き地のような決闘場に巨大な影が差し込んだ。 「ハッ……ハッケヨイ……!!!」 観客の一人が、震える指で上空を指差した。 そこには―― 巨大な鋼鉄の怪物が降り立っていた。 「待っていたぞ、ハッケヨイ!!!」 メカジャイ子、推参!!! 高さ5メートルはあろうかという金属のボディ。鋼鉄の腕には油が滴り、目は赤く鋭く光る。背中にはロケットブースターを搭載し、右腕には超電磁カタパルトが装備されていた。 「お、おいおい……なんだよアレ……」「王国はいつからロボを量産するようになったんだよ……」 群衆がざわつく中、ハッケヨイは目を細め、わずかに首を傾げた。 「……フム。見慣れぬ相手でゴワスな」 「フン!そんな呑気なことを言っていられるのも今のうちよ、ハッケヨイ!!!」 メカジャイ子の目がギラリと輝く。 「このメカジャイ子、貴様を倒すために生まれたのだ!!!」 「ほう……?」 「聞いて驚け!私のボディは超高密度オリハルコン合金で作られている!!普通の剣や槍では傷一つつかない!!」 「フム……」 「さらに、この右腕の超電磁カタパルトの出力はマッハ3!!その拳に耐えられるものなど存在しない!!」 「フムフム……」 「そして極めつけは、この背中のブースター!!!超音速で飛行し、急降下からの必殺――」 「フム」 バキィィィィィィン!!!! 次の瞬間、ハッケヨイは己の拳を振り上げ、メカジャイ子の顔面に正拳突きを叩き込んだ。 「ゴワァァァァッ!!!!!」 鋼鉄の顔面がへこんだ。 「……あれ?」 メカジャイ子は自分の顔を触った。ボコボコに凹んでいる。 「ちょ、ちょっと!?私、オリハルコン合金……なのに……?」 「フム、ワシの拳は万象にして最強の土俵拳(どひょうけん)でゴワス」 「そ、そんなバカなあああああああああ!!!!!!」 メカジャイ子の叫びが空に響いた。 続く http://mao.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1731350591/745
746: 創る名無しに見る名無し [] 2025/04/02(水) 19:50:55.76 ID:JrlgXVGJ 『やんごとなき駄目ドラゴン』#12 六本足の怪物を倒し、ハッケヨイは静かに立ち上がった。 「……フム。なかなかの相手でゴワスな」 四本の腕からべっとりと付着した血と肉片を払い、悠然と鼻を鳴らす。観客たちはようやく動揺を抑え、ホッと胸を撫で下ろした。 しかし、その安堵は長くは続かなかった。 ガコンッ……ギュイイイイイイイイイイン!!!! 突如、空き地のような決闘場に巨大な影が差し込んだ。 「ハッ……ハッケヨイ……!!!」 観客の一人が、震える指で上空を指差した。 そこには―― 巨大な鋼鉄の怪物が降り立っていた。 「待っていたぞ、ハッケヨイ!!!」 メカジャイ子、推参!!! 高さ5メートルはあろうかという金属のボディ。鋼鉄の腕には油が滴り、目は赤く鋭く光る。背中にはロケットブースターを搭載し、右腕には超電磁カタパルトが装備されていた。 「お、おいおい……なんだよアレ……」「王国はいつからロボを量産するようになったんだよ……」 群衆がざわつく中、ハッケヨイは目を細め、わずかに首を傾げた。 「……フム。見慣れぬ相手でゴワスな」 「フン!そんな呑気なことを言っていられるのも今のうちよ、ハッケヨイ!!!」 メカジャイ子の目がギラリと輝く。 「このメカジャイ子、貴様を倒すために生まれたのだ!!!」 「ほう……?」 「聞いて驚け!私のボディは超高密度オリハルコン合金で作られている!!普通の剣や槍では傷一つつかない!!」 「フム……」 「さらに、この右腕の超電磁カタパルトの出力はマッハ3!!その拳に耐えられるものなど存在しない!!」 「フムフム……」 「そして極めつけは、この背中のブースター!!!超音速で飛行し、急降下からの必殺――」 「フム」 バキィィィィィィン!!!! 次の瞬間、ハッケヨイは己の拳を振り上げ、メカジャイ子の顔面に正拳突きを叩き込んだ。 「ゴワァァァァッ!!!!!」 鋼鉄の顔面がへこんだ。 「……あれ?」 メカジャイ子は自分の顔を触った。ボコボコに凹んでいる。 「ちょ、ちょっと!?私、オリハルコン合金……なのに……?」 「フム、ワシの拳は万象にして最強の土俵拳(どひょうけん)でゴワス」 「そ、そんなバカなあああああああああ!!!!!!」 メカジャイ子の叫びが空に響いた。 続く http://mao.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1731350591/746
747: 創る名無しに見る名無し [sage] 2025/04/02(水) 21:34:12.74 ID:yoKqeBJK 全員、機械設備の変なところに挟まって死んだ。 まずいなくなったことに気づかれるのに3日かかり、そこから捜索。 4日かけて全員の遺体が回収され死亡が確認された。 設備に挟まれた理由は定かではない。 『松本零士の怨念が関係しているという』FBIのレポートがあるとも無いとも言われている。 http://mao.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1731350591/747
748: 創る名無しに見る名無し [sage] 2025/04/02(水) 21:36:50.68 ID:yoKqeBJK ~完~ http://mao.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1731350591/748
749: 創る名無しに見る名無し [] 2025/04/02(水) 21:52:05.76 ID:DUaF6WWI ハッケヨイは蘇った 目を覚ますと、そこはどこかの機械室だった。鉄の床、無数のケーブル、油の匂い。天井には巨大な歯車が回っている。 「……なんでゴワス?」 確かに、みんな死んだはずだったでゴワス。機械設備の変なところに挟まって。自分も死んだはずでゴワしょう。 しかし、ハッケヨイはここにいる。なぜか生きている。 ふと足元を見ると、黒いレポートが落ちていたでゴワス。表紙には 「FBI機密文書」 の文字。そして、こう書かれていた。 『松本零士の怨念が関係か?』 「そんなバカな…」 しかし、レポートをめくった瞬間、機械がカタリと動いた。 次の瞬間、歯車の奥から 「メーテルの声」 が聞こえた。 ──「ハッケヨイ…あなたはまだ、旅を終えていないのよ…」 http://mao.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1731350591/749
