宇宙が舞台の小説を5行ずつ書いて行くスレ [転載禁止]©2ch.net (148レス)
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1: 2015/08/12(水)03:07 ID:3JDYet+w(1) AAS
私は空を見上げた。
ニュースでは、シャトルが軌道から外れ
永遠に地球に戻れなくなるかもしれないという。
シャトル内の人達は発狂寸前だろうなあ。
その頃、シャトル内では、
68: 2018/10/21(日)21:31 ID:4QdqXX+u(2/5) AAS
「フレディ・マーキュリー。いい飛びっぷりだな」
「彼ら、あの通信データを聞いてよく志願してくれましたね」
「飛んで往き、自ら見極める。それを選んだだけだろう。私にそんな能力も勇気もないがね」
「私もです。ですが、全力で彼らを支えましょう」
「もちろんさ」管制室全体に「諸君、フレディのケツをひっぱたき続けるぞ!」
69: 2018/10/21(日)21:49 ID:4QdqXX+u(3/5) AAS
「定時連絡です。各モニターに出します」
『やあフレディ。航宙も三日目だな、快適か。欲しいものがあれば言ってくれ。すぐ届けさせる』
「カールのピーが混じってない蒸留水がほしいわ、エド」
「そいつはひどいなゼンディ。君のはみんなよろこんでるってのに」
『カール、君がいてくれてよかったよw』
70: 2018/10/21(日)23:35 ID:4QdqXX+u(4/5) AAS
『アーフ、トシ、航行に支障は出ていないな?』
「のー ぷろぶれーむ、ェド」歌うようにアーフ
「問題なさすぎて俺はする事がないよ」とトシ
「やる事なさすぎてトシは無重力シュージのシショーになるつもりみたいなんだけど」
『いい情報だ。ありがとうライル。ニホンのマスコミが喜ぶ。彼らはトシトシとうるさくてねw』
71: 2018/10/21(日)23:48 ID:4QdqXX+u(5/5) AAS
『ビビとJBは元気かね?なにやらミーティング中のようだが』
「JBがうっかり、火星の氷冠の件ビビにきいちゃったのよw」とアーフ
「ビビのあのうれしそうな顔ったらw 魅せてんあげたかったね、エド」ライル
『いや、遠慮しておこう。ビビがチャーミングなのは充分知っている』
「ビビ今日もオダンゴ頭でかわいいよ、エド」割り込むゼンディ
72: 2021/04/09(金)01:13 ID:0pBAL8Gj(1/12) AAS
「わった……ヘヴン……?」
火星探検船フレディ・マーキュリーのラウンジで、超超望遠による青い火星の画像にカールはつぶやいた
「さすがだなカール。ここはさすがにグッドワードだ」
JBは言って全員に顔を向けた
「先遣隊はテラフォーミングを成功させていたんだ。今日の定時連絡で地球にも知らせるぞ。ライル、ゼンディ、念の為もう一基通信ブイを放出してくれ」
73: 2021/04/09(金)11:50 ID:0pBAL8Gj(2/12) AAS
『となると第一次探検隊生存者ありの可能性が?』とエド
「わからん。希望は保ちたいね」とJB
『デヴィルフィッシュ化のなぞもある。くれぐれも気をつけてくれ』
「俺には免疫がある。タコにもイカにもならないさ」とカール
「代わってほしくはないけど」言ってライルはゼンディに口を塞がれた
74: 2021/04/09(金)12:02 ID:0pBAL8Gj(3/12) AAS
「俺、帰りたくなってきちゃったな」とトシ
「たのしそうに言うのよね??」とアーフ
「火星氷冠をこの短期間で大洋化させたもの。それとデヴィルフィッシュ化。関係はあるんでしょうか?」と全員にビビ
「あるっしょ。空飛ぶタコとか古典ムーヴィーでしか見たことない」とゼンディ
「ともあれ明日は火星圏だ。みんな今日はゆっくり休んでくれ。今日までゆっくりしすぎだったかもしれんがな」JBは言って自嘲気味に笑った
75: 2021/04/09(金)12:19 ID:0pBAL8Gj(4/12) AAS
「わったへる(なんてこった)……青の惑星だからデヴィルフィッシュはいたのか……」
「バッドワードですエド。わたしはレインボーを信じています」
「彼らは精鋭だ。それはそうだな」
言ってエドは管制室全体に声を張り上げた
「このこと、青い火星に関する家族友人マスコミへの情報公開は、諸君の良心に任せる!アグリーレインボーとフレディ・マーキュリーに神のご加護を」
76: 2021/04/09(金)12:35 ID:0pBAL8Gj(5/12) AAS
「ストライクチームをアップさせておいてくれ。アグリーレインボーの救出が必要になるかもしれん」
「間に合いますか?」
「合わせよう。ありがたいことに公転周期も味方してくれている」
「わかりました。……でもエド、火星が赤いままだったらどうしていたんです?」
「同じことを言うさ」エドは言って右目をつぶって魅せた
77: 2021/04/09(金)13:43 ID:0pBAL8Gj(6/12) AAS
「だから最初っからあたしたちに行かせりゃ良かったんだよ」
ストライクチームのエース、シェールは言ってマリファナ入りの葉巻を取り出した
「言うな。俺達では仮に有効的な存在に出会ったときに対処できない」とストライクチームリーダーのウッド
「言ってくれますね坊ちゃま。そんなバトルフリークなら、今頃あんた生きてないよ」
「待ってよシャール、ケンカするよりスタンバイでしょ?」とシャールを見上げてまうゆ
78: 2021/04/09(金)13:43 ID:0pBAL8Gj(7/12) AAS





