【Ripple】リップル、エックスアールピー総合1411【XRP】 (908レス)
前次1-
抽出解除 必死チェッカー(本家) (べ) 自ID レス栞 あぼーん

870: 警備員[Lv.6] (ワッチョイ 25e8-tLkV [2400:4051:afe0:c310:*]) 06/03(火)14:48 ID:tWAVLRbd0(1) AAS
SWIFTは、38の世界的な機関と協力して、これまでで最大規模のCBDC(中央銀行デジタル通貨)実験を行い、その第2フェーズのサンドボックステストでは、より複雑なユースケースを調査しました。この実験では、デジタル貿易、デジタル資産、FXネットワーク、そしてCBDCを活用した支払いにおけるトランザクションの相互リンクと調整に成功しました。

採用された技術には、Hyperledger Besu(※オープンソースのイーサリアムクライアント)、Corda、Hyperledger Fabricが含まれています。Hyperledger Besuは、もともとイーサリアムの共同創設者Joseph Lubinが設立したConsenSysのPegaSysプロトコルエンジニアリンググループによって開発され、初期には「Pantheon」という名前で知られていました。2019年にHyperledgerプロジェクトに寄贈され、「Hyperledger Besu」として再ブランド化されました。これはApache 2.0ライセンスの下で開発されており、EVMをサポートし、パブリックおよびプライベートの両ネットワーク上で動作可能です。これにより、企業向けのセキュアで高性能なトランザクション処理と、イーサリアムエコシステムとの高い互換性が実現されています。

最近では、Hyperledger Besuに並列トランザクション実行が導入され、大規模なトランザクションを効率的に処理可能となり、スケーラビリティとスループット(TPS)が大幅に向上しました。この技術進化により、CBDCの国際的な統合と実運用において、イーサリアムとの連携がさらに現実的になっています。また、Polygon LabsのAggLayerプロジェクトとの統合可能性もあり、Hyperledger BesuのEVM互換性は大きな利点となります。AggLayerは、異なるL2やEVM互換チェーンを統合し、相互運用性を向上させながら、最終的な決済をEthereumメインネットで行うことを目指しています。Hyperledger Besuが提供する効率的な状態管理(例:Bonsai Tries)や衝突検出機構は、異なるチェーン間でのトランザクション調整を円滑にするのに貢献すると期待されます。

さらに、このSWIFTプロジェクトには、イーサリアムの共同創設者Joseph Lubinが設立したConsenSysの支援を受けて誕生したブロックチェーンスタートアップKaleidoが関与しています。Kaleidoは2018年にConsenSysとAmazonの協力により設立され、企業向けブロックチェーン導入を簡素化する「Blockchain Business Cloud」として発表されました。その後、2020年に独立した企業としてスピンアウトしたものの、現在もConsenSysとの密接な関係を保っており、2023年にはConsenSysが提供していたQuorum Blockchain Serviceの顧客をKaleidoに移行させるなど、その信頼関係は継続しています。

Hyperledger Besuの活用と、KaleidoのようなConsenSys系スタートアップの参画により、Ethereumエコシステムの拡張性と相互運用性の高さがCBDCプロジェクトで明確に示されています。これらの動向は、国際決済におけるEthereumのプレゼンスを高め、今後のCBDCインフラ標準化においてEthereumが中核的役割を果たす可能性を強めるものです。
省2
前次1-
スレ情報 赤レス抽出 画像レス抽出 歴の未読スレ AAサムネイル

ぬこの手 ぬこTOP 1.754s*