750: 創る名無しに見る名無し [] 2025/04/02(水) 21:55:53.12 ID:DUaF6WWI ハッケヨイは、メーテルの声がした方を見上げた。だが、そこには誰もいなかった。ただ、機械の奥深くで、何かが蠢いている気配がした。 レポートのページをめくるたびに、機械がギシ……ギシ……と不気味な音を立てる。中には、捜索隊の記録が書かれていた。 ──最初に見つかった遺体は、奇妙に圧縮されていた。まるで長い時間をかけて押し潰されたかのように。 ハッケヨイはページをめくる。 ──二体目は機械の隙間に埋め込まれていた。皮膚には何かの焼き印が残っていたが、解読不能。 さらにめくる。 ──三体目は……いまだ見つかっていない。 ハッケヨイは思わずレポートを閉じたでゴワス。 「三体目……?」 そのとき、カタリ、と何かが足元に落ちた。 帽子だった。銀河鉄道の車掌帽。 ゆっくりと拾い上げた瞬間、帽子の裏側に、赤黒い文字が刻まれているのが見えたで。 ──切符を拝見します ハッケヨイの背筋が、ぞくりと冷えた。 すると、機械の奥から、誰かの足音 が近づいてきた。 http://mao.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1731350591/750
751: 創る名無しに見る名無し [] 2025/04/02(水) 22:42:54.33 ID:hkdunyKl ハッケヨイは、裏山でのんびり暮らしていた。ある日、空を見上げると、何かが落ちてくるのが見えた。 ズドン! 大きな穴ができた。近づいてみると、中から6本足の奇妙な生き物が飛び出してきた。 「ギャギャ! ここはどこだギャギャ!」 「なんでゴワス!? いきなり現れたでゴワス!」 すると、穴の奥からさらに三つの影が飛び出してきた。 一羽の大きなペリカンが、口ばしをパクパクさせながら言った。 「ここはどこじゃあ!? いったいどうなっとるんじゃあ!」 続いて、ふわふわのモモンガが地面に転がりながらつぶやく。 「ほえ? なんか変なとこに来たほえ?」 最後に、眼鏡をかけたた中年がゆっくりと立ち上がり、咳払いをした。 「ふむ、どうやら異世界に飛ばされたようですぞ」 「ちょっと待つでゴワス! いったい何者でゴワスか!」 6本足の生き物は飛び跳ねながら答えた。 「ギャギャ! おれは6本足ギャギャ! 走るのが得意ギャギャ!」 ペリカンが翼を広げて続く。 「わしはペリカン親分じゃあ! どんなもんでも飲み込めるんじゃあ!」 モモンガがぽよんと跳ねながら言った。 「ハラワタモモンガ、怒るとハラワタが飛び出すほえ?」 最後に、中年が眼鏡を直しながら微笑んだ。 「わたしは先生ですぞ。性の探究者ですぞ」 ハッケヨイは頭を抱えた。 「なんだかよくわからんが、とにかく無視したほうが良さそうでゴワスな」 http://mao.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1731350591/751
752: 創る名無しに見る名無し [] 2025/04/02(水) 22:56:24.55 ID:hkdunyKl ペリカン親分は大きなくちばしを鳴らした。 「そうじゃあ! わしもいろんなもんを飲み込んできたが、そいつはまだ飲み込めんのう!」 ハラワタモモンガはぽよんと跳ねながら、きょとんとした顔をした。 「ほえ? 性っておいしいの?」 先生は真剣な顔でうなずいた。 「おいしいかどうかは人によるが、深淵なる学問ですぞ。太古の昔から生命が続いているのは、すべて性があるからこそ。そして、その探求こそが、わたしの使命ですぞ!」 ハッケヨイは深いため息をついた。 「…とにかく、おいどんの素敵な裏山で、そんな話をしている場合じゃないでゴワス!」 その時だった! 空が突然、真っ赤に染まった。地面が揺れ、遠くから巨大な影が迫ってくる。 ペリカン親分が驚いて叫ぶ。 「なんじゃあ!? 何か来るぞおお!」 影はみるみる大きくなり、それが巨大な生物であることがわかった。全身が黒く、無数の触手がうねっている。 ハラワタモモンガが震えながら言った。 「ほえ…なにあれ…?」 6本足は興奮して叫んだ。 「ギャギャ! 絶対やべーやつギャギャ!」 先生は冷静に眼鏡を押し上げると、低くつぶやいた。 「…ふむ、あれはもしや『生殖の神』ではありませんかな?」 ハッケヨイは頭を抱えた。 「もう嫌な予感しかしないでゴワスよ…」 http://mao.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1731350591/752
753: 創る名無しに見る名無し [] 2025/04/02(水) 23:08:46.02 ID:hkdunyKl 巨大な影は、空を覆い尽くすように迫ってきた。無数の触手が空中で蠢き、不気味な低音が響く。 ペリカン親分が翼をバタつかせながら叫んだ。 「そうじゃあ! こんなでかい化け物、見たこともないぞお!」 ハラワタモモンガは、震えながらペリカン親分の背中にしがみついた。 「ほえ…やだ…食べられちゃうほえ…」 しかし、先生だけは落ち着いていた。むしろ、眼鏡を輝かせながら怪物を見つめている。 「これは…驚くべきことですぞ…!」 ハッケヨイは焦りながら先生の肩を揺さぶった。 「驚いてる場合じゃないでゴワス! なんなんでゴワスか、あれは!」 先生はウットリした顔で答えた。 「生殖の神に間違いありませんぞ!」 6本足がぎょっとして跳ねる。 「ギャギャ! そんなもんがいるのかギャギャ!?」 先生はうなずいた。 「生殖はすべての生命の源。そして、神話の中には種を繁栄させる神として、生殖の神が登場することがあるのですぞ!」 ハッケヨイは頭を抱えた。 「だからって、こんな化け物みたいな神がいるでゴワスか!?」 その時だった! 巨大な影の中央が裂け、そこから一本の巨大な触手が伸びてきた。触手の先端には、まるで目のような模様が浮かんでいる。 そして、触手はゆっくりとハッケヨイたちに向けられた。 そして、巨大な触手が、ゆっくりと動き、空中に文字を描いた。 その文字を見た瞬間、ハッケヨイたちは凍りついた。 そこに書かれていたのは—— 『交配セヨ』 ハッケヨイは絶叫した。 「とんでもないこと言い出したでゴワスー!!」 先生の眼鏡がギラリと光る。 「ふむ、これは興味深い…」 http://mao.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1731350591/753