79: 2021/04/09(金)13:44 ID:0pBAL8Gj(8/12) AAS





80: 2021/04/09(金)13:58 ID:0pBAL8Gj(9/12) AAS
「シャールシェール敵はタコよ。第二種戦闘装備を用意して」
ストライクチームリーダー補佐のソフィアが大きな瞳でシャールとシェールを見て言った
「へえへ。行くよゼンジボー」
シェールの言葉に善慈坊の巨体が立ち上がりソフィアとウッドに軽く禿頭を下げた
「善慈坊、がんば!」まうゆは善慈坊を見上げて小さくガッツポーズを見せた
81: 2021/04/09(金)14:07 ID:0pBAL8Gj(10/12) AAS
「おうなんだまたケンカか?」
シャールシェール善慈坊と入れ違いにラウンジに入ってきたピーヴが黒く端正な顔でにやにや笑いながら言った
「手も脚も出てないんだからまだケンカじゃないわ。出られるの?」とソフィア
「おう行けるらしいぜ。メカニックどもフレディ行ってからひまだってんでずっとトールハンマーの面倒診てくれてたからな」
ピーヴの言葉にウッドとまうゆは顔を見合わせてにこっと笑った
82: 2021/04/09(金)14:38 ID:0pBAL8Gj(11/12) AAS
おれ用メモ ストライクチーム

ウッド 白
チームリーダー。元海兵隊員の苦労人
男前でやさしいが若い頃ものすごい数の敵兵を殺している
一番の言っちゃいけない武勇伝は敵地に乗り込んでサイコミュ式攻撃システム搭載の(当時)新型戦闘機をかっぱらった件

ソフィア 茶 アラブ系(と思われる) 仏国籍
リーダー補佐の元お巡りさん。複雑な家系事情があるらしい。ヤバそうなのでみんなあまり事情には触れない
省10
83: 2021/04/09(金)15:03 ID:0pBAL8Gj(12/12) AAS
まうゆ  かわいい
元アイドル。神道を奉ずる家系の生まれ育ちで天狗流忍法の使い手
その忍法がデヴィルフィッシュに有効だったため是非にの懇願を受けチームに参加する
アイドル時代の彼女を主人公のデザインにしたスペースオペラまんがが存在する

善慈坊 ?? 巨漢 無口
神道流忍術の使い手で打撃系の技や武器の使用を得意とする
こちらもデヴィルフィッシュに有効なためまうゆの護衛も兼ねて送り込まれた
省5
84: 2021/04/13(火)18:33 ID:ZF4nLCTP(1/13) AAS


