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IUTを読むための用語集資料スレ2 (489レス)
IUTを読むための用語集資料スレ2 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1606813903/
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205: 132人目の素数さん [] 2022/02/11(金) 18:06:33.74 ID:seCJnoFl >>204 >遠アーベル幾何学の進展 星裕一郎 数学'74巻1号2022年1月 >より、IUT関連記述抜粋 IUTは、本丸天守閣でしょうか 今風ならば、鬼滅の無限城でしょう 星 遠アーベル幾何学の進展は、 城下町の様子やお城の配置、 本丸や天守閣の様子の記述はあるが お城内部の立ち入った記述はない しかし、外堀と内堀は埋められ お城の様子も概略は記されている これを読んでから IUTを読めば IUTを理解するのに 良いと思う (参考) https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%AC%BC%E6%BB%85%E3%81%AE%E5%88%83 『鬼滅の刃』 3.5 無限城編(16巻 - 23巻) http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1606813903/205
206: 132人目の素数さん [sage] 2022/02/11(金) 20:01:36.67 ID:seCJnoFl >>204 >遠アーベル幾何学の進展 星裕一郎 数学'74巻1号2022年1月 >より、IUT関連記述抜粋 円分物 (cyclotome)が、出てくる が、”cyclotome”は、数学用語としては未定着(独自用語)のようであり また、”円分物”も同様に、未定着(独自用語)のようである(円分物≠円分体です) 下記など、ご参照 https://dictionnaire.reverso.net/francais-definition/cyclotome Definition cyclotome francais | dictionnaire francais definition synonymes Reverso (注:”cyclotome”仏語は、数学用語にあらず) https://www.kurims.kyoto-u.ac.jp/~yuichiro/talk20140311_report.pdf 絶対 Galois 群による数体の復元 星 裕一郎 (京都大学 数理解析研究所) 2014 年 5 月 本稿は, 早稲田大学で開催された “第 18 回早稲田整数論研究集会” において 2014 年 3 月 11 日 に星が行った講演 “Reconstruction of a Number Field from the Absolute Galois Group” の報告原稿である. P1 ? K を体, r を正整数とする. K× を K をその乗法構造によって可換モノイドと考えたもの, K× def= K \ {0} を K の非零元のなす群 (特に, 自然な同型 (K×)? ?→ K× が存在する), μ(K)def = (K×)tor ⊆ K× を K の中の 1 の巾根のなす部分群, μr(K)def= μ(K)[r] ⊆ K× を K の中の 1 の r 乗根のなす部分群とする. また, K が標数 0 の代数的閉体のとき, Λ(K)def= T(μ(K)) (つまり, “^Z(1)”) と書き, これを K に付随する 円分物 と呼ぶ. P16 3.6. 大域的円分物の復元, 局所大域円分剛性同型*9 この同型射を 局所大域円分剛性同型 と呼ぶ. *9 円分物の間の適切な同型は 円分剛性同型 と呼ばれ, 遠アーベル幾何学において重要な役割を果たしてきた. 例えば, [1] で与えられている PSC 型遠半グラフの理論から生じる円分剛性同型は幾何的な円分物の 間の同型射であり, 組み合わせ論的遠アーベル幾何学において基本的な存在となっている. また, 別の例 として, [6] で得られている単テータ環境の理論から生じる円分剛性同型が挙げられ, これは, 望月新一氏 による宇宙際 Teichm¨uller 理論で非常に重要な役割を果たしている. つづく http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1606813903/206