754: 創る名無しに見る名無し [] 2025/04/02(水) 23:20:42.00 ID:hkdunyKl 巨大な触手が空中に『交配セヨ』と描いたまま、静かに蠢いている。 ハッケヨイはガクガクと震えながら叫んだ。 「そ、そんな要求に応じられるわけないでゴワス!!」 ペリカン親分がくちばしをカタカタ鳴らしながら言った。 「そうじゃあ…わしは鳥じゃあ…交配って言われてもどうすりゃええんじゃあ!」 ハラワタモモンガは、恐る恐る先生の服を引っ張った。 「ほえ…先生…交配って、どういうことほえ?」 先生は眼鏡をクイッと上げ、神妙な顔でうなずいた。 「ふむ…交配とは、生物が次世代を生み出すための行為ですぞ。そして、この”生殖の神”が我々に求めているのは、新たな種の創造!」 6本足がぴょんと跳ねながら叫んだ。 「ギャギャ! ムリギャギャ! そもそもオレたち、種類バラバラギャギャ!」 巨大な影の奥から、不気味な声が響いた。 『アワセル……ヨロコビ……ウマレル……アタラシキ……セイメイ……』 それを聞いた先生は、目を輝かせた。 「…なるほど!! これは画期的な試みですぞ!!」 「何が画期的でゴワスか!!?」 ハッケヨイが絶叫するが、先生は聞いていない。興奮した様子で腕を組み、うんうんとうなずいている。 「異なる種の融合…これはまさに究極の生物学的挑戦! もしこれが成功すれば、宇宙の進化の歴史に新たな1ページを刻むことになるかもしれませんぞ!!」 「そんなページ、刻まれなくていいでゴワス!!!」 すると、突然先生が高らかに宣言した。 「よろしい!! では、わたしが先陣を切りますぞ!!」 「えええええええええ!!??」 ハッケヨイたちは、揃って悲鳴を上げた。 しかし、先生はすでに大きく腕を広げ、巨大な触手に向かって歩み寄っていた。 「さあ!! この未知なる生殖の神よ!! わたしと交わることで、新たな生命の可能性を示すのですぞ!!」 巨大な影が、低くうねるような音を立てる。 ハッケヨイたちはただただ、唖然とするしかなかった——。 http://mao.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1731350591/754
755: 創る名無しに見る名無し [] 2025/04/02(水) 23:47:14.54 ID:EzceDXDn ハッケヨイは慌てて先生の腕を引っ張った。 「ちょっと待つでゴワス!! 冷静になるでゴワス!! 何をするつもりでゴワスか!!?」 しかし、先生の目は完全に「研究モード」に入っていた。 「何をするかなど決まっている!! 交配ですぞ!!!」 「やっぱりやめるでゴワス!!!」 巨大な触手が、ゆっくりと先生の前に降りてきた。 先生は恍惚の表情でそれを見上げる。 「ふむ…素晴らしい! これが神の触手!」 触手は、まるで先生を優しく包み込むように、ゆっくりと巻き付いた。 ズズ…ズズズ…… ハッケヨイたちは、恐怖に凍りついた。 先生の姿が、ゆっくりと触手の奥へと引きずり込まれていく。 「先生ェェェェェ!!!!?!?」 先生は余裕の笑みを浮かべたまま、触手に包まれていった。 そして、先生の姿は完全に消えた。 ペリカン親分は、ガタガタとくちばしを鳴らしている。 「そうじゃあ…先生、馬鹿モンがぁ」 ハッケヨイは、涙を浮かべながら空を見上げた。 「先生…あんたのこと、忘れないでゴワス……」 《中略》 ズズズ…ズズズズ……!! 巨大な触手が再びうごめき、その奥から何かが現れた。 「ま、まさか…!?」 ハッケヨイたちは目を見開いた。 「ふぅ…これは、実に興味深い体験でしたぞ!」 そこには、ピカピカに輝く肌、そして明らかに異様なオーラを纏った「進化した先生」が立っていた。 http://mao.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1731350591/755
756: 創る名無しに見る名無し [] 2025/04/02(水) 23:57:17.76 ID:FJGh7q95 ハッケヨイ達は逃げ出した。 http://mao.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1731350591/756
757: 創る名無しに見る名無し [] 2025/04/03(木) 00:24:24.07 ID:LgQY9qH3 ハッケヨイは慌てて先生の腕を引っ張った。 「ちょっと待つでゴワス!! 冷静になるでゴワス!! 何をするつもりでゴワスか!!?」 しかし、先生の目は完全に「研究モード」に入っていた。 「何をするかなど決まっている!! 交配ですぞ!!!」 「やっぱりやめるでゴワス!!!」 巨大な触手が、ゆっくりと先生の前に降りてきた。 先生は恍惚の表情でそれを見上げる。 「ふむ…素晴らしい! これが神の触手!」 触手は、まるで先生を優しく包み込むように、ゆっくりと巻き付いた。 ズズ…ズズズ…… ハッケヨイたちは、恐怖に凍りついた。 先生の姿が、ゆっくりと触手の奥へと引きずり込まれていく。 「先生ェェェェェ!!!!?!?」 先生は余裕の笑みを浮かべたまま、触手に包まれていった。 そして、先生の姿は完全に消えた。 ペリカン親分は、ガタガタとくちばしを鳴らしている。 「そうじゃあ…先生、馬鹿モンがぁ」 ハッケヨイは、涙を浮かべながら空を見上げた。 「先生…あんたのこと、忘れないでゴワス……」 《中略》 ズズズ…ズズズズ……!! 巨大な触手が再びうごめき、その奥から何かが現れた。 「ま、まさか…!?」 ハッケヨイたちは目を見開いた。 「ふぅ…これは、実に興味深い体験でしたぞ!」 そこには、ピカピカに輝く肌、そして明らかに異様なオーラを纏った「進化した先生」が立っていた。 http://mao.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1731350591/757