「大気成分出します。おおよそ地球とかわりませんね。マナとエーテル、スペシウムが少し多いけど」
「ありがとうビビ。モニュメントバレーと変わらんな。アーフ、カール、モールはいけるか?」
『問題なあし、JB。5匹でいいのね??』
『マナもふつうなんだ。2種要る?』
「油断はこわい。2種装備でいこう、ライル」
85: 2021/04/13(火)18:48 ID:ZF4nLCTP(2/13) AAS
「なにがあったんだろうね。デジャー・ソリス」
トシは半円全天モニターの右500メートル、第一次探検隊母船デジャー・ソリスの着発地を眺めながら言った
「どうするのJB?探検が先?調査が先?それとも あ た し ?」
「じゃあゼンディだろう」
「それだと順番とかいろいろ問題が出るだろうカール。調査に決まっている」
86: 2021/04/13(火)19:05 ID:ZF4nLCTP(3/13) AAS
「調査っても探検よねこれ」
ライルがカービンの薬室に対デヴィルフィッシュ弾"ライトニング"を送り込みながら言った
「1次隊がモールをもぐらせた跡を調べたいんですって」とビビ
「妖魔よ深き地よりいで来たることなかれね」気密ヘルムの二重ファスナーを閉めつつアーフ
87: 2021/04/13(火)19:56 ID:ZF4nLCTP(4/13) AAS
『地中は危険値のマナ濃度か。モールにライトニンググレネードは?』
「持たせた。今は下がってるがまたマナ濃度が危険値を超えたら発火する。アーフが嫌がるが」
「名前と見た目がかわいいのがいけないのよぅ」
『すまないアーフ。カール、言いたいことがあるのはわかるが後だ』
88: 2021/04/13(火)20:06 ID:ZF4nLCTP(5/13) AAS
「そいつは残念」
『ありがとうカール。JB、フレディを衛星軌道上で待機させろ。ストライクチームのトールハンマーを送る』
「俺はそれでいいんだがみんながね」
『みんな?……なんだその笑いはみんなして』
「俺たちははるばる火星まで、この足で地を踏み、この目でマナの化身デヴィルフィッシュを見に来たんだ。ウッドが来るまでは留まってみせるよ」
89: 2021/04/13(火)20:29 ID:ZF4nLCTP(6/13) AAS
「ふん、アドベンチャルチームか」
「顔がうれしそうですよ、エド」
「そりゃあな」フロア全体に「トールハンマーを出すぞ!ゼンジボーには酔い止めを忘れないよう念押ししろ!」
「間に合うようなら通常弾の三割をライトニングに変更してください!」
「二組のアグリーレインボーに神のご加護を」エドは小さくつぶやいた
90: 2021/04/13(火)20:42 ID:ZF4nLCTP(7/13) AAS
「やっぱきれいねー」
主操縦席のゼンディが全天モニターの火星の夜空を見上げて言った
「あー」と副操縦席のライル「緊急事態みたい」
「おしっこ?行ってきなー。みんな寝てるから静かにね」
「いやその、お客さん。1次探検隊行方不明の人。レブさんて人らしい」
91: 2021/04/13(火)21:00 ID:ZF4nLCTP(8/13) AAS
「まっすぐこちらに向かって来てますね」ビビ
「しかも歩いてでしょぅ?」アーフ
「この真夜中に堪忍してほしいなあ。到着は明後日の昼くらい?」トシ
「そこは気遣ってるんだな。がんばり屋さんだしいい奴だ」カール
「朝になったらお迎えに行こう。ここからではマナセンサーが届かん」JB
92: 2021/04/13(火)21:13 ID:ZF4nLCTP(9/13) AAS
「気になってしょうがないなあレブさん」当直を交代したトシが副操縦席で言った
「一所懸命歩いてるんでしょうね」主操縦席のビビ
「軽装だしなあ。デジャー・ソリスのレーションはそんな減ってなかったそうだしなに食ってんだろうなあ?」
「タコ化してるんでしょうね」
「なかまがほしいんだろうなあ。おれ達、におってるのかな?」
93: 2021/04/13(火)21:44 ID:ZF4nLCTP(10/13) AAS
「行くぞ!」ウッドは視界の隅に通称ダルマの自室で座禅を組んでいる善慈坊のモニターを収めて言った
