【THE MODS 6】 (364レス)
上下前次1-新
327: 10/22(水)19:00 AAS
『PAROLE TOUR』以降、満身創痍の森山をメンバーが支えながら、バンドの継続を念頭に試行錯誤を繰り返していく。
2016年のデビュー35周年のアニバーサリーも森山の半月板損傷により『TOUR 2016 “HAIL MARY” Round 1』の数公演が延期。
苣木寛之は、このような状況を「やってきたことがなくなる違和感」と形容し、「一日でも長くモッズをやりたい」と語る。この力強い発言に、苣木には一寸の迷いもないことは明白だった。
THE MODSが常に日本のロックバンドのプロトタイプとしての存在感を放ち続ける理由は、メンバーの意志にブレがないということに尽きる。
THE MODSは常にバンドだった。苦境だからこそ、メンバーの気持ちは強固なものになっていく。
“TWO PUNKS” として、森山に寄り添い続けた北里晃一のコメントも興味深い。
「ロックンロールのイロハから、肉体系のイロハから、全部教えてくれたんよ。いい兄貴やね」と語りながら、
「長い付き合いだからわかるけど、モリヤン、何も隠さない。友達には全部曝け出す。(中略)深くなくては付き合えない。上っ面だけでは絶対に上手くいかない」と森山を評する。
“モッズの歌には嘘がない” というのはファンなら誰もが感じていることだろう。日々の心情を切り取り、怒りや疑問、そして感謝の気持ちをダイレクトに歌に託す。これも結成以来ずっと変わらないTHE MODSのアティテュードだ。
ライフスタイルと歌詞の世界観が表裏一体だからこそ、常にTHE MODSはリアルな存在で居続けてくれる。そしてこのドキュメンタリー映像にも嘘がない。カメラは虚飾を排したリアルな姿を捉え続ける。
2016年、35周年のアニバーサリーで日比谷野外音楽堂に杖をついて会場入りする森山の姿が印象的だ。
「今夜のために地獄から帰ってきました」というこの日のMCも当時を思い出し胸が熱くなる。
そして11月には『TOUR 2016 “HAIL MARY” Round 1』を再開。
2018年には突発的な雨に見舞われた野音での『GOOD-BYE SCARFACES』とライブアクトを重ねていくが、
2019年には森山の治療のため『KICK ON BOOTS』ツアーが延期。
そして2020年、ツアーを再開させた最中、コロナ禍が直面。
2021年、40周年のアニバーサリー・日比谷野外大音楽堂で行われた『約束の夜』では “拍手のモッズコール” でファンに迎え入れられた。
上下前次1-新書関写板覧索設栞歴
あと 37 レスあります
スレ情報 赤レス抽出 画像レス抽出 歴の未読スレ AAサムネイル
ぬこの手 ぬこTOP 0.004s