758: 創る名無しに見る名無し [] 2025/04/03(木) 00:24:40.39 ID:LgQY9qH3 ハッケヨイは慌てて先生の腕を引っ張った。 「ちょっと待つでゴワス!! 冷静になるでゴワス!! 何をするつもりでゴワスか!!?」 しかし、先生の目は完全に「研究モード」に入っていた。 「何をするかなど決まっている!! 交配ですぞ!!!」 「やっぱりやめるでゴワス!!!」 巨大な触手が、ゆっくりと先生の前に降りてきた。 先生は恍惚の表情でそれを見上げる。 「ふむ…素晴らしい! これが神の触手!」 触手は、まるで先生を優しく包み込むように、ゆっくりと巻き付いた。 ズズ…ズズズ…… ハッケヨイたちは、恐怖に凍りついた。 先生の姿が、ゆっくりと触手の奥へと引きずり込まれていく。 「先生ェェェェェ!!!!?!?」 先生は余裕の笑みを浮かべたまま、触手に包まれていった。 そして、先生の姿は完全に消えた。 ペリカン親分は、ガタガタとくちばしを鳴らしている。 「そうじゃあ…先生、馬鹿モンがぁ」 ハッケヨイは、涙を浮かべながら空を見上げた。 「先生…あんたのこと、忘れないでゴワス……」 《中略》 ズズズ…ズズズズ……!! 巨大な触手が再びうごめき、その奥から何かが現れた。 「ま、まさか…!?」 ハッケヨイたちは目を見開いた。 「ふぅ…これは、実に興味深い体験でしたぞ!」 そこには、ピカピカに輝く肌、そして明らかに異様なオーラを纏った「進化した先生」が立っていた。 http://mao.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1731350591/758
759: 創る名無しに見る名無し [] 2025/04/03(木) 00:25:37.98 ID:Zj+Senx0 ズズズズ…… 進化した先生が、静かに足を踏み出すたび、空気が震えた。 彼の体はピカピカと輝き、妙に艶やかで瑞々しい。 しかも、妙に動きがしなやかでいやらしい。 「ふふ……素晴らしい体験でしたぞ……」 先生は眼鏡をクイッと持ち上げる。 ハッケヨイたちは全力で逃げていたが、先生の動きは異常に滑らかで、すぐに背後に迫っていた。 「待ちなさい、君たち……この進化の素晴らしさを分かち合いましょうぞ!!」 「ぜぇぇぇったいに嫌でゴワス!!!!」 ハッケヨイは泣きながら叫んだ。 6本足も悲鳴を上げながら跳びはねる。 「ギャギャ!!! 進化って言っても絶対にロクなもんじゃないギャギャ!!!」 ペリカン親分も汗をかきながら必死で飛ぶ。 「そうじゃあ!! わしらはまだ進化なんぞしたくないんじゃあ!!」 ハラワタモモンガは涙目で震えながら訴える。 「ほえぇぇ……せ、先生、お願いだから元に戻ってほえぇぇ……!!」 しかし、先生は優雅に笑いながら両手を広げた。 「ふむ、確かに”進化”は未知への恐怖を伴うもの……だが、それこそが生物の本能ですぞ!!」 http://mao.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1731350591/759
760: 創る名無しに見る名無し [] 2025/04/03(木) 00:29:15.52 ID:Zj+Senx0 その瞬間—— 先生の背後から、巨大な触手が無数に伸びてきた。 「ぎゃあああああああ!!!」 「逃げろおおおお!!!」 しかし——そのときだった。 ゴゴゴゴゴゴ……!! 突然、大地が揺れ、空が裂けるような音が響いた。 ズドオオオオオン!!! ハッケヨイたちのすぐ後ろに、巨大な”何か”が降り立った。 それは…… 「……お前たち、楽しそうにしてるな」 漆黒のマントを纏い、鋭い目つきをした謎の男がそこに立っていた。 彼は静かに先生を見つめ、冷ややかに言った。 「“生殖の神”に手を出したか……愚か者め」 先生の目が細められる。 「……ほう? どなたですかな?」 男は、ゆっくりとマントを翻しながら言った。 「俺の名は——“絶対禁欲主義者” レクイエム。」 ハッケヨイたちは目を見開いた。 「ぜ、絶対禁欲主義者……!?」 男は静かに頷き、先生に指を向ける。 「お前のような”性の探求者”は……この俺が粛清する。」 先生は、一瞬だけ驚いた顔をしたが—— すぐに眼鏡を光らせ、にやりと笑った。 「……フフフ、面白いですぞ。ならば、どちらの”探求”が正しいか……」 先生は両手を広げた。 「——ここで決めるとしましょうぞ!!!」 作者急病のため、休載となります。 http://mao.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1731350591/760
761: 創る名無しに見る名無し [] 2025/04/03(木) 06:34:02.74 ID:Fc1+PDTl ふみえスレに粘着している ♭音符休符採り ことメイルダ・マチさんステキ💓 「私、♭音符休符採り のハンドルネームを使ってTikTokでカバー演奏と自作曲(一部)の演奏載せています。聴きに来ていただけたらと思います♪」 https://egg.5ch.net/test/read.cgi/owarai/1736091661/155 http://mao.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1731350591/761
762: 創る名無しに見る名無し [] 2025/04/03(木) 10:39:45.93 ID:LgQY9qH3 ズズズズ…… 進化した先生が、静かに足を踏み出すたび、空気が震えた。 彼の体はピカピカと輝き、妙に艶やかで瑞々しい。 しかも、妙に動きがしなやかでいやらしい。 「ふふ……素晴らしい体験でしたぞ……」 先生は眼鏡をクイッと持ち上げる。 ハッケヨイたちは全力で逃げていたが、先生の動きは異常に滑らかで、すぐに背後に迫っていた。 「待ちなさい、君たち……この進化の素晴らしさを分かち合いましょうぞ!!」 「ぜぇぇぇったいに嫌でゴワス!!!!」 ハッケヨイは泣きながら叫んだ。 6本足も悲鳴を上げながら跳びはねる。 「ギャギャ!!! 進化って言っても絶対にロクなもんじゃないギャギャ!!!」 ペリカン親分も汗をかきながら必死で飛ぶ。 「そうじゃあ!! わしらはまだ進化なんぞしたくないんじゃあ!!」 ハラワタモモンガは涙目で震えながら訴える。 「ほえぇぇ……せ、先生、お願いだから元に戻ってほえぇぇ……!!」 しかし、先生は優雅に笑いながら両手を広げた。 「ふむ、確かに”進化”は未知への恐怖を伴うもの……だが、それこそが生物の本能ですぞ!!」 http://mao.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1731350591/762
