[過去ログ] パレスチナ・イスラエル情勢 44 (1002レス)
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247:  (ワッチョイ bf32-8rMZ [2001:268:904c:3210:*]) 05/10(土)14:37 ID:1FcV9ZAg0(4/7) AAS
 >>245 
 その言説は現実の政治・外交・軍事力学をまったく理解していない素人の妄想に過ぎないな。 
  
 まず、ナフタリ・ベネットは2021年に短期間首相を務めたが、現在は第一党の党首でもなければ次期首相の有力候補でもない。 
 極右勢力の一角として存在感があるだけで、2025年現在のイスラエル国内世論はネタニヤフの強硬路線に強い反発を示しており、次の政権が同路線を無条件に継承する可能性は極めて低い。 
  
 加えて、仮に強硬派が政権を握ったとしてもアメリカが中東への関与を後退させている現状では、イスラエル単独でイランの核施設攻撃やガザの完全制圧といった軍事行動に出ることは現実的ではない。 
 指摘されているように、アメリカは既にイスラエル抜きでハマス、フーシ派やイランとの交渉を行っており、中東戦争に過大に負担を強いようとするイスラエルを切りたがっている。 
  
 既に英仏はパレスチナ国家承認に言及しており、これに加えてアメリカまでがパレスチナ国家を承認する方針に傾き始めたとの上記報道が事実とするなら、常任理事国全てがパレスチナを国家承認することになり、国連安保理でのイスラエル制裁に対する拒否権が行使されない可能性も出てきた。 
  
 イスラエルは資源も人口も限られた国家であり、建国以来アメリカの庇護のもとでのみ強硬政策を展開できてきたに過ぎない。 
 アメリカの支援がない状況で近隣国家全てに戦争を何も仕掛ける現在の政策を継続できると考えるのは、現実を無視した願望論でしかない。 
  
 南アフリカのアパルトヘイト政権が経済制裁と国際的孤立により崩壊した前例を見ても明らかなように、イスラエルも同様の道を辿るリスクを抱えている。 
 結論として、「イスラエルはネタニヤフだろうが誰だろうが変わらない」などという安易な決めつけは国際政治の変化を甘く見積った浅薄な分析と断じざるを得ない。 
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