【柏樹会】神奈川県立柏陽高等学校【Part4】 [無断転載禁止]©2ch.net (161レス)
前次1-
抽出解除 必死チェッカー(本家) (べ) 自ID レス栞 あぼーん

125: 2022/01/27(木)07:27 ID:XqLVEAbO0(1/2) AAS
TDK、数学と磁石の魅力語る 〜柏陽高生、量子アニーリングの活用学ぶ
日経サイエンス

TDKは神奈川県立柏陽高等学校(横浜市)の生徒を対象にした特別オンライン講義を2021年12月に開いた。入社4年目の若手研究者2人が話題の量子アニーリングや超強力磁石の魅力を熱く語り、高校・大学生時代の基礎的な学びが今の仕事に役立っていると伝えた。

組み合わせ最適化問題と巨大数

第1部は柏陽高校OBで応用製品開発センターに所属する浅井海図氏が講師を務めた。「数学が趣味」という浅井氏は量子を利用した新たな計算アルゴリズムの探索を主な業務にしている。講義では 「“スピン”で美味しいカレーは作れるか、“スピン”で工場は救えるか」と題して、数学の組み合わせ最適化問題とそれを解く「量子アニーリング」について解説した。

 まずカレー作りの材料選びを最適化問題の例題に示し、工場における製品処理の最適な順番を求めるのも同様の式で表現できる問題であると説明。選択肢の数が増えると組み合わせの数は階乗によって増え、「組み合わせ爆発」と呼ぶ巨大な数になることを、宇宙の寿命や素粒子の数などと比較して説明した。
省2
126: 2022/01/27(木)07:28 ID:XqLVEAbO0(2/2) AAS
電子のスピンが磁性を生む

第2部は材料研究センターの劉麗華氏が「磁石のフシギ」と題して講義した。劉氏は中国江蘇省出身。筑波大学大学院で博士号を取得し、磁性材料を使って多様な部品を製造するTDKに入社した。世界最強といわれるネオジム磁石の研究を学生時代に始めて今年
で10年目になるという。

 磁性材料は電動機や発電機に使われ、家電や自動車など幅広い用途がある。身近な活用事例として、磁石の高性能化によってハイブリッド車のモーターの小型化や出力アップが進んできたと話した。

 講義では磁性体には硬磁性体(=磁石)と軟磁性体があることや、外からかけた磁界の強さに応じた磁化の大きさや磁束密度の変化を示す磁化曲線が材料評価や回路設計の指標になっていることを解説した。また磁性は電子のスピンと軌道運動によって発生し、原子にペアになっていない不対電子があれば強い磁石になる素質がある仕組みを図解した。日本人研究者の功績による磁石発展の歴史や、磁石を加熱すると磁性を失う特性なども説明した。

 劉氏が研究対象とするネオジム磁石は自動車やエネルギー分野などで需要が増え、高性能化が進んでいる。ただ磁石の安定性を左右する保磁力はまだ高くなるとみられ、劉氏はそれを目指した自らの研究内容も披露してくれた。
省2
前次1-
スレ情報 赤レス抽出 画像レス抽出 歴の未読スレ AAサムネイル

ぬこの手 ぬこTOP 0.031s