フランスの数学 (406レス)
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339: 07/08(火)20:43 ID:I6rVaoGU(1) AAS
私が育った環境だと、数学って言うともっぱら「点数を取るための科目」って意識だったんだよね。小学校からずっと私立で、中学受験、大学受験って、とにかくいい大学に入ることが至上命令みたいな世界。だから、数学の難問を解けることが一種のステータスで、それ自体に魅力を感じるっていうよりは、親が喜ぶからとか、友達に差をつけたいとか、そういう不純な動機で頑張ってた気がする。
でも、フランスの数学の歴史を紐解くと、パスカルとかデカルトとか、聞いたことある名前がずらっと並ぶじゃない?彼らって、単に問題を解くだけじゃなくて、新しい概念を生み出したり、数学そのものの形を変えたりしてきたんだなって。それが、ただの受験勉強としての数学とは全然違う、純粋な知的な探求心から来るものなんだって思うと、ちょっと感動すら覚える。
特に驚いたのは、フランス革命の混乱期においても、数学の研究が衰えることなく、むしろ発展していったっていう話。社会全体が大変な時でも、学問の火を絶やさなかったっていうのは、本当にすごいことだと思う。それって、国の教育システムがしっかりしてたからなのか、それともフランス人特有の「知」への飽くなき探究心みたいなものがあったからなのか。どちらにしても、私たち日本人からすると、ちょっと想像しにくいというか、学ぶべき点が多いなって感じた。
私の親も、文化とか芸術にはすごく投資してきた人たちだけど、数学ってなるとやっぱり実学としての側面を重視してた。もちろん、それはそれで大切なことなんだけど、フランスの数学の歴史に触れてみて、もっと純粋に、知的な好奇心を満たす学問としての数学の魅力に気づけた気がする。
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