「臨界!出しな!」エンジニア席からシェール
「バッドワードじゃねえのかい?」
副操縦席のピーヴは言ってイグニッション
猛烈なGが全員を下と後ろに押し付けた
94: 2021/04/13(火)22:03 ID:ZF4nLCTP(11/13) AAS
「ストライクチームも行きましたな」
「やつらでどうにかなるのか。ライトニングカーペットの進捗は」
「進んでいます。やはりマナチェイサーの効率が問題ですね」
「開発チームにはニッポン小娘のケツはなくなったのだからタコを追えと言っておけ」
95: 2021/04/13(火)23:03 ID:ZF4nLCTP(12/13) AAS
「いろいろ起きてるな。俺たちが着くまでは待てんな」ウッドは言った
全天モニターの進行方向に小さく、アグリーレインボーエクスプローラーチームフレディ・マーキュリーラウンジとコントロールのエドとリンが映っていた
『こんなもん会って話をしなくちゃならんだろう。お前らの到着を待ってちゃリブが日射病になる』とJB
『2種装備は忘れずにな』エド
『センパイに会うのに気密服で失礼だのなんだのとすぐキレるような奴じゃなきゃいいんだが』JBは言った。エクスプローラーチーム全員がたのしそうに笑っていた
96: 2021/04/13(火)23:18 ID:ZF4nLCTP(13/13) AAS
「あいつらたのしそうだなあおい」トールハンマー副操縦席でピーヴは言った
「大丈夫。わたし達もたのしいですよ?今晩はなにします?」とまうゆ
「遊びより罰ゲームが問題よ。シャール、またキレちゃダメよ」ソフィア
「モルヒネを用意しておけ、ゼンジボー」シャールは善慈坊を見上げた
「あたしのチョップの方が効くよ」シェールが言った。目が笑っていなかった
97: 2021/04/16(金)17:45 ID:Em3waTK5(1/4) AAS
「よし出ようゼンデイ。お出迎えの準備だ。ビビは周囲のモニター。マナ値に気を配ってくれ。カールはチヌークをいつでも出せるように」
第一次探検隊MIEレブ受け入れ予定地に降りた垂直離着陸探査機通称"チヌーク’の副操縦席から立ち上がりJBは(じゃんけんで決定した)受け入れチーム言った
『みんな、レブさんをあまり怒らせないように』
98: 2021/04/16(金)18:02 ID:Em3waTK5(2/4) AAS
「既に怒ってるだろう、トシ。一晩中走ってこっちきてるんだぞ」と主操縦席のカール
「がんばり屋さんでいい人でしょうに」とゼンディ
「そういう人が怒ってるから怖いんだ。トシ、ライルも呼んでジョークを絶やさないようにしておいてくれ。固くなるのもこわい」
『OK、JB。もう居るけど何の話がいい?』とライル
「さわやかなのがいい。下ネタと差別ネタはまたにしてくれ」
99: 2021/04/16(金)18:22 ID:Em3waTK5(3/4) AAS
『『だから言ったろう。それはオレのなんだ』』と気密服ヘルメットのスピーカーよりチヌークのカールの声
『下ネタだし差別ネタじゃん!』同じくフレディ・マーキュリーのライル
「ありがとうガールズエンガイズ。おかげで捗った」JBは火星の青空の下荒れ地の上チヌークへ歩を運びつつ言った
「ビビ、起動してみて」と隣を歩くゼンディ
『了解』とビビ。チヌークを中心に半径200メートルの球形超電磁シールド通称"ライトニング"バリアが形成された
100: 2021/04/16(金)19:13 ID:Em3waTK5(4/4) AAS
「受け入れチーム接触します。レブさんめっちゃ青く光ってます。シールド前10メートル。なにかある てのはわかってるんでしょうね」とフレディ・マーキュリー主操縦席のトシ
「マナ値増大ぃ。もうすぐ危険値よぉ」と航法士席のアーフ
『話のできる状態ならいいんだが』と画面の片隅でコントロールのエド
「カールとゼンディがレブを怒らせるようなしょうもないこと言わなければ多分……」ライルは言って支援用“ライトニング”ミサイルのスタンバイを再確認した
101: 2021/04/23(金)12:54 ID:Isf8hDVY(1) AAS





