【ETH】イーサリアム337【Ethereum】 (591レス)
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572: (JP 0H79-Duv+) 09/30(火)23:01 ID:tt5JNi87H(1) AAS
SWIFTがConsenSysと共同で開発を進めることになったのは、過去2年間にわたるパイロットプロジェクトの延長線上にあります。このパイロットは、Hyperledger Besu を基盤にして進められてきました。Hyperledger Besu は、もともとConsenSysのエンジニアリング部門 PegaSys が開発したEthereumクライアント「Pantheon」を前身とし、2019年にLinux Foundation主導のHyperledgerプロジェクトに参加した際に正式に「Besu」と改名されました。Hyperledgerに加わったことで、BesuはパブリックEthereumとの互換性を維持しながら、プライベートネットワークや許可制環境にも対応可能な、エンタープライズ向けEthereumクライアントとして発展してきたのです。こうした経緯からも、SWIFTがConsenSysと協力し、Besuの技術を引き継いで開発を進めるのは自然な流れといえます。

この背景を踏まえると、SWIFT自身がEVM互換の仕組みを採用し、さらに将来的にはzkEVMのような次世代技術にも対応していくのは必然的な展開です。これは単なるEthereumとの接続にとどまらず、世界中の金融機関が利用する国際送金インフラにEVM互換環境を組み込み、事実上の標準化を進めることを意味します。

この動きはRippleにとって極めて深刻です。Rippleがこれまで掲げてきた構想は、銀行が既存のSWIFTネットワークを迂回し、RippleNetを利用することで送金を迅速化・効率化するというものでした。しかし、SWIFTそのものがEVM互換を取り込み、既存インフラを強化してしまえば、銀行はわざわざ外部の新しいネットワークに移行する必要がなくなります。その結果、RippleNetはネットワークとして存在しても、実用上の価値はほとんど失われるでしょう。

この変化は当然、XRPやODL(On-Demand Liquidity)の需要にも直撃します。Rippleエコシステムの中心はXRPを流動性手段として用いるODLの仕組みでしたが、銀行がEVMベースの標準的な国際インフラに直接アクセスできるようになれば、XRPやODLを利用する意義は大幅に薄れます。Rippleが長年打ち出してきた「銀行を結びつけるための独自ネットワーク」という価値提案は、根本から崩壊することになります。

したがって、SWIFTとConsenSysの提携はRippleにとって存在意義を根本から揺るがすものであり、XRPの利用機会を大幅に奪う歴史的転換点となります。この構造変化の影響は極めて大きく、XRP支持者は感情論ではなく、冷静にこの現実を何度も確認し続ける必要があります。
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