763: 創る名無しに見る名無し [] 2025/04/03(木) 16:58:11.16 ID:Z+IxX1Od 殺人鬼スネ夫は、伸びる包丁を片手に荒野を彷徨っていた。 太陽は焼けつくように赤く、地平線の彼方まで何もない。 スネ夫は舌打ちした。 「チッ、どいつもこいつも逃げ足が早いやがる……」 彼の持つ包丁は、特殊な仕掛けが施されていた。 刃の部分が自在に伸び、どんなに遠くの獲物でも一突きで仕留められる。 スネ夫はかつて町にいた。 だが、手当たり次第に人を切り裂き続けたせいで、ついに誰もいなくなってしまった。 仕方なく、彼は次の獲物を求め、荒野をさまよっているのだ。 「おい、スネ夫」 突然、背後から声がした。 振り返ると、そこには影のように黒い男が立っていた。 「なんだテメェ……殺されにきたのか?」 スネ夫はニヤリと笑い、包丁を伸ばす。 だが、その瞬間だった。 包丁の刃は、男に触れる前に”消えた”。 「な……?」 男は淡々と言った。 「お前の世界は、ここで終わりだ」 スネ夫は恐怖を感じた。 今まで、どんな相手でも切り裂いてきたのに。 この男だけは、何も恐れていない。 「お前は、この世界の”余剰”なんだよ」 男は指を弾いた。 スネ夫の体は、一瞬で”霧散”した。 まるで、最初から存在していなかったかのように。 やがて、荒野には、ただ風が吹くだけとなった。 そして男もまた、消えた。 彼のいた痕跡すら、どこにも残らなかった。 http://mao.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1731350591/763
764: 創る名無しに見る名無し [] 2025/04/03(木) 17:07:24.09 ID:Z+IxX1Od スネ夫は気づくと見知らぬ町にいた。 静かすぎる街並み。誰もが無表情で歩いている。 「……ここはどこだ?」 試しにすれ違った男を刺そうと包丁を伸ばす。 だが、刃が触れた瞬間、男は”ザザッ”とノイズになり、かき消えた。 スネ夫の背筋が凍る。 「……おい、なんだよこれ」 「スネ夫」 背後で囁く声。 振り向くと、黒い男が立っていた。 「お前はすでに”死んで”いる」 スネ夫が手を見ると、指先が”ザザッ”と崩れ始めていた。 「ここは”処理待ちの世界”だ」 視界が歪み、街の建物が溶け、音が遠のいていく。 スネ夫は叫ぼうとしたが、その声すらノイズになり、かき消えた。 http://mao.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1731350591/764
765: 創る名無しに見る名無し [] 2025/04/03(木) 17:10:48.05 ID:0UE+CEXQ スネ夫は走り出した。 しかし、馬糞につまづいた。 「くそっ……!」 転んだ拍子に包丁が手から滑り落ち、石畳の上で”カチン”と音を立てる。 顔を上げると、目の前に黒い男が立っていた。 「どこへ行くつもりだ?」 男は冷たく微笑んだ。 「お前は”選ばれた”のに」 「は? 何の話だ?」 スネ夫は背後を見た。 だが、先ほどまでの街並みは”黒い壁”に覆われ、逃げ道が消えていた。 「冗談じゃねぇ……!」 スネ夫は包丁を拾い、黒い男に向かって振り下ろした。 だが──。 刃は、何もない空間を”スッ”と通り抜けただけだった。 「無駄だよ」 黒い男は手を伸ばし、スネ夫の額に指を当てた。 その瞬間、世界が”ザザッ”とノイズに変わり始める。 スネ夫の体も、同じように崩れ──。 最後に残ったのは、石畳の上に転がる馬糞だけだった。 http://mao.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1731350591/765
766: 創る名無しに見る名無し [] 2025/04/03(木) 17:15:30.76 ID:j8j9+PrL スネ夫は世界から削除された。 http://mao.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1731350591/766
767: 創る名無しに見る名無し [] 2025/04/03(木) 17:21:32.84 ID:j8j9+PrL スネ夫は消えた──はずだった。 だが、次に目を開けると、見知らぬ草原に倒れていた。 「……え?」 空は紫、草は黒く蠢き、風はまるで呻き声のように響く。 「転生……?」 自分の手を見た。五本指──ではない。指の間にもう一本ずつ余計な指が生えている。 「……なんだよ、これ」 ズルッ……ズルッ…… 近くで、湿った何かを引きずる音がした。 振り向くと、黒いマネキンのような物が無数にこちらを見ていた。 顔は、どれもスネ夫だった。 「おかえり」 無数のスネ夫が、同時に微笑んだ。 ──スネ夫の異世界生活が、始まった。 http://mao.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1731350591/767
768: 創る名無しに見る名無し [] 2025/04/03(木) 17:26:12.52 ID:j8j9+PrL スネ夫は後ずさった。しかし足がもつれ、黒い草に倒れ込む。 奇妙な草はまるで生きているかのように絡みつき、肌を優しく撫でた。ざわざわと囁き声が聞こえる。 「おかえり」「新しいスネ夫」「お前もスネ夫」「さあ、こっちへ」 立ち上がると、目の前にいた無数のスネ夫たちがゆっくりと歩み寄ってくる。 そのうちの一人が手を差し出した。顔はスネ夫だが、目が縦に並んで三つあった。 「お前も仲間だ。怖がることはない」 別のスネ夫がにやりと笑った。耳が五つもある。 「ここでは誰もがスネ夫。お前もすぐに馴染むさ」 恐怖が限界を超え、スネ夫は叫びながら駆け出した。 しかし、どこへ逃げても景色は変わらない。黒い草原がどこまでも広がり、空には巨大なスネ夫の顔が浮かんでいた。 気がつくと、目の前にまたスネ夫が立っていた。 「無駄だよ。ここはスネ夫だけの世界なんだ」 スネ夫は叫ぼうとしたが、喉から出たのは笑い声だった。 http://mao.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1731350591/768
