アメリカで10年、日系企業が停滞した理由(中間) (2レス)
1-

1: 02/13(木)12:59 AAS
...
その組織の立ち上げ時は、まだ目的と戦略をもっていた。社長が野犬タイプであったためにブラック企業認定間違いなしだが、なにかしらの結果を出していた。そして野犬の社長が取り除かれた後、後続の社長達へと会社は受け継がれていったが、残念なことに、その後続の社長たちが会社のリソースとして増やしたのは、現地のアメリカ人ではなく、日本の親会社からの駐在員だった。言葉が楽に通じ、言うことを聞く社員を呼び寄せ、見えるタスクのみを行っていった。会社の戦略は見えなくなっていき、なんとなく過ごす日本人メンバーのみが増えていった。安易にリソースを、自分と意思疎通ができるものを増やした結果であった。そして、アメリカに居ながら英語を必要としない、不思議な組織が10年かけてできあがった。

そのアメリカにある日本企業の組織について、もう少し詳細がある。

彼らは朝9時から20時までパソコンに向かい、なにか意味のあるのような雰囲気の文章を作り続ける集団だった。10時間超の時間とPCに向かう工程で、自分を満足させることが、彼らの仕事だった。もちろん忙しい時もあるが、それは日本の親会社向けの報告書であり、日本と打ち合わせしたり、内輪だけで戦略を考えたりする時間だった。そしてその忙しい時には、かわいそうだね、手伝うよと慰め合って過ごしてきた。皆お互いにいい人。仲間意識もある。家族も大事にする。しかしその組織は、会社としては何も産まなかった。仕事のするフリは上手で、それっぽい仕事風の話だけはできた。そう、うさぎさんだ。まさに、アメリカの社会とつながらず日本とだけつながる、大きなうさぎの巣穴ができていた。なんでこんな組織が出来上がったのだろうか?

...
2: 03/26(水)17:53 AAS
さあ
1-
スレ情報 赤レス抽出 画像レス抽出 歴の未読スレ AAサムネイル

ぬこの手 ぬこTOP 0.229s*