「葬送のフリーレン」で二次創作 (260レス)
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250: 04/03(木)16:11 ID:ctLU4a1v(1/6) AAS
葬送のフリーレン・外伝

フリーレンは、長い旅を続けていた。

かつての仲間はもういない。

けれど、魔王を倒してなお、彼女の旅は終わらなかった。

「魔法とは、記憶をたどるものだ」
省11
251: 04/03(木)16:13 ID:ctLU4a1v(2/6) AAS
重力魔法**「ボッシュート」**を操り、敵を異空間へと消し去る。

その戦いぶりは、まるで魔法そのものだった。

フリーレンは、それを黙って見つめた。

彼女の魔法もまた、時を操るものだったからだ。

彼は、異空間へ。
彼女は、異時間へ。
省1
252: 04/03(木)16:13 ID:ctLU4a1v(3/6) AAS
ある夜。

焚き火の前で、ヘッポコが尋ねた。

「なあフリーレン、オレたちって、どこへ向かってるんだ?」

フリーレンは答えなかった。

代わりに、空を見上げた。
省14
253: 04/03(木)16:14 ID:ctLU4a1v(4/6) AAS
“人の形をした亡霊”だった。

ヘッポコは、すぐに武器を構えた。

しかし、フリーレンは動かない。

むしろ、どこか懐かしそうに微笑んだ。

そして、こう言った。
省14
254: 04/03(木)16:15 ID:ctLU4a1v(5/6) AAS
ヘッポコは、驚いた顔をした。

──次の瞬間、“勇者の亡霊”たちが、一瞬にして消えた。

まるで最初から存在しなかったかのように。

ヘッポコは、言葉を失った。

……だが、それ以上に驚いたことがある。
省7
255: 04/03(木)16:16 ID:ctLU4a1v(6/6) AAS
ヘッポコは、恐怖で体が震えている。

焚き火が、ぱちぱちと燃えていた。

しかし、彼の手足は凍えたように動かなかった。

フリーレンは、ゆっくりとヘッポコの肩に手を置いた。

そして、最後にこう呟いた。
省3
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