769: 創る名無しに見る名無し [] 2025/04/03(木) 17:27:44.02 ID:j8j9+PrL スネ夫は笑った。 いや、笑わされた。 喉の奥から押し出されるように響く、自分のものではない笑い声。 指が増え、腕がねじれ、皮膚がずるりと剥がれ落ちる。 黒い草がざわめいた。スネ夫たちが一斉に顔を上げた。 「おかえり」 スネ夫はゆっくりと立ち上がる。 包丁が手に現れる。かつてのものより長く、禍々しく輝いていた。 「俺がスネ夫だ」 そして、一人目のスネ夫を斬り裂いた。 笑い声がこだました。 殺人鬼スネ夫の逆襲が始まる。 http://mao.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1731350591/769
770: 創る名無しに見る名無し [sage] 2025/04/03(木) 18:57:31.31 ID:oTc8H4ag 見知らぬ街のスネ夫は元の世界と近似した平行世界にトリップしたスネ夫だった。しかし本来の世界に戻るとき失敗して時空の狭間に閉じ込められたのだった。 もうそろそろ圧縮スネ夫になる頃だ。 ~完~ http://mao.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1731350591/770
771: 創る名無しに見る名無し [sage] 2025/04/03(木) 18:59:45.45 ID:oTc8H4ag 新番組『セーラーティンにゃんこ』放送のお知らせ 「来週からこの時間は終わった『スネ夫の逆襲』の変わりにセーラーティンにゃんこの大冒険が始まるニャン!ヨロピクにゃん!」 http://mao.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1731350591/771
772: 創る名無しに見る名無し [] 2025/04/03(木) 19:41:03.74 ID:56TegVtp 阿部高和「セーラーティンコって何だ?」 スネ夫「またババアのオリキャラか」 http://mao.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1731350591/772
773: 創る名無しに見る名無し [] 2025/04/03(木) 19:43:17.07 ID:qilu/VW6 墓場に響く、鈴の音。 地獄の底から這い出す、影の猫たち。 そして夜の闇から囁く、謎の声。 「お前は、本物のセーラー戦士か?」 http://mao.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1731350591/773
774: 創る名無しに見る名無し [sage] 2025/04/03(木) 19:51:35.93 ID:oTc8H4ag 「いや!セーラーティンにゃんこだ! スネ夫の首はアタイが頂いた!ヒャッハー」 スネ夫は頭部と胴体、スネの3つのパーツに分解されていた。 http://mao.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1731350591/774
775: 創る名無しに見る名無し [] 2025/04/03(木) 19:55:50.65 ID:ZZS+wfnj ふみえスレに粘着している ♭音符休符採り ことハッケヨイさんステキ💓 「私、♭音符休符採り のハンドルネームを使ってTikTokでカバー演奏と自作曲(一部)の演奏載せています。聴きに来ていただけたらと思います♪」 https://egg.5ch.net/test/read.cgi/owarai/1736091661/155 http://mao.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1731350591/775
776: 創る名無しに見る名無し [] 2025/04/04(金) 01:57:00.80 ID:Vu9MWo3W セーラーティムポの朝は早い 4時に起床しティムポの仕込みをする 前の日からじっくりと時間をかけて取った出汁にティムポを浸す その日の気温と湿度によってティムポを浸す時間を調整する 長年の経験により的確な時間調整ができるのだ http://mao.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1731350591/776
777: 創る名無しに見る名無し [] 2025/04/04(金) 02:21:30.49 ID:TdsUI2XG ふみえスレに粘着している ♭音符休符採り ことセーラーティンにゃんこさんステキ💓 「私、♭音符休符採り のハンドルネームを使ってTikTokでカバー演奏と自作曲(一部)の演奏載せています。聴きに来ていただけたらと思います♪」 https://egg.5ch.net/test/read.cgi/owarai/1736091661/155 http://mao.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1731350591/777
778: 創る名無しに見る名無し [sage] 2025/04/04(金) 13:27:41.90 ID:GvRoyjBH おい、喰らえやクソガキ共 セイッ! ブリッ オーラッショ! ブリッ ※音声は長渕剛の声で脳内再生してくださいませ https://i.imgur.com/1A9J9iU.jpeg http://mao.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1731350591/778
779: 創る名無しに見る名無し [sage] 2025/04/04(金) 16:20:15.55 ID:GvRoyjBH 夢がモリモリ森脇健児! おらよ、クソガキ https://i.imgur.com/ude3DbN.jpeg http://mao.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1731350591/779
780: 創る名無しに見る名無し [sage] 2025/04/04(金) 20:04:37.86 ID:GvRoyjBH 夢がモリモリ森脇健児! https://i.imgur.com/2PJB94c.jpeg http://mao.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1731350591/780
