この国はもともと「日本人ファースト」だった…「共に生きる社会のため」川崎の在日コリアンが乗り越えてきた差別とは [きつねうどん★]

この国はもともと「日本人ファースト」だった…「共に生きる社会のため」川崎の在日コリアンが乗り越えてきた差別とは [きつねうどん★] (7ﾚｽ)
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1: きつねうどん ★ [] 2025/09/30(火) 12:55:32.81 ID:e6cC2t7V

夏の参院選で「日本人ファースト」を掲げた参政党が躍進し、今回の自民党総裁選でも各候補者が「外国人政策の厳格化」を主張している。しかし、この国はもともと「日本人ファースト」ではなかったのか。「川崎在日コリアンの歴史」の執筆者と一緒に、足元の差別問題を考えた。（佐藤圭）

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戦前から在日コリアンが大勢暮らしてきた川崎市。日本が朝鮮半島を植民地化した日韓併合（1910年）を機に、川崎にも多くの朝鮮人が移住した。同市は昨年、市制100年を迎えたが、それよりはるか前から深く根を張っている。

川崎の在日たちが偏見や差別を乗り越えてきた1世紀あまりの歩みを伝える「川崎在日コリアンの歴史　共に生きるまちを築いた人びと」（緑風出版）が出版された。執筆したのは、市民団体「川崎在日コリアン生活・文化・歴史研究会」の会員たち。代表の山田貴夫さん（76）は「川崎の在日を通史的に取り上げたのは初めて。国内外で差別と分断が深まる今だからこそ、過去の歴史から学ぶべきだ」と力を込める。

◆韓国籍であることを理由に就職差別
　山田さんの人生は、1970年ごろから本格化する反差別と人権保障への動きと重なる。

発端は、在日コリアンへの就職差別が初めて法廷で問われた「日立就職差別裁判」だった。在日2世の男性が1970年秋、日本名で日立製作所の採用試験に通ったものの、韓国籍であることを理由に取り消された。当時慶応大3年だった山田さんは、反戦市民運動の「ベトナムに平和を！市民連合」（ベ平連）の活動に参加していた。偶然、山田さんの仲間からビラを受け取った男性が「裁判に訴えたい。応援してくれないか」と相談。山田さんたちは支援組織を結成し、男性は同年12月、民族差別に基づく解雇の無効などを求めて横浜地裁に提訴した。

◆「大企業相手でも、理屈が通っていれば裁判に勝てる」
　川崎との縁が生まれたのもこの時だった。在日集住地域の川崎区桜本に拠点を置く在日大韓基督教会川崎教会青年会のメンバーが山田さんたちのもとを訪れ、共闘を申し入れた。在日の知識人や民族団体の間では「勝てるはずがない」「同化政策を推進することになる」などと否定的な声が少なくなかったが、青年会のメンバーは「日本社会の中で在日のアイデンティティーを持ち、生活の基盤をつくっていくべきだと考えていた」（山田さん）。

地裁は1974年6月、原告側全面勝訴の判決を下した。日立側は控訴せず、地裁判決が確定した。「大企業相手でも、理屈が通っていれば裁判に勝てることが証明された。在日社会に与えた影響はものすごく大きかった」と評価する。

つづき
https://www.tokyo-np.co.jp/article/439302/

http://pug.5ch.net/test/read.cgi/liveplus/1759204532/1

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