102: 2021/04/24(土)23:26 ID:eNjsA5ee(1) AAS




これでいいですか?
103: 2021/04/24(土)23:32 ID:aCsmQ4x2(1) AAS




それでいいでしょう
104: 2021/04/25(日)05:49 ID:ENdWYm8K(1) AAS




そうですね
105: 2021/04/28(水)23:53 ID:pqTM6YVB(1) AAS
ありがとう




106: 2021/04/29(木)20:23 ID:gcZyD6nN(1) AAS

きもちいい



107: 2021/05/09(日)14:32 ID:grf0TGN2(1) AAS


すばらしい


108: 2021/05/15(土)01:06 ID:ggrn11I7(1/11) AAS
「タコには見えないな」カール
「ちゃんとしたヒトに見える。あたしも」ゼンディ
『つかあんたたちそんなことレブさんに聴こえるように言ったらぶっとばすからね!』フレディよりライル
「でも顔に出ちゃってたらどうしよう」すでに露骨に顔に出してビビ
「どうにもならんなあ。まずはあいさつをしよう。みんな、スマイルだ」JBは言って一歩踏み出した
109: 2021/05/15(土)01:19 ID:qsda4Jag(1/4) AAS




見えないな
110: 2021/05/15(土)01:50 ID:ggrn11I7(2/11) AAS
『なんも起きませんように。ひでえこととか』たのしそうにバリアに向かうカール
「にこにこすんのよぅ、カールぅ。にやにやじゃないのよぅ」フレディ航法席のアーフ
「ぬっころすわよ。なめてっと」火器管制のライル
『ねえ、レブさんが……』ビビのささやき
「のっぴきならん感じだ。聞こえてるんじゃないの?」主操縦席のトシ
111: 2021/05/15(土)02:12 ID:ggrn11I7(3/11) AAS
「はじめましてレブ。俺はジョンJバローズ。友達はJBなんでそう呼んでください」JBはなにごともないかのように呼びかけた
「ビビビビです。ひひびびってません」
『ふぁっ?ビビがやらかしてどうすんのよ!』ヘルメット内にライルの声
「平静でもいられないよ。レブさんクリスマスツリーになってるだろ。言ってみてもいいかな?」カールのささやき
「ほんとにあんたね。逃げ出したくなってきた」ゼンディのささやき
112: 2021/05/15(土)02:36 ID:qsda4Jag(2/4) AAS




です
113: 2021/05/15(土)02:54 ID:ggrn11I7(4/11) AAS
『マナ値危険域ぃ。そろそろ黒赤化してなぃ?』ヘルメット内にアーフの声
「みみみ見てくださいれれレブさん。なななNASAです。おおお迎えにきききたんです」ビビ
「虫の群れみたいなマナが口から出てきてるぞ。こまったツリーだ。赤白青緑紫橙なのは俺もまねようかと思ってたんだが」カールのつぶやき
「めちゃくちゃじゃん。どうするJB?」ゼンディ
「もうだめかもしれんなこれは」JBは笑顔をレブに向けたまま言った。レブの吐き出すマナは黒地に赤点の輝く雲霞と化しつつあった
114: 2021/05/15(土)04:30 ID:ggrn11I7(5/11) AAS
「やややっぱ逃げましょうこここは。こここわすぎです」ビビ
「ゆっくりとな。もう意味はないかもしれんがこれ以上レブを刺激するな」JB
「よしきた。都合により3行なのはかんべんな。わ行に考えがある」レブに掌を向けてカール。ゼンディはつくり笑顔のまま無言
115: 2021/05/15(土)04:45 ID:ggrn11I7(6/11) AAS
「ライトニングバリアはまだ保つ。早まるなよ、ライル。楽観的にいこう」JB
「律儀にバリアを覆うつもりつもりみたい」ゼンディの目がバリアの球形に沿って天井に拡がる黒赤のマナ雲霞を見上げる
「るるルビーみたいですねひ光ってる」ビビ
『レブさん自体の体積は変わらないみたいだ。マナの自己増殖ってどうなってるのかな?』ヘルメット内にトシの声
「ロケンローの掛け声はまだかい?ライル」カールの声にもまだ余裕があった
116: 2021/05/15(土)04:54 ID:ggrn11I7(7/11) AAS
「わわたしもうだめかも。漏らしちゃったらトシ拭いてね」
『ゐい歳なんだしかんにんしてよビビ』トシ
「んじゃ俺が拭こう。いいなトシ?」
「ゑえかげんにしなさいよカールトン」ゼンディ
「をとこなら~たたかう~とき~もある~」JBが歌って続けた「をんなもそうだが」
117: 2021/05/15(土)06:14 ID:ggrn11I7(8/11) AAS




