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Inter-universal geometry とABC 予想57 (1002レス)
Inter-universal geometry とABC 予想57 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1723187304/
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619: 132人目の素数さん [sage] 2025/06/05(木) 00:56:13.75 ID:Bw2dEODy なぜ「種」という概念が必要なのか?(IUTTにおける役割) IUTTは、非常に異なる数学的文脈(論文中では「宇宙 (universe)」や「ZFCモデル」と呼ばれる、数学的対象が存在する枠組み)にまたがる対象を比較したり、関連付けたりしようとします。従来の数学の道具立てでは、異なる宇宙に属する対象を直接比較するのは困難です。 ここで「種」の概念が重要になります。 宇宙からの独立性(宇宙際性): 「種」は、具体的な宇宙(ZFCモデル)に依存しない、抽象的な集合論的数式(ルール)として定義されます。そのため、異なる宇宙にあっても、「同じ種に属する標本」であれば、それらは同じ設計図から作られたものとして認識できます。これにより、宇宙の壁を超えて対象を比較する道が開かれます(論文IVページ71、Remark 3.1.4。「宇宙際幾何学」)。 論文の言葉を借りれば、種は宇宙の拡大に対して「不変 (immune)」です。 ∈-ループのシミュレート: IUTTでは、ある操作(例えばログ・テータ格子上の水平・垂直の矢印)を繰り返すと、出発点とは異なる数学的宇宙にある対象に戻ってくるような状況(∈-ループに似た状況)を扱います。通常の集合論では∈-ループは禁止されていますが、「種」という視点(対象が属する宇宙のレベルではなく、対象の「型」に着目する)を用いることで、この問題を回避しつつ、異なる宇宙にある対象間の同型性を議論できるようになります(論文IVページ75、Remark 3.3.1 (i))。 アルゴリズムとソフトウェアのアナロジー: 論文IVページ70のRemark 3.1.2では、「種」の本質は、具体的な数学的対象(出力データ)そのものではなく、それらの対象を構築するためのルール(集合論的数式)の集まり、すなわち「ソフトウェア」にあると説明されています。 同じソフトウェア(種)も、異なる実行環境(宇宙)では異なる具体的な振る舞い(標本)を見せるかもしれませんが、ソフトウェアとしての同一性は保たれます。 カノニカル性: 「種」は抽象的な数式で定義されるため、特定の宇宙における選択公理の使用などに依存する具体的な構成方法から解放され、数学的概念に一種のカノニカル性(標準性) を与えます(論文IVページ71、Remark 3.1.3)。 IUTTにおける「種」の使われ方のイメージ IUTTでは、「ホッジ・シアター」と呼ばれる、従来のスキーム理論の「ミニチュアモデル」のようなものを扱います。これらのホッジ・シアターは、理論の操作(Θ-linkやログ・リンク)によって互いに結び付けられますが、これらの操作は従来の環やスキームの射としては記述できません。 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1723187304/619
693: 132人目の素数さん [sage] 2025/06/07(土) 11:02:28.96 ID:7dNqVJgc >>618-623 これ見れば圏の定義を非標準的に改変してるのではなく 圏を内包するメタ概念を提唱してるとわかる そのメタ概念に触れずに批判が成り立つわけなく 何が書かれてるのが読めてないと確定するだけ http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1723187304/693
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