781: 創る名無しに見る名無し [sage] 2025/04/06(日) 15:02:00.32 ID:Z3yVztte 死ーん… http://mao.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1731350591/781
782: 創る名無しに見る名無し [] 2025/04/11(金) 14:11:00.35 ID:v9NaOrcB ハッケヨイはTikTokの動画撮影をしている。 🎸チャンカチャンカ♫ ハッケヨイ「突っ張り、突っ張り、はいっ!ふうっ!ごわす!」 長渕「セイッ!オラッショ!」 🎸チャンカチャンカ♫ ハッケヨイ「寄り切り、寄り切り、はいっ!ふうっ!ごわす!」 長渕「巡恋歌、セイッ!」 🎸ジャカジャーン♫ ハッケヨイ「好きです好きです心から」 長渕「セイッ、セイッ!」 ハッケヨイ「愛していますよと」 長渕「ハッ、セイヤー!」 ハッケヨイ「甘い言葉の裏には」 長渕「オラッショ! セイッ!」 ハッケヨイ「一人暮らしの寂しさがあった」 長渕「セイ!!」 🎸ジャカジャジャカジャーーーン♫ http://mao.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1731350591/782
783: 創る名無しに見る名無し [] 2025/04/11(金) 20:22:01.73 ID:RWFHSAFE ふみえスレに粘着している ♭音符休符採り ことSeirios・A ◆RbpAJOf656 さん ステキ💓 「私、♭音符休符採り のハンドルネームを使ってTikTokでカバー演奏と自作曲(一部)の演奏載せています。聴きに来ていただけたらと思います♪」 https://egg.5ch.net/test/read.cgi/owarai/1741521224/1 http://mao.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1731350591/783
784: 創る名無しに見る名無し [] 2025/04/11(金) 23:39:13.47 ID:7NuD2ZOR ふみえスレに粘着している ♭音符休符採り ことハッケヨイさんステキ💓 「私、♭音符休符採り のハンドルネームを使ってTikTokでカバー演奏と自作曲(一部)の演奏載せています。聴きに来ていただけたらと思います♪」 https://egg.5ch.net/test/read.cgi/owarai/1736091661/155 http://mao.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1731350591/784
785: 創る名無しに見る名無し [sage] 2025/04/12(土) 00:02:46.77 ID:uFHzwrTV >>784 メイルダ来た ●せないですかね 前に英和のツーショット写真コピペしまくったから 英和学園本部をナメてはいけない 閣僚の子とか権力者の子とかゴロゴロいるから 開示請求も当然できる(その気になれば。出来ない訳がない) お笑い板初の逮捕者はメイルダになるかな http://mao.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1731350591/785
786: エロマンガ読みすぎジジイ ◆8zke6P3Wfw [] 2025/04/14(月) 04:37:45.93 ID:KOIWApii 先生「悪い子にはお仕置きしないといけないなぁ、へへへ、まず乳首を出しなさい、ペロペロ」 スネ夫「ああーん、先生ー、らめぇー♡」 ブリブリブリブリュリュリュリュリュリュ!!!!!! ブツチチブブブチチチチブリリイリブブブブゥゥゥゥッッッ!!!!!!! http://mao.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1731350591/786
787: 創る名無しに見る名無し [] 2025/04/15(火) 09:39:42.38 ID:z6/1FSxp 番長「そのギトギトしたの、とってあげるよぉ」シャキンッ スネ夫「…ッ!!」 ジャイ子「…行くわよ!!」 …━━ 戦闘開始 ━━… http://mao.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1731350591/787
788: 創る名無しに見る名無し [sage] 2025/04/17(木) 14:27:13.14 ID:zPuyw/pJ 戦いはジャイ子の勝利で終わった。 END http://mao.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1731350591/788
789: 創る名無しに見る名無し [sage] 2025/04/25(金) 15:20:56.40 ID:ERaH7T2/ だが、その歓喜も束の間。 警告音が鳴り響く。 “敵機接近” 周囲のレーダーに、赤い点が次々と現れた。 旧式のモビルスーツ、そしてドローン兵器群。 どうやら、このガンダムを狙っているらしい。 「なら、守るしかないだろ……!」 スネ夫は操縦桿を握り直し、息を飲んだ。 全身に力を込め、トリガーを引く。 ビームライフルが火を噴いた。 一撃で、敵のドローンを貫く。 破片が爆ぜ、黒煙が上がる。 「っしゃああああああ!!」 自然と声が出た。 全身にアドレナリンが駆け巡る。 ガンダムと一つになった感覚。 敵の動きが、空気の流れのように手に取るように分かる。 機体を滑らせ、敵を翻弄し、正確に撃ち落としていく。 まるで最初からこのために生まれたかのように、完璧な連携だった。 だが、戦いの最中、ふと気づく。 コックピットの片隅、刻印のように打たれた銘板に―― 「このガンダムは、世界を変える力を持つでごわす」 そんな一文が、静かに刻まれていた。 スネ夫の心に、決意が灯る。 「世界を変える……なら、やるしかねぇだろ。」 その言葉とともに、ガンダムはさらに輝きを増していった。 http://mao.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1731350591/789