行ったしもうやめるわw
118: 2021/05/15(土)06:32 ID:qsda4Jag(3/4) AAS




もうだめかも
119: 2021/05/15(土)06:47 ID:ggrn11I7(9/11) AAS




ありがとう!
120: 2021/05/15(土)07:31 ID:ggrn11I7(10/11) AAS
「なに言ってんのあいつら。な場合じゃないじゃない」ストライクチームトールハンマーのシャール
「あたしたちにできることは?」シェール
「どうもできないわね。声援を送るくらい。誰かさんたちが信じてないから神様は力借してくれないし」ソフィア
「せめて急ごう。ミスタチェホフ、ワープ9だ」ウッド
「無理だよ。そもそもおれ黒人だし。知ってた?」ピーヴ
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「せめてラフォージって呼べよ」



べきだったかなw
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131: 2023/10/29(日)04:48 ID:db/UCz4L(1/7) AAS
「惨憺たるもの、というやつだな」
アビゲイルはCB(コンバットドレス)の中で言った
アステロイドベルトの片隅、(数ある)歴史研究機関(被)襲撃跡
遺されたものは研究員らの遺体も含め引き上げられていて、明かりも重力も心もとない
CBの各エーテル機構が、床 方向の重力を与え、ブラスターの弾痕だらけの室内を 診 せてくれている
132: 2023/10/29(日)04:57 ID:db/UCz4L(2/7) AAS
CDじゃねえか
133: 2023/10/29(日)08:59 ID:db/UCz4L(3/7) AAS
「そういう訳だ、嬢ちゃん。俺等はなにも知らん」
ネーソンに向かい、木のテーブルについたヅァイクという名の男は、両の手のひらを(狭い)酒場の天井に向けて言った。手は透明な丸いものを持ち上げているようだった
「えー。せっかく久々ガニメデに来たってのに、手がかりなしですかー」
ネーソンは両の手のひらをひらひらさせながら言った。テーブル正面にヅァイク、テーブルの左右に手下1と2、左後方店奥に一人、右後方店窓の近くに一人。皆わるものの目つき
「じゃあ、みんなで いいこと する感じ?」
134
(1): 2023/10/29(日)09:31 ID:db/UCz4L(4/7) AAS
ネーソンは左パワーブーツのぶ厚いつま先でテーブルを蹴上げ、小さな身を右に捻り両腰のブラスターを引っこ抜き発砲、窓際と店奥カウンター端の二人のみぞおちをぶちぬいた
体をヅァイクらに戻しついでに、右パワーブーツ後ろ回し蹴りでテーブル右のやつのブラスターを握った右手を粉砕、テーブル左のやつの胸の真ん中に左手ブラスターをぶちこんだ
ネーソンが半歩飛び下がる。テーブルが酒とつまみだったらしいスープを浴びた(椅子に座ったままの)ヅァイクが右腰のブラスター銃把に手をかける
ネーソンの両手のブラスターがヅァイクの両肩を吹き飛ばした
「じゃあみんなー?」ネーソンはにっこり笑った「死ぬ前に、知ってること洗いざらい教えてもらいますね」
135: 2023/10/29(日)09:53 ID:db/UCz4L(5/7) AAS
「これこれ。やっぱりそうだ。ほら」
イローナは言った。火星の首都バルスーム国立連邦図書館古代史書コーナーの閲覧ブース
「プラズマスパークなんだ」
イローナにデスク正面で目をきらきらさせて軽忍着のメル
「つまり、なぞの敵は」とイローナ「(人工太陽)プラズマスパークをつくろうとしている?」メルが続けた
136: 2023/10/29(日)10:45 ID:db/UCz4L(6/7) AAS
「アビィたち徹底回収班がアステロイドベルトの研究所から持ち帰った、研究員でない者のDNAが、ネーソンが連れてきたヤカラに会いに行っていたなにものかと一致または繋がれば、イローナとメルの言うプラズマスパーク作成を企むなぞのわるものたちの調査が進展するわけだな」
SIMSCO(さにー(または さんしすてむ ) いんたーなしょなるみゅーちゅあるさーゔぃすこまんどーおーがにぜーしょん 太陽系星際相互支援即応機関 に変名。おれが忘れたから。俗称は(しorさい)むすか とする)フォボス基地のラウンジで、チャニは報告を持ってきたアイリーンに言った
「そうなるわね。ネーソンのはちょっとどうかと思うけど」
「元気があってよろしい」
チャニはしかめつらのアイリーンににやにや笑って言い、コーヒーカップを口に運んだ
137: 2023/10/29(日)10:54 ID:db/UCz4L(7/7) AAS
>>134