207: 132人目の素数さん [sage] 2022/02/11(金) 20:02:46.88 ID:seCJnoFl >>206 つづき https://www.kurims.kyoto-u.ac.jp/~yuichiro/introduction_to_inter-universal_teichmuller_theory.pdf 宇宙際 Teichm¨uller 理論入門 (Introduction to Inter-universal Teichm¨uller Theory) By 星 裕一郎 (Yuichiro Hoshi) 目次 § 0. 序 § 1. 円分物 § 2. フロベニオイドの円分剛性同型 https://setsuri-nihon.net/math/14971 摂理研究所/キリスト教福音宣教会 宇宙際タイヒミュラー理論入門を読んでみた。その3 2017年12月21日2017年12月24日 前回までのあらすじ 長らく書いていなかったので、これまでのあらすじを書いていこうと思います。 星裕一郎さんの論文の最初に「円分物」と呼ばれるものが出てきます。これはTate捻りZ^(1)と呼ばれるものである、と論文には書かれています。いくつかの定義が書いてあったのですが、その一つがこちらでした。 略 しかし、改めて読むとこれが何を意味するのかよくわからないな…(´・ω:;.:…と思いました。 そこで、今日はこれを図で見ながらもう少し詳しく説明していきたいと思います。 逆極限を図で説明してみた どうして、こんなややこしいことをしているのか 簡単に言うと、この表記が真価を発揮するのはΩが他の代数閉体の時です。 例えば、Ωとして考えられるのは、代数的数全体(つまり、有理数係数のn次方程式の解となる数全体)^Qやp進数体Q_pの代数閉包等です。 これらはCと違ってバラバラ(離散的)になっていますので、円を「描く」ことが出来ません。 また、例えばQ_pで|z|_p=1を満たす数というとpで割り切れない(pベキの倍数で表せない)数全体なので、これが円というのはなんとなく違う感じがします。 実は、数論幾何学や代数幾何学において「円周」というのはとても重要な図形です。Cの場合はそれがきれいな円で表せたのですが、それ以外の代数閉体でも表現できないか?というのが「円分物」の存在理由かと私は思います。 実際、lim_←nμ_{n}(Ω)なら、似たような性質が成り立つことが示せるのではないか…と思っています。詳しくは分かりませんが…。 つづく http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1606813903/207
208: 132人目の素数さん [sage] 2022/02/11(金) 20:03:07.84 ID:seCJnoFl >>207 つづき https://freestylewiki.xyz/fswiki/wiki.cgi?page=%E5%86%86%E5%88%86%E7%89%A9%E3%83%BB%E5%86%86%E5%88%86%E4%BD%93 [数学,IUT] 円分物・円分体 概要 円分体 (えんぶんたい、英: cyclotomic field) は、有理数体に、1 のm(>2)乗根 ζ ( ≠ ± 1 ) を添加した代数体である。円分体およびその部分体のことを円体ともいう。 https://fr.wikipedia.org/wiki/Extension_cyclotomique Extension cyclotomique https://en.wikipedia.org/wiki/Cyclotomic_field Cyclotomic field https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%86%86%E5%88%86%E4%BD%93 円分体 (引用終り) 以上 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1606813903/208
209: 132人目の素数さん [sage] 2022/02/11(金) 20:16:12.93 ID:seCJnoFl >>206 追加 用語 NF (= Number Field): K を体とする. K が Q のある有限次拡大と同型であるとき, K は NF (= Number Field) である https://dictionnaire.reverso.net/francais-definition/cyclotome Definition cyclotome francais | dictionnaire francais definition synonymes Reverso (注:”cyclotome”仏語は、数学用語にあらず) https://www.kurims.kyoto-u.ac.jp/~yuichiro/talk20140311_report.pdf 絶対 Galois 群による数体の復元 星 裕一郎 (京都大学 数理解析研究所) 2014 年 5 月 本稿は, 早稲田大学で開催された “第 18 回早稲田整数論研究集会” において 2014 年 3 月 11 日 に星が行った講演 “Reconstruction of a Number Field from the Absolute Galois Group” の報告原稿である. P1 ・ K を体とする. K が Q のある有限次拡大と同型であるとき, K は NF (= Number Field) であると言うことにする. ある素数 p が存在して K が Qp のある有限次拡大と同型であるとき, K は MLF (= Mixed-characteristic Local Field) であると言うことにする. http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1606813903/209
