民◯党類ですが温度設定故障中

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243: ｵﾜﾀマン ◆Kt4ImHwWF.  警備員[Lv.66] (ﾜｯﾁｮｲ c66c-VoZ8) [sage] 2025/08/24(日) 19:41:14.76 ID:VAllBjMS0

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〇この頃の世界史のトピック
この年イギリスとフランスとの間では数年前に結ぶ事が決まって以来諸々（主にイギリス）の都合で先送りになっていた
英仏間の通商条約、通称イーデン条約がいよいよ締結の運びとなっていた。
締結の背景としてはこれまでの英仏貿易では互いに設定した関税率が物によっては80％を超えるという高さだったために
馬鹿正直に関税払うくらいなら徴税官に金握らせて見逃してもらう方が安く済むという事で密貿易が横行していたので、
じゃあその賄賂の額より関税下げれば真っ当に貿易する奴らが増えてトータルでは国が得するなという事で、
相互の関税額を大幅に下げる事に財政問題を抱えていた両国の利害が一致して条約は締結される。
これにより双方の貿易が活発に行われる事になる…のだがこの時代既に産業革命を終えているイギリスからフランスへは安価な工業製品が大量に流入し、
逆にフランスには主な輸出品がワインとビネガーぐらいで輸入額とバランスを取れる程輸出できる物が無かった（フランスの強力な産業である絹織物はイギリス国内の絹職工の暴動により輸入禁止製品に指定されていた）ため、
大幅な輸入超過による財政悪化とただでさえ当時不況だったフランス製造業への更なる打撃が与えられる事により国民の政府へのヘイトが加速していく事になる。
だがこれは海の向こうのアメリカ人たち…とりわけ後年アメリカの初代財務長官となるアレクサンダー=ハミルトンあたりからしてみれば容易に想像できたことだと言えただろう
経済においてはイギリスに輸出で50%、輸入で2/3を依存というフランスどころではない完全な従属状態にあったアメリカでは
あらゆる生活必需品を買うためにひたすらイギリスへ一次産業での生産物を貢いでいるという状況が長い
当時の連邦政府内において「農業は国の根幹でありこれをおろそかにすれば全てが崩壊する」と重農主義を主張したマディソンやジェファーソンとは対照的に
ハミルトンが「国内で産業を興さなければ外国との経済的な対等は得られない」と考え後々そのための行動を取ったのは自然のことだといえるだろう

◆ハミルトンの行動とは…？

http://mevius.5ch.net/test/read.cgi/army/1755999769/243

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