テーブルが元位置に戻り、テーブルに乗っていた酒と〜
だな
あわてたね
138: 2023/12/26(火)22:04 ID:g72Qzs07(1) AAS
「その女を問い詰めればいいのね?」アビゲイルはモニター(の上のカメラ)に向かって言った
『ICPOは泳がせたいみたいだから穏当に』と、モニターから少し諦めたようにアイリーン
『極力、な。極力穏当に』同じくモニターのアイリーンの後ろでにやにやとチャニ
「大丈夫。うちらそういう 極力 て超えれたことないじゃん」アビゲイルの右隣から心外そうにネーソン
「極力のライン低いから」アビゲイルの左から向こう側のネーソンにイローナ。その隣で困った笑顔のメル
139: 2024/03/03(日)09:52 ID:88CB5FQ8(1) AAS
「ブラスターはパラライズ(麻痺)モードで。いい?」にっこにこのネーソンにアビゲイル
「おっけおっけ。もうとっくにやってる」言いながらパワーグローブを装着するネーソン
「そういうもんなの?」とスゥミの腕をつかんだイローナ
「んーまあ、みんなけんかっ早いといえばそうだから……」スゥミはイローナに首を傾げる
彼女らの偽装強襲揚陸艦 ハロウィンパーティ はレーザーセンサーに導かれ、コーガの里に近づいていた。プラズマスパークの蒼光が日暮れまではまだ間があると告げていた
140: 2024/03/10(日)18:56 ID:OK9Xu2dX(1) AAS
あれ?
メルとスゥミ混ざっちゃってるじゃん
そこは別人にしとかないと
んーとまあ
スゥミはお惣菜で済ますキャラとする
141: 03/07(金)15:41 ID:CiMblJFl(1) AAS
「頭の上がひらけていれば、人はおおらかになるって言うけど……?」ハロウィンパーティのタラップ上、乗降ハッチで、イローナは傍らのメルに眼で同意または解説を求めた
タラップ下、ところどころ苔生す小惑星コーガノスァートゥの黒い岩表では、出迎え と思しき腰を落とした3人と後ろに立つ1人、計4人のシノービと、両手を拡げたアビゲイルと半身で腰にパワーガントレット(パワーグローブ改め。手首いためるといけないからね)の拳を溜めたネーソン、2人のうしろにふわりと立ったスゥミの3人が、ゴング待つように対峙してプラズマスパークの夕陽を浴びている
「破門で縁切りした者とは言え元一族の者だから、そいつのことを訊きに来たのなら、あんだおやんのかうちの一族とぉ?って ポーズ を取る、って風習があるのね。シノービって」メルはこまったような笑顔で言った。やさしげな、なつかしげな眼だった
「え?なに?じゃエキシビションマッチってこと?それでネーソンあんな……」イローナは、ノリノリに見える双子の姉ネーソンを見やった
「ネーソンにはリベンジマッチだったりするかもしれないから……」メルの笑顔がなにやら明るくなった
142: 03/07(金)18:11 ID:2uL3QulK(1/2) AAS
前列の3シノビがこちらへ跳び出した
アビゲイルは心持ち右へ身体を投げ出した。右腿脇のホルスターからブラスターを引き抜きつつ岩表を転がる
まわる視界で飛び上がったスゥミの左膝とネーソンのパワーブーツの低空右後ろ回しがそれぞれ相手のシノビを迎え撃つのが見えた
アビゲイルは岩表の自分の上を跳び越えたシノビの背にブラスターのスタンを叩き込む。シノビは身を翻す。脊髄腺を想定したスタンビームは振り返ったシノビの左腕二の腕をわずかに掠めた
アビゲイルはもう一度転がった。身を起こしと、自分のいた地点で、後列にいた4人目のシノビと、タラップ上にいたメルが組み合っていた
143: 03/07(金)18:42 ID:2uL3QulK(2/2) AAS
「お話、聞かせてもらってもいいですか?」メルはおそらく小頭と思われる、転がったアビィを踏みつけるべく跳んできた4人目のシノビに微笑んだ
他の 4人 は動きを停めていた
空中で追撃を続けるネーソンとその打蹴を受け流すシノビとの遣り取りの気配だけがある
「もうおわったの?」
