[過去ログ] ヒューリック杯第96期棋聖戦 Part11 (1002レス)
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966: (ワッチョイ 9b23-uDw9) 06/22(日)09:58 ID:NJBdtoBy0(1/4) AAS
終盤は勝ちパターンに入ると最善手率が高くなるのは当たり前のことで、ソフトがなかった時代の棋譜を解析しても散見できます
逆順解析した場合はとくにそうですし、しかもノード数を増やせば増やすほど勝者側の次善手も最善手と認定されるようになります
逆順の場合は指した手については深く掘り下げられているので一番評価値が上がり次善手でも最善手に昇格するわけです
正順解析の場合は最善手は一つだけなのでどっちでも必ず勝つという意味で正解とはならず一致率が100%になることはまれなはずです

AIで事前研究するときは正順での研究となるのでAIで研究した通りの勝ち筋かどうかを判定したいなら正順での解析が必要でしょう
972: (ワッチョイ 9b23-uDw9) 06/22(日)11:10 ID:NJBdtoBy0(2/4) AAS
ちなみに棋聖戦第2局を正順で解析した一例を上げると41手目以降は一致率☗75%☖30%です
正順でも無限に解析のノード数を増やしていけば先手の一致率が上がらないわけではないですが、着目すべきなのは後手の一致率が30%しかないという点です
こんだけ一致率が低い相手との将棋が研究通りということはあり得ないでしょう

なお、先手後手いずれも悪手疑問手0となっています
なぜ負けた後手の悪手疑問手がゼロかというと42手目の△44銀が結果論的に言うと悪手でここから先は先手がミスしないかぎり後手に勝ち味はなかったというわけです
したがって、どの手を選んでも形勢が好転することは望めず負けを早めるような勝負手を出すことすらできないという状態でした
後手に悪手疑問手が付くのは先手がミスをしてそれを咎めることができなかったときぐらいだったわけです
973
(2): (ワッチョイ 9b23-uDw9) 06/22(日)11:36 ID:NJBdtoBy0(3/4) AAS
具体的に論を進めます
57手目に藤井が▲35歩とした局面では後手の指し手は何通りもありました
△62金直、△22飛、△92歩、△81玉、△41飛、△43飛、△92香、△93桂、いずれも評価値的には800前後のマイナスなので、どの手を選んでも疑問手にされることはないわけです
どの手を選んでもよかったわけですが、その後の局面はすべて違うものになる局面でした
杉本の選択は△12香でしたが、労力のコストパフォーマンスからして藤井がそこまで事前研究しているわけがないのです
ましてや、藤井の場合は互角局面から離れて有利局面になったら勝つ自信があるのでそこで読みを打ち切って別の変化の研究に矛先を変えたほうが効率的です
以上、ID:GToDi3A+0氏の終局まで研究手順論にお灸を据えておきました
974: (ワッチョイ 9b23-uDw9) 06/22(日)11:40 ID:NJBdtoBy0(4/4) AAS
>>973訂正
△92香、△93桂
△12香、△13桂の書き間違いです
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