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759: 09/03(水)08:53 ID:LPohrfPZ(3/4) AAS
南半球諸国がロシアから撤退しない理由 - FP
野心を拡大する新興国にとっては、2つの大国よりも3つの大国が望ましい。

ロシアは、広大な国土、核兵器、防衛・エネルギーの自立性、そして域外への自立的な戦力投射能力を備え、大国としての資格を備えている。同時に、ソビエト帝国の組織的DNAと世界的な影響力も依然として受け継いでいる。しかし、ロシアは三大国の中で最も弱く、米国と中国の方が明らかに強力である。言い換えれば、ロシアは米国と中国の覇権獲得への挑戦をある程度抑制できるほど強力ではあるが、自らが世界的な覇権国となるには至っていない。

グローバル・サウスのほぼ全てが、世界秩序の多極化を望んでいます。

野心を拡大する新興国にとっては、二極よりも三極の方が望ましい。二極化は二元論、つまり冷戦時代に見られたような、二つの対立するブロックが明確な二者択一となるような状況への圧力を生み出す。この二元論は、南半球諸国に、どちらかのブロックに完全に加わるか、あるいは両方に抵抗すれば代理戦争の戦場となるリスクを負うかという、受け入れがたい決断を迫る。あるいは、二極化した世界において二大超大国が密室で取引を行うG-2体制が勢力圏を形成する可能性もあり、そうなれば南半球諸国は強大国が定めたルールに従わなければならないという、より強い圧力を受けることになるだろう。

これらの理由から、ロシアが第三の大国として存続し続けることは、グローバル・サウスのほとんどの国々にとって望ましいことだと考えられている。

南半球諸国のロシアに対する比較的好意的な見方は、ロシア自身がアフリカだけでなくアジアにも拠点を築こうと努力していることと相まって、より一層強固なものとなっている。モスクワは孤立などではなく、むしろ大国としての地位を磨き上げ、可能な限り米国の覇権に抵抗していることを示している。

外部リンク:archive.md
外部リンク:foreignpolicy.com
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