メルが背にした偽装強襲揚陸艦ハロウィンパーティ乗降タラップの上から声。ちらりと見やる。ハッチにプラズマライフルを抱えたイローナ
144: 03/09(日)14:19 ID:F22lvU5s(1/2) AAS
メルの両肘と左膝にかかっていた圧力が薄れた。メルも力を抜いて両足で立つ
メル相手の4人目シノビのくノ一が一歩下がる。うつくしいからだの線がしなやかにうごく。彼女の面頰から溢れた目元がたのしげに微笑った
「ルタゥの話ね。よくは知らないけど」彼女は口をひらいた。ひくめの通る声だった
「?……ああ、そう、倫太郎(りんたろう)さんの話」脇から立ち上がったアビィの声
メルは首から少し振り向いた。ネーソンと相手との攻防はハロウィンパーティの上に移ったようだった
145: 03/09(日)14:36 ID:F22lvU5s(2/2) AAS
「ルィタゥ?……あーそう。相変わらずうまく発音できないのよね」4人目のシノビ、くノ一は言った
「そうリンタロー。るぃたぅでいいんだけど、どこ?」アビィは言った。相手シノビ忍具の胸部装甲のふくらみが無駄に目を引いた
「知らない。あの子はサナァと一緒にどこからともなくきて一緒にどこかへ行った」
「どこへ行ったか知ってるかわかる人に会わせて?」アビィは言った
「きっといない。だからわたしが来た。ルゥンとはたくさんファックもしたから」くノ一はよくわからないことを言い出した
146: 03/26(水)16:28 ID:FP1CSAvf(1) AAS
ネーソンはクノーイチの跡を追って空中で身をひねった。藁色ベリーショートの髪が被さるヘッドギア(メルとスゥミのチーム内クノーイチコンビはハチガネと呼ぶ)のサイコミュシステム(俗称テムサーキット)が、ブレストウェストガントレットブーツ各パーツのマナ(精神波動)エーテル(物理波動)連動姿勢制御機構(略称MEAMBAC(発音みーんばっ))を連動させる
ネーソンの身体は右パワードブーツから、ハロウィンパーティ上に飛び降りたクノーイチの足元へ飛び込んだ
クノーイチが後方に飛ぶ。ネーソンは右足先を心持ち上方へ、パワードガントレット左掌でハロウィンパーティ上面を突いて腰を反時計回りにひねる。跳ねた
ネーソンの右踵と左踵を連続してクノーイチへ突き上げる。左踵にかすかに脚応え。と同時に天地反転した視界が大きく周る。頭?!蹴られた!?
MEANBAC!姿勢を!間に合わない!?カウンターからの空中コンボ(喰らう方)!?
147: 04/10(木)12:53 ID:MHhaBVGd(1) AAS
ネーソンの足払いキャンセルからの中段上段への撥ね蹴り上げを躱したコウガくノ一が身を下げ、尻をハロウィンパーティ上面に落とし天地逆なネーソンの頭部鉢金を忍装戦闘ブーツ右つま先でこつんと蹴った
ネーソンの軽戦鎧姿は空中で反転、頭を天に向けながら両腕の腕甲でボディを守る
くノ一は背筋頸筋で脚と下半身を引きつけ船上で後転、両足裏をネーソンに向け、両掌を頭横の船上を突いて撥ねる
ネーソンはブロックごと空中に蹴り上げられた
「な、なんか似たような攻め方で……」二人の遣り取りを見上げていたスゥミが呟くうちにネーソンは追撃空中コンボを喰らうこともなく船上に降り立ち、ゆうゆうと立ち上がり振り返ったくノ一と対峙した
148: 04/14(月)15:12 ID:w8zkmuSC(1) AAS
スゥミは岩面を蹴って跳んだ。ハロウィンパーティ船上装甲上、飛び出し気味なネーソンとコーガのくノ一の間にネーソンを背にくノ一を眼前に降り立つ
背後に「ネーソンそこまで!」くノ一に「あなたも」
背よりネーソンの「なぁ~ん、でぇ~」が聞こえる。くノ一は両掌を天に向けひろげ、指をひらひらしてみせた
「あそこの気が散るんで」スゥミはハロウィンパーティ下、倫太郎に関する事情聴取を続けるアビィ、メルとくノ一小頭へ頭を振った「つづきはあとで。よい、よね?」
「しゃ」ネーソンが手甲を打ち合わせ、くノ一はいやそうに肩をすくめた
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