210: 132人目の素数さん [sage] 2022/02/11(金) 22:18:26.14 ID:seCJnoFl >>209 古典的 Neukirch ・ 内田の定理と単遠アーベル的復元との関係 https://www.kurims.kyoto-u.ac.jp/~yuichiro/talk20140311_report.pdf 絶対 Galois 群による数体の復元 星 裕一郎 (京都大学 数理解析研究所) 2014 年 5 月 本稿は, 早稲田大学で開催された “第 18 回早稲田整数論研究集会” において 2014 年 3 月 11 日 に星が行った講演 の報告原稿である. P2 1 Neukirch ・ 内田の定理と単遠アーベル的復元 NF の絶対 Galois 群の位相群としての同型類によって, その NF の同型類が完全に決定される. 別の表現を用いれば, 絶対 Galois 群は NF に対する “完 全な不変量” であるということがわかる. この意味において, “その絶対 Galois 群によっ て NF を復元することができる” と考えることが可能であろう. 一方, 望月新一氏は, [8] の中で, “そもそも復元とは何か?” という問についての考察を 行い, そこで, “双遠アーベル的復元”, “単遠アーベル的復元” という考え方を提唱した. この考え方のある側面を簡単に述べてしまうと, これは, “何を遂行すれば所望の復元が完 了したと考えるか” という “復元という行為の完了の基準” の設定の問題であると言える であろう. 本稿の主題である問の場合に, “双的な復元, 双遠アーベル的復元” の復元完了 基準を具体的に述べれば, 例えば以下のようになる. つまり, さきほど復習した Neukirch ・ 内田の定理の証明を与えることが, 双遠アーベル 的復元の遂行に他ならない. それでは, この場合の “単的な復元, 単遠アーベル的復元” の 復元完了基準は何であろうか. それは例えば以下のとおりである. つまり, 復元の “入力” から “出力” を生成する関手的な手続きを与えることができた とき, “単的な復元” は完了するのである. このように, 2 つの対象 (つまり, “Fo と F・”) を比較して復元を議論するのではなく, 単独の対象 (つまり, “F”) によってその復元を議 論するので, “双” ではなく “単” なのである. また, 上の具体的な例からも推測できるよ うに, 通常は, 単遠アーベル的復元を遂行すれば, その系として, 双遠アーベル的復元が得 られる. つづく http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1606813903/210
211: 132人目の素数さん [sage] 2022/02/11(金) 22:18:45.25 ID:seCJnoFl >>210 つづき 以上が, [8] で提唱されている “双遠アーベル的復元”, “単遠アーベル的復元” という考 え方の簡単な解説である*2 一方, もちろん, “双遠アーベル的復元” と “単遠アーベル的復元” の差が, 高々結論の定 式化の差として生じている場合もあるであろう. つまり, もしもある定理が “双版” で述 べられていても, 実質的にはその “単版” を証明していることもあるであろう. 実際, さき ほど復習した Neukirch ・ 内田の定理の証明を検証してみると, 関数体の場合, その証明は “単遠アーベル的復元” を与えている ことがわかる. (これについては, §3 ? 特に, 3.9 ? で少し説明を行う.) つまり, Neukirch ・ 内田の定理の証明から, 実際には以下の主張を証明することができる. 関数体の単遠アーベル的復元可能性*3 それでは NF の場合はどうであろうか. 再び Neukirch ・ 内田の定理の証明を検証して みると, NF の場合, その証明は “単遠アーベル的復元” を与えていない ことがわかる. つまり, Neukirch ・ 内田の定理の証明から, 絶対 Galois 群を出発点として元々の NF を群 論的に構成する手続きを得ることは (少なくとも直ちには) できない のである. 本稿 (そして, 講演) の主結果の概要を述べるために, 定義を与える. 主結果の概要. NF 型位相群 G から G 作用付き代数的閉体 F(G) を (位相群の開単射 に関して) 関手的に構成する “群論的手続き” が存在する: (引用終り) 以上 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1606813903/211
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