790: 創る名無しに見る名無し [] 2025/04/25(金) 15:38:41.56 ID:C4gfLU3k 寒っ これが面白いと思ってるおばあちゃん http://mao.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1731350591/790
791: 創る名無しに見る名無し [sage] 2025/04/25(金) 18:40:54.23 ID:0eonBg7v スネ夫「やるしかねえムニャムニャ・・・」 職員「骨川さん!また寝ぼけて暴力をふるっちゃって、いい加減にしないと病院に入れますよ!」 スネ夫は痴呆症で施設暮らしをしていた。 http://mao.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1731350591/791
792: 創る名無しに見る名無し [] 2025/04/25(金) 18:49:44.98 ID:ERaH7T2/ >>790 男なんだなコレが http://mao.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1731350591/792
793: 創る名無しに見る名無し [] 2025/04/26(土) 13:04:43.18 ID:euOnZAhe ショタババアじゃないにしても、ババアと同レベルでつまんねーよ http://mao.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1731350591/793
794: 創る名無しに見る名無し [] 2025/04/26(土) 13:06:36.65 ID:ryjdXPw1 >>791はシラケるからおばあちゃんで間違いないw http://mao.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1731350591/794
795: 創る名無しに見る名無し [] 2025/04/26(土) 17:23:34.74 ID:alu4JgoF バーバラ・ド・ヘンタイーヌ。 彼女は世界中に指名手配されている、伝説の変態ババアだった。 その罪状はただひとつ―― 「ショタを見境なく狙う」 そんなバーバラが今、ターゲットに定めているのは―― 金髪に青い瞳、天使すぎる存在、キミッツ。 「……見つけたわ……この世の奇跡……!!」 バーバラは茂みからじっとキミッツを観察していた。 キミッツは、野原で無邪気に遊んでいる。 蝶を追いかけ、ころころと笑い、太陽の光を浴びてキラキラと輝いていた。 「ッ……尊いッ!!美しいッ!!!」 バーバラは鼻血を吹きながら、地面をのたうち回った。 絶対に、捕まえる。逃がすもんか。 バーバラの中の何かが完全に覚醒した。 http://mao.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1731350591/795
796: 創る名無しに見る名無し [] 2025/04/26(土) 17:26:30.60 ID:p/gC3qfg 夕暮れ。 キミッツが森を歩いていると、ふわりと甘い香りが漂ってきた。 「……なんだ、この匂い。」 次の瞬間、バーバラが背後から現れた。 「こんばんは、かわいい坊や……道に迷ったのかしら?」 「うわっ、誰だよババア……!」 「ババアじゃないわ、ショタソムリエよ。」 意味不明な肩書きにキミッツは眉をひそめたが、すぐに察した。 ――こいつ、ヤバいやつだ。 逃げようとしたが遅かった。 バーバラはスッとキミッツに手を伸ばし、その小さな肩をわしっと掴んだ。 「大丈夫、怖くないわよぉ……ただ、あなたを一生愛でるだけ……。」 「や、やめろーーーッ!!助けてええええ!!」 キミッツは必死に抵抗し、森の中を逃げ回る。 バーバラはにやにやと笑いながら、その後を優雅に追いかけた。 まるで―― 獲物を追う猛獣のように。 キミッツがどこまで逃げても、必ず追いついてくる。 それはもはや超常現象だった。 http://mao.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1731350591/796
797: 創る名無しに見る名無し [sage] 2025/04/26(土) 21:08:28.30 ID:EgCNRXB7 僕の名前はマーボウ。 街で噂のイケメンボーイさ。 最近街じゃスネ夫ババアとやらが暴れてるっていうから、ちょっとお仕置きしてやろうと思いますのですものですがそのあたりはどうかと思います。 http://mao.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1731350591/797
798: 創る名無しに見る名無し [] 2025/04/28(月) 22:25:21.66 ID:R1HMJwyx >>796 長えよ、ハゲばばあ http://mao.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1731350591/798
799: 創る名無しに見る名無し [] 2025/04/28(月) 22:27:26.40 ID:dPZGiE6t 本人は長文が書ける事が天才だと勘違いしてるからな 馬鹿ほど話が長い http://mao.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1731350591/799
800: 創る名無しに見る名無し [sage] 2025/04/29(火) 00:51:21.38 ID:6dOJOwVm だって天才だもん http://mao.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1731350591/800
801: 創る名無しに見る名無し [] 2025/04/29(火) 07:16:15.50 ID:wbDrTZTH うんこスレ くっさ〜 http://mao.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1731350591/801
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