「葬送のフリーレン」で二次創作 (260レス)
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241: 04/03(木)15:41 ID:DW941+w/(1/3) AAS
──勝負が始まったはずだった。

だが、気がつくとフリーレンたちは奇妙な空間に立っていた。

土俵は歪み、四方を取り囲むはずの柱はねじくれ、漆黒の闇へと溶け込んでいる。

地面には無数の白骨が散らばり、それらは皆、相撲の四股を踏んだような姿勢で静かに横たわっていた。

シュタルク「な、なんだここは……!? 俺たちはさっきまで、山奥の土俵にいたはず……」
省12
242: 04/03(木)15:41 ID:DW941+w/(2/3) AAS
ハッケヨイは静かに目を閉じた。

ハッケヨイ「“大相撲”に敗れた者は、この冥界土俵の一部となる……これが、“相撲魔法”の真の姿でごわす」

シュタルクは思わず息を呑んだ。

シュタルク「てことは……お前に負けた力士たちは、みんな……!」

ハッケヨイ「でゴワス。わしに敗れた者は、土俵と一体化し、永遠に相撲を続ける運命にあるでごわしょう……」
省16
243: 04/03(木)15:42 ID:DW941+w/(3/3) AAS
──ドシン……ドシン……ドシン……

闇に溶け込むような土俵の上で、骸骨力士たちがゆっくりと四股を踏んでいた。

その一つ一つの動作が、地面の奥深くまで響き渡るような異様な音を立てる。

四股を踏むたびに、闇の中から無数の腕がにゅるりと伸び、土俵の下へ引きずり込まれた何者かの呻き声が微かに聞こえた。

フリーレン「……これは”魔族の仕業”ではないわね」
省16
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