佐藤大輔 111 (331レス)
佐藤大輔 111 http://mevius.5ch.net/test/read.cgi/army/1728186011/
上
下
前次
1-
新
通常表示
512バイト分割
レス栞
抽出解除
レス栞
76: 名無し三等兵 (ワッチョイ 2600-zF9U) [] 2024/12/07(土) 14:49:46.59 ID:MMqWJl8r0 マランツォフは指揮卓から立ち上がり、伝令が伝えた方向を見やった。 崩れかけているように感じる―いや、そうではない(連隊長を失った連隊隊列は発奮し、更なる攻勢を続けていた)。 だが、あの混乱を収拾し、軍勢を猛獣使いに突撃させられる指揮官はいなかった。 混乱した騎兵をこちらに引き上げさせ、再編成して、もう一度突撃させることはできるだろうか? いや、難しい。 一度引き上げてしまえば、あの抜け目ない猛獣使いは、野戦築城を修復してしまう。負けることになる。 だが、指揮官は誰も- マランツォフは突然思いついた。 (なんだ、わしがいるではないか) ここで勝利するには、自分が陣頭指揮をとるしかない。 「出るぞ」 マランツォフは参謀本部の者に言い捨てるようにして決意を伝えた。 参謀長のラスティニアンが必死の形相で止めに入った。 「閣下、短気はなりませぬ。ここで全てを失うことになります。このラスティニアン、すでに二の手は打ってござれば、ここはまず尋常の合戦を」 「よいのだ」 マランツォフは撤退の手はずはうってあるとほのめかす参謀長に言った。 「ここで勝たねば、レヴィンスキィに失態を突かれ、失脚することになる」 マランツォフはそう云い捨てると、肥満しているとは思われないスマートな動作で愛馬にまたがった。 司令官に続くべく、司令部警護隊の人の波がラスティニアンの周囲で沸き起こる。 その中にぼんやりと立ち尽くしながら、ラスティニアンは司令官に注目した。 マランツォフの姿は、己の定めをしった翼龍でもあるかのような頼りなさで馬上にあり、やがて馬ごとラスティニアンの視界から消えていった。 <南冥民族国家群死闘編に続く> http://mevius.5ch.net/test/read.cgi/army/1728186011/76
77: 警備員[Lv.48][苗] (ワッチョイ 667d-64DC) [sage] 2024/12/07(土) 14:56:03.50 ID:0fmZwbHa0 >>75 >>76 パクリヨクナイぞこのAIめ! http://mevius.5ch.net/test/read.cgi/army/1728186011/77
80: 名無し三等兵 (アウアウウー Sa6b-MiCN) [sage] 2024/12/08(日) 08:25:18.21 ID:Lh/XcyWga >>76 AIらしさを出すなら微妙に混ざったり見当違いを入れなきゃ 所詮ワード入力の手間が少ないだけの人工無能なんだからさ http://mevius.5ch.net/test/read.cgi/army/1728186011/80
メモ帳
(0/65535文字)
上
下
前次
1-
新
書
関
写
板
覧
索
設
栞
歴
スレ情報
赤レス抽出
画像レス抽出
歴の未読スレ
AAサムネイル
Google検索
Wikipedia
ぬこの手
ぬこTOP
0.012s