ジャンク・ストーリー [転載禁止]©2ch.net (60レス)
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6: 創る名無しに見る名無し [] 2015/08/25(火) 03:23:38.49 ID:DtH2eOGy ******************* パイロット版として書いているんだけど、どこからどう攻めて良いか分からない。 仕方がないので決定している部分から順不同で書いていく http://mao.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1437605078/6
7: 1 [] 2015/08/25(火) 03:38:31.71 ID:DtH2eOGy おばあちゃんはしばしば、布団の中で僕に「むかしばなし」を聞かせた。 むかしばなしといっても、それは牧歌的な物ではなかった。マトモな神経の持ち主だったら幼児には聞かせることのないであろう 苦痛と怨嗟に満ちた実体験の物語。僕の祖父にあたる人物がおばあちゃんに行った、暴力的な性行為の話だ。 なれそめがレイプで、それでも祖父と結婚せざるを得なかったということ。毎晩のように祖父の襲撃に怯え、しばしば不潔な指で性器をまさぐられて 抵抗することも出来ずに暴力的に犯されたという話。それがどんなに嫌で苦痛で恐ろしかったかという恨みごとだった。 祖母は自分の気に入らない人間(おおむね、この世の中の大半の人々)を嫌っては悪口を言う人だったが、とりわけ祖父に対する嫌悪と憎悪はすさまじかった。 6歳にもならなかった僕は「今日はおばあちゃんがむかしばなしをしませんように」と祈りながら床についたものだった。 祖母の内側に黒い雲がたちこめた時は、雨の臭いを感じるようにそれを知るようになった。呪いの経文みたいに延々と続く祖母の一人語りに耳を塞ごうとし、情景を 思い浮かべまいと硬く目をつぶって身を固くして眠った。 悪鬼のように描かれる祖父の血が僕の身体にも流れているという事実を祖母はよく指摘したものだ。 親代わりの人から「お前は呪われた子なのだ」と言い続けられるのに等しい残酷な仕打ちなのだが、 おばあちゃんにはそういうデリカシーとか配慮とか、常の人なら当たり前のように持ち合わせている何かが決定的に欠けていた。 http://mao.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1437605078/7
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